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★1965年 浅草玩具マツダライトバス トミカ46番 ~ ブリキ自動車コレクションから 025

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平成も残り僅かとなりましたが、皆さま如何お過ごしでしょうか。
10連休でヨーロッパ旅行中だよー♪とか、里帰り中だよー♪という人もいる一方で運輸関係・警察/消防関係・デパート/スーパー/コンビニ等の小売業・各種サービス業といった人は10連休など関係がなく、いつも通りに仕事だよーという人も大勢おられるかと思います。そもそも10連休では日本の労働者の4割を占める非正規雇用・時給制勤務の人は給料が10日分も減ってしまう、10連休を満喫できるのは事務系の公務員か優良企業の正規社員だけでは?との声もあります。また、10連休となる人の中には10日も休みが続くと暇過ぎて困るから連休はもっと短い方がいいと言う人もいます。かく言う私は10連休なのですが、やりたいことは沢山あり、しかし、エボ☆さんじゃないですが、あえて遠出をせずまったりと何もしないでボーッとしているのもいいなあと思ったりもします。
普段は睡眠時間が6時間弱位のところが、この休みに入って目覚まし時計を付けないで眠ると大体9時間位ぐっすり眠れるのも幸せです♪自然に目が覚めるのが眠りに落ちて9時間後ということは、9時間睡眠が私には理想的なのでしょうね。普段、朝5時起きの私の場合、毎日夜8時に眠れば9時間睡眠となりますが、そもそも夜8時には帰宅していない日もあり、9時間睡眠の確保はほぼ不可能な状況ですne☆


平成で一番印象に残る年は?
・・・・・私の場合、1995年(平成7年)です。何故かというと・・・・・

1つ目の理由は、1995年1月17日(火)5時46分52秒に発生した阪神・淡路大震災の日のお昼から神戸ポートピアホテルで会議が予定されていて、お昼からなら前泊はしなくても間に合うと思い、あの日の朝の新幹線を予約してあったのです。ところが、あの震災発生で勿論会議は中止。もし前日夜に神戸入りして三宮あたりに泊まっていたら、と今でも思い出します。

2つ目の理由は1995年3月20日(月)朝に発生した地下鉄サリン事件で200人の重症者が出た営団地下鉄・丸ノ内線・池袋行きの僅か1本後の丸ノ内線・池袋行に乗ったことです。通勤では池袋行の丸ノ内線に毎日乗車していましたが、通勤時間帯の丸ノ内線の運行は2~3分間隔と過密ダイヤですので、私がサリンが撒かれた列車に乗り合わせなかったのは偶然なのです。

3つ目の理由は、サリン事件の起きた翌月、1995年の4月に入った頃から体調の異変がどうにも気になり、精密検査を受けたところ、あえて部位はここでは書きませんが、悪性腫瘍(癌)が発見され、すぐに入院し某国立病院で腫瘍の摘出手術を受けたのです。リンパへの転移も全く見られない初期の癌で、術後は再発や転移は全く見られず、腫瘍を完全に摘出できたため放射線治療も必要なしとされ、約10日で退院。あの時、よくこんな早期にご自分で気付きましたねと主治医から言われたことを思い出します。
・・・・・この3つのエピソードは、「1995年は私に幸運の女神が付いていた」ということなのかもしれませんyone☆☆

閑話休題
今日は「ブリキ自動車コレクションから」シリーズ第25回記事として、浅草玩具のマツダライトバスをご紹介しますne☆☆☆


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


★東洋工業(現マツダ)は、1964年(昭和39年)10月の第11回東京モーターショーに極めて斬新なスタイルの小型バス2台を参考展示した。同年のモーターショーに展示されたコスモスポーツの試作車と軌を一にしたマツダオリジナルの極めて未来的なデザインが話題を呼んだ。細部の改良が施された後、翌年1965年(昭和40年)5月に「マツダ・ライトバス」(A/Cタイプ)が市販に移された。
マツダ・ライトバスは、1964年に発売された四輪キャブオーバートラック「マツダE2000」(VA型エンジン搭載,2トン車)の車台をベースに開発され、エンジンは四輪トラック「E2000」「D2000」、三輪トラック「T2000」と同じVA型2000ccが搭載された。
この未来からやって来たような斬新なデザインのマツダ・ライトバスは、1972年(昭和47年)、「パークウェイ」にバトンを渡して7年の生涯を終えた。

●1969年6月発行 実車カタログ表紙



●1965年7月発行 実車カタログより


リアトランク


初期型は「MAZDA」ロゴのホーンボタン



●1966年10月発行 実車カタログより


外観は同じまま室内ハンドル周りを変更。初期型では「MAZDA」ロゴのホーンボタンだったハンドルが、よく知られた「m」を図案化したマークのボタンとなりクロームメッキのホーンリングが追加されています。



●1967年2月発行 マツダライトバス幼児用専用カタログ表紙
珍しい幼児バス専用カタログ。ノーマルのリアトランクはなく、リア中央には非常口扉が付いています。


【1965年マツダ ライトバスAタイプ 主要スペック】 (車両型式AEVA)
全長5995mm・全幅2025mm・全高2320mm・ホイールベース3095mm・車重2550kg・VA型水冷直列4気筒OHV1985ccエンジン・最高出力81ps/4600rpm・最大トルク15.5kgm/2000rpm・乗車定員25名・最高速度100km/h・販売価格145万円


●浅草玩具 1/18スケール マツダ ライトバス
1960年代の国産小型バスのブリキ製模型玩具として3つ目に市販。即ち、1つ目はマルサン商店製の初代日産エコー、2つ目は米澤玩具製の初代三菱ローザ、そして3番バッターとしてこの浅草玩具製のマツダライトバスが発売されたのです。浅草玩具製の実車タイプのバスとしては、2タイプが製品化された近鉄ビスタコーチと双璧を成す傑作です。
浅草玩具製のマツダライトバスは東京玩具商報1965年12月号に写真・市販価格入りの広告が掲載されていることから、実車発売と同年、10月位に市場に出たものと推定されます。恐らく前年1964年秋の第11回東京モーターショーでのインパクトのある展示車両を見て、すぐにモデル化が決められ玩具市販に向けての準備が進められたのではないでしょうか。
マツダライトバスの立体造形物(=模型玩具)としては、実車のモデル末期の1972年(昭和47年)7月にトミカ46-1として発売された1/88スケールのダイキャストモデルがよく知られています。トミカのライトバスは1979年(昭和54年)1月に童夢ゼロにバトンを渡すまで7年弱に亘り市販されており、「マツダライトバスはトミカで遊んでよく知っている」、あるいは「トミカで知っているが実車は見たことがない」という人は大勢いるだろうと思います。


【浅草玩具 1/18スケール 1965年 マツダライトバス 主要データ】

・基本素材: ブリキ
・浅草玩具品番(管理番号): No.103-1-2-026
・発売時期: 1965年(昭和40年)10月頃(ノーマル発売。アンビュランスと幼稚園バス仕様の発売は早くとも翌1966年以降と推定)
・販売価格: 都内330円/全国360円(ノーマル初版の価格。末期は都内430円/全国470円)
・全長32.5cm (実車比:1/18.4スケール)
・全幅10.9cm (実車比:1/18.5スケール)  
・ホイールベース17.3cm (実車比:1/17.9スケール)
・ボディカラー: 青(+青銀/白)、赤(+青銀/白)
・動力: フリクション
・箱のバリエーション: 1種類のみ?
・他のバリエーション: アンンビュランス仕様、幼稚園バス仕様
・ギミック: 後部トランク開閉
・入手難易度: 10段階評価で7程度
・2019年現在のアンティーク・トイ市場の推定評価額: 8~12万円程度 (箱付未使用ミントコンディションの場合)


●東京玩具商報1965年12月号 浅草玩具 広告 (国立国会図書館の蔵書より複写)
マツダライトバスが「新発売!」として掲載されています。この広告で見る限り初版のボディサイドには、円形に「m」の有名なマツダマークが付き後の製品とはホイルキャップも異なります。マツダライトバスの印字のある箱は見たことがなく、東洋工業(現マツダ)への名称・意匠使用料の問題なのか経緯は不明ですが、大半はマツダ名称を伏せ「ニューライトバス デラックス(NEW LIGHT BUS DELUXE)」の製品名で売られたと思われます。但し、1972年版の浅草玩具の年次製品カタログでは何故かアンビュランスのみ「マツダ」と明記されています。







●浅草玩具1972年版カタログに掲載されたマツダライトバス3種
1970年代に入っても連綿と売られていたことが判ります。この時点の売価はアンビュランスと幼稚園バスが都内450円/全国470円、ノーマルは20円安い都内430円/全国470円。幼稚園バスのみ汎用のメッキホイールキャップを付けています。アンビュランス以外にはマツダの印字がありません。

ノーマル「ニューライトバス デラックス」


マツダ アンビランスカー・・・・・マツダと明記


幼稚園バス「フラワーようちえん」



●浅草玩具1965年マツダライトバス(ノーマル赤)








トランク開閉アクション付








運転席のプリントは実車とは異なる浅草玩具オリジナルデザイン


スピードメーターは120km/hまでの表示


シャシー裏側


1/88スケール トミカ46-1番との大きさ比較










●浅草玩具1965年マツダライトバス「アンビュランス」
浅草玩具の品番はノーマルと1番違いのNo.103-1-2-027。リアに患者搬入用の大きなテールゲートが付き、室内もノーマルのままではなくシートを2列のみに変更し救急車らしく作られています。
















独特なタッチのBox Art




ノーマルとは全く異なる運転席のプリント




大半のシートが取り除かれ、救急車風となった室内




●ノーマル・アンビュランス・トミカの比較










●2019年4月 ヤフオクに出品された浅草玩具1965年マツダライトバス幼稚園バス仕様 (ヤフオク出品画像 転載)
2019年4月23日(火)夜終了。元箱なし、バンパーメッキにかなりの錆有、凹み箇所も有ながら落札額は5万400円。この価格なら箱付が市場に出るのを待っていた方が賢明と思いましたが、現存数が少ないため箱付に拘っていると一生巡り合えない可能性もありそうです。動物さん達と「フラワーようちえん」のプリントが可愛いですne♪






トランク開閉アクションは省かれているように見えます。












バンパーにはかなり錆が出ています。





※1965年マツダライトバスの実車カタログについては、2012年10月20日の「自動車カタログ棚からシリーズ」第73回記事をご参照ください。





★オマケ(その1): トミカ46-1番1/88スケール マツダライトバス
全長6.7cm。ダイキャスト製。ウナギイヌ等の安易なシール貼りマスコミトミカバージョンを除き、バリエーションは大きくはピンク/白と公用車シリーズ(4台セット)に入っていた黄色のひまわり幼稚園バスの2種のみ(?)。ほぼHOスケールで日本型16番(1/80)のレイアウトにも使えるスケールということで、私がミニカーより鉄道模型に熱中していた1975年~1976年頃に16番レイアウトに使うことを考えて購入。生産時期を示すTナンバーは、T-22。販売期間も長かったこのミニカーで遊んだという人は多いでしょうね。1/64スケールTLVでのモデル化が期待される1台ですyone☆








丸型4連テールも忠実に再現されています。






シャシー裏に1974の刻印。初版は発売年の1972刻印?




★オマケ(その2): マツダライトバス 実車動画




★オマケ(その3): 1969年TBSテレビドラマ「青空に飛び出せ!」
マツダライトバスと言えば、「恋の季節」の大ヒットでピンキー(今 陽子さん)とキラーズが主演したこのドラマ。1969年(昭和44年)3月30日~9月28日の日曜19時30分からの30分枠で放映。小4だった私も見ていました。マツダライトバスが登場するのはこのドラマだけと思っていましたが、このドラマで使用された車両がアクション刑事ドラマ「東京バイパス指令」で白一色にされ移動診療車として登場したようです。


★1963年三共トヨペットクラウンRS41 超高額カタログ ~ プラモデルコレクションから009

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2019年5月1日(水)より令和となりましたが、皆さま如何お過ごしでしょうか。
天皇陛下の即位を祝う令和初の一般参賀が5月4日(土)、皇居・宮殿で行われ、平成への代替わり時(1989年)を3万人上回る14万人超が訪れたそうです。一時は参賀の人並みが皇居から東京駅丸の内口まで伸びたそうです。雅子さま(皇后陛下)の表情が1993年(平成5年)6月9日の御成婚パレードでロールス・ロイス コーニッシュⅢに乗られていた時のように明るく晴れやかなことに安堵しましたが、雅子さまの笑顔を見て新しい時代は明るいと感じた人も多いことと思います☆

令和天皇(今上天皇)の即位時の年齢59歳2ヵ月というのは、神話時代も含め126代続く天皇の中で史上2番目の高齢での即位だそうです。では最高齢の即位は誰かというと、何と1249年前の西暦770年に60歳11ヵ月で即位した49代光仁天皇(709年11月18日~782年1月11日)。もし平成天皇(上皇:Emperor Emeritus)が生前退位をされなかった場合には史上1位の高齢即位となった可能性は高いでしょう。
逆に最も若くして即位したのは、第79代の六条天皇(1164年12月28日~1176年8月23日)の何と生後7ヵ月11日の0歳。続く第80代の高倉天皇が8歳、第81代の安徳天皇も3歳で即位とこの時代には異様な若年即位が続いています☆

明治以降の即位時の年齢は、明治天皇(1852年11月3日~1912年7 月30日)が14歳!、大正天皇(1879年8月31日~1926年12月25日)が32歳、昭和天皇(1901年4月29日~1989年1月7 日)が25歳、そして、平成天皇(上皇;1933年12月23日~)が55歳となっています。
令和天皇(今上天皇)と私は同学年ですので、令和が30年続けば私も90歳、40年続けば100歳ということになりますので、次の元号に変るまで私も生きていられるかどうかは微妙ですが、平成天皇のように80歳を過ぎて生前退位の道を選ばれ令和が20数年で終わる可能性もないとは言えず、その場合は令和が次の元号に変る瞬間を私も見られる可能性が出てきます。もし令和が30年続くとして、平均寿命からすると現在概ね50歳以下の人の大半は次の元号が見られるのではないでしょうか☆


天皇在位期間が30年を超えたのは、1位が昭和天皇の62年、2位が明治天皇の45年、3位が光格天皇(1771年9月23日~1840年12月11日)の37年など史上僅か10人であり、平成天皇の30年3ヵ月は史上10位となるそうです。ということは、令和天皇が90歳過ぎまで在位されれば、史上9位となる可能性があります。
しかし、考えてみれば即位した年齢がサラリーマンなら定年退職目前の59歳、基本、生前退位を申し出ない限り天皇陛下に定年はないということは、例えば70を過ぎたら隠居して悠々自適の生活をするといった自由はない訳で、しかし、まあ、自営業やオーナー社長、芸術家、開業医など定年がない仕事の一つという理解/整理でよいのでしょうか☆


昭和天皇が1945年(昭和20年)8月の終戦/敗戦まで現人神(人間でありながら神である存在)として祀られた歴史から天皇制反対を声高に叫ぶ勢力もあります。しかし、昭和天皇は戦後、戦前の日本は自国の力を過信し欧米の国力を冷静に見ずに精神主義に走り過ぎた旨の記述をしており、戦前の日本を戦争に導いたのは軍部であって天皇はむしろ利用されていただけというのが真相のように思えます。戦前生まれの平成天皇は空襲や焼け野原となった東京を実体験として知っていることから、平和を心から希求されていたように思えます。平成天皇の子供である今上天皇は、当然その意志を受け継いでいるでしょう。
ところが、戦後生まれの安倍さんは何故か平和憲法を変えることが悲願のようです。憲法を変えることについて、私は反対です。何故なら戦後70年以上に亘り日本が戦地とならずに済んでいるのは憲法の恩恵でもあり、これまで現憲法下で何の問題もなく存在してきた自衛隊の違憲論解消のためだけにわざわざ変える必要はなかろうと思うからです☆☆


閑話休題
10連休もあっという間に終わり、またいつもの生活に戻ると思うと頭が痛いですよね。私の場合、時間の余裕があると、沢山やるべきことはあるのに根がグウタラなので何もしないまま過ごしてしまいがちです(大汗)。夜は目覚ましを付けないで9時間眠った上に更に昼寝もしちゃうとかですw
で、アメーバブログも更新することが面倒になってしまいます。しかし、週1回更新のペースを崩さないよう今日は「プラモデルコレクションから」の第9回記事として三共 トヨペットクラウンデラックスRS41型をご紹介しますne☆☆☆


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★今回ご紹介する内容は国産ビンテージプラモの研究家として著名なプラモッタ氏が2014年4月にWeb公開された秀逸なレポート記事【三共トヨペット・クラウン・デラックス1964年型】を補完するものです。
プラモッタ氏がレポートに書かれているように三共のクラウンは箱絵/箱写真は最初のMC後の1964年RS41型、中味は2代目最初期の1963年型RS41型となっています。金型の開発は初期型で始めたものの、発売する頃には実車がMCされていたため箱絵は最新型としたものでしょうか。
2ndの箱写真はプラモッタ氏のレポートにある通り、トヨタの宣材画像が使用されたようですが、1stのサングラスのドライバーと自転車に跨るお洒落な女性とワインレッドのクラウンを描いた何ともお洒落なイラストについてはどうも出所が判りません。箱絵を描いた画家(絵師)のオリジナルなのかもしれません。2ndの箱には1/25スケールの表記がありますが、実測値は、若干小さい1/26スケールです。

●1966年?三共 広告
三共と言えば、1960年代の国産車プラモデルの王者的なメーカーです。この広告はプラモッタ氏の記事からの転載ですが、1966年(昭和41年)4月デビューの初代サニーが掲載されていることから、早くても1966年夏以降のものと思われます。この時点でクラウンが掲載されているということは、3代目クラウン50系がデビューした1967年(昭和42年)に入っても売られていた可能性があります。広告に掲載されている中で日野コンテッサ1300とダイハツコンパーノベルリーナの2車については価格まで220円と印字されていますが発売された形跡がなく未発売に終わったものと思われます。反対にこの広告では、製品が市場に出ている初代ルーチェやプレジデントH150型がまだ掲載されていません。



【三共模型 1/26スケール1963年トヨペットクラウンデラック RS41型 プラモデル 主要データ】

・商品名: トヨペット クラウン デラックス
・キャッチコピー: ①本物そっくりのエンジンが付いている!! ②ボンネット・トランクが開く!!
・全長178㎜(実車4610㎜:1/25.9スケール)
・全幅65㎜(実車1695㎜:1/26.0スケール)
・ホイールベース103㎜(実車2690㎜:1/26.1スケール)
・スケール: 約1/26
・箱サイズ: 縦180×横273×縦48mm
・電動走行: TKKマブチNo.13モーター、単3乾電池1本使用
・前輪ステア アクション
・プロペラシャフトドライブ
・ボンネット、トランク開閉
・バリエーション: 箱絵2種、成型色違い2種?
・販売時期: 1964年(昭和39年)~1967年(昭和42年)頃
・販売価格: 350円
・入手難易度: 10段階評価で8程度
・2019年現在の絶版プラモ市場での推定評価額: 25~35万円程度(1st未組立完品の場合、2ndは若干安目)

●三共クラウン 箱2種 1st(上)と2nd(下)







●三共クラウン1st 未組立品(難有)
この個体は未組立ながら3分の2程度がランナーから切り離されており、完成させた際には判らない外装以外のパーツが一部欠品しています。恐らく、当時組み立てるつもりでパーツの切り離しを途中までしたところで放置され長い時を経たものと思われます。














組立説明書



















●三共クラウン 2nd 完成品
2ndの箱と共に出てきた完成品。成形色のままの全くの素組ながらクリアパーツにセメダインが付くなどしていないため大人が丁寧に組み立てたものでしょう。アンテナ先端部分のみ欠品しており、見た目はラジオアンテナを収納した状態のように見えます。








涙目テールもクリアパーツで再現


プロポーション良好


運転席


上下に切り離して見る








エンジン


右:1st、左:2nd。成型色が異なります。


1/40スケール大盛屋、1/64スケールTLVとの大きさ比較










三和模型1/40クラウン(上)と三共1/26クラウン1st(下)の箱比較




※2代目トヨペット クラウンの実車カタログについては、2013年1月6日の「自動車カタログ棚からシリーズ」第102回記事をご参照ください。





★オマケ(その1): トミカ新製品 1/138スケール 三菱ふそうエアロスター「東急バス」
2019年5月1日発売 東急限定品。渋谷の東急百貨店本店他で1台税抜834円で販売。生産数7000台。全長77mm。モデルとなったのは、目黒営業所M1765号車(三菱ふそう:QKG-MP38FK)。発売の翌々日に東急百貨店本店へ行ったところ、初めは販売数制限をしていたが現在は無制限に購入可とのことでした。毎日見かける西武バスや関東バスなら1ダース位買ったかもですが、子供の頃から渋谷などに出た時に見かけて馴染みのあるシルバーに赤帯の東急バスのトミカということで6台購入。最近のトミカのバスはよく出来ていますが、方向幕やナンバープレートは残念ながらユーザー貼付けのシールです。






渋谷駅~大井町駅








★オマケ(その2): 2019年5月GW ヤフオクの超高額自動車カタログ
この連休に神戸の業者さんが戦前から昭和20~30年代のレアな国産自動車カタログを多数出品され、これまでになく超高額となり欲しくても落札出来ないものが多数ありましたので、出品画像を記録しておこうかと思います。ヤフーIDで見ると超高額入札者は3人位おられ、果たして高額入札が今後も続くのか不明ですが、もし高額入札が長く続けばレアな自動車カタログは私のような貧乏コレクターにはとても手が出ないものとなりそうです(大汗)。

●1948年?オオタ総合カタログ 2つ折・・・・・21万6525円
このカタログは以前3万5000円で出モノを見た時に購入を迷っている内に売れてしまったことがあり、今回は是非入手したかったのですが、ホチキス留めの立派なカタログならまだしも、さすがに簡素な2つ折のカタログにこの金額は出せません。こんなに高値なら現物を所有しなくとも、現物を所有している自動車カタログコレクターに頼んでカラーコピーを貰えばいいかなと考え諦めてしまいます(大汗)。









●1955年オオタ総合カタログ 6つ折・・・・・21万8220円
このカタログは激レアとも言えず結構な数が現存しており私も原本を持っていますが入手価格は20分の1以下だったと思います。こんなに高値で買う人がいるならカラーコピーを取って原本は売りたいところです。


左下が欠損しているなど状態は良くないようです。





●1955年いすゞバスBX41-7/BX43-7専用カタログ・・・・・9万1000円
バスのカタログには力を入れているため、このBXの2つ折カラーカタログは是非入手したかったのですが、この金額なら何れカラーコピーが入手出来れば原本は手元になくてもいいかなと考えて入手は諦めてしまいました(大汗)。







●1953年?トヨタBJ 4つ折カタログ・・・・・5万2650円
ランクルの前身であり、史料としてこれも是非入手したいところでしたが、この金額ならこれも原本はなくてもいいかなと考えて諦めました(汗)。









●戦前いすゞTX35消防車 2つ折カタログ・・・・・9万7000円
協同國産自動車の印字があるため、1930年代半ばあたりのものでしょうか。戦前の日本語カタログは力を入れて集めているため、これも是非入手したいところでしたが、10万円に迫る金額では手が出ませんでした(大汗)。









●戦前トヨダ バスシャシー 8つ折カタログ・・・・・15万1000円
トヨタではなくトヨダと濁点が付いているため、1936年(昭和11年)でしょうか。残念ながらボディの写真は掲載されていないようですが、戦前物でバスとなると、これも是非入手したいところでしたが、これまた15万円強という金額ではとても手が出ませんでした(大汗)。







★1964年バンダイ ホンダS500 ビッグXおそ松くん ~ブリキ自動車コレクションから 026

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しかし、昨日5月11日(土)の東京は暑かったですne
半袖Tシャツ1枚で過ごしましたyo
まあ気温が高くても今の時期はまだ湿度が低いからいいですyone☆


1945年(昭和20年)8月の原爆投下候補地の変遷、決定に至る経緯は以下の通り。

・1945年4月27日・・・・・東京、川崎、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、呉、下関、山口、八幡、小倉、熊本、福岡、長崎、佐世保

・1945年5月10日・・・・・京都・広島・横浜・小倉の4都市に絞られる。

・1945年5月28日・・・・・京都、広島、新潟の3都市に絞られる。

・1945年7月25日・・・・・広島・小倉・新潟・長崎の4都市に絞られる(京都を候補地から外し新たに小倉を加える)。
このうち、小倉が投下を免れたのはよく知られるように、たまたま投下当日、靄による視界不良のため急遽、長崎に変更されたため。新潟は原爆投下候補地の情報が流れ無人となっていた。1945年5月中旬までは最重要目標とされていた京都が候補地から外されたのは1000年を超える文化財が多く、もし壊滅的な被害を与えた場合には、日本国民より大きな反感を買う懸念があることと戦後の国際社会においてアメリカが政治的優位性を保つことが困難となることが予想されたためとされ、決して貴重な文化遺産を後世に残すことの重要性を考慮して京都が投下地点から外された訳ではないのです。5月10日までの候補地・横浜については原爆投下候補地から外した代わりに1945年5月29日に大空襲が行われています。


