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★年末スペシャル ピアノdeビートルズ! ~ メルクリン ポルシェ356

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2018年も残り僅かとなりました。
今年も当ブログに御訪問いただき、ありがとうございました☆☆
暮れも押し詰まり大掃除や玄関の門松の設置作業など師走の言葉通り忙しくて大変~☆という方や年末年始は国内や海外への旅行や故郷への里帰りで家にはいないよ~☆という方も多いかと思います。僕は東京生まれのため残念ながら東京以外に戻るべき故郷がなく、民族大移動で混む時期にはあえて旅行もしないため、年末年始は東京にいることが殆どです☆


2018年
みなさんはどんな1年でしたかぁ~??
僕はこの1年で体重を8%落とし5キロのダイエットに成功したことが一番の成果でしたyo。太って入らなくなっていた服が着られるようになったのは嬉しいですne(^_-)-☆
体重を落として身軽になると足が軽く運動することが楽になり、見た目も少しはよくなった気がするのも嬉しいですne(^_-)-☆


人として生まれたなら
誰しも人生最大の夢である結婚という大目標を今年達成した人も達成できなかった人も、あるいは、もう目標達成まで秒読み段階に入ったなんて人もいらっしゃるだろうと思いますが、僕は今年も目標を達成出来ずに、また独り者のまま新年を迎えることは99.9%確実という悲惨な状況となっていますyo。
まあ、しかし、世の中には20代前半位で結婚という人生の最終目標を達成してしまう人も大勢います。20代前半での目標達成というと、ビートルズが1964年に世界的な成功を収め巨万の富を得た時、メンバー全員がまだ20代前半だったことを思い起こしますが、そうした人は残りの60年位の人生がバラ色になる可能性も高いということになりますよね。
しかし、僕のような歳にもなると、人様から「その歳だと普通は何かと面倒だから一生お一人様で生きていく方が気楽でいいって言う人が多いのに、まだ結婚したいだなんてキミも随分変わってるよね~」などと言われますが、変っていても全然いいのです。僕のような、もう死ぬまで恋女房(≒最愛のパートナー)が出来ないかもしれないようなモテない高齢独身者がジタバタしてはみっともないですし恥ずかしいですので、もう既に大昔に崖から落ちている年齢ですが内心はまだまだ焦っていてもカッコつけて何も悩んでいないようなクールな顔をしていたりしますyo☆☆


平成の次の時代
平成は来年4月末で終焉を迎えますが、平成と言う元号を1989年1月当時の内閣官房長官だった小渕恵三氏が発表した時のことを昨日のことのように覚えているのは僕1人ではないでしょう。平成に替わる新元号は改元1ヵ月前に発表とのことですが、果たしてどんな元号になるのでしょう。歴史上、長く続いた元号のランキングは1位がダントツで64年の昭和、2位が45年の明治、3位は35年続いた室町幕府時代の応永(1394年~1328年)だそうです。過去600年間でのランキングならば、3位が31年目まで続く平成ということになります。今上天皇は55歳で即位したのに対して浩宮様は59歳での即位となりますが、90歳となられる西暦2050年まで在位されれば新元号が平成を超える長い時代となる計算です。実は僕は浩宮様と学年が同じで(浩宮様は早生まれ)、昔から同世代として一緒に歳を重ねているような親近感があるのですyo☆☆


閑話休題
前置きが長くなりましたが、今回は年末スペシャルとして、僕のピアノdeビートルズ!をメインにメルクリンのポルシェ356のミニカーをご紹介しますne☆☆☆
 



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★ピアノdeビートルズ!

