Quantcast
Channel: ポルシェ356Aカレラ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 822

★2015年 クラウン60周年ほか国産車カタログ アラカルト ~ 自動車カタログ棚から 266

$
0
0



まだ5月だというのに暑いです。
今週は暫く関西に出張していたのですが、どこへ行っても暑いのは同じでした。


ブロ友さんの話では結婚できない人には2種類あって、「こりゃ結婚できなくて当然かもww」と思えるようなキモメンで「難あり臭」をプンプンさせているようなタイプと「えっ、何でこの人がまだ独身なの?」って感じの結婚していて当然に見えるタイプがいるそうです。
私は周りから「年齢的にまだ結婚を諦めないなんて変わってるね」などとも言われますが、実際ホントにまだ諦めてはいません。尤も定年になってしまうと自分で事業でも始めない限りは経済的な基盤がなくなってしまい、事実上無理とも言えるのですが。
楽器を演奏したり時には歌ったりといったことをして「難あり臭」がしないように努力もしているつもりですが、最近は聞くところによると何と目付きが悪くてぶっきらぼうなチョイ悪系がモテモテらしく、目元が優しくて丁寧などと人から言われる私の場合はモテ度はかなり低いのかもしれません(´;ω;`)


あまり時間がないこともあって今回の記事は珍しく現行の国産車カタログです。貰ってきたばかりのインクの匂いがプンプンするようなモノばかりで、2015年5月現在、ディーラーに行けば無償で入手できるものが殆どです。 



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


1990年代、21世紀に入る頃まで の私はその時点で販売されている自動車のカタログで手に入るものは乗用車は勿論、トラックやバスなどまで何でも集めていた。
ところが、その方針で集めていると1年で軽く1メートル位の高さのカタログの山となり、ゆうパック大サイズのダンボール箱が50箱位にも達して収納の限界となってしまった。地方在住の自動車カタログ・コレクターの中には広い別棟のカタログ専用の倉庫を持っていて、モデルチェンジや生産中止に伴って破棄されるカタログをディーラーで大量にそっくり貰ってきて同じカタログを100部単位で保管しているという人もいてみえると聞くけれども、大量のカタログに埋もれて物欲を満たすことの愉悦が解らないでもない反面、私はあまりにも大量のモノ(カタログ)に囲まれて生活することには息苦しさも感じるようになってきてしまった。


★現行車種のカタログは多少の手間暇をかけてディーラーに出向けば大抵のものは無料で手に入る(タクシー、パトカー等、簡単には入手できないカタログもある)。
しかし、古いカタログについては無償で入手できるというケースはまずない。昭和一桁以上の年代の大先輩から1960年代以前のカタログを無償で譲って戴いたこともあるけれど、基本的に古いものはそれなりの対価を覚悟しないと手に入らない。裏を返せば、古いカタログにはある程度の資産価値があるということになる。しかし、自動車カタログはなかなか投機対象とはなりにくい。10年程前まで一番人気のあった1960年代の国産車のカタログは自動車趣味人の世代交代が進んだためか現在では以前のようには人気はなく、2015年現在では1970年代の国産車の方が総じて人気が高い。例えばセドリックで言えば初代や2代目130より1970年代の230や330あるいは430の方がむしろ人気は高く、その分プレミア価格も上がっている。かつての時を経た古いものほどプレミア価格も高いという年功序列的だった価格体系の原則が崩れ、1960年代より70年代モノの方が市場価値が高いというケースが出てきている。


★1970年代以降が人気の主流となった現在でも私にとっては一番懐かしく間違いなくヒストリックカーの範疇に入ると言える1960年代までの国産車のカタログだけはバスやトラックも含めて何でも集めることとして、外国車および現行車種のカタログについては原則としては以下のカタログを集めることにした。
どの道、人の命よりカタログのようなモノの命の方が遥かに長く、墓場にまでモノは持って行けないのだし、利殖目的で集めている訳でもないのだから自分が本当に手元においておきたいカタログだけに絞って集めるのが賢明ではないかと考えた結果なのです。