満59歳になると若い頃から今までの給与(標準報酬月額)と保険料納付額を詳細に記録し、貰える予定の年金額の記載された「ねんきん定期便」を日本年金機構が送ってきます。私の手元にも昨年2018年(平成30年)10月に届いたのですが、それをみて暗澹たる気持ちになりましたyo。男性の平均年金受給額は月18万円前後という中で、若い頃に職を転々としていた私は平均よりずっと少なく、東京23区の単身者の生活保護費13万2530円よりは少し多い程度なのです。60歳以上の日本人の平均貯蓄額は2415万円とのデータがあり、みんなそんなに貯めてるの?という印象ですが、私の預貯金はこの平均よりも少なく、殆どの資産がブリキ自動車やミニカー、プラモデル、自動車カタログなどのコレクションに化けているような状況ですから(大汗)、年金を補うために何の資格も持たない私のような大馬鹿でも雇って貰えるビルや駅の清掃などのアルバイトをするか、コレクションを少しずつ切り売りするか、はたまた、失敗するケースが8割とも言われますが思い切って起業するかといった選択を迫られることになりそうです。

尤も生活保護は持ち家や自家用車があったり、その気になれば働くことが出来る心身状態であるのに働いていない場合や援助を頼める資産のある親類がいる場合には受給出来ませんyone。経済的に頼ることの出来る親類もなく家も自家用車も換金出来るものは全て換金しても尚、頑張ってアルバイトをしてみても、とても生活が出来ないという状況にならないと受給は不可能です。しかし、地方の山間部などの資産価値がなく転売不可能な一軒家や15年落ち以上の資産価値のない国産大衆車でかつクルマがないと生活が成り立たない地域といった場合には家や自家用車の所有が認められるケースがあるようです。

まあ、御承知の通り私は「男子たるもの厨房に入るべからず」の世代でして料理は全く出来ませんので(大汗)、3食全て外食となりますが、老後の食費を1日1000円以内に抑えれば何とかギリギリ生活していけるかなという感じです。私は100円のカップラーメンを3食続けて食べても苦ではない方ですので(3食カップ麺は体を壊す危険あり?)、贅沢をしなければ何とか生きていけそうではあります。問題はむしろ持ち家に掛かる経費で固定資産税を始め庭木の手入れを植木屋さんを頼んだり不具合の修理をしたりといった経費が馬鹿にならない感じがあります。
5月は自動車税納付の時期ですが、自動車税だけで年1台当たり5万円程度というのは年金生活ともなると負担となり、そもそも年に2000~3000キロ程度しか自家用車には乗りませんし東京23区内であればクルマはなくても日常生活は出来ますので、好きなクルマはわざと車検を切らして1/1スケールのコレクションとしてガレージに置いておくというのも選択肢になりそうです。


このような状況の中で、御承知の通り、この年齢となっても「人生最大の夢は結婚=恋女房と暮らすこと=愛の生活」な訳ですが(爆)、ギリギリの生活をするような貧乏人では所帯を持ってくれるような人が現われる可能性は極めて低いと考えるのが順当なところかもしれませんyone☆☆
でもね、私は真実の愛はお金では買えないとも思っているので、例え貧乏でお金がなくても他人様から愛される可能性は生きている限りゼロではないとも思うんです☆☆
・・・・・なんて、ちょっと強がりを言って見たりしてne☆☆


閑話休題
さて、今日も時間がないのですが、しかし、週1回の更新を飛ばさないよう、「ブリキ自動車コレクションから」シリーズ第26回記事としてバンダイ1964年ホンダS500をご紹介しますne☆☆☆


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★本田技研工業株式会社(ホンダ)は1962年(昭和37年)10月の第9回東京モーターショーにホンダS500/S360のオープンスポーツと軽トラックT360の3台を発売予定として出品した。
S360はスポーツカーとしては排気量がミニマムに過ぎること、軽としてはトラックT360を発売したことなどから試作車のみの幻と終わり、T360に遅れること2ヵ月の1963年(昭和38年)10月、第10回東京モーターショーの開催と同時にS500(型式AS280型)のみが発売された。発売価格は予想を遥かに下回る45万9000円であった。
その後、S500はS600、S800と漸次排気量を増やし、更にS600以降はクーペボディも追加されたが、ディテールは異なるもののS500と基本デザインは同じまま1970年5月まで生産された。言うまでもなく、このホンダ・エスシリーズは1960年代の日本を代表するスポーツカーの1台である。

★1964年(昭和39年)3月 には排気量を増やしたS600に変更されたため、S500の販売期間は1963年10月~1964年2月の僅か5ヵ月のみであった。但し、実際の納車時期は殆どの車両が1964年が明けてからであったと言われる。S500の生産台数は500台強と言われ、現存する車両もホンダ・エスシリーズの中では最も少ない(現存車両なしと言われる試作だけで終わったS360を除く)。

【ホンダS500 実車 主要スペック】
全長3300㎜・全幅1430mm・全高1200㎜・ホイールベース2000mm・車両重量725kg・水冷直列4気筒DOHC531cc・最大出力44PS/8,000rpm・最大トルク4.6kgm/4500rpm・最高速度130km/h・販売価格45万9000円

●1963年10月 ホンダS500 セールスカタログ
国内向けカタログにも関わらず表紙は左ハンドル車です。


コクピット



●1962年10月東京モーターショーのホンダS500
上掲の市販車とは細部がかなり異なります。



●バンダイ1/17スケール 1964年ホンダS500
多くの車種が発売されたバンダイ製の国産自動車玩具の中で現存数が少なく、特に元箱付美品は滅多にアンティークトイ市場に現れない入手が難しい1台。ボディ色違いが赤・オレンジ・空色の3色存在するほか、後にビッグXとおそ松くんのイヤミが乗車したキャラクター仕様がリリースされています。バリエーションはキャラ仕様を含めて全部で5台となりますが、全てを元箱付で集めることは至難と思います。
当時定価は1964年のバンダイ製国産車の中で最も安価な150円(都内)。現在の市場価格は3000~4000倍程度となっており、もしもタイムマシーンが出来たなら、東京オリンピックの開催された1964年(昭和39年)の東京に戻ってバンダイ製ホンダS500を玩具店を沢山梯子して大量に買ってきたいところです。その場合、当時流通していた貨幣を持っていくことを忘れないようにしないといけません。しかし、タイムスリップした異なる時代に存在したモノを時空を超えて現代に持ち帰ることは簡単には出来ないかもしれませんne。


【バンダイ 1/17スケール 1964年 ホンダS500 主要データ】

・基本素材: ブリキ
・浅草玩具品番(管理番号): No.1027
・発売時期: 1964年(昭和39年) ※キャラクター使用の発売は翌1965年(昭和40年)
・販売価格: 都内150円/全国160円
・全長19.3cm (実車比:1/17.1スケール)
・全幅7.9cm (実車比:1/18.1スケール)  
・ホイールベース11.7cm (実車比:1/17.1スケール)
・ボディカラー: 赤・オレンジ・空色
・動力: 前輪フリクション
・箱のバリエーション: 1種類のみ?
・他のバリエーション: ビッグX仕様、おそ松くんイヤミ仕様(何れも電動リモコン)
・入手難易度: 10段階評価で9程度
・2019年現在のアンティーク・トイ市場の推定評価額: 45~65万円程度 (箱付未使用ミントコンディションの場合)

●1964年バンダイ総合カタログに掲載されたホンダS500



●バンダイ1964年ホンダS500赤














室内






シャシー裏面: HONDA SPORTSの浮彫


ホンダエンブレムもキッチリ再現




ノレブ製1/43、プレイアート1/45(黄緑)との比較








●バンダイ1964年ホンダS500オレンジ
2018年12月ヤフオク出品画像より。ミラー欠品、傷有・箱無で9万円。








●バンダイ1964年ホンダS500空色
2015年5月ヤフオク出品画像より。ウインド欠品、箱無で14万9000円。






●東京玩具商報1965年4月号に掲載のビッグX仕様
国立国会図書館の蔵書より複写。販売価格:都内500円・全国530円。






●バンダイ ホンダS500ビッグX仕様












●バンダイ ホンダS500おそ松くんイヤミ乗車リモコン仕様
2013年12月ヤフオク出品画像より。箱無で15万1000円。ビッグXよりもレアです。箱付は滅多に見かけません。






●本田技研ノベルティ1/15スケール1964年ホンダS500
全長21.5cm。ズッシリと重いダイキャスト製。ボンネット、トランク開閉、ルーフ取り外しアクション付。実車を買った人に配られたノベルティとも言われますが、ホビージャパン誌で1960年代末頃まで代々木のポストホビーにて3000円で販売されていたため、バンダイ製に比べるとそこそこ沢山現存しています。










シャシー裏面


バンダイ製1/17、ノレブ製1/43との比較












※1964年ホンダS500の実車カタログについては、2012年8月23日の「自動車カタログ棚からシリーズ」第43回記事をご参照ください。





★オマケ(その1): 近年の1/43スケール ホンダS500ミニカー
ホンダ初の乗用車、ホンダの原点ということもあり、近年、ホンダS500のミニカーは沢山出ています。書店売り国産名車の2009年7月1日Vol,90としてダイキャスト製のノレブ(税込1790円)、レジン製のエブロ(税込7992円)、ポストホビーのマーク43(税込9936円)とS500だけで3種類もリリースされ、最後に出たマーク43のモデルが高価なだけに出来は最も良い印象です。




左:マーク43、中:ノレブ、右:エブロ


ノレブ国産名車


エブロ・・・・・ナンバープレートがTLVのようにノッペラボウなのが残念。


マーク43




★オマケ(その2): フランスディンキー1408番ホンダS800クーペ2種
前面のホンダのHマークが天地逆に裾広がりに造られたことで有名な仏ディンキーの左ハンドル エスハチクーペですが、例によって近年アトラス(ノレブ)より精巧な復刻が出ています。オリジナルと比べると復刻はホイールがメッキされ、ナンバーに数字が入りボディカラーも若干濃いなどの違いが見られますが、安価(国内流通価格3000円~)でオリジナルの味を楽しめることは良いのですが、オリジナルの市場評価は大きく落ちそうです。箱は復刻もオリジナルと同じデザインながら大きく造られています。






復刻もオリジナル同様、天地逆に裾広がりのHマーク

★1976年そんな時(TULIP) & トミカプレゼントキャンペーン2019シビック当選!

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1976年 (昭和51年)、
高2 (16歳) の時の録音。
アコギ1本の弾き語り。

この曲とか
クラプトンのレットイットグロウとか、
すごく好きだったな。

もう43年も経つのか(>_<)
この頃の僕には
輝かしい未来が
待っているように感じられた☆





【そんな時】
1974年4月5日リリース
TULIP アルバム「TAKE OFF(離陸)」収録
作詞・作曲 財津和夫

《Ⅰ》
木の葉は 風に身を任せ
青い空が まぶしかった
思いがけず 君と出会い
思いがけず 恋に落ちたら
過ぎた日は 過ぎた日さ
振り返る気は ないけれど
風が吹く そんな時
ふと思い出す 君の涙

《Ⅱ》
君はもう 見つけただろう
口癖だった 愛のくらし
僕はずっと ずっと同じ
雲のように ただ浮かんでいる
しあわせは しあわせさ
ほんのささやかなものだって
汽車を待つ そんな時
ふと思い出す 君の微笑み




★トミカ プレゼントキャンペーン2019賞品
N0.58 1/64スケール
ホンダ シビックTYPE R
Honda CUSTOMER RACING STUDY
2018年仕様 フランクフルトモーターショー出展車

トミカの箱のバーコード5枚(5台分)1口で応募する
キャンペーンに2口(10台分)応募したら1台当選!
アメブロでも皆さん1台は当たってるようですが、
大量に応募して何台も当たったなんて人もいるのでしょうか??


当選通知














「非売品」の文字がそそります♪

★1960年とみやま商事 いすゞエルフ 5月トミカ新製品 ~プラモデルコレクションから 010

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夜風が心地よいですね。
おぼろ月夜のTOKYO☆
日中は汗ばむ陽気となり、
もう5月も半ばを過ぎて、
そろそろエアコンの季節ですne☆
暖かくなると入浴しなくとも
シャワーだけでも済むのがいいですyone☆


そう言えば、日常の食べ物を買いに行ったり医者にかかったりするにも自家用車がないと困る地域もあると聞きますが、高齢だったりして自動車の運転が出来ないような人はいったいどうしておられるのでしょうか。家族や親類、近隣の人、あるいは自治体が助けているのでしょうか。いちいち買い物などにタクシーを使っていたら大変なお金がかかって破産しちゃいますyone☆
タクシーと言えば、都内で初乗りが410円になってから時たま乗ることがあるのですが、タクシーに乗るのは余程急いでいる時だけで、3キロ程度までの距離ならば大抵は歩いていますyo。でね、都内で10~15キロ程度の距離ならば大抵は自転車で移動なんですyo。1970年代後半、高校生の頃、片道10キロ強位の高島平に開店したミニカーショップイケダには、しょっちゅう自転車で行っていましたshine☆


魔女の現行品ポルシェ911GT3 RSの綺麗なスカイブルーが欲しくてたまりませんでして、魔女を置いているスーパーをチェックしてますが、どこに行ってもポルシェ911だけはないのです(T_T)
まあ、去年出ていたGT3のマットブラックとオレンジや934のオレンジもいまだに入手出来ないのですがne。こうなると、定価税抜420円の現行品であってもヤフオクで送料込み1000円程度で買うしか手がないかもですyone(大汗)☆
しかし、カバヤ扱いの食玩ルートの魔女はミニカーショップや玩具店では取り扱っていないため、入手するのが大変ですyone。魔女のポルシェ911系に限れば少なくともトミカの初回限定品より遥かに入手が難しい感じがします(大汗)☆☆

明日5月19日(日)は1日出掛けてしまいますので、今日は「プラモデルコレクションから」シリーズ第10回記事としてタカラトミーの前身である「とみやま商事」の初代エルフをご紹介しますne☆☆☆


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★キャブオーバー型小型トラック「エルフ」(ELF)は2019年現在も2006年(平成18年)12月デビューの6代目が改良・MCを重ねつつ生産販売されている「いすゞ自動車」の主力商品。
エルフの初代は 1959年(昭和34年)8月26日にデビューし、発売当初は1500ccガソリンエンジンのみだったが、発売翌年の1960年(昭和35年)3月にクラス初採用となる2000ccディーゼルエンジン搭載車が追加された。経済的で耐久性もあるエルフディーゼルはヒットし販売台数は小型トラックのシェア第1位となった。このエルフディーゼルの成功により他メーカーがこぞってディーゼルエンジン搭載のトラックをラインナップに追加したのである。初代エルフは、小変更を経て1965年(昭和40年)初頭には丸目2灯から4灯へと大きく印象を変えるMCが為された後、1968年(昭和43年)4月に2代目エルフにフルモデルチェンジするまでの約9年間に亘り生産された。

【実車主要スペック 1959年いすゞエルフ(型式TL251)】
全長4690mm・全幅1690㎜・全高1985mm・ホイールベース2460mm・車重1470kg・GL150型水冷OHV1491ccガソリンエンジン・最高出力60ps/4600rpm・最大トルク11kgm/2200rpm・最大積載量2000kg・乗車定員3名・最高速度100km/h

1959年いすゞエルフ実車カタログ デビュー版 表紙


1960年いすゞエルフ 簡易カタログ 表紙


1960年版カタログより




1964年エルフ


1965年エルフ輸出用カタログ 表紙・・・・・4灯にMC



●とみやま商事~トミーの歴史
今回のとみやま商事のプラモデルをご紹介するに当たり、トミーの歴史を概観すると以下の通りとなります(Wikipediaより抜粋・加筆)。

①1924年(大正13年): 富山栄市郎が西巣鴨にて富山玩具製作所を創業。

②1925年(大正14年) :東京市本所区太平町(現・東京都墨田区太平)に移転。

③1927年(昭和2年) :東京市向島区寺島町に移転し合資会社富山工場を設立。

④1933年(昭和8年): 富山工場に玩具研究部を開設。

⑤1941年(昭和16年): 太陽木工場を東京市葛飾区本田立石町(現・立石)に設立。

⑥1945年(昭和20年) :東京市向島区寺島町の工場を処分し製造機械を立石の工場に集約。

⑦1949年(昭和24年): 富山工場を再開。

⑧1951年(昭和26年) :ブリキ製大型フリクション玩具「B29」が大ヒット。

⑨1952年(昭和27年) :富山工場を合資会社三陽玩具製作所に名称変更。

⑩1953年(昭和28年) :三陽玩具製作所を改組し、三陽工業株式会社を設立。

⑪1957年(昭和32年):樹脂玩具設計部門を開設。

⑫1959年(昭和34年): 営業部門を独立させ富山商事株式会社を設立。鉄道玩具「プラレール」のルーツである「プラスチック汽車・レールセット」発売。

⑬1963年(昭和38年) :三陽工業株式会社をトミー工業株式会社に名称変更。富山商事株式会社を株式会社トミーに名称変更。同時に、『なかよしマーク』と呼ばれるマークを制定。

⑭1970年(昭和45年): 国内での英マッチボックスの大ヒットに対抗し、小スケールミニカー「トミカ」を発売。

⑮2006年(平成18年):  タカラを合併し、商号を「タカラトミー」に変更。なお、英語表記は国内では「TAKARA TOMY」、国外では「TOMY」のまま変更していない。

この年表を見ると、クマのマークで知られる「とみやま商事」の名称で製品が販売された時期は、1959年(昭和34年)から1963年(昭和38年)までの僅か4年間のみ。この僅かな期間にブリキ自動車(Tin Toy)の世界では名作ジャガーEタイプやフィアット600を生み、我国では未だ黎明期であったプラモデルの世界では名作トヨエースや今回のエルフ、いすゞTX消防車といった製品を生んでいます。


【とみやま商事 1/60スケール1960年いすゞエルフ TL251型 プラモデル 主要データ】

・商品名: いすゞエルフ
・とみやま商事製品番号(製品管理番号): TP・74
・キャッチコピー: ①プラスチックモデルキット ②本格的小型2トン車 ③精巧なプラスチック製
・全長80㎜(実車4690㎜:1/58.6スケール)
・全幅29㎜(実車1690㎜:1/58.3スケール)
・スケール: 1/60(箱及び組立説明書の表記)
・箱サイズ: 縦97×横151×厚さ30mm
・動力: なし・コロ走行
・シャシー、プロペラシャフト再現
・バリエーション: 箱は1種のみ。成型色違いの有無は不明。
・販売時期: 1962年(昭和37年)~1964年(昭和39年)頃
・販売価格: 60円(全国統一価格)
・入手難易度: 10段階評価で8~9程度
・2019年現在の絶版プラモ市場での推定評価額: 12~20万円程度(未組立完品の場合)

●とみやま商事 製品カタログ1963年版より


カタログ画像は素組


エルフの価格は全国60円



●とみやま商事 1/60いすゞエルフ プラモデル(未組立品)
スケールが小さい上に全ての面ごとに組み上げていくパーツ割のため、年少者では製作は困難だったものと思われます。また、タイヤを含め全てプラスチックの1色成型(前後シャフトのみ金属製)のため、とみやま商事の製品カタログの掲載画像は素組ながら無塗装ではどうも様になりません。ウインドのクリアパーツも付属しません。しかし、プロペラシャフトが再現されるなど、玩具ではなくスケールモデルとして設計されたことが判ります。
















組立説明書








組説の画像はタイヤのみ彩色しているようです。














初代エルフの初期型フロントグリルとクマのマークの富山商事のセメダインならぬ「プラセメン」


1/64スケールのTLVより一回り大き目





製作年に半世紀の隔たりのある、トミカリミテッドヴィンテージ43 LV-02dいすゞエルフ日本通運(2013年8月発売 価格税抜5800円)・同LV-02cいすゞエルフ東芝(2013年3月発売 価格税抜5700円)、2019年5月発売のトミカリミテッドヴィンテージLV-178aいすゞエルフ1964年式(モスグリーン/税抜2500円)・同LV-178bいすゞエルフ1962年式(ベージュ/税抜2500円)との並び。とみやま商事の血を引くトミーテックの製品らしく、特に1/43スケール版は秀逸な仕上がり。1/43では他にノーマル2色とコカ・コーラ ルートカー2色も2011年に相次いで発売されています。












1/43スケール「日本通運」


1/43スケール「東芝」




※初代エルフの実車カタログについては、2012年10月26日の「自動車カタログ棚からシリーズ」第75回記事をご参照ください。





★オマケ(その1):2019年5月トミカ新製品
5月18日(土)はトミカが発売される第3土曜日。5月の新製品はNo.49トヨタコースター幼稚園バス(1/89スケール)とNo.115スバルフォレスター(1/65スケール)の2種。フォレスターには通常品の落ち着いたブルーの他に初回特別仕様として白が出ています。何れもドアなどの開閉アクションがないのが寂しい限り。フォレスターのリアハッチを開閉式としなかった理由は一体何でしょう。コースターはドア開閉アクションが難しいならば、むしろサイドドアを開けた状態で作り、バス乗降を想像した遊びが楽しめるようにする方がよい気がします。
また、トイザらス限定品として良い感じのブルーに塗られたNo.35メルセデスベンツGクラス ヘリテージエディションも発売されています。こちらはボディサイズが大きい上にドアも開閉する魅力的なモデル。




フォレスター実車カタログとトミカ。特に現行車のミニカーの場合、実車カタログと見比べて楽しむのがコレクションの基本です(フェラーリ・ランボルギーニなど実車カタログの入手が困難な場合もありますがw)。




コースター幼稚園バス実車カタログとトミカ。






★オマケ(その2):トヨタGRスープラ セールスカタログ
縦29×横22.5cm。日本語60頁。2019年5月17日発売のスープラ本カタログ。初代セリカXX(A40)と2代目セリカXX(A60)はリアルタイムで知人の実車に乗ったことがあり、今回のカタログは1978年の初代からの歴史についても記載されています。BMW Z4とプラットフォーム共用のスープラ初の2シーター。グレードは上から、3リッター6気筒340psのRZ(690万円)、2リッター4気筒258psのSZ-R(590万円)、同197psのSZ(490万円)の3種。今後、ミニカーやプラモデルも出そうです。


表紙左下に1978年からの歴史を浮彫


表紙を開くと再度、1978年からの歴史が印字されています。




最上級グレード RZ


中間グレード SZ-R


エントリーグレード SZ


オプション装着車




★オマケ(その3): You Can't Do That  1964 The Beatles
久々に「ビートルズ、今日の1曲」。1964年3月20日リリース。ジョン・レノンの残した名曲のひとつ。

★1967年タカトク高徳 ポルシェ911 siku356 ~ ブリキ自動車コレクションから027

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日中は毎日30度を超える暑さのTOKYO
まだ5月なのにne
5月26日(日)は北海道、福島、前橋、甲府、京都などの内陸部では
35度以上の猛暑日となることが予想されていますne
先程のニュースでは北海道では39度!
を超えた地点があるようですyo
これだけ気温が高いと夏本番の7~8月には
40度超えが続出するなんて噂も流れますyone
でも今の時期は高温であっても湿度が低いので何とか凌げますne
暑い夏って風情があっていいな♪と思う反面、
湿度が高い日本の夏は誰しもshindoiですからne☆


5月25日(土)17時過ぎにトランプさんが来日しましたので、
5月28日(火)午前中までは首都高などの交通規制に要注意ですyo
安倍さんとゴルフしたり大相撲見たり、六本木の田舎家 東店で夕食会をしたりと
首脳会談以外にも色々と予定されているようですyone
渋谷など都内の繁華街も普段より警備が強化されているようですyo

閑話休題
今回は「ブリキ自動車コレクションから」シリーズ第27回記事として、タカトクのポルシェ911をご紹介しますne☆☆☆

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●鎌倉・鶴岡八幡宮のポルシェ911
ポルシェAGの公式カレンダー1973年版に掲載された非常に珍しい日本国内で撮影されたポルシェ・オフィシャルフォト。タイトルは「Geisha」。この角度からでは911か912かの判別は難しいものの1960年代のポルシェのようです。



【1965年ポルシェ911 実車 主要スペック】
全長4163mm・全幅1610mm・全高1320mm・ホイールベース2211mm・車重1095kg・1991cc空冷水平対向6気筒SOHC・最高出力130HP/6100rpm・最大トルク17.8kgm/4200rpm・最高速度210km/h・ゼロヨン16.5秒・輸入代理店三和自動車国内販売価格435万円(初任給2万円程度の時代、現在の貨幣価値では3000~4000万円に相当)


★1960年代から1970年代にかけてキャラクター玩具(マスコミ玩具)を多数市場に送り出した往年の玩具メーカー「高徳」(タカトク)の創業は古く、1917年(大正6年)に高木得次郎が浅草蔵前で高徳商店を開店したことに遡る。
商号は創業者の高木得次郎の名前から採られたもので、しかし、「高得」では「高く売って得をする」という意味となり悪徳商法を連想させ好ましくないことから「得」の字を「徳」に変え「高徳」としたものである。1953年(昭和28年)に法人組織となり株式会社高徳玩具製作所(後に高徳玩具、高徳商事、高徳貿易、タカトクトイスに社名変更)となった。1984年(昭和59年)5月25日に1回目の不渡り手形を出し事業停止し、惜しくも倒産した(負債総額は約30億円と言われる)。創業から67年、法人組織化以降では31年の命脈を保った忘れ得ぬ国産玩具メーカーの1つである。