例によって全て耳コピ&適当なマイ・アレンジで弾いてますので楽譜はありません(^_^;)
楽譜至上主義のクラシック畑の人が聴いたら、楽譜のない音楽なんて有り得ないと眉をひそめられるかもしれませんne。僕は25歳だった1985年(昭和60年)に大林宣彦監督の映画「さびしんぼう」を観てショパンなどのクラシックも弾き始めたのですが、元々はビートルズをメインとする弾き語りからピアノを弾き始めたのです。ピアノの上に載せてあるのは、独メルクリン製1/47スケール・ポルシェ356です。



1)Norwegian Wood & In My Life 1965 The Beatles (piano arranged by porsche356A)
何れも1965年(昭和40年)12月にリリースされたアルバム「ラバー・ソウル」(Rubber Soul)収録曲。何れもクレジットはレノン/マッカートニーですが、実質的にはジョンが作った曲です。イン・マイ・ライフは音さまのリクエストだったのですが、勢いでノルウェーの森とのメドレーで弾いてみました。ビートルズに駄作はないとも言われますが、中でもラバー・ソウルは名曲の宝庫という印象が強いアルバムです。イン・マイ・ライフがビートルズナンバーのランキングで2位とか3位とかに入ることの違和感について、月刊ザ・ビートルズ(ビートルズクラブ発行)の2019年1月最新号に行方 均さんが書かれてますが、僕もイン・マイ・ライフはいい曲だけどビートルズ全213曲中のベスト3に入るべき曲は他に沢山あるような気がします。




2)Yesterday 1965 The Beatles (piano arranged by porsche356A)
じゅんいちさんの思い出のつまったリクエスト曲。言わずと知れたポールの代表曲、ライブ・アンコールの定番曲ですが、今年の日本公演では初日以外のアンコール1曲目はイエスタディではなくI Saw Her Standing ThereやBirthdayに差し替えられました。現在のファンはイエスタディ以外の曲を聴きたい人の方が多いような気もします。




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★独メルクリン 1/47スケール 1951年ポルシェ356クーペ
全長8.5cm・全幅3.5cm。ダイキャスト製。品番はノーマル8004、ポリス8024。初期製品では品番がなく、個別に梱包する箱も存在しなかったようです。スケール表記はありませんが、1/43より一回り小さく1/47スケール程度です。PreA時代の初期の356クーペをモチーフとしたミニカーですが、モチーフとした実車の年式から10年以上を経た1963~1964年のメルクリンのカタログにも掲載されているので、かなりの長寿モデルだったようです。リアルタイムに出た356のビンテージ・ミニカーの中では最もプロポーションが良いと思います。ノーマル仕様のカラーバリエーションは、画像のもの以外にシルバー、ベージュ、ダークグリーン、ダークレッド等多数あります。












トミカ356スピードスターとの大きさ比較










魅力的なBox Art






●1963年6月発行 1963~1964年 メルクリン総合カタログ(縦20×横20.6cm・英文64頁)
メルクリンのカタログは戦前から毎年発行されており、歴史が長いだけに全てのカタログを蒐集することはハードルが高いです(手元には戦前から飛び飛びに10部程度しかありません)。鉄道模型がメインで64頁中、ミニカーの掲載は2頁のみです。


ミニカー掲載頁


ポルシェ356は、Porsche carと記載されています。








★オマケ(その1): クラシックポルシェ Vol.04 2018年冬号
180頁。2018年10月6日・7日に甲府市常盤ホテルで50台の日本に棲息するポルシェ356が集まって行われた356ホリデーのレポートなどを掲載。近頃はポルシェに特化した日本の雑誌(定期刊行物)も増えていますが、これは近年の水冷ポルシェなどを扱わず古いポルシェだけに特化した雑誌の第4号。表紙は356ファン垂涎の名古屋シングルナンバーを持つ1963年ポルシェ356B。新車時から日本で歳を重ねてきたナンバープレートの持つ価値はちょっと計り知れません。




★オマケ(その2): 2010年 映画「ノルウェイの森」予告編
ビートルズのノルウェーの森(Norwegian Wood)が効果的に使われた村上春樹原作の映画(予告編)。この映画、僕は公開直後の2010年の暮れに当時の恋人さんと吉祥寺で観たのですが、時系列的にはこの映画を観た人の中には翌2011年3月11日の東日本大震災で被災した人(場合によっては亡くなった人)もいるのではないだろうかと想像したりもします。映画を観ていて突然ジョンのボーカルが聴こえてくると思わず涙が溢れます。