【現行車種でカタログを収集する際の個人的な基準】

(1) ポルシェ(但し、スポーツカーではないカイエン・パナメーラ・マカンを除く)

(2) 国産スポーツカー(ニッサンGTR、フェアレディZ、マツダロードスター等)

(3) 歴史の長い国産乗用車(センチュリー、クラウン、スカイライン等1960年代以前に誕生した車種)

(4) その他、個人的に魅かれるもの(ジャガーFタイプ、コルベット等の外国製スポーツカー、芸能人やキャラクターが登場する国産車カタログ等)



★最近、時たま一番好きなメイクスであるポルシェのディーラーに行くことはあっても国産車のディーラーにはすっかり足が遠のいています。
でも、年に1度か2度、一気に国産車ディーラー廻りをして上記2~4の範疇のカタログを集めます。幸い私の地元には約3km圏内に全ての乗用車系国産車ディーラーがあり、1~2時間もあればその全てのディーラーをくまなく廻ることが出来ます。この週末はその国産車ディーラー廻りをしましたので、今回は個人的な視点から面白いと思える国産車カタログをご紹介することとします。
本ブログのタイトルは「20世紀の自動車カタログ、・・・」としてあり、実際この「自動車カタログ棚シリーズ」ではこれまでポルシェ以外の現行車種は殆どピックアップしていませんが、現行の国産車でも将来は歴史に残る名車となる可能性もあります。2015年の自動車カタログも遠い未来には、「ガソリンや軽油で走った、旧き良き時代の自動車カタログ」として珍重される時が来るかもしれません。



●2015年 トヨタ クラウン60周年 記念パンフレット (A4判・16頁)
2015年4月発行。カタログNo.15 TD008-1505。トヨペット店にて配布。1955年デビューの初代観音開きのクラウンRS型と現行14代目の2ショットの表紙に始まり、初代から現行クラウンまでをずらりと並べた写真は壮観。最後は現行14代目クラウンのカラーバリエーションなどカタログ的な内容で締めくくられている。ゼロクラウンが現行車種だった、クラウン50周年の2005年にも30頁の「クラウン50周年パンフレット」が配布されており、クラウンの車名が消滅しない限り次の発行は2025年の生誕70周年の年になるだろう。
横(1)表紙

【中頁から】
歴代クラウンの並び
横(2)歴代

初代・2代目クラウン
横(3)初代・2代目

3代目・4代目クラウン
横(4)3代目4代目

5代目・6代目クラウン
横(5)5代目6代目



●2015年 クラウン フィロソフィ ~クラウン60周年 記念パンフレット (A5判・20頁)
発行年月およびカタログNo.印字なし。トヨタ店にて配布。これもクラウン60周年を記念した小冊子。歴代のクラウンとその時代の街並み写真を組み合わせた構成。これも最後は14代目クラウンで締めくくられている。
小(1)表紙

【中頁から】
1955年初代クラウンRS・・・・・自動車カタログ棚シリーズ第98回記事参照
小(2)初代RS

1968年3代目クラウン・ハードトップ・・・・・自動車カタログ棚シリーズ第215回記事参照
小(3)1968年3代目HT

1983年7代目クラウン
小(4)83年7代目



●2015年 クラウン誕生60周年特別仕様車 HybridアスリートS・S Four「空色」「若草色」専用カタログ (A4判・14頁)
2015年4月発行。カタログNo.TA011107-1504。2015年4月1日~30日の期間限定で受注されたピンク・クラウンに次ぐ限定色。両面が表紙のカタログで片側が空色、反対側が若草色。何れもなかなか綺麗なカラーリング。車両価格(標準付属品含む): 580~602万円。受注期間が過ぎるとカタログは順次破棄処分されてしまうので、ディーラーで入手できるのは今のうち。
2色限定(1)両面表紙