●1950年代の玩具会社商標総覧に掲載された株式会社高徳玩具製作所。代表者はまだ創業者の高木得次郎。後年まで使われた、菱型にT.T文字の有名な商標。


●1965年10月開催の第4回日本玩具国際見本市のプログラムに掲載された高徳商事。代表者(社長)は得次郎の息子「高木正雄」に替わっています。




●タカトク1967年ポルシェ911
1960年代、全長25~30cmまでの日本製ブリキ自動車としてはレギュラーサイズのポルシェ911は、バンダイ、アオシン(青眞商店)、タカトク(高徳商事)の3社で競作され、1970年代に入る頃には911のテレビ中継車で有名な東京プレイシング商会製も加わっています。所謂、ナローポルシェをモデル化した玩具達で、何れのメーカーの911もポリス仕様やラリー仕様等のバリエーションが多く、しかも、国内では売られていない輸出専用仕様も存在することから、なかなかコンプリートの難しい、コレクター泣かせのアイテムと言えます。タカトク製のポルシェ911も御多分に漏れずバリエーションが多く、私はまだあまりプレミア価格とはなっていなかった1980年代に現在手元にある大半を集めたのですが、資料本で存在は知っていても現在に至るまで縁がなく現物を見たことのないバージョンが何台もあり(恐らく輸出専用バージョン)、コンプリートは出来ていません。
国立国会図書館で調べてみると、輸出玩具登録協会の定期発行していた書籍「NEW DESIGN」(ニューデザイン)の1968年2月25日号(No.77)に1967年11月7日登録としてタカトクの911が初登場します。この登録時期からタカトクは2リッター/ショートホイールベースのAシリーズ以前の911を玩具化したことが判ります。その後、NEW DESIGN誌には1968年11月5日登録として白一色のポリス仕様、1969年11月4日登録として白黒塗り分けのポリス仕様とラリー仕様が掲載されています。一方、1967年7月より東京玩具商報をトイジャーナルと誌名を改めた業界誌には1969年3月号にタカトク911の3種のバリエーションを含む高徳商事の広告が掲載され、その後もほぼ同じ広告が繰り返し掲載されています。


●「NEW DESIGN」(ニューデザイン)1968年2月25日号に掲載された1967年11月7日に登録された最初の高徳ポルシェ911(登録番号 第2195号)。社名は高徳貿易と記載。フリクションではなく、電動ミステリーアクション仕様。市販品とは細部がかなり異なるようです。



●「NEW DESIGN」(ニューデザイン)1968年12月25日号に掲載された1968年11月5日に登録された2番目の高徳ポルシェ911ポリスカー(白一色バージョン:登録番号 第2195B号)。



●「NEW DESIGN」(ニューデザイン)1970年6月25日号に掲載された1969年11月4日に登録された3番目の高徳ポルシェ911ポリスカー(白黒バージョン:登録番号 第2195C号)と4番目の高徳ポルシェ911ラリー(ゼッケン37番: 登録番号 第2195D号)。





●トイジャーナル1969年3月号 高徳商事広告
初代カローラ、ジャガーEタイプと共にポルシェ911が3種(ノーマルのフリクションと電動版及びポリスの電動版)掲載されています。911にカレラ仕様が追加されるのは73カレラ以降にも関わらず、製品名は「ポルシェカレラ」となっています。1960年代後半、日本では一般に906はカレラ6、910はカレラ10と呼ばれたことから、ポルシェと言えばカレラのネーミングということで製品名に記載されたものと思われます。



【タカトク1/15スケール 1967年 ポルシェ911(ノーマル) 主要データ】

・基本素材: ブリキ
・高徳商事品番(管理番号): No.1740
・発売時期: 1967年(昭和42年) 12月頃
・販売価格: 都内300円/全国330円
・全長27.5cm (実車比:1/15.1スケール)
・全幅10.5cm (実車比:1/15.3スケール)  
・ホイールベース14.5cm (実車比:1/15.2スケール)
・ボディカラー: 赤・白・淡青
・動力: 後輪フリクション
・箱のバリエーション: 国内向け・輸出向けの2種
・基本バリエーション: フリクション仕様・電動ミステリーアクション仕様
・その他のバリエーション: ポリス仕様3種・ファイアーチーフ仕様・スポルトマチック仕様・ラリー仕様3種・帰ってきたウルトラマンMATカー仕様等
・入手難易度: 10段階評価で5~6程度
・2019年現在のアンティーク・トイ市場の推定評価額: 5~7万円程度 (ノーマル仕様の箱付未使用ミントコンディションの場合)
・近年のオークション落札実績額: ①2019年5月5日終了オークションにてノーマル電動版箱付6万5340円 ②2018年5月6日終了オークションにて帰ってきたウルトラマン仕様箱付メッキ黒ずみ有35万460円


●まだ数台はあるはずですが、とりあえず、すぐに出てきたタカトクの箱付911はこれだけ。ノーマルの白も手元にあったので、もし出てきたら画像を追加掲載します。箱から出して1台ずつご紹介しますne☆




黄色は大きさ比較用1/64TLVの911S






●タカトク1967年ポルシェ911ノーマル赤・フリクション仕様
品番1740。「ポルシェ」と日本語表記された箱が何とも魅力的です♪












比較的正確にプリントされた運転席。フリクション仕様でもシートは電動仕様と同じ上げ底。




リアトレイに菱形にT.Tのタカトク商標


1/64スケールTLV911との大きさ比較




●タカトク1967年ポルシェ911ノーマル赤・フリクション仕様・輸出版
品番1740。輸出用の箱には911S COUPEの印字があるものの、箱絵も本体もフロントオーバーライダーが付き非アロイホイールのノーマル911のままです。










●タカトク1967年ポルシェ911ノーマル淡青・電動仕様
品番はノーマルと10番違いの1750。ノーマルの全国330円に対して電動版は全国580円(初版発売時)と2倍近い高額商品。










●タカトク1967年ポルシェ911黒./赤スポルトマチック仕様
品番2110。フリクション仕様。実車の1967年式から国内では27万5000円追加のオプションで選択できるようになったトルコン変速機スポルトマチックを恐らく911のグレード名と勘違いして発売された製品。室内も他モデル同様3ペダルのままでクラッチペダルのプリントがあり、スポルトマチックを表記した箱に最大の価値あり。しかし、スポルトマチックを製品名としたモデル玩具は世界中にこれ以外には存在しないのでは。箱に1ドル99セントの印字のある輸出専用品。








※参考: 1968年ポルシェ911スポルトマチック専用カタログ(A4判・英文2つ折4面)




●タカトク1967年ポルシェ911警視庁パトカー・フリクション仕様
箱絵とは異なる洋風ポリスの塗り分けながら、警視庁文字がプリントされています。ゴムタイヤながらホイールキャップが汎用のものに換えられた末期製品。










●タカトク1967年ポルシェ911警視庁パトカー・電動仕様
これもまた箱絵とは異なる白一色の警視庁パトカー。前後左右の警視庁文字等は紙シールを貼っただけという何とも安易な造り。高徳がアオシン製のような国内パトカー仕様を真面目に作らなかったのは残念。










●タカトク1967年ポルシェ911ファイアーチーフ・フリクション仕様
品番2110。恐らく輸出向け。ポリス仕様とファイアーチーフ仕様との共用の箱入り。










●タカトク1967年ポルシェ911帰ってきたウルトラマン「マットチームカー」・フリクション仕様
1971年(昭和46年)4月2日からテレビ放送が始まった「帰りマン」人気に便乗して市場に出た製品。箱絵は実車同様にコスモスポーツなのに中味は911という何とも子供騙しの製品。さすがにクルマが違うなあと思って遊んだ子供がいたはず。これが昨年2018年5月のオークションで35万円オーバーの高値を付けたのはポルシェコレクターではなく間違いなく円谷コレクターの気合い故と思われますが、画像の個体は1980年代前半のまだプレミアが殆ど付かなかった時代にポルシェコレクションの1台として入手したものです。












●The Big Book of TIN TOY CARS「Commercial and Racing Vehicles編」2004年発行に掲載された未入手のタカトク輸出向け911ラリーバージョン3種








※初期911の実車カタログについては、2012年8月27日の「自動車カタログ棚からシリーズ」第45回記事をご参照ください。





★オマケ(その1): sikuポルシェ356 PreAクーペ
全長6.5cm・1950年代のプラスチック製。ヤフブロからアメブロに引っ越してきた大物テニアンさんのブログで小牧市のブーストギアさんで売っているのを知って速攻で入手(左側の赤茶と青メタ)。2台でお会計4ケタはかなりのお買い得品でした。元々持っていた赤茶とはヘッドライトやリアルーバーの銀塗り有無のバリエーション。独特な造形ですが妙に味わいがありますyone。トミカの911ADACは大きさ比較用。テニアンさんに大感謝、ありがとう♪☆☆☆








★オマケ(その2): マジョレット新製品ポルシェ911GT3 RS
前回記事で魔女の911GT3RS空色が欲しいのに手に入らないと書いたら、何とじゅんいちさんが速攻で送ってくれました!赤茶台紙がじゅんいちさんが送ってくれた初版(台紙裏の製造番号が若い)、青色台紙が2版のようです。青色の方はオークションで送料込900円位でした。ティファニーブルー(サフランさん情報w)にも見えるすごく綺麗なカラーリングに感動です。じゅんいちさんに大感謝!何れ御礼しますne☆☆☆










★オマケ(その3): 最近のsikuポルシェ911系
実車では2630万円の911ターボS(991)と同POLIZEI仕様、2896万円の911ターボSカブリオレが販売されています。ドアも開閉し、700円+税のイオンなどのトミカ限定品より若干安い680円はお買い得感あり。ブルーメタリックのターボSはお店にあったのを全部(7台)買ってしまいました(356と911は同じのを何台持ってても嬉しい♪)






ADACはトミカ




★オマケ(その4): 三菱パジェロ ファイナルエディション専用カタログ(A4判・4つ折8頁)
2019年4月発行。700台限定、453万600円で販売されている(もう残り少ないようです)、パジェロ最後の限定車専用カタログはパジェロの歴史が掲載されています。三菱ジープの最終カタログはかなり気合いの入った良い内容でしたが、今回も1982年からの歴史を振り返っている点で評価できます(ヒストリーに興味がある向きにはお薦め♪)。




パジェロ通常カタログと




★オマケ(その5): 今日のビートルズ No Reply 1964
1964年12月4日発売4枚目のアルバム「Beatles for Sale」A面1曲目。ジョン・レノンが遺した名曲の1つ。ボクは留守電の待ち受けはずっとこの曲にしてましたyo☆

★1960年アサヒ模型シボレーコルベア・ピニンファリーナ ~ プラモデルコレクションから 011

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chapterⅠ・・・・・川崎
2019年(令和元年)5月28日に神奈川県川崎市多摩区登戸で発生した川崎通り魔殺傷事件では、被害者のうち2人が死亡し17人が負傷した。犯行直後、加害者は自らの首を刺し、搬送先の病院で死亡が確認された。加害者・岩崎隆一氏(51歳:1967年乃至1968年生れ;正確な生年不詳)は幼い頃に父方の兄夫婦に預けられ兄夫婦の実子2人と共に育った。深い事情がありそうだが、実の両親とは全く会わないまま生育した。同級生の証言では「一見おとなしく暗い」「何を考えているか判らない」と、まあ、これは私の少年時代とよく似た印象を持つ子供であったと言える。私と異なる点、特筆すべき点は事件後の捜索でPCやスマホ等の携帯端末を所有していなかったという事実であり、岩崎氏が社会との繋がりを完全に経ち切った形で暮らしていたことが判る。例えば、仮に私が殺人を犯した場合には、交友関係から私の近年の顔写真が簡単に出てくるはず。ところが、岩崎氏の場合、50歳を過ぎて15歳の時の顔写真以外は外部に出てこないというのは、交友関係が殆ど存在しなかったことを証明している。しかし、ニート&ヒッキーで行く末短い年老いた親の年金で細々と生活しているといった知人は私の周りには何人もいるので、ニート&ヒッキーだから悪いとは決して言えない。
一方、被害者の1人である外務省職員・小山智史氏(39歳)は学力偏差値も高い学校を出て性格も明るく専門職として仕事もバリバリ出来た優秀な方で、亡くなって大勢の人が悲しんでいるようです(小山氏に通訳をして貰った上皇夫妻も弔意を示されたという)。
小野洋子さんがジョン・レノンが殺害された後に「悪いのは犯人ではありません。私たちの社会が悪いのです。」といった趣旨の発言をされていたことを思い出します。また、ジョンの死後、私が強く感じたのは、人の寿命は運命で定められているということ。それが自然死であっても病死であっても自死であっても、また戦争や単独もしくは複数の殺人者による銃刀等による被害であったとしても。人の寿命というものは人間を遥かに超える宇宙の神のような巨大な力で決められ、鉄道のダイヤグラムのように綿密にスケジューリングされているように思えるのです。「あなたの命は39歳5ヵ月までですよ」とかってne☆☆


chapterⅡ・・・・・練馬
2019年(令和元年)6月1日、自宅で長男・熊沢英一郎氏(44歳:1974年乃至1975年生れ;正確な生年不詳)を刺したとして警視庁は東京都練馬区早宮4丁目、東京大学卒で元農林水産事務次官の熊沢英昭氏(76歳)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。熊沢容疑者は調べに「子供を刺したことは間違いない」と供述し、容疑を認めているという。長男は搬送先の病院で死亡し、同庁は容疑を殺人に切り替えて調べている。東大卒で農林水産省事務次官を務めた熊澤英昭氏(1943年4月21日生れ:ジョージ・ハリスンと同年生れ)は岐阜県出身。英昭氏の岐阜の実家は大きな御殿なのかもしれないが、練馬の自宅は、退職金が1億前後は出るとも言われた(現在は国家公務員の退職金は年々減額されている)元事務次官ということでイメージする御殿のような家とは異なる、質素な中間階級的あるいは庶民的なもので、「これが元次官の家?」という印象であった。尤も霞が関の本庁勤務だけでなく全国の官舎を転々とすることも多い国家公務員の場合、定年後まで家を持たない(あるいは持てない)といったケースは割合多いようである。
長男・熊沢英一郎氏はドラクエ10にハマりゲームに明け暮れ、ツイッターでドラクエ交友関係を拡げつつもニート&ヒッキー生活をしていた。仕事もせず親のスネをかじり、時として親に手を出す息子・英一郎氏に手を焼き、以前から困り果てていたことが犯行の原因との見方あり。しかし、課長級程度でも国から叙勲される国家公務員のこと、英昭氏も既に叙勲をされ叙勲祝賀会も開いたであろうことは想像に難くはない。私の先輩でも国家公務員になった人は軒並み叙勲され、叙勲祝賀会に呼ばれることが実に多い。尤も戦争犯罪者も叙勲される叙勲はお断りと、ジョン・レノンは生前、英国での勲章を返上しています。叙勲までされた英昭氏自身も、恐らく人生の最後に殺人者となることなど思いもよらなかったのではないだろうか。英昭氏・夫人・長男/英一郎氏の3人暮らしだったとのことから、英一郎氏が死に英昭氏が逮捕され、1人残された夫人がお気の毒な感じがします☆☆


閑話休題
このところ、ヒッキー絡みの事件が相次いだので前置き替わりに上記の通り簡単に記録しておきますne。さて、今日は「プラモデルコレクションから」シリーズ第11回記事として、アサヒ模型の1960年シボレーコルベア・ピニンファリーナをご紹介しますne☆☆☆


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★ピニンファリーナ(PininFarina)
バッティスタ・ピニンファリーナ(Battista PininFarina;1893年11月2日~1966年4月3日)は、イタリア最大のカロッツェリア(自動車デザイン工房)であるピニンファリーナ(Pininfarina S.p.A.)創始者。
イタリア・トリノ出身。1893年(明治26年)、11人兄弟の10番目の子供としてトリノに生まれた。ピエモンテ語(イタリアのピエモンテ州で話される方言)で小さい子供を指す「Pinin」(ピニン)が愛称で、生誕時の名前は「バッティスタ・ファリーナ」(Battista Farina)であったが、1961年(昭和36年)、当時のイタリア法務大臣の提案により、イタリア共和国第3代ジョヴァンニ・グロンキ大統領(Giovanni Gronchi:1887年9月10日~1978年10月17日)が自動車デザインにおける彼の世界的に大きな業績を考慮し、姓をファリーナ(Farina)からピニンファリーナ(Pininfarina)へ改名することを認可した。
1920年(大正9年)、バッティスタ・ピニンファリーナはアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト市へ渡り、ヘンリー・フォードに面会した。フォードは彼の才能を認め、フォード・モーター社で働くように強く求めたが、ピニンファリーナは固辞しイタリアへ戻った。
1930年(昭和5年)、勤務していた兄ジョヴァンニのボディショップから離れ、自身の愛称を採って「カロッツェリア・ピニンファリーナ社」を設立。カスタムボディの製作がメインであったが、日産7~8台のボディ製造ラインを確立させた。第二次世界大戦前、次々と革命的なデザインのボディを生産。外国の自動車メーカー向けの別会社も設立したが、第二次世界大戦が始まり一時中断。
戦後は世界中の自動車メーカーのデザイン、ボディ生産を手がけ、65歳となった1958年(昭和33年)には近代的な大工場を稼働させた。
1952年(昭和27年)に始まる、ピニンファリーナとフェラーリの関係は長く深い。バッティスタ・ピニンファリーナは高性能自動車の生産を始めたエンツォ・フェラーリ(1898年2月18日~1988年8月14日)に対してトリノへの本拠地移転を依頼したがエンツォはモデナ県マラネロ(Maranello)を離れることを拒んだ。しかし、トリノとマラネロの中間地点トルトーナ(Tortona)で会合を重ねるなどして両社の壁を崩し、現在も続くピニンファリーナとフェラーリの蜜月関係の始まりとなったのである。
日本車では日産自動車が1963年(昭和38年)に2代目ブルーバード(410系)、1965年(昭和40年)に2代目セドリック(130系)のデザインをピニンファリーナに依頼したことがよく知られている。しかし、両車共に当時の日本市場では先進的過ぎる嫌いがあり、セールス的には今一つ振るわなかった。
創業者バッティスタ・ピニンファリーナは1966年(昭和41年)4月3日、永眠。彼の業績を称え世界各国から勲章、名誉市民賞などの栄誉を受けた。
2019年(令和元年)現在、ピニンファリーナのCEOは、創業者バッティスタの孫であるパオロ・ピニンファリーナが務め、自動車デザインのみならず種々の産業機器のデザイン、オリンピック聖火台のデザインに至るまで幅広い分野をカバーしている。
(以上、Wikipediaより抜粋、一部加筆)


★1960年 シボレーコルベア・ピニンファリーナ
1959年(昭和34年)秋にGMシボレー部門が発表したコンパクトカー「コルベア」は空冷フラット6のリアエンジンと全輪独立懸架という、保守的なアメリカ車としては思い切ったメカニズムと簡潔かつクリーンなボディ・スタイリングで一躍世界の注目の的となった。伊トリノにさえ、コルベア・コピーと言えるフィアット1300/1500を産ましめる程であった。
ユーロピアン・スタイリングの旗手としてピニンファリーナは、コルベアのホイールベースを若干縮めたシャシーを用いて、この2座クーペを発表した。フロントにラジエターが存在しないことを活かしノーズを低く長く伸ばし先端を收斂させている。このデザインではフロントトランク・スペースは決して多くは望めないが、2座クーペであることから2人が旅行に行く際のスーツケース程度はシート背後に収納可能である。なお、フロントはジャガーEタイプのように前ヒンジで後方よりフェンダーともどもガバっと開く構造である。
サイドから見ると全体が殆ど正確に前後対称で優れたバランスを示している。この側面デザインには軽やかさがあり、見る者に一種の安心感を与える。ボディ全体の曲線や雰囲気は、同じ1960年に発表された「フェラーリ410スーパーアメリカ クーペ スペチアーレ スーパーファスト2」と同時代の作品だけによく似ている。円筒状のフロントのフェンダー先端にシールドビームのヘッドライトを付けた処理は、レイモンド・ローウィのスチュードベーカー、シトロエンDS、ポルシェ356(及び後年の911)とも似ている。
リアから見ると流れるようなスムースな曲線が美しい。リア・ピラーのエッジをスムースにリア・フェンダーの峰に連ねるのはピニンファリーナが好んで用いる手法であるが、この車ではそのラインに極めて美しい曲線を描かせ、バンパーやボディ側面のプレスラインとも同調させて見事な統一感を醸し出している。テールランプなどテールエンドの処理には同時期のコルベットC1との近似性が感じられ興味深い。
総論: この車は、所謂、ファリーナ・スタイルから脱却して、新しい曲線美の世界を切り開こうとする1960年代初期のピニンファリーナの志向を端的に表した作品と言える。
(以上、高島鎮雄氏編著・二玄社「ピニンファリーナ2」1971年5月30日発行より抜粋、加筆)






サイドビュー







【アサヒ模型 1/36スケール程度1960年シボレーコルベア ピニンファリーナ(スペチアーレ) プラモデル 主要データ】

・商品名: イタリア シボレー コルヴェア (組立説明書: イタリヤ シボレー)
・アサヒ模型 製品番号(製品管理番号): 不明
・キャッチコピー: 走るプラモデル
・全長128㎜(ノーマル実車4572㎜: 1/35.7スケール)
・全幅49㎜(ノーマル実車1699㎜:1/34.7スケール)
・スケール: 1/35~1/36程度(製品にはスケール記載なし)
・箱サイズ: 縦90×横214×厚さ35mm
・動力: なし・電動走行(TKKマブチNo.13使用・単3乾電池1本使用)
・前輪操舵: 可能
・シャシー再現なし
・バリエーション: 箱は1種のみ?成型色違いは空色・黄緑等。
・販売時期: 1961年(昭和36年)~1962年(昭和37年)頃?
・販売価格: 100円(?)
・入手難易度: 10段階評価で8程度
・2019年現在の絶版プラモ市場での推定評価額: 8000円~2万円程度(未組立完品の場合)

●アサヒ模型については、黎明期の国産プラモデルメーカーというだけで情報が何も得られません。1962年(昭和37年)の三つ星商店のカタログに掲載されている大滝のマツダR360クーペがアサヒ模型の金型であることから、遅くとも1962年までには倒産した可能性が高いと思われます。また、木製キット時代からの模型メーカーのメッカ静岡ではなく、今回ご紹介するコルベアのキットの中に「アサヒ模型誕生記念サービス」なる紙片が入っており、それに「東京都荒川区南千住10の65番地 アサヒ模型」の記載があるため東京・荒川区に存在したメーカーであることが判明しました。アサヒ模型の倒産から恐らく60年近い歳月を経ているというネックがあるものの、該当の住所を尋ねればアサヒ模型について何かしらの情報が得られる可能性もあります。日本初のプラモデルは1958年(昭和33年)暮れ発売のマルサンのノーチラス号等と言われていますが(異説あり)、アサヒ模型が翌1959年にプラモ業界に参入していたとしても、僅か数年で消えたメーカーということになります。






空色は未組立、黄緑は手付品ながら欠品はなし。




実車とは異なるリア周り。恐らくリアビューの写真が入手できず適当に作ったのでしょう。








組立説明書


アサヒ模型の住所が記載された、「アサヒ模型 誕生記念サービス券」




●参考1: アサヒ模型 1960年フェラーリ410スーパーアメリカ クーペ スペチアーレ スーパーファストⅡ
プラモッタ先生と並ぶ国産プラモ史研究の大御所Lionさんの「創製の模型屋たち」より転載。今回ご紹介したコルベアと同時期の製品です。アサヒ模型がピニンファリーナの作品ばかりをリリースした理由は謎ですが、アサヒ模型の開発担当者が当時の自動車関係の書籍をパラパラ見ていたらナイスデザインのクルマが2台出ていたので写真を基に製品化したというところでしょうか。。。出来はコルベアもフェラーリ410も現在では模型とは見なされないようなレベルのキットです。どちらも中味よりは箱絵の方が頑張っている感じがします。




組立説明書


実車画像(二玄社・高島鎮雄編著ピニンファリーナ2より転載)






★参考2: アサヒ模型 1961年マツダR360クーペDX
明らかに後年、大滝から売られたR360クーペと同一金型です。このアサヒ模型が初版と思われます。





※1960年シボレーコルベアの実車カタログについては、2013年5月18日の「自動車カタログ棚からシリーズ」第138回記事をご参照ください。





★オマケ(その1): Bos Models 1/43スケール 1960年アルファロメオ 3500スーパースポーツ ピニンファリーナ
レジン製。Bos Models 品番BOS43890。.国内価格1万円前後。今回のコルベアと同時期のピニンファリーナ作品。ルーフは近年のポルシェ911タルガのように後方へスライドしてオープン状態となります。先進的でそそられる魅力的なデザインです。しかし、もし市販されたとしても日本の夏の太陽の下では余程強力なエアコンを装備しない限りグラスエリアが広過ぎてとても実用には使えなかったと思われます。










実車画像(二玄社ピニンファリーナ2より転載)






★オマケ(その2): Bizarremodel 1/43スケール 1956年ポンティアックXP-200 Club de Mer
レジン製。Bizarremode品番B1016。l国内価格1万円前後。これはピニンファリーナ作品ではありませんが、GMが1956年のモトラマ(巡回モーターショー)で展示した魅力的な試作車の1つです。車名は日本語では「海」の意味。モックアップではなく、V8を積んだ当時のスーパースポーツ。テールフィンや全体の造形はタツノコプロのマッハGo!Go!Go!で描かれたクルマ達と相通じるものがあります。モトラマではカタログも配布されたはずですが、この年のポンティアックは残念ながら未入手です。






後方のカタログは2年古い1954年ポンティアック・ボンネビル スペシャル。1950年代のGMはモトラマにこのようなショーカーを毎年のように出していた。


実車画像




★オマケ(その3): 萬代屋(現バンダイ) 1/21スケール 1960年シボレーコルベア
全長213mm・国内定価:都内150円。ブリキ製。萬代屋品番735。バンダイの「世界の自動車を集めましょう」シリーズの1台。バンダイのコルベアは北米で売れに売れたのか、この1960年式以外に1961年式・1962年式・1963年式と丁寧に実車のMCに合わせたバリエーションが毎年市場に出ています。リアルタイムで市場に出た日本製ブリキのコルベアは他にイチコー(一宏工業)、米澤玩具、マルサン商店、野村トーイと競作とされ当時のコルベアの人気ぶりが窺えます。