★年明けスペシャル ピアノdeビートルズ2! ~ トミカ新製品、本物は買えない車のミニカー

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2019年 あけましておめでとうございます☆ 富士山
今年もよろしくお願いします☆☆
 アップ

さて、年が明けましたね~
初詣ではどんな願いごとをしてきましたか~??
僕はもちろん、今年こそは恋女房が出来ますように、結婚できますように、
とお祈りしてきましたyo
ぷぷっ!ここだけの話ですが、今年もう僕は還暦になりますので、
「今更遅い!」「気が狂ってる!」などと言われそうですがne☆☆


今回は年末スペシャルの続編「年明けスペシャル」として、僕のピアノdeビートルズ!をメインにトミカの新製品などをご紹介しますne☆☆☆ 
 


★ピアノdeビートルズ2!

例によって全て耳コピ&適当なマイ・アレンジで弾いてますので楽譜はありません。
楽譜至上主義のクラシック畑の人が聴いたら、楽譜のない音楽なんて有り得ないと眉をひそめられるかもしれませんne。僕は25歳だった1985年(昭和60年)に大林宣彦監督の映画「さびしんぼう」を観てショパンなどのクラシックも弾き始めたのですが、元々はビートルズをメインとする弾き語りからピアノを弾き始めたのです。ピアノの上に載せてあるのは、前回同様、独メルクリン製1/47スケール1951年ポルシェ356PreAクーペです。
上手くはないですが自分で弾いて楽しければ、それでいいんです☆☆☆



1)Lucy in the Sky with Diamonds ~ Here Comes the Sun ~ MichelleThe Beatles(piano arranged by porsche356A)
勢いで弾いてみた3曲メドレー。どの曲も有名ですね。ルーシーはジョン作でサージェントペパー、ヒア・カムズ・ザ・サンはジョージ作でアビイロード、ミッシェルはポール作でラバー・ソウル収録曲。3曲ともギターバージョンの録音もあるので何れアップしますne☆



2)Dear Prudence ~ Martha My Dear 1968 The Beatles(piano arranged by porsche356A)
ちょっと渋めの2曲ちょっとだけよメドレー(笑)。どちらも1968年の通称ホワイトアルバム収録曲。Dear Prudenceはジョン、Martha My Dearはポールの曲です。この2曲はビートルズにあまり関心がない人は知らないでしょうか☆




★2019年1月1日発売トミカ怒涛の新製品
元旦発売のトミカ達を買いに行ってきましたyo
都内に店舗のないアピタ・ピアゴを除いても、イトーヨーカドーのいすゞエルフ「ネットスーパー配送車」、イオンの三菱ふそうエアロスター「イオンバス」、トイザらスのトヨタ86レーシングシリーズ トランスポーター&86の2台セットとトヨタ86オートバックス レーシング仕様(再販品?)、トミカショップのランボルギーニ カウンタックLP400赤と元旦発売のトミカが沢山あり、あちこち回って買ってきました。今月は第3土曜発売のシボレーコルベットのZR1通常&初回など以外にオートサロン限定のトミカ4種類の発売やTLVでは1969年ハコスカGT-Rが2色に加えて税抜9200円と高価なプリンスロイヤルの発売が予定されているので、全て買うのは結構大変ですね。トミカは来年2020年の発売50周年に向けて新製品ラッシュが続きそうな気配です。トミカもTLVも昨年あたりから買ってきたまま無造作に積んでありまして、このお正月に少し整理をしようかなあと思っていますyo☆