【中頁から】
空色バージョン
2色限定(2)ブルー

若草色バージョン
2色限定(3)若草色



●「C&スポーツ50イヤーズ ~トヨタカローラ店とスポーツカー、50年の歴史」パンフレット  (縦21×横21cm・32頁)
発行年月およびカタログNo.印字なし。1965年(昭和40年)3月にカローラ店の前身であるパブリカ店からトヨタスポーツ800が発売されてから2015年で50周年を迎えたことを記念してカローラ店で発行・配布されているパンフレット。内容はヨタハチ、ダルマセリカ、27レビン、2代目セリカ、3代目セリカ、86レビン、4代目セリカ、初代スープラ、5代目セリカ、2代目スープラ、6代目セリカ、7代目セリカ・・・そして最後に現行の86までが美しいオフィシャル写真と簡潔な解説で紹介されており、トヨタのスポーツカーファンでなくとも楽しめる。特にセリカは全世代が掲載されているのでセリカの歴史を概観するには絶好の資料。
スポーツ(1)表紙

【中面から】
1965年、パブリカ店よりヨタハチ・デビュー
スポーツ(2)1965年ヨタハチデビュー

ヨタハチ・レーシング
スポーツ(3)ヨタハチレーシング

1970年 初代セリカ
スポーツ(4)1970初代セリカ

初代セリカGTVラリー仕様
スポーツ(5)初代GTVラリー

1972年 27レビン・ラリー仕様
スポーツ(6)27レビン

1981年 3代目セリカ
スポーツ(7)1981年3代目セリカ

1984年サファリラリーの3代目セリカ
スポーツ(8)1984サファリラリーにて



●2015年 ランサーエボリューションⅹ 特別仕様車「ランサーエボリューション ファイナルエディション」 専用カタログ (A4判・8頁)
2015年4月発行。カタログNo.3SXGBFE154。美しい上質コーティング鏡面紙が使われた最後のランエボのカタログ。車両価格429万8400円で限定1000台がすぐに完売したようだ。
ランエボラスト(1)表紙

裏表紙
ランエボラスト(2)裏表紙



●2015年 三菱プラウディア/ディグニティ 本カタログ (A4判・18頁)
2015年2月発行。カタログNo.3SXBA3A152。日産フーガ/シーマのOEM車だがデボネアの末裔という意味から念の為入手。本家同様に2015年2月にマイナーチェンジされた車両のカタログ。カタログは薄いが厚く上質な紙が使われている。
プラウディア・ディグニティ



●2015年 ホンダS660 本カタログ (A4判・32頁)
2015年4月発行。カタログNo.B411SZ-1540‐000。1960年代のS500・S600・S800の流れを汲む新型スポーツカー。軽ながらベースグレード「β」で車両本体198万円、上級グレード「α」にナビやエアロ等のオプションを付けて諸費用を含めると300万に迫りそうな価格ながら、予約段階から注文が殺到しており、2015年5月現在、埼玉工場での生産が追い付かずオーダーしても納車は1年待ちとのこと。ディーラーの展示車も用意できない状況という。1960年代のFRのエスとは異なり事実上トランク・スペースがなく2人で小旅行というのも少々厳しい21世紀版エス。内容相応とはいえ軽としては高価な遊び車でありながら、それほどまでに人気があるのはホンダが築き上げてきたブランド力 故でしょうか。
ホンダS660表紙

【中頁から】 リアビュー
ホンダS660中ブルー



●2015年 マツダ・ロードスター 本カタログ (A4判・横開き36頁)
2015年5月発行。カタログNo.39KRS230 1505T。全く同じ表紙で全12頁の簡易カタログも出ています。車両本体価格249万~314万円。4代目ND系ロードスター。ホンダS660のように1年待ちということはなく、2ヵ月位で納車可能とのこと。トランクも130Lのスペースがあり軽ではないこともあって実用性はS660より遥かに高いのでは。近くのディーラーには6速MTが室内展示されており、運転席に座ってみましたが試乗は5月30日から可能との話でした。最近のマツダ車はライト周りのデザインなど意図的にブランドイメージが統一されている感じがします。
ロードスター表紙