★オマケ(その4): トミカショップ新製品ランボルギーニ・ムルシェラゴ消防指揮車仕様ほか
2019年6月1日(土)はトミカショップでムルシェラゴ消防指揮車発売ということで、東京駅のトミカショップに買いに行ってきました。税抜700円。1人3台まで購入可。組立工場は2015年のトミカ博で黒シートを3色作ったRX-7(FD)。FDは好きな日本車の1台のため、今度は赤シートで3色造ってきました。組立工場のトミカは600円(税抜)のままで割安感ありです。レジのお姉さんから「ポイントが300ポイント以上貯まってますがオリジナルトミカと交換しますか?」と言われて、150ポイントで1台交換できるトミカショップオリジナルのトミーカイラとダイナ清掃車も戴いてきましたyo♡


FD赤シートを3台


ランボルギーニ・ムルシェラゴ消防とスバルWRX海外パト


6月発売新製品の展示・・・・・またしても人気のフェラーリ♪


タクシーも良いですね☆




★オマケ(その5): 2020年型ニッサンGT-R&50周年限定車専用カタログ

エボ☆さんの記事で新型GT-Rのカタログ(60頁)が発行されていることを知って貰ってきました。50周年記念限定車のカタログ(16頁)には歴代GT-Rが掲載されています(ヒストリーに興味がある人にはお薦め♪)。ニスモ仕様のプレカタログ(というか1枚物シート)も配布されています。




50周年記念車のカタログには歴代のGT-R掲載




★オマケ(その6): 今日のビートルズ Ask Me Why 1963
1963年(昭和38年) 1月11日発売のシングル「Please Please Me」B面収録曲。これもジョン・レノンが遺した名曲の1つ。簡単なようでいてコピーが難しい1曲。昔、ビートルズコピーバンド大会でビートルルースに次ぐ2位となった京大医学部のバンドがこの曲のなかなか良いカバーをしていましたyone☆☆

★1957年カツミ模型店 Oゲージ 魅惑の旧型電気機関車たち ED16/ED17/ED14

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梅雨に入ったTOKYO
今日は夕方になって雨音がしてきました。
暫くはぐずついた空模様の日が続くようです。


私のコレクション対象は大きくは自動車物、鉄道物、アナログレコードなどの音楽物の3つに分かれます。鉄道物の中で特に好きなのは戦後の国産3線式Oゲージです。座敷にレールを敷きつめて火花を散らしながら快走させるのは迫力もあって実に愉しいものです♪

これまで鉄道模型は鉄道車輛カタログのオマケとして紹介したことはあっても、鉄道模型をメインに記事としたことは意外にも一度もなかったので、今回、記事カテゴリーに「鉄道模型」(≒テツドウモケイ)を新設しました。
スポーツカーなど格好の良い自動車が好きという人の中には鉄道なんてダサいものがどうして好きなの?などと言って訝る向きもおられますが、好きなモノは好きなのでどうにも仕方がありません。
という訳で、今回は古い鉄道模型をご紹介しますne☆☆☆



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★2019年6月4日(火)、テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」で「第1回鉄道グッズ鑑定大会」が放送されました。
1994年(平成6年)4月の放送開始から今年2019年(平成31/令和元年)で早くも四半世紀となる番組では過去にも鉄道グッズは沢山登場したように思われますが、意外なことに鉄道物だけに絞った鑑定大会は初めてだったようです。ロコモデルの小田急線電車や天賞堂が1963年(昭和38年)に発売した16番の国鉄151系11両揃いといった鉄道模型については、30年以上前からの知人である天賞堂のH氏が鑑定されていました。天賞堂の151系11連元箱付美品が50万円というのは、最新の真鍮製16番の電車編成モノの価格を考慮すれば、むしろ安目のように感じました。何しろ現行品とは異なり、1960年代の天賞堂151系の美品11連というものは、例え欲しくてもお金を出せば手に入るというシロモノではない訳ですからne。

★私が鉄道模型を初めて手に入れたのは、先天性心疾患の手術で小2だった1967年(昭和42年)の秋に東大病院胸部外科に入院する直前のことだったと思います。今でもよく覚えていますが、吉祥寺サンロードの現在の西友の向いにあった中央模型でカツミの16番ED58と12本組曲線、パワーパックを母に買ってもらいました。価格は合計5000円前後だったと思いますが、機関車が自由形だったとは言え当時としては決して安い買い物ではなかったと思います。関水のNゲージは既に前年1966年(昭和41年)には103系が市場に出ていたはずですが、当時の模型好きにはあまりにも小さく見えた、謂わば色物的なNゲージに手を出す人は未だ殆どいなかった時代です。その後、お正月にお年玉が出るとカツミの16番0系新幹線などの電車の先頭車だけを買ったりしました(貧乏小学生にとって編成で揃えることは夢のまた夢の話でした)。鉄道模型熱が再燃したのは高校生になった頃で、しかし、16番の新品は学生の身ではおいそれとは手が出ず、宮沢のC58など比較的安価だった製品をポツリポツリと買っていました。1980年代、社会人になってからも真鍮製の新製品は安月給の身ではまだ尚高価で、子供の頃に入手できなかった古い日本型16番の中古品を専ら買い集めたのでした。

★ジョン・レノンが死んだ翌年、1981年(昭和56年)の春先だったと思いますが、ぶらっと入った国分寺南口の骨董屋で宮沢製?のOゲージの綺麗なブルーメタリックのEB16とレール、パワーパックのセットを見つけた時、小学校低学年の頃に同級生の家に行った時に同級生のお兄さんがお座敷一杯に敷き詰めた3線式レールの上を火花を散らせながら快走させていたOゲージの記憶が蘇り懐かしさに胸が震えたのでした。
セットで3000円程度の値付けだったと思いますが、私のOゲージのコレクションはこのEB16が第1号で、その後、吉祥寺の歌川模型のオジサンが店の倉庫から出してきたモノ(つぼみ堂の自由形B凸電機など)をメインにポツリまたポツリとコレクションを増やしたのです。戦後の3線式OゲージはカツミのEF58やEH10、C62といったスケール機は例外として、元々高価で売られた1990年代のOJなどと比べると現在でも比較的安価で流通しています。当時大量に売られたエンドウ製のOゲージ貨車などは、市場に出た数の少ないコンテナ車など一部例外を除けば箱付新同品であっても1/64スケールのミニカーTLV1台より安い2000円程度から流通しています。私のように時を経た味わいとノスタルジーから鉄道模型を蒐集している人は相対的に少ない、あるいは絶対的な人数が少ないということなのでしょう。



●カツミ模型店 1/45スケールOゲージ国鉄電気機関車ED16形18号機
全長35cm(実機全長15360mm;スケール1/43.9程度)。1957年(昭和32年)時点の小売価格:キット1500円・完成品2500円。実機は1931年(昭和6年)に18両製造。製造メーカーは、三菱重工業・日立製作所・東芝・川崎造船所の4社。1967年(昭和42年)に18両全てが立川機関区に集められ1980年代前半まで青梅線・南武線で活躍した首都圏の鉄道ファンには馴染み深い旧型電機機関車。1号機が青梅鉄道公園に、15号機が山梨県南アルプス市南アルプス市役所若草支所に静態保存されています。

観音クラウン警視庁パトカーは1/42モデルペットNo.12SP












ED1618/KTM






●カツミ模型店 1/45スケールOゲージ国鉄電気機関車ED17形17号機
全長28cm(実機全長12340mm;スケール1/44.1程度)。1957年(昭和32年)時点の小売価格:キット1350円・完成品2100円。この個体は1980年代に神田のスパイクモデルで塗装ハゲチョロ状態のモノを安価で入手し、吉祥寺・歌川模型のオジサンにレストア及び再塗装をしてもらったもの。実機は1930年(昭和5年)から翌1931年(昭和6年)にかけてED50形の歯車の歯数比を増やし中央本線・新宿~甲府間の勾配区間を含む電化開業用に転用された17両を始め、全機が英国のイングリッシュ・エレクトリック社(English Electric & Co.)が製造した機関車でED13形・ED50形・ED51形・ED52形の計4形式28両中27両がED17となっています。EE社のディック・カー(Dick Kerr)工場で製造されたことから、俗にディッカーまたはデッカーとも呼ばれます。




コンテナ貨車は珍しい宮沢製




●カツミ模型店 1/45スケールOゲージ国鉄電気機関車ED14形5号機
全長24cm(実機全長11200mm;スケール1/46.6程度)。1957年(昭和32年)時点の小売価格:キット1100円・完成品2100円。実機は1926年(大正15年)にED11形に続いて米国より4両が輸入されたゼネラル・エレクトリック(GE)社製の電気機関車。1960年代に4両全てが国鉄から近江鉄道に譲渡されていますが、2019年(平成31年)3月までに惜しくも全機が解体・消滅しています。ED14というと鉄道模型の世界では戦後、神田カワイモデルの16番製品が長年月に亘り連綿と売られたことでよく知られています。






ED145




●全員集合
モデルペット初代クラウン&ダイヤペット2代目クラウン警視庁パトカーは大きさ比較用。Oゲージは標準スケールのミニカーと一緒に飾れるのが愉しいです♪














●参考文献(1) 1957年 電関模型カタログ
B5判・表裏共36頁。発行元は1950年代から1980年代前半まで月刊誌「模型とラジオ」を発行していたことで知られる科学教材社。記載内容から初版は1955年(昭和30年)で画像の物にはTMSスタイルブック1957年版が参考図書として掲載されていることから、1957年(昭和32年)頃の発行と思われます。まだ数は少な目ながら16番も掲載されています。


Oゲージ電気機関車の頁にはEF58やEH10も掲載されています(但し、EH10は価格の掲載なし)。





●参考文献(2) 鉄道ピクトリアル1982年4月号「旧型主力電気機関車特集」
B5判・114頁+。鉄道図書刊行会・1982年4月1日発行。杉田肇氏による「ED16形の半世紀」ほか掲載。


目次



●参考文献(3) 電気機関車VOL.4 2017年夏号
A4判近似・146頁。イカロス出版・2017年8月25日発行。定価2200円(税抜)。ED16全機を1頁ずつ紹介するなどED16だけに50頁近くを割いた書籍。


1975年4月13日、宮ノ平にてクモハ73とED16形2号機。諸河 久氏撮影。


さよなら運転を明日に控えた1983年3月26日、東京機関区にてお召機EF58 61とED16形10号機。瀬田 明氏撮影。



●参考文献(4) レイルNo.109
A4判近似・98頁。株式会社エリエイ/プレズアイゼンバーン・2019年1月21日発行。定価3600円(税抜)。古くから良質の写真で知られるプレスアイゼンバーンのレイル109号は2018年(平成30年)に青梅鉄道公園で静態保存されている1号機が国の重要文化財に指定されたED16を24頁に亘り特集。


1931年鉄道省東京電気事務所発行「中央線電化記念写真帖」より中央本線用に新製されたED16形1号機原形






★オマケ(その1): シュコー1/64スケール ポルシェ356カレラ2新色
以前発売された赤の色違いとしてグレイ/赤シートが発売になっています。このシリーズはVWビートルなど他の車種もなかなかカラーリングが魅力的です♪






★オマケ(その2): トミカリミテッドヴィンテージ&ネオ新製品
TLV&TLVネオの2019年6月の新製品は、TLVが初代エルフのバキュームカー2種(LV-179aの1964年式とLV-180aの初代最終4灯1968年式:各税抜2500円)、TLVネオが日産GT-RのLV-N148eプレミアムエディション(グレイ)とLV-N184aの栃木県警パトロールカー(税抜3000円)。GT-Rは個人的には蒐集対象外の年式ながら、パトカーにはどうにもそそられて、つい1台入手。初代エルフの4灯は入手の難しい古のイマイの消防車のプラモデルとバンダイ製のブリキモデルしか存在しなかったため、嬉しいリリース。今後、4灯のノーマルなどのバリエーション展開が楽しみ。TLVネオには年式表記が見当たらないのが残念。今後50年、100年と時を経るとモデルとした実車の年式の特定が困難となりそうです。


東京都清掃事業の文字が泣かせます。




栃木県警の文字がそそります♪




★オマケ(その3): 日産フェアレディZ 50周年記念車専用カタログ
2019年(令和元年)7月に発売されるフェアレディZの生誕50周年を記念したフェアレディZ 50th Anniversaryの専用カタログが発行されています(4つ折)。往年のBRE仕様をリスペクトしたカラーリングの2020年3月までの期間限定車。価格は6速MT仕様458万8920円、7速AT仕様466万6680円。この限定車のトミカが出るといいですね。通常のZのカタログも2019年5月に改訂されています。


50th Anniversary専用カタログには歴代Zも簡単に掲載されています。




★オマケ(その4): 銀座 資生堂パーラーレストラン
2019年6月8日(土)の夕食は銀座資生堂へ。本ブログでは食べ物をUPすることはこれまで殆どなかったように思いますが、たまにはいいでsho♡♡ 1902年(明治35年)開業の歴史の重みと接客対応の良さがいぶし銀のように光るレストランですyone☆☆


天井の高いエレベーターです。




活鮑(アワビ)のステーキ


和牛サーロインステーキ


1935年(昭和10年)当時の資生堂レストラン内部。2019年現在で84年の時を経ているため、写真に映りこんでいる美女たちは当時20歳だったとしても御存命なら現在は軽く100歳を越えている計算です。




★オマケ(その5): 今日のビートルズ It Won't Be Long 1963
1963年(昭和38年) 6月30日録音、同11月22日発売ビートルズ2作目のアルバム「With the Beatles」A面1曲目。これもジョン・レノンが遺した名曲の1つですne☆☆


★1966年エーワン浅草玩具ランボルギーニ・ミウラ ~ ブリキ自動車コレクションから 028

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6月15日(土)のTOKYOは梅雨寒でしたyone
でも明日16日(日)は一転して30度を超える真夏日になるようですyo
まだ梅雨明けには間があると思いますが、
梅雨が明ければ、またあの暑い夏がやって来ますne☆

2011年10月にこのブログを始めてから数年してアクセスカウンター(忍者カウンター)を付けたのですが、何故かいつの間にか消えてしまい、2年位前?に再度付け直しました。今日カウンターを見たら10万の大台に乗っていました!大勢の方にアクセスしていただき、本当にありがとうございます☆
このブログのアクセス解析を見ると、リンク元は「アメーバ」が約3割、「その他」と「検索」が約7割です。アメーバユーザーのアクセスは3分の1以下と少ないのです。また、記事別アクセス数は必ずしも最新記事が1位ではなく、改元の影響か最近は3年以上も前の2016年2月のプリンスグランドグロリア・カタログの記事へのアクセスが多く、次いで何故か2017年7月の三菱ふそうT910前2軸大型トラック・カタログへのアクセスが常に上位にあります。その他のアクセスが多い記事も、恐らくWeb上での車名の検索から数年以上前の自動車カタログ記事にアクセスしてくださっているという状況にあります。
しかし、このところ自動車カタログの記事更新はすっかり滞ってしまい、代わりにブリキ自動車やビンテージ・プラモデルなど玩具・模型関係の記事が増えています。それは、重要な車種(メインとしている1960年代以前の日本車)のカタログは既に大半を記事にしていることと、ブリキ自動車やビンテージ・プラモの方が自動車カタログ以上に現存している数が少ないと思われるものも多くWeb上に画像等のデータを残しておくことは自動車カタログ以上に価値があるはずという思いもあるためなのです☆☆


閑話休題
明日は出掛ける用事がありまして、今夜は「ブリキ自動車コレクションから」シリーズ第28回記事としてエーワン浅草玩具のランボルギーニ・ミウラP-400とトミカ新製品などをご紹介しますne☆☆☆


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★1965年(昭和40年)11月のトリノショーに4リッターV12エンジンを横向きにミッドシップに載せた裸シャシーが「ランボルギーニP400」の名で展示され、その4ヵ月後の1966年(昭和41年)3月10日~20日に開催されたジュネーブ・ショーにベルトーネのチーフデザイナー、マルチェロ・ガンディーニによるアルミニウム製の極めて美しいボディを身に纏った車両が「ランボルギーニP400ミウラ」の名称で出品された。1963年(昭和38年)にプレミアム・スポーツの生産を開始したばかりの後発ランボルギーニは、このミウラのデビューにより初めてフェラーリのライバルと足り得る存在となった。



【1966年ランボルーニ・ミウラP400 実車 主要スペック】 (1966 Lamborghini Miura P400 specification)
全長4360㎜・全幅1760㎜・全高1055㎜・WB2500㎜・車重980kg・ミッドシップ後輪駆動・水冷V型12気筒DOHC3929cc・最高出力350ps/7000rpm・最大トルク37.5kgm/5100rpm・四輪独立懸架・四輪ディスクブレーキ・変速機5速MT・乗車定員2名・最高速度300km/h・販売価格771万リラ(イタリア国内・当時の為替レートで邦貨換算450万円前後)・生産台数:P400/475台、P400S/140台、P400SV/150台 合計765台前後


【エーワン浅草玩具1/17スケール 1966年 ランボルギーニ・ミウラP-400 (ノーマル) 主要データ】

・基本素材: ブリキ
・浅草玩具品番(管理番号): No.2067
・発売時期: 1969年(昭和44年)頃
・販売価格: 都内750円/全国790円
・全長25.0cm (実車比:1/17.4スケール)
・全幅10.5cm (実車比:1/16.8スケール)  
・ホイールベース15.1cm (実車比:1/16.6スケール)
・ボディカラー: オレンジ・赤
・動力: 電動2スピード走行(単1電池2本使用)
・箱のバリエーション: 国内/輸出 共用1種?
・バリエーション: ラリー仕様
・入手難易度: 10段階評価で8~9程度
・2019年現在のアンティーク・トイ市場の推定評価額: 9~12万円程度 (ノーマル仕様の箱付未使用ミントコンディションの場合)


●エーワン浅草玩具1/17スケール 1966年 ランボルギーニ・ミウラP-400 「ノーマルバージョン」






ヘッドライト点灯!


























室内


ルームミラーは別パーツで再現


シャシー裏面



1/43仏ソリド、1/62トミカリミテッドのミウラとの大きさ比較









●浅草玩具ランボルギーニ・ミウラP-400動画
電池を入れて動画を撮ってみました。箱に「リアルエンジンサウンド」と印字された音は少々軽やか過ぎですが、実車のようなV12の図太いエンジン音はさすがに高望みでしょう。ハイ&ローの切換えと停止はリアのマフラーを左右に動かして操作します。
・Asakusa Toy 1966 Lamborghini Miura P-400(1/17scale・Tin Toy)
・25cm Tin Toy
・Battery Operated
・Runs Forward in 2Speeds
・Real Engine Sound
・1960s Made in Japan
・Scarcity:9
・market price $1,200



ブリキ自動車コレクター向け資料本(プライスガイド付)「The Big Book of TIN TOY CARS」(2004年発行)に掲載の浅草玩具ミウラ
稀少性はレベル9・ミントの評価額1200ドルと記載。同時代のブリキ自動車の中では現存数が少ないこと、真っ当な仕上がりのミウラのブリキ玩具は唯一無二であること(後年、スーパーカーブーム期に発売されたトイホープ製ミウラなどはプロポーションが極めて悪い)から高評価となっています。




●エーワン浅草玩具1/17スケール 1966年 ランボルギーニ・ミウラP-400 「ラリー」
オペルGTのラリー仕様と共用の箱にて販売。電動走行。ホイールキャップはノーマルの実感的なモノが汎用品に換えられています。当時定価:都内700円/全国740円。



















浅草玩具1972年版カタログに掲載のラリー仕様。ランボルギーニラリーではなく、「ランブルラリー」と記載されています。



●浅草玩具ランボルギーニ・ミウラ ノーマルとラリー仕様の比較











※ランボルギーニ・ミウラの実車カタログについては、2015年7月27日の「自動車カタログ棚からシリーズ」第275回記事をご参照ください。





★オマケ(その1): 2019年6月トミカ&トミカプレミアム新製品
6月15日(土)はトミカ新製品発売の第3土曜日。ピニンファリーナに在籍していたデザイナー奥山清行氏がRX-78ガンダムにインスパイアされてデザインしたと言われるエンツォ フェラーリが11番として通常品の赤と初回特別仕様のシルバーの2色で登場してSRT バイパーGTSが絶版、トヨタジャパンタクシーが27番として登場し日産NV200タクシーが絶版となっています。版権クリアで怒涛のフェラーリ・ラッシュのトミカですが、フェラーリは他車種以上に気合いを入れて造っている感じがします。ジャパンタクシーは行燈パーツを付け街で見かけるようにリアドアにTOKYO2020・オリンピックマークのタンポ印刷がされていれば尚良かったように思います。135番ミシュラン モータースポーツトランスポーター(ロングトミカ)といすゞギガなどにティラノサウルス等の恐竜が入った魅力的な「恐竜運搬車セット」も新発売。トミカプレミアムは1/64スケールのTLVで3月に発売されたばかりのディーノ246GTがTLVより若干大きい1/61スケールで通常品の赤と発売記念仕様の黄色が登場。近所の某家電量販店ではトミカ&プレミアムの初回は1人3台購入可なのですが、今月はジャパンタクシーを含めて全て「1人3台まで」とされていました。量販店で全て3台ずつ購入した後、某ミニカー専門店に行くとトミカ新製品はセット販売でのみ初回も購入可となっていたため更に1台ずつ購入してトミカは全て4台ずつ購入となりました(転売する訳でもないのに、こんなに要らないかもw)。


エンツォ フェラーリ






ディーノ246GT




トヨタジャパンタクシー






★オマケ(その2): スパーク1/64ポルシェ新製品
今年もル・マン24時間が始まったということで、スパークの小スケール・ポルシェのル・マンカー新製品。税別1350円という価格はTLVと比較してかなり割安感ありです。


ポルシェ911RSR #91 2018年ル・マン出場車


ポルシェ911RSR #92 2018年ル・マン出場車


ポルシェ919ハイブリッド 2017年ル・マン優勝車



★オマケ(その3): ホットウィール ポルシェ新製品 「RWB PORSCHE 930」
マットブラックのボディがなかなかイケてますne♪








★オマケ(その4): ミニチャンプス 1/43ポルシェ911R ミントグリーン
PMA品番413 066228。沢山出ている991タイプRのカラーバリエーションの1つ。世界限定504台で定価税込10584円(税抜9800円)が日暮里の某ミニカー専門店に行ったら、何故か税込3000円の特売コーナーに(72%OFF!)。




★オマケ(その5): 東南アジア?の謎のバスたち
前述の日暮里の某ミニカー店で入手したバスの生写真(ミニカー購入者へのプレゼント品)。

元 関東バス


元 富士急行


元 アルピコハイランドエクスプレス


元 西東京バス


元 京急バス


トヨタボンネット改造車




??(この車は何でしょう)




★オマケ(その6): 今日のビートルズ I'm a Loser 1964
1964年(昭和39年) 9月11日録音、同12月4日発売ビートルズ4作目のアルバム「ビートルズ・フォー・セール(ビートルズ '65)』A面2曲目。これもジョン・レノンが遺した名曲の1つですyone☆☆この映像で見る24歳のジョンは何だか妙に嬉しそうです♡♡

★アモルの接吻で蘇るプシュケ ~ 魅惑の曳き物ミニカーたち

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花嫁募集中です♡♡♡ 

人として生まれたなら
誰しも人生最大の目標は結婚
ということになりますが、
以下の記事のような恋愛経験はあっても、
結婚にまで踏み切るようなご縁がありません。

日本人男性の平均寿命まで
残り20年と少しというこの歳では
一般論として最早手遅れということは百も承知ですが、
この国では平均寿命まで残り僅か2年という年齢で
財務大臣をされている人もいるご時勢でもあり、
Webで情報発信が出来る時代に黙っているのは
勿体ないと思い、今日はあえて発信しておきますne☆

お相手の条件は一つだけあります。
私を好きでいてくれる人」です。
好きでいてくれるなら同じだけのLOVEを返します(なんてキザなんだw)。
よろしくね~☆☆☆

(メッセなどお気軽にお送りくださいne。婚活系サイトからのメッセは固くお断りします。)







★曳き物ミニカー(その1): 仏ノレブ1/43スケール シボレーコルヴェア モンザ&プジョーCD24SP 1967年ル・マン
1960年代、プラ製ノレブのNo.69コルヴェアとトレーラーに載せられたNo.161ドゥーチェ・プジョーCD(Deutsch CD 24 LE MANS)の魅力的な2台セット。CDは1149cc、100hpで最高速250km/h。日本の日野サムライのようなマイナーなレーシングプロト。初期はパナールベース、ノレブ製のモチーフとされた1960年代後半にはプジョーベースとなっています。代々木ポストホビー980円の値札の付いた未開封品(撮影のため開封)。










垂直尾翼のような造形




フル開閉アクション






ドゥーチェ・プジョーCD 1967年ル・マン 実車画像



友情出演: 同時代のプラ製ノレブ・ポルシェ911Lタルガ






★曳き物ミニカー(その2): 英コーギー1/36スケール マツダB1600(プロシード)&ディンギーボートセット
1975年製。ダイキャスト&プラ製。英コーギーがプロシードをモデル化したのは今もって謎ながら、国産車ミニカーコレクションとしては外せない1台。コーギーのマツダB1600は1980年代末頃まで怒涛のようにバリエーションがリリースされているためコンプリートするのは案外大変です。沢山出たバリエーションの中で精密な開閉する工具箱やリアルなダイバーの付いたこのセットはなかなか魅力的♪








リアルなダイバーがそそります♪








★曳き物ミニカー(その3): 英コーギー1/43スケール バットモービル&ボートトレーラーセット
1973年製。ダイキャスト&プラ製。1966年の初版から長期間販売されたヒット商品のためバリエーションが多数あり、バットマン・コレクターでもないので、1つ持っていればいいかなと思って入手しておいたモノです。付属品が沢山入っていてギミックも多い魅力的なセット♪




付属品が一杯♪




フィギュアがそそります♪






★曳き物ミニカー(その4): 英マッチボックス 1/60スケール ダットサン260Z 2+2&モーターサイクル・トレーラー
1978年、ダイキャスト&樹脂(バイク)製。国内では2by2として売られた後席付の初代Z。この青メタはこのセットだけかも。40年経っているブリスター未開封品なので、勿体なくてバリっと開封する勇気が出ません(゜_゜>)









●曳き物ミニカー大集合♪




★トミカプレミアム5周年記念スカイラインGT-Rセット
最後は曳き物ではないミニカー3台セット。32/33/34のGT-R 3台セット。2019年6月22日発売新製品。タカラトミーモールでの通販のみでトミカショップでの販売は今のところ予定されていないようです。税抜2800円。消費税+送料が加算されて1台当り1200円強位。スカイライン・コレクションとしては外せないセットかもですが、GT-Rのミニカーはあまりにも沢山あるのでもうお腹一杯かも。











★オマケ: 今日のビートルズ  Girl 1965
1965年(昭和40年)11月11日録音、同12月3日発売のアルバム「ラバー・ソウル」B面2曲目。ジョン・レノンが遺した、あまりにも美しいラブソング。




★1971年トヨタセリカST 北米輸出仕様 バラード1番 ~ 自動車カタログ棚から 377

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アラサー女子さんの婚活ブログに
以下のようなお相手に求める条件の記述が・・・・・☆

(1) 年齢は30代まで。若々しい同世代のみ!