1月の新製品の中で個人的な順位は1位がいすゞエルフ「イトーヨーカドーネットスーパー配送車」、2位が三菱ふそうエアロスター「イオンバス」


トイザらス限定 トヨタ86レーシングシリーズ トランスポーターセット


トミカショップ限定カウンタックLP400赤


エンジンフード開閉アクション付♪




★本物は絶対買えないクルマのミニカー
ミニカーの世界は本物なら絶対に買えないようなクルマを掌や机上で楽しめるのが魅力の一つですよね。昔からロールスロイスなどの高級車のミニカーだけを集めるといった人がいます。本物は無理だけどミニカーで集めて楽しむという。そんな意味合いから、3台をピックアップしてみました☆

その1)独オートカルト1/43スケール1964年ポルシェ901カブリオレ カルマン
全長10cm。レジン製。333台限定品。実車解説3つ折パンフレット付。国内価格13000~15000円前後。実車は試作1台のみ。








実車解説パンフレット付






シリアルナンバーは253/333




実車画像・・・実車とミニカーを比べてみるのは楽しいです♪




その2)伊A&Gモデル1/43スケール 1958年フェラーリF250モノポストレーサー
全長10cm。レジン製。品番SDK16。国内新品価格25000円前後。マッハGoGoGoに出てきそうなデザイン。このミニカーはたまたま中古品を安価で入手したものなのですが、フェラーリはミニカーであっても沢山集めるのは経済的にも大変ですよね。僕はフェラーリのミニカーは本気で集めていなくてポルシェがメインなのですが、ポルシェであってもロードカーのミニカーが基本でゼッケン付のレーシングポルシェは殆ど買わず、1/18スケール以上は置き場所の問題、レジン製は高過ぎる価格の問題で余程気に入ったモノ以外は買っていません。ダイキャスト製でも最近のミニチャンプスあたりは1台1万円前後と高価で、ポルシェの新製品を全部買ったとしたら大変なことになりそうです。一方、1970年代以前の絶版ミニカー(ビンテージモデル)の価格の方が新製品より安いという状況にもなりつつあり、素朴な造りであっても時を経た年代物のミニカーに出来の良い新製品以上の価値を感じる僕の場合、新製品についてはかなり的を絞って買い集め、ビンテージモデルの蒐集を優先するようにしています。ビンテージモデル好きにとっては、その方が満足度も高い訳なのです。




















ミニカーと同じドンズバリの実車画像が見つかりませんでした。このあたりが近いかもw




その3) 仏ブックアイテム 1/43スケール 1952年ドライエ235コーチ
全長11.5cm。ダイキャスト製。品番No.198838。2012年2月23日発売、書店売り「フランスの名車シリーズ」第3弾。国内流通価格1000~2500円前後。イクソ製品の色を替えて書店売りされたミニカー。ドライエが主な顧客としたフランスの上流階級が戦後は没落したため超高級車の需要が激減し、ドライエは1950年代に終焉を迎えます。6気筒3557cc・152ps/4200rpm・最高速度173km/h。






右ハンドル




実車画像 (Wikipediaより)



●その1)~その3)の並び






★やのまん 1967年ポルシェ911S ナローポルシェ ~ブリキ自動車コレクションから015

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今日1月6日(日)までお休みで明日7日(月)から仕事や学校という人も多いことと思います。しかし、7日(月)から11日(金)まで5日間何とか頑張れば、またすぐ3連休になるのでいいですよね♪

皆様は今年の抱負を決めましたか~☆
今年こそは○○しようとか、って一応目標を考えてみるのもいいことですよね。私の場合は、まあ、ご承知のとおりでして、色々とありますが、一つは断捨離ですかね~(汗)
増え続けているモノを減らして身軽になること、例えばミニカーで言えば、本当に愛着があって懐かしく胸がトキメク1960年代以前の日本車とポルシェ356、ナロー911以外は基本処分する、自動車カタログなら1975年以降のあまり思い入れがなく時代が新しいモノは全て処分するといったことを考えたりしています。しかし、収納(置き場所)が何とかなってコレクションを売らずとも明日食べるパンには困らないという状況ですと、とりあえず置いておくということにもなってしまいがちです(汗)。