【中頁から】 リアビュー
ロードスター中面



●2015年 スズキ・キャリイ (A4判・24頁)
2015年4月発行。2014年まで菅原文太さん(1933年8月16日-2014年11月28日)とはるな愛さん(1972年7月21日-)のツーショットだった表紙から鬼籍に入った菅原文太さんが消え、はるな愛さんと一般の人?のコラージュとなった。
キャリイ現行

菅原文太さんとはるな愛さんの2014年8月発行版表紙・・・・・このカタログはそろそろ破棄処分されそうです。
キャリイ文太



●2015年 スズキ・スイフト スタイル 特別仕様車専用カタログ (A4判・8頁)
2015年4月発行。3代目スイフトの2014年6月に追加されたツートンカラーも選べる特別仕様車。これは平成32年度燃費基準達成の2015年改良版。杏さん登場のカタログということで一応入手。スズキはワゴンRの渡辺謙さんなど芸能人を起用したカタログが多い。日本車の芸能人を起用したカタログというと、1960年代は長嶋茂雄のいすゞベレル、菅原文太のS54スカイライン2000GT、1970年代は山口百恵のトヨタターセル、アグネス・ラムのトヨタスプリンター、1980年代にはアラン・ドロンのマツダ・カペラ、ポール・ニューマンのニューマン・スカイラインなど沢山発行されていますが、元々極端に発行部数が少なかったと言われる菅原文太のS54以外は芸能人が登場するといって特に市場価値が上がるということはないようです。
スイフトスタイル(1)表紙

【中頁から】
スイフトスタイル(2)中面



●2015年 ダイハツ コペン 第3のモデル プレカタログ (A4判・表裏1枚)
5月18日より先行注文受付が始まった丸目コペンのプレカタログ。コペンにはやはり丸目が似合います。
コペン(1)第3のモデル表

裏面
コペン(2)裏





★オマケ(その1): 全薬工業 1/32スケール 1967年トヨタ2000GT
オマケにミニチュアがないのは寂しいということで、今週関西出張中に立ち寄った神戸・元町の高架下で安価で入手したモデルを幾つか。これはリアウインドに全薬工業の刻印の入った薬屋さんで配られたと思われるノベルティ。全長13cm。ブリキ製のシャシーにプラ製ボディでコロ走行するチープな駄玩具。恐らく1960年代の当時モノ。
トヨタ2000GT1正こちら

トヨタ2000GT(2)

トヨタ2000GT(3)



★オマケ(その2): 香港製マッチボックス 1/60スケール程度 1978年マツダサバンナRX-7 & 1977年三菱ギャランΛ
各全長75㎜。ダイキャスト製。何れもジャパンマッチボックスで売られたものとは異なる海外向けバージョンでΛはダッジ・チャレンジャーと印字されている。ブリスターには1980の印字があり、さすがに35年も時が経っているとブリスターを開けるのは少々勇気がいります。
マッチボックス2台



★オマケ(その3): 神戸風月堂「山陽新幹線開業40周年記念ゴーフル缶」
新幹線乗車待ち中に駅の売店で0系新幹線の図柄に惹かれて思わず衝動買いしたもの。0系新幹線が描かれた缶は小物入れに使えそうです。クルマではないですが乗り物系ということで掲載。
山陽新幹線風月堂



★オマケ(その4): 2015年 マツダ・ロードスター オフィシャル動画
初代から四半世紀を経た4代目はなかなかのナイスデザインだという気がします。




★オマケ(その5): 2014年 スズキキャリイ 菅原文太&はるな愛「軽トラ野郎」テレビCM



Viewing all articles
Browse latest Browse all 822

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>