(2) 高収入でも浮き沈みのある中小企業の社長や自営業より、堅実で安定した大手有名企業の正社員!

(3) 学歴は大卒以上 (有名大学に限る)!

(4) 年収は最低800万円以上、出来れば1500万円以上!

(5) 身長175cm以上!ヒール履いて一緒に歩いても不自然でない人。

(6) 自宅を持っていない人!戸建・マンション問わず自宅持ちなら売却か賃貸して、実家近くに家を買い直してくれる人!

(7) 波長が合う人!

(8) 自分の家族と仲良く出来る人!

・・・・・だって(大汗)。世の中、バブルの頃と変わらずハイスペ志向なのでしょうか。しかし、これだけ条件が厳しいということは、余程自分に自信のある「絶世の美女さん?」なのかもですne☆私なんて崖っぷちでなく既に崖から落ちてしまっている年齢なので、自分を好きになってくれる人なら基本誰でも大歓迎なのですけどne☆
しかし、この条件の中で、(7)は誰しも結婚するなら当然ですyone。昔からよく「笑いのツボが合う人」なんて言い方もします。このアラサー女子さん、特に生活に響く年収については妥協できない、結婚して絶対後悔はしたくないとの旨も書かれており、もし絶世の美女さんなら希望の条件を全てクリアして幸せな結婚が出来るかもですne☆☆


閑話休題
今日は久々に自動車カタログの記事です。初代セリカは2016年1月4日に「自動車カタログ棚から」シリーズ第301回記事で既にピックアップしていますが、今回は補足として未紹介の北米輸出仕様初期型カタログをピックアップしますne☆☆☆



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★日本初のスペシャルティカー(Specialty car)を謳った初代セリカは、1970年(昭和45年)12月1日に国内発売されています。基本グレードは上からGT/ST/LT/ETの4種で各種オプションを組み合わせるフルチョイスシステムが採られました。初代セリカ左ハンドル車の北米輸出は翌1971年(昭和46年)にSTグレード1種のみで開始されています。
輸出仕様のSTは国内仕様のSTとは全く異なり、初代コロナマークⅡ1900と同じ8RB型1858ccエンジンを搭載し神経質さを取り去ったトルクの太いエンジンが搭載されています。国内向けSTと北米向けSTの主なスペックは以下の通りです。

●国内向けST: 2T-B型4気筒OHVエンジン・最高出力105ps/6000rpm・最大トルク14.0kg-m/4200rpm・車重885kg・最高速度175km/h

●北米向けST: 8RB型4気筒SOHCエンジン・最高出力108ps/5500rpm・最大トルク16.2kg-m/3600rpm・車重1027kg(2266lbs) ・最高速度176km/h(110mph)

北米向けSTは、国内向けSTを出力で上回り、より低回転で大トルクを発生させる仕様であったことが判ります。最高速度は互角、カタログの数値が正確ならば車重は北米仕様が142kg(大人2人分以上)も重いので出力アップ分は軽く消し飛んでいる計算です。エクステリアでは、ドアミラー、国内向けGTに設定されたものとよく似たデザインのサイドストライプ、リアサイドマーカーの設置等が北米仕様の差異点です。
その後、北米向け初代セリカは、1972年に2リッター18R-Cエンジン、1975年には2.2リッターの20Rエンジンへと換装されますが、全て同時期の国内向け仕様より大排気量のエンジンが搭載され、デビューから1975年までの5年間に北米で6万5000台を売るヒットとなっています。


●1971年トヨタ セリカST 北米輸出専用カタログ(A4判・英文12頁)
トヨタカタログNo.77674-70。イラストのコラージュで構成された個性的なカタログ。イラストは1960年代のフラワームーブメントの残り香と共に1970年代初頭という時代をよく映しています。印刷は日本。裏面に現地のディーラー地図等が追加印刷されています。



【中頁から】



ワンテール


スピードメーターはマイル表示






国内向けとは異なる1900ccエンジン




裏面:スペック及びディーラー地図


裏表紙右下に印字されたカタログNoほか






★オマケ(その1): 永大1/25スケール 1970年トヨタセリカ1600GT警視庁パトロールカー プラモデル
自動車カタログ棚からシリーズ第301回記事では当時作ったノーマルを掲載していますが、これは警視庁パトカー仕様のバリエーション。全長14cm。永大キットNo.214。当時定価200円。箱サイズ:縦16.6×横27×厚さ4.1cm。赤色灯パーツや警視庁のデカールがそそりますが、ボディ下部の黒塗装をすることが必須です。


無塗装で組むと真っ白なパトカーになってしまいます。


ノーマルと一緒に♪




★オマケ(その2): 香港プレイアート 1/45スケール 1975年トヨタセリカLB2000GT
これも301回記事で黄緑を既にご紹介していますが、今回は空色と2色のカラーバリエーションで。全長9.7cm。ダイキャスト製。1977年頃発売。当時国内定価:不明。5マイルバンパーとオーバーフェンダーを付けた最終型LBの右ハンドル車をモチーフとしています。








Made in Hong Kongの刻印の入ったシャシー裏




箱裏に印字されたラインナップには230セドリックHTやホンダZもあります♪




★オマケ(その3): トミカリミテッド 初代セリカ4台セット
2001年発売。中国製。当時定価:税抜2800円。トミカのセリカのギフトセットは1983年発売のG-122トミカセリカストーリーセットというのもありましたが、すぐに見つからなかったので今回はこのセットで。トミカ26-1と86-1に彩色等を施して実感的にした4台セット。










★オマケ(その4): 430セドリック・パトカー専用カタログ 超高額 28万1000円
ヤフオク2019年6月28日(金)終了。初めて見たレアカタログなので3万円位なら買いかな~と思って見ていたら、自動車カタログコレクターなら皆さん考えることは同じらしく3万円台位までの入札者は鬼のように大勢いて(大汗)、最終的にはまさかの超高額に。某テレビ番組の影響もあるのでしょうか。レアカタログながら2つ折でしかも目立つシミもあり、負け惜しみではなく個人的には3万円位が妥当な評価額かなとも思いました。












裏面スペック及び図面




★オマケ(その5): Lang Lang plays Chopin: Ballade No.1 in G minor, Opus 23
羽生結弦がSP(ショートプログラム)に使ったことでよく知られるようになったショパンのバラード1番。この曲がどうしても弾きたくて(正直なところ、この曲が弾けると少しは女子にモテるかもしれないという魂胆もありw)、1993年頃に全て暗譜してから既に四半世紀経ってますが、私のような素人が完璧に弾くことはなかなかハードルが高い曲です。ラン・ラン(Lang Lang;郎朗:1982年6月14日~)のバラ1は5人に1人が良くない評価をしているという評価が分かれる個性的な演奏ながら、緩急の付け方など私はなかなか良いと思います。この曲を弾く場合、最後1,2分のコーダが最も難所と言われますが、私はこの映像では6分前後の中間部も弾いていて結構難しく感じます。
(この映像、残念ながらyoutubeで再生すると途中2回も広告が入り曲が途切れます)




★オマケ(その6): Yuja Wang plays Chopin: Ballade No. 1 in G minor, Opus 23
ユジャ・ワン((王羽佳;Yuja Wang:1987年2月10日~)のバラ1は、ランランの演奏より遥かに聴きやすく無難な印象です。

★1961年イチコー縦目のセドリック カスタム ~ ブリキ自動車コレクションから 029

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しかし、毎日雨が続きますne☆TOKYO☆☆
関東甲信の平年の梅雨明けは7月21日。
今年も平年よりあまり遅くなく梅雨明けする見込みとのことですので、
カンカン照りの夏が来るまであと2週間程度でしょうか。

しかし、2019年7月6日付の朝日新聞土曜版の連載記事「サザエさんをさがして」の西本ゆかさんの書いた「父の手料理 ~愛情でかけた 味覚の魔法」は感涙モノで何とも秀逸でした。
朝日新聞1967年7月29日付に掲載されたサザエさんは、家族全員が夏休みで出かけてしまい、1人家に残った波平が慣れない料理に奮闘して台所中を鍋や皿の山にして待っていたという話。その話を糸口に1977年に発足した「男子厨房に入ろう会」で取材した、男性は料理にハマっても洗い物は苦手な人が多いという話などに続き、西本さん自身の思い出が綴られています。以下に抜粋しておきますne。

「子供の頃、海外出張から帰国した父がホテルの朝食で食べて好きになったソテーを作ってくれた。大人になった今、父のレシピでじゃがいものソテーを作ってみる。料理の腕は間違いなく当時の父より私が上だ。なにの、なぜだろう。1人暮らしのキッチンで作るソテーは『おいしくないよ、お父さん』。思い出すのは、父が得意げに盛り付けた皿の後ろに広がる台所の惨状、嘆息する母、黙って片付ける優等生の姉。末っ子の私はつまみ食いして怒られるけど、何かもう、すべてがうれしくて楽しくて、わけもなくけらけらと笑っている。
本当は私もわかっているのだ。不揃いな芋とべちゃべちゃな卵の『おいしさ』は、父が家族を愛し、家族も父を愛していて初めて感じられる、魔法の味であったことを。1人暮らしのキッチンに家族の魔法はかからない。『そうなんでしょう、お父さん』。働き盛りで病に倒れた写真立ての父に尋ねても、若々しい顔で笑うだけ。あと数年で、私は父の歳を超える。」 (ⓒ朝日新聞・西本ゆか)


閑話休題
土日1回更新を飛ばさないよう、今日は、「ブリキ自動車コレクションから」シリーズ第29回記事としてイチコーの縦目のセドリックをご紹介しますne☆☆☆ 
 


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縦目のセドリック
かつて国産高級車と言えば、クラウン・セドリック・グロリアが御三家でした。御三家の中で一番遅くデビューしたのが1960年(昭和35年) 4月1日に発売された初代縦目の「セドリック」。

発売当初のセドリック は当時の小型車枠内の1500ccのデラックスおよびスタンダードのみ。1960年(昭和35年)9月に小型車規格が排気量2000ccに引き上げられたことに伴い、同年11月に全長及びホイールベースを各100mm伸ばした1900ccのカスタムが追加発売されています。


★縦目のセドリックの玩具・模型 ~イチコー製縦目のセドリック
最初のセドリックはタテ4灯の印象的なヘッドライトから「縦目のセドリック」として広く親しまれ、リアルタイムで夥しい種類の玩具・ミニカー・プラモデル等の実車を模した立体造形物が製品化されています。金属玩具(ブリキ玩具)は、イチコー(一宏工業)、米澤玩具(ヨネザワ)、萬代屋(現バンダイ)、増田屋斎藤貿易(マスダヤ)、SSSインターナショナル商事(サンエス商事)で競作され、このうち、バンダイ製はオペルレコードの金型流用、マスダヤ製はプリムスあたりのアメ車の金型流用という手抜き商品でした。
そのような中でイチコー製はディテールやプロポーションの良さでは一番優れ、古くから初代セドリックの玩具の決定版的な位置付けが為されています。イチコーの初代セドリックは箱には1960年11月に発売されたグレード「カスタム」の印字があることから、恐らく1961年(昭和36年)に入って発売され、以降、1962年式・1963年式・1964年式と実車のMCに則した(1965年式のみ発売なし)、計4種ものMCが為されています。年式違いが4種ある上にカラーバリエーションも多いため、イチコーの初代セドリックをカラバリも含めてコンプリートにコレクションすることはハードルが高いと言えます。
今回はイチコー製の初代セドリックの中でも前期・縦目時代の1961年式及び1962年式をご紹介します。


【1961年ニッサン セドリック カスタム G30型 実車 主要スペック】(1961 Nissan Cedric Custum Type.G30 specification)
全長4510mm・全幅1680mm・全高1510mm・ホイールベース2630mm・車重1240kg・H型水冷直列4気筒1883ccエンジン・最高出力88ps/4800rpm・最大トルク15.6 kgm/3200rpm・コラム4速MT・6名乗・最低地上高190㎜・ガソリンタンク容量44ℓ・馬力当たり重量14.1kg・日本車初の後席専用ヒーター装備・シャシー開始番号G30-L-00001・タイヤサイズ6.40-14-4P・最高時速140km/h・販売価格112万8000円


【一宏工業(イチコー) 1/18スケール 1961年・1962年 ニッサン セドリック カスタム 主要データ】

・基本素材: ブリキ
・一宏工業品番(管理番号): No.2161
・発売時期: 1961年(昭和36年)~1963年(昭和38年)頃
・販売価格: 都内250円/地方最低小売270円
・全長25.0cm (実車比:1/18.0スケール)
・全幅9.6cm (実車比:1/17.5スケール)  
・ホイールベース14.2cm (実車比:1/18.5スケール)
・ボディカラー: 黒・赤・青メタ・赤茶・紺・茶メタ・青銀メタ・クリーム/赤・青/水色・緑/黄緑 (現存が確認出来たものだけで計10色)
・動力: フリクション
・箱のバリエーション: 1961年式・1962年式 共用1種?
・バリエーション: ウインドパーツに無色と青。構内タクシー仕様メーカー試作品。
・入手難易度: 10段階評価で7程度(1962年式は9程度)
・2019年現在のアンティーク・トイ市場の推定評価額: 1961年式18~25万円程度・1962年式28~35万円程度 (箱付未使用ミントコンディションの場合)


●一宏工業(イチコー)総合カタログ1963年版に掲載の縦目セドリック





●東京玩具商報1962年8月号 (国立国会図書館蔵) 一宏工業 広告に日野コンテッサ900等と共に掲載の縦目セドリック・ツートン
キャッチフレーズは「自動車玩具ならイチコーへ」






●1961年式 黒 初版
1961年式の中でも初版はナンバープレートの文字がCEDRICではなく、「5ゆ7280」のシングルナンバー。










白いミニカーは大きさ比較用1/64スケールTLV縦目のセドリック




比較的忠実に再現された運転席のプリント


昔の車には皆付いていたフロントシートバックの灰皿もプリント再現。


シャシー裏面




●1961年式 青メタ 初版






●1961年式 青銀メタ
ナンバープレート文字を「CEDRIC」に変更。






●1961年式 茶メタ






●1961年式 クリーム/赤ツートン






●1961年式 青/水色ツートン


リアナンバープレート欠品




●1962年式 赤/クリーム ツートン
1961年秋から翌1962年秋までの約1年生産された実車の1962年式は、大盛屋フリクション5番の縦目のセドリック2ndや大盛屋チェリカフェニックス2番のセドリックバン2nd同様にイチコー製も現存する数が少ないレアモデル。過去30年集めてきた印象では、1962年式はイチコー製の縦目のセドリック30台に1台ないようなレア度で現存するものの大半は1961年式と思います。










箱は1961年式のまま。白は1/64TLVの縦目。




●1962年式 茶メタ
これもレアな62年式。







●1962年式 2台



●左1962年、右1961年



●全員集合♪




縦目のツートンは妙に派手ですが当時の実車カタログにも登場します。








※縦目のセドリックの実車カタログについては、2012年9月23日の「自動車カタログ棚から」シリーズ第59回記事をご参照ください。





★オマケ(その1): 1978年撮影の1962年縦目のセドリック
筆者撮影。私が高3・18歳だった1978年(昭和53年)2月、撮影場所は都下・練馬区内の新青梅街道沿い中古車店。子供の頃にリアルタイムで見て以来、縦目のセドリックとの久々の邂逅に懐かしさに胸が震えたことを思い出します。しかし、考えてみると当時はまだ16年落ちであったことが何とも不思議というか意外。2019年現在で言えば、同じ時間を経た16年落ちの2003年式のクルマ(例えば2003年デビューのゼロクラウン)を見かけて感動するなんてことは有り得ません。1960年代~1970年代は劇的・飛躍的に日本車が進歩した時代だったため、16年が現在よりも遥かに長い歳月に感じられた気がします。あるいは私自身が幼少期から大人になりかけるまでの期間・時期と重なっていたために、時間が長く感じられた面もあるのでしょうか。しかし、この頃、1960年代以前の古いクルマにカメラを向けることはあっても、街でウジャウジャ見かけた330セドグロや5代目クラウンのタクシーあたりには無関心で殆どカメラを向けなかったことが悔やまれます。撮影時点では、まだ東京の地区名称(品・練など)の入らないシングル5ナンバーとオリジナルのホイルキャップも付けていた、この白の62年縦目、果たして現在も生き残っているのでしょうか。






★オマケ(その2): アポロ社ピクチュアパズル「ニッサン セドリック」
縦25.2×横36.5cm。アポロ社ピクチュアパズルNo.605。当時定価120円。この手のパズルは昔からアポロ社製で私も子供の頃(1960年代)に幾つか買ってもらって遊びました。アポロ社は、1924年(大正13年)創業と歴史があります(現在はエポック社の傘下)。


裏面は小公子物語とセドリックの写真図解となっています。




★オマケ(その3): カーグラフィック2019年8月号 No.701
初代編集長 小林彰太郎氏の時代には正にカリスマ的な人気を誇ったCGも最近は滅多に買わなくなりました。最新号はGT3ベースのポルシェ911スピードスター(991型・1948台限定販売)の表紙でポルシェの小特集と1970年代初頭の初代マークⅡハードトップやダルマセリカベースのトヨタのターボ・マシーンの記事が載っているため久々に購入。税込1240円。200頁+。


世襲を迎えた911


1970年代初頭のトヨタ・ターボ・マシーン記事


初代マークⅡハードトップ・ターボ

★1963年イチコー横目のセドリック カスタム ~ ブリキ自動車コレクションから 030

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しかし、長雨ですね☆TOKYO☆☆
梅雨寒の日も続きますne。東京で7月に最高気温が25度以下の日が5日以上続いたのは、1993年(平成5年)以来、26年ぶりとのこと。まあ、蒸し暑いより過ごしやすくていいかなとも思いますが、そろそろギラギラと光る夏の太陽も恋しくなってきましたyone☆


夫婦同姓
現在の民法 第750条では、 「夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する。」と定められています。即ち、結婚したら日本では極めて一般的な妻が夫の姓を名乗る、あるいは、婿養子になって夫が妻の姓を名乗るといったこととなりますne。
これは、戦前の旧民法では結婚は妻が夫の家に入ることという伝統的な考え方から、「妻は夫の姓を名乗る」とされていたのが、「夫または妻の姓」と変えられたようです。ところが、この夫婦同姓が法で定められているというのは世界を見渡せば極めてレアなケースで、世界の主流は「夫婦同姓も別姓もあるいは2人の姓を連ねた複合姓(例:John Winston Ono Lennon)も自由に選択可能」というもののようです。日本では戸籍制度との絡みもあり、自由選択制にはしづらいという側面もあるようです。
私は昭和生まれの古い人間の所為か、「やっぱり結婚したら夫婦同姓の方がいいなあ、一心同体のような一体感も生まれるし・・・」という思いがあるのですが、みなさんはどう思われますか~??


閑話休題
今回は「ブリキ自動車コレクションから」シリーズ第30回記事として、過去30年以上に亘り特に力を入れて集めてきた、イチコー製初代後期型・横目のセドリックをご紹介しますne☆☆☆


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★1960年(昭和35年)4月にデビューした初代セドリックは、1962年(昭和37年)10月のマイナーチェンジで従来の縦目を横目ヘッドライトに変更してイメージを一新し、所謂、「横目のセドリック」となりました。1900ccのカスタムでは全長・ホイールベースが延長され、より伸びやかなフォルムに生まれ変わっています。

【1963年ニッサン セドリック カスタム G30型 実車 主要スペック】 (1963 Nissan Cedric Custum Type.G30 specification)
全長4650mm(前期型+140㎜)・全幅1690mm・全高1505mm・ホイールベース2690mm(前期型+60㎜)・車重1260kg・H型水冷直列4気筒1883ccエンジン・最高出力88ps/4800rpm・最大トルク15.6 kgm/3200rpm・コラム4速MT・6名乗・最小回転半径5700㎜・ガソリンタンク容量44ℓ・最高時速140km/h・販売価格103万円(前期型より約10万円値下げ)


【一宏工業(イチコー) 1/18スケール 1963年・1964年 ニッサン セドリック カスタム 主要データ】
        
・基本素材: ブリキ
・一宏工業品番(管理番号): No.2161(前期型縦目と同一)
・発売時期: 1963年(昭和38年)6月中旬?~1966年(昭和41年)頃・・・イチコー製130セドリックの発売に伴い絶版。
・販売価格: 都内260円~300円/地方最低小売280円~330円(前期型より都内10~50円、地方10~60円値上げ)
・全長25.0cm (実車比:1/18.6スケール)
・全幅9.6cm (実車比:1/17.6スケール)  
・ホイールベース14.2cm (実車比:1/18.9スケール)
・ボディカラー: 茶・紺・青銀メタ・赤・水色/青・黄緑/緑・青銀メタ/青メタ・イエロークリーム/あずき (現存が確認出来たカラー:計8色)
・動力: フリクション
・箱のバリエーション: 1963年式・1964年式 各1種
・バリエーション: ミラーにブリキ製・プラ製・ポリ製(1963年式の大半はブリキ製)。1963年式に稀に縦目時代のバックライトなしのテールライト。1964年式に緊急車3種(警視庁パトカー、アンビュランス、消防指令車)。
・入手難易度: 10段階評価で8程度(1964年式の方が若干レア度は高目)
・2019年現在のアンティーク・トイ市場の推定評価額: 38~50万円程度 (箱付未使用ミントコンディションの場合。1960年代モノはリアルタイムを知る世代の高齢化で値落ちしているとも言われますが、現存数の少ない箱付極上品は欲しい人が少数でもいる限りは高額となる恐れがあります。)

●イチコーの横目のセドリックは、1980年代初頭に神田須田町の交通博物館で船舶模型(連絡船)に多数載せられているのを見たのが最初でした。初めて見た時には懐かしさに胸が震えたものです(1964年型。恐らく現在は大宮の鉄道博物館で保存)。しかし、現物を入手したくとも1980年代には交博以外では殆ど現物を見る機会もなく入手は困難を極めました。その後、平成に入る頃(1990年前後)からポツポツと見かけるようになり、過去約30年で漸く手元に12台が集まりました。


●東京玩具商報1963年5月号 表紙 一宏工業 イチコー横目のセドリックとマツダキャロル広告
1963年(昭和38年)5月15日、東京玩具人形問屋共同組合発行。通巻第610号。この号は国立国会図書館の蔵書ではなく手元にある原本。イチコーの製品カタログを下に敷いて撮影された何とも魅力的な出来立てホヤホヤのイチコー製1963年式横目のセドリック赤とキャロル緑メタ。実車も前年1962年にデビューしたばかりのニューモデル。




表紙解説頁に横目のセドリックは6月中旬発売と記載されています。



●東京玩具商報1963年2月号 一宏工業 横目のセドリック発売予告広告 (国立国会図書館蔵)
「2月中旬発売!ニッサンセドリック1900デラックス」の印字。実際に製品として発売された箱には縦目時代と同様に1900デラックスではなく「カスタム」と印字されています。都内売価250円/全国売価280円と記載があるものの製品ではなく実車画像であることから、まだイチコーの横目は製作途中だったと推定できます。実際に発売されたのは、上掲の63年5月号に記載がある通り、予定より4ヵ月遅れた6月中旬だったのかもしれません。





●東京玩具商報1963年6月号 一宏工業 国産車新製品 広告(国立国会図書館蔵)
いすゞベレル、マツダキャロル、日野コンテッサ900等と共に上掲の同年5月号に続き横目のセドリックの製品写真を掲載。



●東京玩具商報1964年1月号 一宏工業 国産高級車 広告(国立国会図書館蔵)
クラウン、グロリアと共に横目のセドリック1963年型を掲載。クラウンは何故か他の号でも製品写真でなく実車カタログのイラストが使われています。この広告の時点でセドリックの実車は既に1964年型にMCされています。



●一宏工業 総合カタログ1965年版に掲載の横目のセドリック
掲載されている写真はまだ1963年型。ボディカラーは恐らく青銀メタ/青メタのツートン。価格は都内300円/地方330円に上げられています。




【イチコー横目のセドリック1963年型】

●1963年 水色/青ツートン
恐らく実車には存在しないカラーリングですが、なかなか綺麗です。














手前のミニカーは大きさ比較用1/64スケールTLV1964年横目セドリックカスタム




室内プリント


シャシー裏面




●1963年 イエロークリーム/あずきツートン
ちょっと冴えないカラーリングです。






●1963年 青銀メタ/青メタツートン






●1963年 茶






●1963年 赤






●1963年 紺


この個体のみ縦目時代のバックライトなしのテールライトが付いています。




●1963年 青銀メタ






●1963年式 全員集合!