閑話休題
今回はブリキ自動車コレクションの第15回として、「やのまん1967年ポルシェ911S」をご紹介しますne☆☆☆
 


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★現在もジグソーパズルのメーカーとして有名な株式会社やのまんは、1954年(昭和29年)1月に大阪市南区で矢野満商店として創業しています。
ちなみに矢野満というのは創業者 矢野 満氏のフルネームをそのまま社名/屋号としたもので、これは昭和の時代にはよく見られた手法です。1959年(昭和34年)12月に法人組織の株式会社矢野満商店となり、翌1960年(昭和35年)に本社を大阪から東京都墨田区東駒形に移転、1968年(昭和43年)には現在の株式会社やのまんへ商号変更を行っています。
やのまんがブリキ玩具の製造販売を行っていたのは1970年代初頭もしくは前半あたりまでのことで、1974年(昭和49年)に国産第1号のジグソーパズルを生産開始以降は乗物玩具の製造販売からは撤退したようです。

★やのまん1/11スケール 1967年ポルシェ911S
ちょうど矢野満商店から株式会社やのまんへの移行期に当る1968年(昭和43年)に発売されたナローポルシェ玩具の傑作です。ブリキのナローポルシェはバンダイ、タカトク、アオシン等、多数の玩具メーカーが競作していますが、最もスケールが大きく、かつ丸味を帯びた立体化の難しい911を上手く再現した、プロポーションのよい名作/傑作といえるでしょう。

やのまんポルシェ911S(1stモデル)と箱3種



【実車主要データ】 1967年ポルシェ911S
全長4163㎜・全幅1610㎜・全高1320㎜・ホイールベース2211㎜・車重1030kg・1991cc空冷水平対向6気筒SOHC・最高出力160HP/6600rpm・最大トルク18.2kgm/5200rpm・最高速225km/h


【やのまん1/11スケール1967年ポルシェ911S主要データ】

・基本素材: ブリキ
・やのまん品番(管理番号): 不明
・販売価格: 都内700円・全国770円
・全長38.5cm (実車比:1/10.8スケール)
・全幅14.5cm (実車比:1/11.1スケール)
・ホイールベース20.2cm (実車比:1/10.9スケール)
・ボディカラー: レッド・イエロークリーム
・1st:アロイホイール・ミラー付・フロントエンブレム付
・2nd:アロイホイール・ミラーなし・フロントエンブレムなし
・3rd:非アロイホイール・ミラーなし・フロントエンブレムなし
・箱のバリエーション: 3種類(?)
・2019年現在のアンティーク玩具市場の推定評価額: 10~12万円程度(1st~3rdの何れも箱付ミントの場合。何台もが同時に市場に出た場合には当然パーツの多い1stモデルが高値になると思われますが、箱付は何れも殆ど市場に現れないため同程度の評価額と推定)


●ニューデザイン 1968年2月25日号掲載 矢野満商店 ポルシェ911S
ニューデザインは、財団法人輸出玩具登録協会が1958年(昭和33年)から1970年代にかけて発行していた新規玩具の写真及び寸法、概要、意匠登録番号等を掲載した定期刊行物(国立国会図書館蔵)。この号には1967年(昭和42年)11月7日に第2213号として、矢野満911Sが登録された記録が掲載されています。



●ニューデザイン 1968年5月25日号掲載 矢野満商店 ポルシェ911S電動ポリスカー
1968年(昭和43年)3月5日に第2518号として登録。後部レバーでフリクション動力と電動の切換えを行なう旨が記載されていますが、このポリス仕様は状態を問わず一度も現物を見ていませんので、実際に発売されたものか否か不明です。ニューデザインには未発売に終わったと思われる自動車玩具が多数掲載されています。