【イチコー横目のセドリック1964年型】

●1964年 水色/青ツートン












箱絵も実車64年型の写真に替えられています。




飯塚市えびすや330円の値札がそそります♪21世紀初頭に発掘されたタイムマシーン・コンディションの個体。


実車は64年式でダッシュパネル等室内が一新されていますが、イチコー製品の室内プリントは残念ながら従来のまま。




●1964年 黄緑/緑ツートン






●1964年 赤






●1964年 紺






●1964年 青銀メタ






●1964年式 全員集合!






●イチコー横目のセドリック1963年式(左)と1964年式(右)の比較






手前のミニカーは1/64スケールTLVの横目


箱の比較(上:1963年式、下:1964年式)








★オマケ(その1): 横目セドリック カスタム 実車カタログ
横目セドリック カスタムの実車カタログは大判正方形の立派な本カタログが発行されていますが、今回はキャッチーな簡易カタログをメインにご紹介します。

●1963年セドリック カスタム簡易カタログ(A4判・2つ折4面)


●1963年日産自動車総合簡易カタログ 表紙(A4判・2つ折4面)
1962年10月の第9回東京モーターショーで配布されたものかもしれません。ホワイトウォールの太い初期型横目セドリック カスタム。


●1964年セドリック カスタム簡易カタログ(A4判・2つ折4面)


室内意匠を一新




★オマケ(その2): 2019年7月 トミカリミテッド・ヴィンテージ新製品
7月のTLV新製品は三角窓のない1969年式クラウンスーパーデラックス(金茶181a・シルバー181b)。税抜各2400円。TLVの8月はスバル360、9月は410ブルーバードと既発売品の仕様違いながら、個人的にはそそられる車種ばかりです。一方、TLV-NEOは7月だけでランエボⅣの黒とシルバー(各税抜2400円)、U12型ブルーバードSSS-R(カタログモデル税抜3200円・全日本ラリーカルソニック税抜3800円)、マツダ787Bテストカー(税抜7200円)の5台が一気にリリースされています。価格も安くはなく個人的にそそられる年代でもないため、NEOはU12ブルSSS-Rカタログモデル1台のみ入手。しかし、実車年代が1960年代以前と古いTLVに比べてNEOの方が一般には人気が高くリセールバリューも高いようです。








★オマケ(その3): 仏ソリド新製品1/18スケール1953年ポルシェ356 Pre-Aクーペ
シルバー(品番S1802802)とカレラパナメリカーナ仕様(品番S1802801)が発売になっています。ダイキャスト製、バングラデッシュ生産。国内定価:税抜8000円。ドアが開閉し室内を拝めます。TLV&NEOと比較するとかなり割安に感じる価格です。


シルバー







カレラパナメリカーナ








★オマケ(その4): スパーク新製品1/43スケール 1973年ポルシェ911S&1989年911スピードスター
レジン製。画像の1973年ポルシェ911S 2.4のシルバー(品番SDC016)、1989年ポルシェ911スピードスター3.2ターボルック(品番S4471)の他に73カレラRSのグリーン(品番SDC017)が発売になっています(各税抜7200円)。中国製。73カレラは他メーカーのモノも含めて既に沢山持っているので、今回は73カレラ以外の2台を購入。



73年911S






89年911スピードスター ターボルック








★オマケ(その5): Paul McCartney&Ringo Starr「Sgt. Peppers&Helter Skelter」 Dodger Stadium, July 13 2019
つい数日前のライブ映像。2019年6月18日に77歳になったポールと7月7日に79歳になったばかりのリンゴ。2人共、若々しくパワフルで年齢を感じさせませんyone☆




★オマケ(その6): 1969年 Rooftop Concert THE BEATLES ビートルズ/ルーフトップコンサート
1969年1月30日、ロンドン「アップル社」屋上での事実上ビートルズ最後の歴史的ライブ。早いものでこのライブから今年で50年!実際には47分演奏されたものを映像(映画レットイットビー)では上手く編集され10分以上短縮されています。これを私が最初に観たのはライブから4年後の1973年だったと思います。何とテレビで映画レットイットビーの日本語吹替え版が放送されたのです。1970年代後半のかまやつひろしさんがナレーションを付けたバージョンではありません。ちなみに、映画「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」(A Hard Day's Night)と映画「ヘルプ」も最初に観たのは1973年のテレビ放送(深夜枠)でした。

★1965年バンダイ マツダファミリアクーペ トミカ新製品~ブリキ自動車コレクションから031

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同年代の知人で投票なんて何となくカッコ悪いからハタチになってから過去40年近く一度も選挙には行ったことがないという人もいます。今回の参院選の投票率は5割を割り込む可能性有とのことですが、例えば仮に投票率が5割でそのうち5割の支持を得て政権を得たとしても国民全体の4分の1にしか支持されていないこととなり、果たして民意を反映した選挙結果といえるのか疑問ですyone。
投票率が低いと経済団体や農村の組織票が多い自民や創価学会の組織票が多い公明あたりには有利ということになりがちです。まあ、私の周りには憲法改正や消費税増税の自民や公明に投票するという保守派の人は比較的少ない印象ですが、かと言って積極的に応援すべき政党は見つからないという無党派層が圧倒的に多い感じがします。
公明党で思い出すのは、私が20代後半の頃に勤め先で創価学会に入っている人から、「結婚相手も紹介するから」と言って何度も繰り返し会合に誘われたことがありました。幾ら誘われても、何しろご承知の通り私はジョン・レノン教信者ですから創価学会にはまるで興味がなく一度も行かなかったのですよne☆
しかし、あの頃、もし誘われるまま会合に行っていたら、30前に結婚して案外今頃は孫もいるような全く別の(バラ色の?)人生だったかもしれないと、ふと思うこともありますyo☆
いや、これから自力で人生をバラ色にするのだぞよ!!
と実は本気で思っていたりしますがne☆☆


閑話休題
あまり時間の余裕がありませんでして、しかし、週末1回更新のルーティンを崩さないよう、今日は「ブリキ自動車コレクションから」シリーズ第31回記事としてバンダイの初代ファミリアクーペをご紹介しますne☆☆☆
 


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1965年(昭和40年)11月に発売された初代ファミリア クーペは東洋工業(マツダ)初のスポーツカーでした。
フラットデッキの魅力的な初代ファミリアのデザインをベースにスタイリッシュかつスポーティーな2ドアクーペボディを身に纏い、セダンのOHV800ccとは全く別物のマツダ初のSOHCエンジンPA型985ccツインキャブレター付を搭載して、当時の1000cc級としては俊足と言える最高速度145km/h、0-400m加速18.9秒という動力性能を持っていました。
内外装もまた魅力的な車で、並みいるライバル達の中でファミリア クーペの小粒ながらパンチの効いたスタイリッシュなボディとリクライニングシートに4速フロアシフト、7000rpmまでのタコメーターを中央に配置した丸形3連メーター、3スポークの木製ナルディタイプのステアリングホイールなどスポーツライクな魅力に満ち溢れていました。ボディサイズは現行の軽自動車より全長は30cm長いものの全幅はホンダS660などより10mm狭く、現代の目で見ると異様に小さく見えることに驚きます。


●1965年11月発行 ファミリアクーペ本カタログより





【1965年マツダ ファミリア クーペ MPA 実車主要スペック】 (1965 MAZDA FAMILIA COUPE Type.MPA specification)
全長3700mm・全幅1465mm・全高1345mm・ホイールベース2190mm・車重790kg・水冷SOHCツインキャブ5ベアリング985cc・圧縮比10.0・最高出力68ps/6500rpm・最大トルク8.1kgm/4600rpm・前輪ディスクブレーキ・舗装平坦路燃費18km/ℓ・燃料タンク40ℓ・最小回転半径4400㎜・乗車定員5名・ゼロヨン18.9秒・最高速度145km/h・販売価格64万4000円


★初代ファミリアの模型玩具
初代ファミリアの実車とリアルタイムで作られた1960年代の製品には以下の5種があります。

1)バンダイ製 バン(ブリキ製。フリクション仕様のみ)
2)バンダイ製 セダン(ブリキ製。フリクション仕様及び後に電動ライト点灯仕様)
3)バンダイ製 クーペ(ブリキ製。電動ポケットリモコン仕様)
4)アサヒ玩具モデルペット1/42 セダン(アンチモニー製ミニカー)
5)三共ポリマー1/32 セダン(プラモデル)

バンダイはバン・4ドアセダン・クーペと初代ファミリア実車の発売順に何と3種も製品化しています。セダンはバンダイ・モデルペット・三共と当時3種も作られたのに対しバンとクーペはバンダイ製のみでした。バンは近年になってトミカリミテッドヴィンテージで製品化されていますが、クーペについては現在に至るまでバンダイ製以外の立体造形物が作られていないという大変貴重な存在です。
バンダイ製ファミリア クーペは1967年に入りポケットリモコンシリーズに追加されていますが、同シリーズの410ブルーバードやバリカンコロナ、日野コンテッサ1300あたりと比べて生産/販売期間が短く現存する個体が少ない製品です。


【バンダイ1/21スケール1965年マツダ ファミリア クーペ 主要データ】        
・基本素材: ブリキ
・バンダイ品番(管理番号): 不明
・製品名: ポケットリモコン「マツダ ファミリア クーペ」
・製造: 新生工業
・発売時期: 1967年(昭和42年)1月?~1968年(昭和43年)頃
・販売価格: 都内500円・全国530円(1968年に都内600円・全国630円に100円値上げ)
・全長18.0cm (実車比:1/20.6スケール)
・全幅7.1cm (実車比:1/20.6スケール)  
・ホイールベース10.2cm (実車比:1/21.5スケール)
・ボディカラー: 赤メタ・クリーム
・動力: 電動リモコン
・パッケージ: 台紙付金具開閉式ブリスター
・入手難易度: 10段階評価で9程度
・2019年現在のアンティーク・トイ市場の推定評価額: 5~9万円程度 (ブリスター付 未使用ミントコンディションの場合)


●東京玩具商報1967年2月号 バンダイ ポケットリモコン広告
国立国会図書館蔵書より複写。ポケットリモコンのマツダファミリアクーペとVWビートルが〈新発売〉として製品写真入りで掲載されています。当時のバンダイでは全長25cm前後のスタンダードサイズのリモコンを「ハンドルリモコン」、全長18cm前後のサイズのリモコンを「ポケットリモコン」のシリーズ名にて販売しています。ポケットリモコンシリーズは当時のヒット商品でしたが、ファミリアクーペ、130セドリック、トヨタスポーツ800の3車は滅多にヤフオクなどのアンティーク・トイ市場に現れることがなく現存する個体は少ない印象です。





●玩具商報1968年3月1日号 バンダイ ポケットリモコンを掲載した玩具問屋・大阪「松井栄商店」の広告
国立国会図書館蔵書より複写。ポケットリモコンシリーズのファミリアクーペ、2代目1964年クラウンパトカー、台紙付410ブルーバードの写真が掲載されています。「テレビ宣伝商品」「キャプテンスカーレット放送時間:火曜日19時~19時半」の印字があり、ポケットリモコンのテレビCMというものを一目見てみたい衝動に駆られます。




●バンダイ1/21スケール初代ファミリアクーペ
画像の手元にある赤メタとクリームの2台は共に一度は子供の手に渡り、後年、「スケールモデルらしくする」「展示しやすくする」等何らかの理由でリモコンが切られたと思われます。子供の手に渡ったものにしてはリモコン以外の欠品もなく比較的良いコンディションを保っています。
前後が寸詰まりでプロポーションはお世辞にも良くはなく、また、ファミリアクーペを示すエンブレムパーツや刻印等が全くないため、ファミリアの車名の印字されたブリスター台紙なしの場合には車種不明のブリキ玩具として市場に出る可能性ありです。



【赤メタ】


リア・ナンバープレートの「1967」は製造/販売された年を示しています。実車の年式(1966~1967年)にも合致しています。






室内プリント。残念ながら実車を正確には再現していません。






【クリーム】










【2台】













シャシー裏面。前輪の間にリモコンのハンドル操作に連動する第3輪付。


実車カタログと同じアングルで♪



●バンダイ ポケットリモコンシリーズの「トヨタスポーツ800」と「バリカンコロナ」
ファミリアクーペも当時このような台紙付ブリスターで販売されています。


台紙裏のラインナップ一覧に描かれたファミリアクーペの絵



※初代ファミリアクーペの実車カタログについては、2012年10月10日の「自動車カタログ棚から」シリーズ第69回記事をご参照ください。





★オマケ(その1): 1978年撮影の初代ファミリアクーペ
筆者撮影。1978年初頭、撮影場所は都下・練馬区内・新青梅街道近くの路上。子供の頃にリアルタイムで見て以来、初代ファミリアクーペとの久々の邂逅に懐かしさに胸が震えたことを思い出します。しかし、考えてみると当時はまだ新車から僅か10年少々しか経っていなかったことが何とも不思議というか意外。しかし、1978年の時点で既に初代ファミリアはレア車で路上で見かけることが稀であったことは確かです。埼5ナンバーのこの車両のその後は不明ですが、撮影時点ではフェンダーミラー、ホイルキャップなどオリジナルをよく保っています。






★オマケ(その2): 2019年7月トミカ新製品
7月20日(土)はトミカ発売の第3土曜日ということで、また一通り入手してきました。新製品は78番1/62日産GT-R NISMO2020モデル(白:通常、黒:初回)、GT-R50thアニバーサリーセット(50周年記念GT-R、2020モデル赤、ハコスカ、R32の4台セット)、67番1/66ホンダCR-V(白のみ)、トヨタジャパンタクシー「東京2020オリンピック・パラリンピックオフィシャル仕様」、トミカプレミアム14番1/62マクラーレン セナ(淡青:通常、オレンジ:発売記念)、同01番1/67トミカスカイラインターボ スーパーシルエット、同16番1/119陸上自衛隊16式機動戦闘車、ドリームトミカ150番ワイルドスピードBNR34スカイラインGT-R、トイザらス限定1/60スズキスイフトスポーツ・カスタマイズタイプと盛り沢山です。ミニカーを墓場まで持っては行かれないのに、こんなに沢山買ってどうするの?って感じです(汗)。今月の新製品で個人的に一番そそられるのは、陸上自衛隊16式。次いで時代を映したトヨタJPNタクシーオリパラ仕様。トイザらス限定のスイフトスポーツは販売価格も高い限定トミカにしては地味過ぎて購入意欲が湧きにくい感じがします。








メカニカルな魅力がそそります♪




今、都内でウジャウジャ見かけるトヨタジャパンタクシー「オリパラ仕様」


五輪マークは右側面のみ






★オマケ(その3): 独シュコー1/64ポルシェ930ターボ新製品
以前発売のライトグリーンやブラウンに次いで、2400台限定で赤(クリームシート)と魅力的なMARTINI仕様が発売になっています(都内の一部専門店)。












★オマケ(その4): 仏マジョレット/カバヤ イオン限定ポルシェ911 GT3 RSブルーメッキ
これがイオン限定で出ることは知っていましたが、発売するイオンの店舗と発売日も判らなかったのでヤフオクでとりあえず2台入手。更に!じゅんいちさんが1台譲って下さるとのことで、この綺麗なミニカーが3台になりそうですyo♪ポルシェ356&911は何台あっても嬉しいですne♪








★オマケ(その5): 今日のビートルズ「I Call Your Name」1964
1964年3月1日録音。15~16歳頃のジョン作。この曲でもジョンのボーカルは何とも魅力的ですne☆

★1962年大盛屋セドリックバン2nd ~ 第104回横浜ワンダーランドマーケット森山先生

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さて、そろそろTOKYOも梅雨明けでしょうか。
暑い夏は風情があっていいですよね♪
しかし、1980年代あたりまでTOKYOでも公共交通機関(鉄道やバス)では非冷房車も案外多かったのが、ここ30年位で非冷房はすっかり姿を消しましたne。
自家用車でも寒冷地と一部旧車を除き、冷房(エアコン)装備が常識となりましたne。
しかし、考えてみれば1970年代あたりまでは、TOKYOでも冷房が付いている方が少なかったですので、よくぞまあ非冷房の満員電車で汗だくになりながら通勤(痛勤)していたものだと感心しますne。まあ、しかし、冷房が贅沢品だった時代には冷房がなければないで、ないのが当り前であって、暑いなあとは思っても冷房が欲しいなあとは思わなかったのかもしれませんyone☆


近頃、朝夕の通勤で電車に乗っているとスマートフォンを見ている人が多いことに驚きます。見るともなしに画面を見ればゲームをしている人がこれまた多いですよね。それに対して、かつての通勤電車での定番、通勤中は新聞を読むという人は激減したように思います。私のような昭和も半ば生まれの歳ですと、やはり電車の中では新聞を読むのが一番という気がするのですが、聞くところによれば、近頃はニュースなど最新情報はスマホで見られることもあり、あえて紙媒体の新聞など購読しないという人(家庭)まで現れているようですyo☆朝夕刊で月4000円前後の購読料を払ってまで新聞を読むという私のような人間は、加速度的に少なくなってきていますyone☆☆

閑話休題
週末1回更新を飛ばさないように、今夜は7月28日(日)の横浜ワンダーランドのレポートと併せてワンダーランドで入手した稀少な大盛屋セドリックバン2ndモデルをメインにご紹介しますne☆☆☆


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サンセット主催の横浜ワンダーランドマーケットは日本国内のアンティーク・トイ・イベントの草分けとして有名です。
私は1980年代前半から殆ど毎回足を運んでいます。今回が104回でしたが、これまでに行かれなかったのは、ほんの数回だけだったように思います。

●会場入口。右側に2つの公衆電話。考えてみると、公衆電話が激減している時代に2台も置いてあるのは珍しいかも。


●ワンダーランドの会場、横浜産貿ホール正面の前は海。横浜市営バスのカラーリングがそそります♪


●正面の白い建物が横浜産貿ホール(裏手)。セドリックのタクシーも数年以内には絶滅でしょうか。


●ワンダーランド会場内
テーブル数が多いため、特に出品の多いトミカなどはくまなく見るのは大変です。


●毎回展示される実車。今回はVWタイプ2 T1





●トミカコレクションの権威・森山義明先生のブース
1987年に講談社から出版された森山先生のミニカー大百科をバイブルにしているトミカコレクターは多いと思います。スーパーギフトはダブリ(重複購入分!)の放出で売値は80万円とのことでした。箱が傷まないように細心の注意を払って保管してきたとのことで、ヤフオクに出れば更なる高値の可能性ありかも。スーパーギフトは私も新品で入手して20年程度は保存していたのですが、21世紀初頭頃に安価で手放してしまい少々後悔m(__)m


せっかくの機会なので先生に以下のようなお話をお伺いしました。

1)最近、ヤフオクに森山コレクションとしてトミカが多数出品されていますが、トミカコレクションをやめられたのですか?
まだやめていません。あくまでダブリの放出です。


2)最もレアなトミカは何でしょうか?
28-1-2のクラウン日本交通タクシーでしょう。あれは恐らく2台しか現存しません。1台は私の手元にあり、残りの1台も実は出所を知っていますがヤフオクに出て180万円位の値段で落札されたものです。

3)香港トミカのギャランGTOはやはりレアですか?
いや、GTOといっても一見同じようでいて4種類あって、バリエーションによって2倍位は稀少価値が違います。


4)コレクションのコツはなんでしょうか?
どうしても欲しいと思うものは―例えば日本交通タクシーのようなレア物は、借金してでも買うべきです。それを逃したら2度と手に入らないかもしれませんから。



●奥様がテニアンさんの愛人ということで最近人気急上昇中の現役ヘビメタ・ロックンローラーでもある小牧ブーストギアのイケてる店長さん☆



●今回気になったのに買わなかったモノ(その1):大滝マツダR360クーペ プラモデル 3rd箱 スーパーミント
この大滝のプラモデルは既に持っていますが、驚異的&奇跡的なタイムマシーンコンディションにそそられます♪お値段:8万5000円。





●今回気になったのに買わなかったモノ(その2):マルサン商店スロット1/32ポルシェ904
お値段:3万8000円。この写真の箱にはそそられます♪何れ入手したいところですne☆



●恒例のワンダーランド・オークション


オークションの出品は相対的にトミカが多いですが、国産ブリキも米澤玩具の2代目トヨエース・ダンプが1台出ていました(元箱無、開始価格3万円)。



●お昼過ぎにはワンダーランド会場を出てエビカツバーガー&アイスカフェラテ(いつもミルク多めでね!と頼みます)セットで昼食♪





★大盛屋チェリカフェニックス2番 1/40スケール1962年日産セドリックバン2ndモデル
今回のワンダーランドで入手。過去40年以上、一度も売り物には出会わなかったミニカーです。1961年式グリルの1stモデルは沢山出てきますが、この1962年式は現物を見たことがありませんでした。森山先生の言葉もあり高額でしたが、これを逃すと一生入手出来ないかもしれないと考えて購入。私はブリキ自動車がコレクションのメインでビンテージ・ミニカーの相場感には疎いところもあるため、このミニカーの市場評価額を会場でビンテージミニカーの相場に詳しい数名の方に伺うとレア度は同じ大盛屋の22番初代最終型ブルーバードよりも高く、37~60万円程度ではとのお話でした。








1stモデル1961年式(右)との比較。実車のMCに即してフロントグリルが丁寧に変更されています。よく見ると中央のマークも大きさが変わっています。画像の個体は1stモデルが黒タイヤ・黄緑シート、2ndモデルは青シート・白タイヤ。大盛屋の白タイヤは展示しているとアンチモニーの重みで変形してしまうケースが多いですが、この個体は長期間未展示のまま保存されていたのか幸いタイヤは無事です。








1/64スケールTLVとの大きさ比較




※初代セドリックバンの実車カタログについては、2013年7月26日の「自動車カタログ棚から」シリーズ第157回記事記事をご参照ください。





★オマケ(その1): 伊ポリトーイ1/43&米トゥトスィトーイ1/32ポルシェ550スパイダー
今回の横浜ワンダーランドで入手。シルバーのポリトーイは初期のプラ製。赤いトゥトスィトーイは重たい鋳物製。どちらも小牧のブーストギア(フリーススタイル)にて。元々ミニチュア・ポルシェ・コレクションでは日本一だった故M氏のコレクションをご遺族が売却したもの。550スパイダーと言えば、ジェームス・ディーンが事故死したことでも有名ですが、その助手席に初めて乗った女性は何と日本人女優の山口淑子さん(李香蘭:1920年~2014年)。








シャシー裏の刻印(伊ポリトーイ)


シャシー裏の刻印(米トゥトスィトーイ)




★オマケ(その2): 独BUB1/87スケールVWタイプ2長尺トラック&ポルシェ550スパイダー
これも今回の横浜ワンダーランドのブーストギアにて入手。2008年製。品番07175。載せモノ、牽きモノにはそそられます♪








★オマケ(その3): 横浜ワンダーランド限定トミカ ホンダシビック・タイプR 2種
森山先生のブースで限定30台が売られたサインと赤い角印の印刷がされた旧タイプR(会場価格2500円)と浜松ビクトリーのブースで限定175台が売られた新タイプR(会場価格2200円)。ビクトリーの方は175台全て会場には持ってこずに浜松のお店に数台残してあるとの由。

森山エディション






浜松ビクトリー・エディション







限定トミカ・シビック・タイプR 2種類の並び






★オマケ(その4): イオン限定トミカ1/63スケール日産エクストレイル ポーランド警察仕様
2019年7月27日(土)発売。税込756円。ショパンの故郷ポーランド仕様ということでショパン好きとしては外せない1台♪








★オマケ(その5): TCN限定いすゞギガ ダンロップレーシング トランスポーター
2019年7月27日(土)発売。税込756円。TCN加盟店だけで販売の限定品。ノンスケールながら概ね1/110位でしょうか。鮮やかなカラーリングとウイング開閉アクションがそそります♪






ウイング開閉♪





★1963年アサヒ玩具2代目トヨペットクラウン 歩く手首 ~ブリキ自動車コレクションから 032

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さて、またピカドンの8月がやってきましたne☆
あの1945年(昭和20年)の夏から74年の歳月が経ちましたが、終戦の年=1945年生まれの人は以下のような錚々たる顔ぶれです☆

【1945年生まれの著名人】
エリック・クラプトン (3月30日生れ)
ロッド・スチュワート (1月10日生れ)
ボブ・マーリー (2月6日生れ~1981年5月11日没)
イアン・ギラン (8月19日生れ)
リッチー・ブラックモア (4月14日生れ)
ピート・タウンゼント (5月19日生れ)
ニール・ヤング (11月12日生れ)
タモリさん (8月22日生れ)
吉永小百合さん (3月13日生れ)


鬼畜米英
2019年8月3日付の朝日新聞の半藤一利さんの連載コラム「歴史探偵おぼえ書き」は鬼畜米英の由来について書かれていました。鬼畜米英というのは、1941年(昭和16年)12月8日の真珠湾攻撃あたりから、即ち太平洋戦争の開戦直後から、国威高揚のために米英は極悪非道の人種の国というイメージを日本国民に植え付けていたというように一般に言われているが、実は、サイパン・テニアン・グアムという絶対国防圏のマリアナ諸島が陥落した終戦前年の1944年(昭和19年)の8月4日(今日2019年8月4日のちょうど75年前)、日本国内の新聞各紙に「見よ!鬼畜米兵の残忍性」という派手な見出しで、米ミズーリ州で日本人捕虜の頭蓋骨を玩具にして遊び、腕の骨をペーパーナイフとして使用しているとの外電を一斉に伝え、各紙は「鬼畜め、野獣!たぎりた立つ憤慨の中に我ら1億はこの不倶戴天(フグタイテン)の米鬼どもを今こそ徹底的に叩きつけなければならぬ!」と書き立てたことが発端だったとのこと。
何れにしても、この21世紀の現代でも「南京大虐殺はなかった」と主張する右翼思想家が少なからず存在するものの、日本軍が中国大陸で行った大量殺戮や蛮行は疑いもない事実であり、「鬼畜」と呼ぶべき行為を行ったのは米英ではなく日本の軍隊だったのです。また、当時、日本の同盟国であったナチスドイツについてもアウシュビッツに代表されるその蛮行が「鬼畜」と呼ぶに相応しいものであったことは、現代に於いては謂わば一般常識レベルの話と言えるでしょう。
そのような歴史の中で日本国憲法9条を変え、「自衛隊が違憲などと言われることもなく自発的に適宜武力を行使出来る=戦争が出来る国にしようではありませんか、皆さん!」と主張する勢力は極めて危険なものと言えるでしょう☆☆


だけども
「テレビでは我が国の将来の問題を誰かが深刻な顔をしてしゃべってる。だけども問題は今日の雨、傘がない」という陽水の「傘がない」の有名な歌詞を引き合いに出すまでもなく、だけども、問題は、上記のような日本の近現代史を生真面目な顔をして語ることなどよりも、この歳にもなって恋女房の一人もいないことの方ですyone☆
「自分の悲惨な人生を棚に上げて、近現代史などを生真面目に語ってる場合じゃないでしょ?早く恋女房を見つけなさい、このボケナス!!」といった趣旨の御批判も読者諸兄からは多いことでしょうne☆☆


閑話休題
また週末1回更新を飛ばさないように、今日は「ブリキ自動車コレクションから」シリーズ第32回記事として、アサヒ玩具の2代目トヨペットクラウンをご紹介しますne☆☆☆


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★1963年型として1962年秋に一斉にデビューしたクラウン・セドリック・グロリアの魅力的な国産高級車3車中、金属玩具(ブリキ玩具)の世界で最も沢山製品化されたのは2代目トヨペット クラウンでした。
今回ご紹介するアサヒ玩具製のスタンダードサイズを始め、バンダイの大小サイズ(小サイズは警視庁パトカーのみ)、イチコー(一宏工業)の中サイズ(1963年式及び1965年式)、バットマン・黄金バットが乗車した激レアなオープン仕様やクレイジーキャッツ・プリントのバリエーションも発売された米澤玩具(ヨネザワ)の1963年式BIGサイズ、野村トーイの1964年式BIGサイズ等と2代目クラウンのブリキだけ集めても立派なコレクションが出来る程、夥しい種類が発売されています。

★このように多数が発売された2代目クラウンのブリキ製品の中で最もスケールモデルとして出来が良かったのは、本シリーズ第19回記事でご紹介したバンダイのスタンダードサイズです。
それに対し、ほぼ同サイズのアサヒ玩具製品はバンダイ製とパーツ点数はあまり変わらず製造コストに大きな開きはないと思われるものの、全体にバランスが悪く、スケールモデルとして見た場合、数段落ちる仕上がりの製品と言えます。このことは、やはりほぼ同スケールでリリースされた初代観音開きのクラウンのブリキ製品にも当てはまり、バンダイ製に比べてアサヒ玩具製(観音クラウンの当時は旭玩具製作所)の観音開きはスケールモデルとしては明らかに劣るモデルでした。このバンダイ製とアサヒ玩具製クラウンのスケールモデルとしての出来・仕上がりの差は恐らく木型職人さんの腕の差によるものと思われます。同じアサヒ玩具でも有名なクライスラーインペリアルを始めスケールモデルとして秀逸な製品も多数あることから、たまたまクラウンは腕の悪い(あるいは自動車は苦手な)木型職人さんに当たったのでは、と推察します。

★バンダイ製とアサヒ玩具製の2代目クラウンのブリキ製品を比較すると、スケールモデルとしての出来はバンダイに軍配が上がるものの、バンダイのスタンダードサイズではノーマルと警視庁パトカーのリリースのみで終わったのに対して、アサヒ玩具製はノーマル、警視庁パトカー、米国パトカー(POLICE)、独逸パトカー(POLIZEI)、消防指令車(Fire Chief)、救急車(Ambulance)とバリエーションが多いことが特徴です。バリエーションが多いためにコンプリートに集めることはバンダイ製よりアサヒ玩具製の方がハードルは高いと言えます。


●アサヒ玩具3618番1963年「最新クラウンデラックス」
アサヒ玩具総合カタログ1964年版より。NEW文字入り新製品。



●アサヒ玩具3623番1963年「クラウンパトカー」
アサヒ玩具総合カタログ1964年版より。NEW文字入り新製品。



●アサヒ玩具1963年3650番「クラウン ファイヤーチーフ」・3649番「クラウン救急車」・3623番「クラウンパトカー」
アサヒ玩具総合カタログ1965年版より。前年のカタログには掲載のなかったファイヤーチーフと救急車が「NEW」文字付で掲載されています。右下は2代目トヨエース。



●アサヒ玩具3618番1963年「トヨペット クラウン」
アサヒ玩具総合カタログ1968年版より。価格が都内・全国共に30円値上げされたものの、実車が3代目50系に移行してもまだカタログ落ちしていません。



●アサヒ玩具3623番1963年「トヨペット パトロールカー」
アサヒ玩具総合カタログ1968年版より。国内向けカタログにも関わらず画像は警視庁パトカーではなく輸出向けPOLICEのもの。



●アサヒ玩具3649番1963年「トヨペット 赤十字車」
アサヒ玩具総合カタログ1968年版より。製品名が1965年版カタログの救急車から「赤十字車」に変わっています。



●アサヒ玩具3650番1963年「トヨペット ファイアーチーフ」
アサヒ玩具総合カタログ1968年版より。



●東京玩具商報1963年5月号 アサヒ玩具 トヨペットクラウン他 広告
国立国会図書館の蔵書より複写。2代目クラウンが「新発売」として初登場した広告。クラウンが全国300円、トヨペットスポーツが全国270円と印字されています。トヨペットスポーツは1961年の第8回東京モーターショーに「トヨペットX」として出展された試作車で、旭玩具ではこの広告のブリキ製品以外にダイキャストミニカー「モデルペット・シリーズ」でもリリースしています。広告下部に国産ブリキ製品の名称と価格が掲載されています。マツダR360クーペと6寸スバル360は全国100円と印字があり、都内売価は恐らく1割安い90円程度だったと思われます。見開き広告で右側にはスカイラインスポーツ(26cm・全国250円)、フォードランチワゴン(31㎝・全国380円)、新型シボレー(30cm・全国350円)、1962年クライスラーインペリアル(40cm・全国1300円)が掲載されています。





●東京玩具商報1963年9月号 アサヒ玩具 トヨペットクラウン警視庁パトカー他 広告
国立国会図書館の蔵書より複写。ノーマルに次いで警視庁パトカー仕様を追加。



●東京玩具商報1964年6月号 アサヒ玩具 トヨペットクラウン広告
国立国会図書館の蔵書より複写。上から「最新型クラウンデラックス」「トヨペット パトカー」「トヨペット 救急車」「トヨペット チーフカー」。救急車とファイヤーチーフは1964年に入って追加されたものと思われます。価格は4種全て都内270円、全国300円。



【実車 主要データ】 1963年トヨペット クラウン デラックス(RS41型)
全長4610mm・全幅1695mm・全高1460mm ・ホイールベース2690mm・車重1265㎏・3R型 水冷 直列4気筒OHV1897ccエンジン・最高出力90ps/5000rpm・最大トルク14.5kgm/3400rpm・乗車定員6名・最高速140km/h・販売価格105万円


【アサヒ玩具 1/17スケール 1963年 トヨペット クラウン デラックス 主要データ】
・基本素材: ブリキ
・アサヒ玩具品番(管理番号): ノーマル3618、パトカー(警視庁・米国・独逸)3623、救急車3649、ファイヤーチーフ3650
・発売時期: ノーマル:1963年4月~1968年頃、警視庁パトカー:1963年8月~1968年頃、救急車・ファイヤーチーフ:1964年4月~1968年頃
・販売価格: フリクション: 都内270円・全国300円(1967年に都内300円、全国330円
に値上げ)
・全長27.0cm (実車比:1/17.1スケール)
・全幅10.0cm (実車比:1/16.9スケール)
・ホイールベース15.0cm (実車比:1/17.9スケール)
・ボディカラー(ノーマル): 黒、青メタ、緑メタ、赤、青灰等
・その他のバリエーション: ノーマル以外に警視庁パトカー、米国POLICE、独逸POLIZEI、Ambulance(救急車)、Fire Chief(消防指令車)。内装ドア内貼りパーツの有無(後期は内装ドア内張りなし)。
・動力: フリクション
・箱のバリエーション: ノーマル、警視庁パトカー、米国POLICE、独逸POLIZEI、Ambulance(救急車)、Fire Chief 各1種類(米国POLICEと独逸POLIZEIは現物未確認ながら国内向け警視庁パトカーとは箱が異なると推定)
・入手難易度: 10段階評価で7程度(緊急車は8程度)
・2019年現在のアンティークトイ市場の推定評価額: 8~12万円(何れも箱付未使用ミントコンディションの場合)



●ノーマル 青メタ









箱左下に1/17のスケールが印字されています。


手前は大きさ比較用の1/64スケールTLV2代目クラウン




室内


リアトレイ


シャシー裏面




●ノーマル 黒




バンダイ製(左)との比較






●警視庁パトカー






魅力的な箱ですが、箱絵のナンバーは8ではなく、何とオート3輪を示す「6」


1/40スケール ダイヤペット129番クラウンパトカーとの大きさ比較


箱横の長辺の絵は左右で異なります。




●米国POLICE








●独逸POLIZEI







●パトカー3種類 集合!






●アンビュランス Ambulance (救急車/赤十字車)






手前はファインモデル1/43スケール1964年クラウン赤十字車








●ファイヤーチーフ Fire Chief (消防指令車/消防指揮車)










●全員集合!




箱4種類。何れも本体以上に箱は貴重です。






★オマケ(その1): トミカショップオリジナル1/66スケール2013年クラウン アスリート濃青メタ
2019年8月3日(土)発売のトミカ品番92トミカショップオリジナルのクラウン。1台税抜700円。1人3台まで購入可。と書いてあると、つい3台買ってしまいますが、1台あれば十分かもですne。まあ、あの歴史のある「いつかはクラウン」のトミカということで同じものを3台持っていてもバチは当りませんyone。




トミカショップのPOP


8月17日(土)発売トミカ新製品の先行展示。スープラの初回はすぐになくなりそうです。




★オマケ(その2): トミカショップオリジナル1/66スケール2009年三菱トライトン
トミカショップで箱から出ている10本の紐の中から1本を選び、紐を引いて引き出たミニカーが消防車だったら金メッキのスカイラインが貰えるというアトラクションのハズレミニカー。紐引き1回540円。しかし、金メッキのスカイラインよりこの綺麗な水色のトライトンの方がむしろ魅力的に見えたのと確率的には5回位引いても全部ハズレのトライトンという可能性もあるので1回引いただけで止めておきました(汗)。




友情出演: 国産ミニカー初のダブルピック、大盛屋のダットサン320ダブルピックアップさん♪






★オマケ(その3): プラレール発売60周年記念 プラスチック汽車セット
2019年7月発売。税抜3800円。初期のプラレールを模した60周年記念製品。40周年の時にも似たようなセットが出ていますが、今回は貨車が1両増えているようです。この黒/赤の汽車は幼少時に持っていた記憶があり懐かしいので、トミカショップで見かけて入手。オリジナルの箱付は5万円以上の値がつくようです。










★オマケ(その4): プラレールイベント限定「丸ノ内線500形」
税抜2000円。これは暫く前からトミカ博でも売られていたと思いますが、トミカショップで見かけてこれまた懐かしいのでつい購入。しかし、カテゴリー的に私はプラレールコレクターではないため、プラレールは限定品を中心に数える程しか持っていません。




「荻窪」の行先表示がそそります♪






★オマケ(その5): プラレール C12・ロータリー除雪車セット 24万1000円
ヤフオク2019年7月29日(月)終了。気になってウォッチリストに入れていたら、20万円以上の入札者が4人もいてビックリ(@_@;)かなりのレア物なのでしょうか。ビンテージ・プラレールを集めるにも余程の気合いがないと勝ち抜けないようですne。










★オマケ(その6): 東京マルイ玩具「歩く手首」プラモデル 54万1000円
ヤフオク2019年7月19日(金)終了。開始価格200円。1967年7月発売の初版。残念ながら完全未開封・未組立ではなく仮組み済の品。怪奇&猟奇物の挿絵の第一人者・故 石原豪人氏(いしはら ごうじん:1923年3月15日~1998年6月19日:島根出身・日芸中退)の筆によるBox Art(箱絵)の圧倒的な迫力は何とも魅力的です。箱に印字された、「バッサリと、切落とされた、手首が、指先を動かし、もだえながら歩く。」のコピーも秀逸です。私が小2の時に発売されたプラモデルですがリアルタイムでは箱絵を見るだけでも怖くて手が出なかったシロモノです。同じ箱絵で夜光バージョンに変った後に赤い箱に換えられたようですが、比較的見かける赤い箱のモノでも10万円程度の値が付く人気プラモのようです。私はビンテージプラモについては自動車・鉄道モノがメインで超高額な円谷系などのキャラ物やこのような特殊キャラ物には手を出しません(というより、高価過ぎて手が出ません)が、宝くじ10億とか当ったらつい買ってしまいそうですne☆







★1959年野村トーイ日野重ダンプZG13 国産初の重ダンプ~ブリキ自動車コレクションから033

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連日うだるような猛暑が続いていますが、皆様お変わりありませんでしょうか。
しかし、例えば気温38度の甲府盆地をクルマで走る際など、自家用車の室温が思うようには下がらないようなこともあるので要注意ですne☆


定年退職
しかし、御承知の通り、定年退職まで残り2ヵ月チョイとなっていますが、この国では数え歳で今年80歳の人が財務大臣をしているというのに、サラリーマンの60歳定年は早過ぎると思うのは私だけでしょうか。しかし、私が仕事を始めた頃は世の中、55歳定年でしたし、現在でも自衛官など55歳定年というところもあるようですが、私としては、せめて70歳までは現役で働きたい、出来れば某財務大臣のように80歳を迎えても(死ぬまで現役で)働きたいという気持ちであったりもします。
自分では頭の冴え・気力も殆ど衰えてはいないと思いますし、物欲・食欲・●欲といった煩悩も全く衰えず、珍しいオモチャを見つけると胸がトキメキMAXとなり、子供の頃から大好物のカツカレーは毎日でも食べたくてたまらず、綺麗な(魅力的な)女性を見るといつも胸がドッキンドッキンドッキンチョwとトキメキMAXになる、といった調子でして、還暦間近のこの歳となっても枯れてヨボヨボになることが全く出来ずにいますyo(大汗)☆


独り者
まあ、しかし、この歳で恋女房もいないのでは、世間的には所謂、「悲惨」を絵に描いたような人生でもあり、俗に「独り者は人間のクズ」とも言われますし、誰しも「人生最大の目標は結婚」=「(幸せな)結婚さえ出来れば誰しも人生の目標の99.99%は達成したと言える」ということは自明の理でもありますので、この歳で恋女房も子供もいない独り者では生きる価値はなしとも言える訳です。この歳で「結婚歴なし」ともなりますと、世間的には「人間的に相当な難有に違いない」と見られがちです。しかし一方、私より5歳以上歳上の安倍さんの年代(現在65歳前後)の知人で、現在が5回目の結婚で、しかも結婚する度に奥さんは若くなるwという紀州のドン・ファン的な自営業(兼コレクター)の方がいるのですが、私の場合、結婚は一度だけ、しかも、そんなに歳の差のある若い女性でなくてよいので一生愛しまくって添い遂げたいという夢がありますyo。
しかし、現実に独り者であるという事実から、世間的には生きる価値は殆どないと断言できる私のような者であっても、まだまだ生きたい、いつかは結婚もしたいという欲望=煩悩も現実問題としてはあったりして、実に悩ましい今日この頃であったりもしますyo☆


お盆休み
8月10日(土)~18日(日)はお盆休みで9連休という法人組織も多いようですよね。私はお盆休みというものはなく、基本暦通りなのですが、今週後半は終戦記念日の8月15日(木)に横浜トミカ博が始まることもあり少し休む予定です。お盆休みは里帰りや旅行だよーという人も多いと思いますが、道路も鉄道等も混雑する時にあえて出掛けたくないという気持ちがあったりもします。それに私の場合、出かけまくって休みが終わるよりは家で過ごす方が、実はピアノなど楽器が思う存分弾けて嬉しかったりもしますyo☆


閑話休題
今日は「ブリキ自動車コレクションから」シリーズ第33回記事として「野村トーイ1959年日野重ダンプZG13型」をご紹介しますne。このシリーズ、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、「自動車カタログ棚から」シリーズのオマケとして一度ご紹介したモノを主客を変えて、ブリキ玩具をあえて主役として詳しい記事としているケースが多く、今回も2013年11月11日の「自動車カタログ棚から」シリーズ第189回記事のオマケとして簡単にご紹介したモノをメインにその折には漏れていたモノなども併せてご紹介することとしますne☆☆☆


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★佐久間ダムの建設に当り、一般公道での走行を想定しない大型オフロードダンプカーとして1954年(昭和29年)12月に導入されたのが国産初のオフロードダンプ「日野重ダンプトラックZG型」であった。
ZG型ダンプは1954年デビュー時のZG10型から順次車体の大型化、積載量の増加とエンジンのパワーアップが図られ、1955年にZG11型、1957年にZG12型、1959年(昭和34年)にDA59型175psエンジン搭載のZG13型へと発展した。この最終型式であるZG13型は外観の小変更を経ながら1971年(昭和46年)までの何と12年間という長期に亘り生産される国産オフロードダンプの名車となった。


●1960年実車カタログ (A4近似・3つ折6面)
このカタログは「自動車カタログ棚から」シリーズ189回記事の時点では未入手だったため、今回が初掲載です。


表紙・裏表紙で1枚の絵


中頁から



●1960年頃の輸出用カタログより
何とも魅力的なイラストです♪



【 1959年 日野重ダンプトラック ZG13型 実車主要データ】(1959 Hino Heavy dump truck Type.ZG13 specification)
全長6363㎜・全幅3000㎜・全高3200㎜・ホイールベース3600㎜・荷台長3950mm・車両重量13310kg・FR・DA59型水冷4サイクル直列6気筒10857cc・最高出力175ps/2000rpm・最大トルク68kgm/1400rpm・最大積載量13500kg・変速機:前後進各6段MT・乗車定員1名・最小回転半径7.4m・ダンプ性能:上昇時間20秒/下降時間10秒・最高速度46km/h・販売価格:不明


【野村トーイ 1/25スケール 日野重ダンプトラックZG13型 主要データ】
・基本素材: ブリキ
・野村トーイ品番(管理番号): No.55(T1)
・発売時期: ノーマル:1962年?~1965年?(野村トーイ1966年版カタログから掲載なし)
・販売価格: 都内300円・全国330円
・全長27.0cm (実車比:1/23.6スケール)
・全幅11.5cm (実車比:1/26.0スケール)
・全高13.5cm (実車比:1/23.7スケール)
・ホイールベース14.6cm (実車比:1/24.6スケール)
・ボディカラー:青灰系ツートン、朱赤系ツートン
・動力: 前輪フリクション
・ギミック: ダンプ昇降
・箱のバリエーション: 国内向け・輸出向けの2種;現物未確認ながら輸出用は箱が異なると推定
・バリエーション: 同一キャブを流用したクレーン車、小サイズ「2号重ダンプトラック」
・入手難易度: 10段階評価で6~7程度
・2019年現在のアンティークトイ市場の推定評価額: 4~8万円程度(箱付未使用ミントコンディションの場合)


●野村トーイ 日野重ダンプZG13型 カタログ画像
野村トーイ総合カタログ1965年版より。このカタログでは品番はT1=トラックの1番、価格は都内300円・全国330円と記載されています。ちなみに野村の名作「東急くろがねベビー」(幌なし)は、品番T7で都内130円。



●野村トーイ 日野ZG重クレーントラック カタログ画像
これも野村トーイ総合カタログ1965年版より。品番はT14、価格は都内330円・全国360円。クレーン昇降や金属製鎖の巻き上げアクションが付きコストが掛かったためかダンプと同スケールながら価格は1割高です。野村トーイでは全長46cmで恐らく架空デザインの「大クレーントラック」(都内750円・全国820円)も製造販売していたため、商品名に「日野」は入らず(実車はダンプのみでクレーン車は存在しないため)、「小クレーントラック」とされています。




●野村トーイ 1/25スケール 日野重ダンプZG13型
国産初の重ダンプの姿を野村トーイが後世に残してくれたことに感謝。










手前のオレンジはトミカ59-1




運転席。ハンドルはプリント表現。


シャシー裏面




●野村トーイ 1/25スケール 日野ZG 重クレーントラック
箱絵のクレーン車にはフェンダーミラーが付いており、また、製品の左フェンダーにはダンプ同様にミラー取付用の穴が開いていますが、野村トーイのカタログ画像ではミラーが付いていないため、ダンプの金型を流用したもののコスト削減のためかミラーは付けずに売られたものと推定。クレーン先端に丸い磁石が付いており、金属類をくっつけて引き上げて遊べます♪












運転席


ZG13ダンプとクレーンの並び。同じキャブ金型を使っていることが判ります。




●野村トーイ 1/30スケール 日野2号重ダンプトラック
全長22cm・全幅9.6cm・ホイールベース11.2cm野村トーイの製品カタログに掲載がなく、製品番号や販売価格は不明(都内200円程度と推定)。日野重ダンプZGのデザインを踏襲し、箱絵には「Hino」のレタリングもはっきり見られますが何故か左側キャブです。








ダンプ昇降アクション付



●野村トーイ 日野重ダンプ2種類(1/25と1/30スケール)の並び




手前のオレンジはトミカ59-1






★オマケ(その1): トミー1968年1/25スケール程度 ダイナミック ダンプトラック
全長25.5cm・全幅11.2cm。トミー製品番号:TP-15010。当時定価:都内800円・全国840円。ボディ:プラ製、シャシーの一部:ブリキ製。早くからプラ系素材の製品化に意欲的だったトミーの1960年代後半の製品。トミーオリジナルデザイン?単2電池2本を入れレバーを操作するとエンジンがバイブしダンプが自動的に昇降、前後に電動走行します。前輪は手動でステア出来ます。ブリキの名作ジャガーEタイプやフィアット600でも人形を乗せて売ったトミー(トミヤマ)らしく、このダンプにも奇妙な表情の運転手さんが乗っています。こうしたブリキでなくプラ系素材の玩具は半世紀を経ていても、リサ店などでは古いモノとは見られずに驚くほど安価で売られていることがあります。これも大きな声では言えない程(トミカ2台分程度)の価格で売られているのを見つけて入手。箱には傷みが出ていますが恐らく子供の手に渡っていない未使用品で現在でもエンジンをバイブさせながら可動します(動画参照)。




手前のオレンジはトミカ59-1




ねずみ男風?運転手さん♪





このトミーのダンプには、日本国内で年間1万5000人以上(現在の5倍程度)が交通事故で命を落とした時代を反映してか、「トミー障害保険カード1点」が印刷された紙が同封されおり、6点集めると大成火災保険との特約で保険がプレゼントされ、交通事故によりお子さまが怪我や死亡した際にはに5万円が支払われる旨が記載されています。怪我の際は大成火災保険に相談くださいと記載があり、恐らく死亡した場合にのみMAXの5万円が支払われるという保険で打撲などの軽い怪我なら大して保険金は支払われなかったものと推定。しかし、現在とは貨幣価値に10倍近い開きがあるとしても、交通事故で子供が死んでも保険金がたったの5万円とはビックリです(@_@;)


ダイナミック ダンプ カタログ画像・・・・・トミー総合カタログ1968年版より


概ね同スケールのトミーダイナミックダンプと野村トーイ日野重ダンプとの比較・・・・・やはり2台を比べれば、ブリキ製の野村トーイ製の方が味わい深い感じがします。



●トミー1968年ダイナミック ダンプトラック 動画
電池を入れスイッチを入れると、エンジンをバイブさせてダンプ昇降が始まり、別のスイッチで前後進します。せっかく可動するのでちょっと動画を撮ってみました♪




★オマケ(その2): トミー製のダンプさん達
本題で大きさ比較用に使用したトミカ59-1日立DH321オフロードダンプ(1/117スケール)とトミカダンディ26番ニッサンディーゼル重ダンプトラック(1/83スケール)、そしてトミカダンディ28番 日野ダンプトラック(1/70スケール)の3台。ダンプのダイキャスト・ミニカーはズッシリとした重量感が魅力ですne♪