●玩具商報 1968年7月15日号掲載 株式会社矢野満商店 広告
初めて911Sが登場した広告。この時点ではまだ社名は矢野満商店となっています。



●玩具商報 1968年10月1日号掲載 株式会社やのまん 広告
911Sと共にやはり大サイズのメルセデスベンツ230SLが掲載されています。やのまんは同時期にフォルクスワーゲン1600TL(タイプ3)も大サイズで発売しています。前掲の広告から僅か2ヶ月半ですが社名は「やのまん」に変更されています。




YとMを図案化したやのまん商標



【矢野満商店1967年ポルシェ911Sのバリエーション】

●1st
アロイホイール、ミラー、フロントエンブレム付。ちょっとバランスの崩れた箱絵です。


青いミニカーは大きさ比較用の1/64スケール トミカリミテッドヴィンテージ911S






リアシート後ろにやのまん商標。この1stモデルでは少し右にオフセットしています。


上箱左下にやのまん商標



●2nd
アロイホイールのままながら、ミラーとフロントエンブレムが省略されています。1stよりバランスのよい箱絵です。






リアシート後ろのやのまん商標がこの2ndモデルでは中央に移動しています。


室内プリント





●3rd
非アロイホイール、ミラーとフロントエンブレム省略。箱絵は2ndと同じ絵柄の日本語バージョンです。ところが上箱左下の商標がやのまんではなく、菱型にISDというものに替わっています(このロゴのメーカーはどこでしょうか)。しかし、本体のリアシート後ろにはやのまん商標が付いています。1stの箱にも日本語バージョンがあるか否かは不明です。1960年代の玩具では輸出用と国内用の箱を作り分けている場合と共用している場合とがあり、日本語バージョンはこの箱のみかもしれません。


手前の青は大きさ比較用TLV




非アロイホイールに変更


上箱左下には、やのまんではなくISDの商標



●3rdイエロークリーム

現存するやのまんの911Sは大半が赤でこれはレアカラーです。リアのやのまん商標が消されています。


手前の青は大きさ比較用TLV






リアシート後ろのやのまん商標が消されています。



●全員集合






箱3種




※1967年ポルシェ911Sの実車カタログについては、2012年8月29日の自動車カタログ棚からシリーズ第46回記事を御参照ください。





★オマケ: 1967年ポルシェ911S 実車動画

★1962年 じどうしゃ スカイラインスポーツ PIKO 激安鉄道模型 ~ 乗物絵本棚から010

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明日1月12日(土)~14日(月)は3連休という方も多いことと思います。かく言う私は明日12日は限定トミカを買ったり美しい女性を見に朝5時には起きてオートサロンに行く予定です。私はどちらかと言えばクルマが好きな方なんですが、新しいクルマにはあまり関心がなく、余程枯れていない限り男なら誰しも同じとは思いますが、美しい女性ほどにはクルマが好きな訳でもないのです。
それでね、オートサロンから帰りましたら、ブロ友さんから購入を頼まれている限定トミカの発送をしたりしまして、明後日13日(日)はまた所用で出かけるので、今夜のうちにヤッツケ記事となりますが簡単に一つ記事をアップしておきますne☆
簡単にアップ出来るということで、乗物絵本の第10回として栄晃社の愛児絵本「じどうしゃ」をご紹介しますne☆☆☆


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★乗物絵本「じどうしゃ」

・判型/頁数: B5判・表裏含め12頁
・シリーズ名: 栄晃社の愛児えほん 第36巻
・発行所: 株式会社 栄晃社 (2019年現在は廃業?)
・印刷所: 永井印刷工業 株式会社
・編集兼発行者: 永井直保
・絵: 木内一郎
・文: 深谷正夫
・発行年月日: 記載なし。内容から1960年代前半(1962年~1964年)と推定。
・当時定価: 60円

プリンススカイラインスポーツと言えば、円谷プロ1966年放映「ウルトラQ」の劇中車として有名ですが、この絵本は表紙にスカイラインスポーツが描かれています。スカイラインスポーツが表紙に描かれた絵本は実は他にも何冊か手元にあるのですが、この絵本が一番良い感じの表紙です。スカイラインスポーツのドライバーはお父さんではなく何故かお母さんです。内容も1960年代初頭の国産車が比較的正確に描かれています。この絵本は子供が見ていないデッドストック品で状態がバリバリに良く写真を撮るために開くと背表紙が割れそうなため、軽く開いた状態で写した歪んだ画像となり、絵が見にくいことを御了承ください(現物は歪みのない、なかなか良い絵です)。


表紙に描かれたトールゲートには横浜新道の文字が読めます。


ニッサンキャブオール・ボトルカー「コカコーラ」と蕨駅行きのいすゞ国際興業バス。高架線には国鉄153系湘南。


最初のMC後の1962年縦目のセドリックと三菱ふそうセミデッカー「特急プリンス号」。この縦目のセドリックもお父さんではなくお母さんがドライバーのように見えます。プリンス号バスは近鉄ビスタコーチと並び1960年代の乗物絵本には登場頻度が高い1台です。上方には朱赤の1959~60年トヨペットクラウンデラックス(RS21)が見えます。


1960年代初頭にフルチェンジした三菱ふそうダンプ、1950年代のいすゞTXミキサー車など。


1959年(昭和34年)にフルチェンジしたいすゞTXの消防車、2台目は見たような顔ですがどこのメーカーの消防車でしょうか。3台目はニッサン580あたりがベースの救急車のようです。


これも1959年にフルチェンジしたいすゞTXのタンクローリー。あえて出光等の実在する石油メーカーを描かなかったようです。


裏表紙: こまどり幼稚園バス。この顔は1960年頃のいすゞ小型バスでしょうか。


定価60円


背表紙






★オマケ(その1): トミカ ドライブヘッド日産GT-R完結?
2018年夏に映画チケットとの抱き合わせで予約受付した特機ver.が2019年1月8日(火)より漸くファミマで配布が始まりました♪映画のチケットを購入しないと特機ver.は入手できない形だったため、大人の映画観賞券を買ってTLV並みの1台2200円位のトミカとなりましたが、これで漸くドライブヘッドGT-Rシリーズが完結(?)。箱以外は同じ3台セットも含めて集まったのは計7台。






★オマケ(その2): 東独PIKO HOディーゼル機関車BR130のセット
2018年の年末に鉄道模型は専門外のリサ店で1980円売っているのを見かけて、これは安いと感じて思わず購入。機関車・貨車5両・レールのセット。しかし、あるいは、PIKO製の古いHOは人気がなくてこの位の値段が相場なのでしょうか。PIKOは旧東ドイツの鉄道模型メーカーで、箱は古めかしいですが、箱の中に1979年11月と印字された紙片が入っているので左程古いモノではないようです。恥ずかしながら外国型の鉄道車輛の知識は皆無なのですが、説明書にBR130と印字があるので、機関車の形式はBR130でしょう。

渋い箱絵




















1979年11月の印字


説明書




★オマケ(その3): 西独メルクリン 自動車運搬貨車の自動車積みセット
これも2018年の年末にオマケ2と同じリサ店で購入。ヴィーキングのポルシェ911など貨車1両に7~8台のミニカーが付いて1両980円はヴィーキング1台の小売価格(現在は1台2500円程度)からして激安と思い購入。しかし、あるいは、このあたりのメルクリンの貨車は人気がなくてこの位の値段が相場なのでしょうか。