ダンディ日野ダンプの緩衝剤は柔な発泡スチロール


ニッサンディーゼル重ダンプ


6灯にNISSAN DIESELのロゴがそそります♪


トミカ59-1。マッチボックスのMACダンプ同様に魅力的♪




★オマケ(その3): トミカリミテッド ヴィンテージ 新製品1/64スケール スバル360コンバーチブル
2019年8月10日(土)発売新製品。1960年式のLV-182aは幌を閉じた状態(税抜2400円)、実車通りにフロントのSUBARUのレタリングを省きリアにリフレクターを付けた1961年式のLV-182bは幌を開けた状態(税抜2500円)。ハンドルが太いことが悔やまれますが、全体としては良い仕上がり。




例によって、リア・エンジンフードが開閉し可愛いエンジンが現れます♪


1960年式


1961年式



【スバル360コンバーチブルの実車カタログ・広告】


1959年スバル360コンバーチブル リーフレット(A4判・
両面印刷1枚)


1960年スバル360コンバーチブル(本カタログから)


1961年スバル360コンバーチブル専用カタログ 表紙


1961年スバル360コンバーチブル広告・・・・・サンデー毎日1961年1月8日号掲載。こうした古い雑誌に旧車の広告があると切り抜いて保存しています。


1961年スバル360コンバーチブル広告・・・・・モーターマガジン1961年7月号掲載。コンバーチブルに乗って家族で海岸線をドライブ♪




★オマケ(その4): トミカリミテッド ヴィンテージ ネオ 新製品1/64スケール 1973年ニッサン バイオレット4ドア1600SSS
これも2019年8月10日(土)発売の新製品。茶メタがLV-N188a、パステルイエローがLV-N188b。何れも税抜2400円。ネオは私の芸風範囲のそそられる年代ではないため、大型車以外はこれまであまり購入していないのですが、710バイオレットSSSは当時物のダイヤペットの1/30スケールのハードトップと並べてみたいと思い購入。ただ、肝心の昔のダイヤペットが簡単には見つかりません(汗) 同時発売の1998年ランエボⅤはさすがに年式が新し過ぎるのでパス。しかし、来月2019年9月はネオで日野ブルーリボン「関東バス」(税抜9800円)が出るのが、私は関東バスの地元在住だけに今からすごく楽しみです♪10月に消費税が上がることはほぼ確定のようですので、欲しいミニカーは出来るだけ増税前に買っておきたいですよね☆
画像の背景は1973年1月発行ニッサン バイオレット セダン専用 本カタログ(全30頁)より。




背景はTLVネオで今回モデル化されたSSSではなく、最上級のSSS-E。




★オマケ(その5): 今日のビートルズ Good day sunshine 1966
太陽があまりにも眩しく連日猛暑で夏も真っ盛りということで今日はこの曲。ポール作。来日公演前の1966年6月8日~9日録音。アルバム「リボルバー」B面1曲目収録。

★2019年8月 トミカ博 in YOKOHAMAレポート~1981年トミカバケーションセット

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しかし、昨日2019年8月15日は台風がお盆を直撃した格好で山陽新幹線が止まるなどして大変でしたよね。昨日帰京する予定が帰るに帰れなかったという人も大勢みえたようです☆

さて、夏の甲子園・高校野球も始まり、世の中、お盆休みですね~。私の場合、本来、お盆休みというのは特にないのですけれども、昨日・今日は休みを取り4連休です。本当はお盆の時期は通勤電車(JR中央線)が空いていて通勤が楽なのでむしろお盆を外して休む方が良いのですがne☆
しかし、第101回全国高校野球選手権大会3回戦「作新学院」対「岡山学芸館」での18対0の作新学院の猛攻にはたまげましたよね。私は普段、プロ野球は殆ど見ないのですが、高校野球は後がないという切迫感に惹かれるものがあったりするので時たま見ていますyo☆


閑話休題
昨日8月15日(木)から始まったトミカ博イン横浜2019の初日に行ってきましたので、今日は簡単にレポートしておきますNE☆☆☆


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●トミカ博2019横浜 前売券2枚
1人で行くのに何故2枚買うの??(答えは記事の中にw)


 
●イベント・フライヤー(チラシ) A4判両面1枚



●会場案内図 A4判両面1枚
会場内にて配布。



●真夏のパシフィコ横浜





★トミカ博イン横浜2019 開催概要
・開催日程: 2019年8月15日(木)~25日(日)
・開催時間: 10時~16時半(最終入場は16時まで)
・開催場所: パシフィコ横浜・展示ホールD
・入場料: 大人(中学生以上)1000円・子供(小学生以下)800円

★池袋サンシャインシティで開催していた頃は人影もまばらなイベントだったのが、現在の横浜でのトミカ博はトミカ人気の高まりもあってか入場者数が劇的に増えている感じがします。どうして最近、こんなにトミカ人気が高まったのかでしょうか??
初日の開場時刻の2時間前、午前8時過ぎに会場に着くと既に長蛇の列(1000人位?)。それが1時間前の午前9時には、入場待ちのために用意された、パシフィコ横浜・展示ホールCが埋まる程の人となり、その後も入場待ちの列は延び続け、大人数を一度に会場に入場させるのは危険と判断したのか、初日の開場時刻は30分繰り上げの9時半となりました。

開場予定時刻1時間前の午前9時で入場待ちのために用意された展示ホールCは人の海(@_@;)


会場内も親子連れを中心に満員御礼。人が多過ぎて会場内を歩くのも大変な状況です。人ごみが苦手な人はトミカ博には行かない方が無難かも。



●2019年8月の今回の横浜トミカ博で初登場のトミカは以下の6台(全て税別700円)
※2018年以前のイベントトミカも多数販売されています。

・No.7 ホンダシビックTIPE R 2017
・No.8 スズキジムニー(空色)
・No.9 トヨタハイメディック2006「トミカタウン ドクターカー」 ※リアハッチ開閉
・No.10 三菱ランサーエボリューションⅣ 1998
・No.11 ランボルギーニ アヴェンタドールLP400-4
・No.12 トミカ肉まん屋さん


●購入したのはNo.12以外の5台。この中ではシビックとランエボに人気が出そうですが、個人的には綺麗なカラーリングのジムニーと後部開閉ギミック付のハイメディックが良いと思いました。





●2019年4~5月の大阪トミカ博他で既に売られているものの首都圏のトミカ博では今回初めて売られたのは以下の6台

・No.1 いすゞボンネットバス「POLOCE DEPARTMENT」
・No.2 トヨタクラウン コンフォートタクシー2007「トミカ博タクシー」
・No.3 光岡オロチ2007
・No.4 メルセデスベンツGクラス海外パトロールカー仕様
・No.5 UDトラックス クオン移動水族館わにトラック
・No.6 トヨタスープラ黒1986 (A70)


●購入したのはNo.1~6の全て(好きなボンネットバスのみ2台購入)。いすゞボンネットバスのPOLICE仕様は1970年代の輸出用ポケットカーのPOLICE仕様と並べてみたいところです。




子ワニさんも乗っています♪



●入場記念トミカ No.112スバルWRX STI Type Sトミカタウンパトロールカー & No.101日野セレガ トミカタウン観光バス2006
何故、前売り券を2枚買ったの??の答え。
今回の入場記念トミカ2台はどちらかと言えば日野セレガですが甲乙つけがたかったので、前売り券(900円)を2枚購入して行きました。ところが、1人で入場する場合、入場の際に2枚チケットを出して1人で2台両方を貰うことは出来ず、再度入場待ちの列に並ぶことに(@_@;)午後3時半になっても入場待ち60分の長蛇の列で仕方なく再度並びましたが、1人で行って入場記念トミカ2台両方を手に入れるには随分と時間が掛かってしまいました(大汗)。





●JAFオリジナル トヨタダイナ レッカー車
何故かトミカ博でJAF特注品が売られていました(1台税込800円)。JAFのカラーリングにはそそられる上、他では売っているのを見かけないので3台購入。これは沢山買う人が多い様子で、すぐに完売か?と思ったら帰る時にもまだ大量にあったので伺ったら、「大量にあるので、すぐには完売しないでしょう」とのことでした。





●組立工場 第1弾「日産GT-R 覆面パトロールカー仕様 2016」
赤・青・白のボディーカラー3色。シートも3色選べますが全色実車っぽい黒シートで作ってきました。1台600円ですが、アトラクションチケットは11枚綴り1000円のため、実質、1台550円強。待ち時間180分(3時間)です(@_@;)
まあ、しかし、子供連れでも皆さんよくも3時間も並んで待っているなあと思います。私の場合は例によって綺麗なお母さんなどを見てニヤけていると3時間は案外あっという間なんですが(爆)。







●組立工場 第2弾「スバル360レーシング」
組立工場のスバル360はこれまでにもありましたが、今回はちょっとレーシーでイケてます♪青のゼッケン1、赤のゼッケン2、黄色のゼッケン3の3種類。これもシートは3色選べますが全色実車っぽい黒シートで作ってきました。やや不人気なのか、入場待ち時間は60分(1時間)です。







●組立工場 第3弾「トヨタ ランドクルーザー70 PARK RANGER」
赤/白・青/白・オレンジ/白のボディーカラー3色。シートも3色選べますが、これも全色実車っぽい黒シートで作ってきました。ランクルは意外に人気があり、待ち時間170分(2時間50分)です(@_@;)
今回のトミカ博では組立工場3車種全て作ってきたため、丸1日掛かりました。長時間並ぶのは時間が勿体ないとも言えますが、年1日位はこういう日があっても良いでしょうw








●トミカ博2019 購入トミカ 全員集合♪
また、今年もこんなに買ってしまった(汗)






★オマケ(その1): トミカ1981年バケーションセット
1981年(昭和56年)10月発売。当時定価2800円。伊勢丹の簡易梱包のシールが貼られているのが残念ですが、今となってはそこそこ貴重なセットです(森山先生の講談社ミニカー大百科ではG-97)。紙製のテント4個とプラ製樹木2本付。当時、1979年レビン赤(ポケバイキャリア)が欲しくて入手した想い出がありますが、8台中、VWマイクロバス以外の7台までが国産車で通常品とは異なるバリエーションのため国産車コレクターには外せないセットです。しかし、このセット、1983年の暮にファミリアの色が微妙に変わりサーフィンキャリア付に変更等されたG-124にMCされており、そちらは残念ながら未入手です(汗)。


残念ながら伊勢丹の簡易梱包シール付










★オマケ(その2): Across The Universe 2010 Utada Hikaru
今日は「今日のビートルズ」ではなく、今日はジョンが亡くなった後の1983年に生れた宇多田さんバージョンです。出だしで少し声が震えがちに聴こえますが、さすがに上手いです。この曲、実は私、1978年頃からもう40年以上もライブでの持ち歌なのですが、勿論、こんなに上手くありません(大汗)。

★1978年 Across the Universe Cover ~ JAPANマッチボックス

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【Chapter Ⅰ】 1978  Across the Universe Cover by porsche356A
これは18歳の私のアクロス・ザ・ユニバースで1978年の録音です。ビートルズを夢中でコピーしていた1975年頃の録音もどこかにあると思いますが簡単に見つかりません。出鱈目英語で唄っていますが、40年以上の時を経ているので、もう時効でしょうw
もちろん、デジタル音源となる遥か以前の時代でカセットテープに録音していますので、自分の記録としてテープが経年劣化して聴けなくなる前にデジタル化してyoutubeにアップしておくことにしますne☆☆

この本でジョンのファンになった人は多いはず(発売時の貴重な広告)。





Across the Universe
John Lennon 1968

【Lyrics】

Words are flowing out like endless rain into a paper cup,
They slither while they pass, they slip away across the universe
Pools of sorrow, waves of joy are drifting through my open mind,
Possessing and caressing me.
Jai guru de va om
Nothing’s gonna change my world,
Nothing’s gonna change my world.

Images of broken light which dance before me like a million eyes,
That call me on and on across the universe,
Thoughts meander like a restless wind inside a letter box they
Tumble blindly as they make their way
Across the universe
Jai guru de va om
Nothing’s gonna change my world,
Nothing’s gonna change my world.

Sounds of laughter shades of earth are ringing
Through my open views inciting and inviting me
Limitless undying love which shines around me like a
Million suns, it calls me on and on
Across the universe
Jai guru de va om
Nothing’s gonna change my world,
Nothing’s gonna change my world.




【Chapter Ⅱ】 JAPAN MATCHBOXの日本車達
今回は久々に倉庫から出てきたマッチボックスの日本車。何れも1980年前後に発売されていた日本製マッチボックスで、品番J-21or47番1/61スケール1978年トヨタセリカXX、品番J-22or70番1/62スケール1978年三菱ギャランΛエテルナ、品番2番1/57スケール1978年サバンナRX-7(SA)、品番5番1/58スケール1978年フェアレディ280Z(S130)の4車種。全て日本語が印字された国内市場向け製品ですが、箱の絵柄や品番に統一性がなく発売順などの詳細がよく判りません。セリカXXでは同じ絵柄の箱でJ-21と47があり、しかし、本体の裏板にはJ-21の刻印があることから、2桁品番の方が品番改編後のようです。何れも同時期のトミカよりやや高い1台350円の定価で購入。トミカに比べて売っているお店が少なく入手に手こずった記憶があり、また、比較的短期間で市場から消えたことから(黄色い箱のマカオ製マッチボックスに移行)、現在の市場価格は不明ですが、同時期のトミカに比べてレア度は高い印象ありです。今回の4車種の中でセリカXX(初代)はダイヤペットが1/30位の大スケールでリリースしましたが、トミカでは製品化されず3インチはこのマッチボックスのみと思います。また、ギャランラムダもトミカ18-3とは異なるエテルナ(カープラザ店販売の兄弟車)というのが魅力的です♪





●セリカXX






Made in japanの刻印


トミカ新製品新型スープラとの比較





●三菱ギャランΛエテルナ








●マツダ サバンナRX-7







●フェアレディ280Z










★オマケ(その1): 2019年8月トミカ新製品
トミカ博で沢山トミカを買ってきたばかりなのに、1日開けた昨日8月17日(土)はトミカ新製品発売日でした。品番48の日野プロフィア 葛飾トラックと品番117のトヨタGRスープラ(通常品:赤茶、初回:グレイメタ)、そして、イトーヨーカドーオリジナルのトヨタ86トリコロールカラーが発売になりました。品番48日産ノートと品番117のポルシェ911(991)が絶版になっています。911は2012年から8年に亘り長期間販売されたにも関わらず、初回の黄色と通常品の白以外のバリエーションがない(2次加工品を除く)のは寂しい限りです。スープラの初回は、初回限定の響き♪に釣られて、またつい5台も買ってしまいました(こんなに買ってどうするの?って感じw)。



●日野プロフィア 葛飾トラック
トミカの通常品でこのトラックの発売は、葛飾区と葛飾区に本社のあるタカラトミーのコラボによるもの。両さんだけでも十分に葛飾区は有名になっているのに、また更に葛飾の知名度が上がりそうです。どうせなら、東京23区全てと順次コラボしてバリエーションを増やしたら面白いかもw







●イトーヨーカードーオリジナル トヨタ86トリコロールカラー






★オマケ(その2): 伊brumm 1/43スケール 1948年ポルシェ356/2グミュント
1980年代半ばから21世紀初頭にかけて、1/43ポルシェ356の大量のバリエーションを展開したブルムの新製品。今回の356は以前の金型とは全く異なる新製品。国内定価:税抜16800円。ポルシェ356デビュー70周年記念モデル。ダイキャスト製ながら限定150台と生産数が少ないため、入手希望の向きは急いだ方がいいかも(都内の一部専門店に入荷)。
1984年頃から定価2500円~3000円で国内販売されたブルム製のポルシェ356は追いかけられただけでもボディタイプ(クーペ・カブリオレ等)・ボディカラー・シートカラーの違い等が150種類以上もあり、見かけた製品は全て購入しバリエーションのリスト化までしてあるのですが、現在、ヤフオクやショップでは元箱付1台1000円でも動きが鈍く、買取り価格は精々200~300円のようです。さすがに買い値の10分の1になるのでは売るに売れず、しかし、同時代にブルム1台買う資金でトミカのポルシェ959やテスタロッサなどを山のように買っていれば、どんなに利殖になっただろうかと残念に思うこともあります。まあ、しかし、売らない限りは損したことにもなりませんので、車種がポルシェ356ですし、無理に売らないに限りますよね(もし余命半年とか言われたら売るしかないのかもw)。








シリアルナンバー097/150


箱裏面


なかなか素敵なBOX入り♪



★1959年旭玩具トヨペットクラウン観音後期 ~ ブリキ自動車コレクションから 034

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8月も下旬となり、極暑の時期は漸く過ぎたといったところでしょうか。
実はお盆明けに寝室のエアコンの水漏れが酷くなり、朝起きたらエアコンの下に置いてあった本50~60冊とミニカー100台程度が水浸しになっていました(大汗)

【教訓】エアコンの下には貴重なモノを置かない。

この時期の都内では、窓を全開にしてもエアコンなしでは寝苦しいため、現在はエアコンが正常に作動する部屋で眠っています☆☆

ところが、今度は給湯器が壊れて(給水ポンプ故障の表示)お湯が出なくなり、ウチはバスも給湯器からお湯を入れるシステムのため、家では汗を流すことが全く出来なくなっています。給湯器のメーカーに修理依頼をしたところ、既に20年使用している給湯器は修理不能の場合もあり、家でシャワーが浴びれるまでには1~2週間程度は掛かりそうな状況です。
で、汚い話ですが毎日汗をかいているのに、実はもう3日間シャワーを浴びていないのです。家の近くにあった銭湯はもう廃業して久しいのですが、顔見知りのご近所さんにお願いしてシャワーを10分だけ借りるとか、最寄駅近くのラブホで休憩2時間3900円を払ってシャワーを浴びてくるとか、駅前の漫画喫茶でシャワーを浴びてくる(アメニティセットやバスタオルのレンタル代含めて1000円程度)といった打開策があり、ご近所さんに借りるのは御礼など何かと面倒なので避けることとし、安上がりな漫画喫茶に行くべきかアメニティもふんだんに揃っているラブホ行きか少々思案しています☆☆

しかし、八ヶ岳を10日かけて縦走するとか大震災に遭って避難所暮らしをするといった状況を思えばシャワーを浴びれないことなど全く大した話ではないのです。そもそも路上生活の人は基本シャワーなど浴びない訳ですし、私が子供の頃(1960年代)にはシャワー設備自体が日本の一般家庭にはなく、夏場でも精々週1・2回のお風呂で汗を流していた訳です。
という訳で、シャワーを浴びないことで人間が死ぬことはないのですが、しかし、汗臭いのは他人様に迷惑を掛けること(制汗スプレーや香水で隠すという手もありますがw)、何よりシャワーは基本毎日浴びるのが習慣だったため何とも気持ちが悪いということがあるため、打開策を思案しているところです(大汗)☆☆


閑話休題
今日は「ブリキ自動車コレクションから」の第34回記事として、旭玩具の初代観音開きのクラウン後期型をご紹介しますne☆☆☆


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●東京玩具商報1959年9月号 旭玩具製作所 広告 (国立国会図書館蔵書より複写。以下同)
萬代屋(現バンダイ)製の1959年トヨペットクラウンRS21より半年近く遅く、この号の広告に旭玩具のRS21が新製品として初登場。右上の東京タワー、右下の151系こだま号など魅力的な製品群。





●東京玩具商報1959年10月号 旭玩具製作所 広告
引き続き同年10月号でも「新発売」として掲載。この号の旭玩具の広告は見開きで、もう1方の面には鉄筋地上4階・地下1階・エレベーター付・冷暖房付の最新の本社ビルが8月中旬に完成した旨が写真入りで掲載されています。「月世界へ片道35時間・サンタ印は売上げ上昇率3.5倍」のコピーも興味深いです。



●東京玩具商報1961年4月号 旭玩具製作所 広告
2代目トヨエース、2代目コロナPT20、2代目コロナラインと共に1961年型にMCされたクラウンが掲載されています。



●東京玩具商報1961年5月号 新製品紹介欄
旭玩具製RS31が新製品紹介記事に掲載されています。



●東京玩具商報1961年6月号 新製品紹介欄
旭玩具製RS31警視庁パトカーが新製品紹介記事に掲載されています。



●東京玩具商報1961年7月号 旭玩具製作所 広告
旭玩具RS31警視庁パトカーが1頁全面広告として掲載されています。



●東京玩具商報1961年10月号 旭玩具製作所 広告
VWカルマンギア、MGA、ルノーフロリードと共にクラウンRS31が「名車シリーズ」として掲載されています。



●旭玩具製作所 総合カタログ1962年版より
RS31ノーマル及びRS31警視庁パトカー。価格は当初より20円引き上げられ、全国240円と記載されています。



【実車主要スペック】 1959年トヨペット クラウン デラックス(RS21型)
全長4365mm・全幅1695mm・全高1540mm ・ホイールベース2530mm・車重1250㎏・R型 水冷 直列4気筒OHV1453ccエンジン・最高出力58ps/4800rpm・最大トルク11.0kgm/2800rpm・変速機3速+オーバートップ・乗車定員6名・最高速110km/h・販売価格110万円


★旭玩具(アサヒ) 1959年トヨペット クラウン デラックス RS21
1958年秋の実車のMCを受けて、まず1959年(昭和34年)春に萬代屋(現バンダイ)がRS21をリリースし、旭玩具製RS21は萬代屋製より半年程度遅れて市場に現れた。2社がほぼ同スケール(旭玩具の方が若干大きい)、同価格で競作した形ながら、実車の印象把握、細部の造りなどスケールモデルとしては萬代屋製(特に2ndモデル)の方が数段上と言えます。
あろうことか、旭玩具製のクラウンRS21は輸出用にはSimcaの箱に入れ替えて船積みされています。実車の知名度の低さをカバーする目的だったと推察できますが、輸出向けは実車RSL同様に左ハンドルとしトヨペットクラウンと英文表記して船積みされた良心的な萬代屋製RS21とは対照的だったと言えます。


【旭玩具 1/18スケール 1959年 トヨペット クラウン RS21型 主要データ】
・基本素材: ブリキ
・バンダイ品番(管理番号): 3421番(パトカー3577番)
・発売時期: 1959年(昭和34年)8月(1961年3月頃まで生産され、RS31にMC)
・販売価格: 都内200円・地方最低小売220円
・24.0cm (実車比:1/18.2スケール)
・全幅9.5cm (実車比:1/17.8スケール)  
・ホイールベース12.7cm (実車比:1/19.9スケール)
・ボディカラー: 青灰メタ、金茶メタ、黒 等
・動力: フリクション
・箱のバリエーション: 国内向けと海外向けSimca箱の2種類
・2019年現在のアンティーク玩具市場の推定評価額: 20~30万円程度 (箱付未使用ミントコンディションの場合。RS31も同程度、警視庁パトカーはノーマルより高額)


●旭玩具1959年トヨペット クラウン デラックス(RS21型)








実車カタログから流用された魅力的な箱絵




運転席のプリント


シャシー裏面



●輸出Simca
資料本The Big Book of TIN TOY CARS (2004年)より輸出向けSimca仕様の画像。萬代屋と異なりRS21本体は右ハンドルのまま何と箱だけが替えられています。箱付ミントの評価額は1800ドルの印字。




●旭玩具1961年トヨペット クラウン1900デラックス(RS31型)












萬代屋製がRS31でもRS21の内装のままだったのに対し、旭玩具製では内装も実車通りにMCされています。唯一、旭玩具が萬代屋製に勝る美点。


シャシー裏面




●1959年RS21(右)と1961年RS31(左)の比較
小さいミニカーは大きさ比較用1/64スケールTLV






●旭玩具1961年トヨペット クラウン警視庁パトカー
萬代屋製より遥かに現存する数の少ない旭玩具製観音パトカー。








手前は1/64スケールTLV



このパトカーは箱付未入手のため、箱の画像。2014年8月、ヤフオクにてミラー欠品の箱付が30万円強で終了した際のもの。桜田門の写真が左に配された、なかなか魅力的な箱であることが判ります。




●全員集合♪












★オマケ(その1): 独シュコー 1/64スケールVWタイプ2 MARTINI 2種

シルバーメタのMARTINI RACINGと鮮やかな水色/紺ツートンのMARTINI仕様が新入荷。何れも魅力的なミニカーながらブリスターを開封するのは少々勇気がいります(汗)☆








★オマケ(その2): 謎のトミカ105番 日産NV350キャラバン「ANA」「東急ハンズ」
何れも箱に「M’s FACTORY」のシールが貼られた謎のバリエーションを安価にて入手。よく出来ていますが、Mがイニシャルの方が創った2次加工品なのでしょうか?










★オマケ(その3): トミカプレミアム 5周年キャンペーン応募準備
8月31日(土)消印有効のトミカプレミアムの箱のバーコードを切り取って3枚1口で応募すると、5555名にスカイライン ターボ シルエットのメタリックカラーVer.が当るキャンペーンも締切が迫ってきたので、3枚応募するつもりでダブって持っているモノなど9台準備(期限を過ぎないように送る予定)。行きつけのショップでバーコード切り抜いた場合の買取り価格を訊いたら、「コレクション品としては価値なしとなるため買取り出来ません、タダでも良ければ引取りはします」との厳しいお話でした。バーコード切り取りでの応募はコレクター泣かせと言えますyone☆☆




3通を別々のポストから投函予定


バーコード切り取り「いけにえ」に選んだ9台


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