★東京オートサロン2019 ~ ポルシェ356 地球上で最も美しいクルマ

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昨日2019年1月13日(日)付の朝日新聞朝刊に結婚に関する世論調査結果についての記事が掲載され、その記事によれば、「(人間として生まれてきた以上、)結婚はするべき」という人は男性の53%、女性の45%で、一方、「(必ずしも、)結婚はしなくてもいい」という人は男性の45%、女性の55%に上ったとのことです。約半数の人が結婚はしなくともよいというこの数字は、結婚相手の世話をする人が世間にウジャウジャいて結婚しない人というのが殆ど存在しなかった半世紀前の1960年代あたりの日本なら考えられない数字で、非婚・晩婚化が進んだ現在の日本を示しているのではないでしょうか。
女性が結婚相手の男性に求める年収について訊いた調査では、1000万円以上が3%の31人、800万円以上が4%の41人、600万円以上が15%の155人、400万円以上が41%の423人、200万円以上が18%の186人、収入は関係なし(例え無収入であっても好きな相手なら結婚する)が19%の196人だったそうです。63%の女性が年収400万円以上の男性を結婚相手に望み、37%の女性は年収400万円以下の男性でも別に構わないと思っているとの結果です。


実は私は今年還暦になり定年退職なのですが、いったん退職後に継続して仕事をすることを希望する場合には再雇用となり、再雇用は時給1000円で実働1日7時間の日給7000円、月22日働くとして15万円程度の収入となり、年収にすれば180万円程度ということになります。しかも、仕事内容はコピー取りやお茶入れなどの雑用に変り、「おい、ポルシェくん、これコピー取ってきて」とか「おい、ポルシェくん、ちょっとお客様にお茶入れてくれ」とかと歳下の上司の雑用をすることとなります。何の資格も特技も持たない私の場合、仕方がないと言えば仕方がないことなのですが、歳下の上司にアゴで使われるという屈辱的な仕事内容もさることながら、この収入では都内での生活は相当に切りつめないと厳しいため、私のところでは定年になるとタクシードライバーなどに転職してしまう人が多い状況です。私も普通免許以外の資格は全く持っていませんので、タクシーに乗るかどうしようかと考えているところです。大型免許などを取ってもっと高収入を目指すという手もありますが。あとは40年以上をかけて恐らく1万台位は集めたミニカーをネットショップでも開いてコツコツと売って生活していくことでしょうか。日銭が入れば何とか生きていけますからne
その点、政治家、成功した作家、成功した芸術家(音楽系・美術系等)、先祖代々の同族企業や自分で起業した中小企業の社長など自営業で成功している人や役員クラスの人などは還暦で定年、はいサヨナラヨといったことはなく、安定した収入も見込める(日産の役員で年収1億だそうですがw)のは何とも羨ましいことですよね。まあ、日本は資本主義社会で、社会的に成功しなければ、あとには貧乏な生活が待っているのは仕方がないことですよne☆☆


それでね、上記の朝日新聞の調査結果では19%=約5人に1人の女性が年収200万円以下か無収入であっても好きな相手となら結婚すると答えていますので、還暦という年齢的な壁を別にすれば、低収入となっても結婚できる可能性は残されているということになり誠に嬉しい限りです。もっとピアノやギターのテクニックを上げたり、色々な本を読んだりなどして人間としての内面を磨いたりして、低収入であっても女性に好かれるようになりたいなと思ったりもしますyo
尤もその歳まで結婚できないのだから、幾らポルシェさんが夢見ても、心の底から願ってみても、もう一生結婚は無理じゃないの??という意見が大半とは思いますがne☆☆


閑話休題
今年もオートサロンに行ってきましたので、例年通り極く簡単に記録しておきますne☆☆☆
 



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★2019年1月12日(土)、幕張メッセ全館使用にて開催中の「東京オートサロン2019」に行ってきました。
ここ数年は毎年オートサロンに行っていますが、会場が広いにも関わらず混み方が尋常ではありません。その理由の一つは、2日強(今年は1月11日(金)午後2時~15日(日)午後6時)と東京モーターショーなどと比べて会期が非常に短いためのように思います。オートサロンに行く人の目的・理由は人それぞれと思いますが、アトランダムに思いつくまま書けば以下のようなことが挙げられるだろうと思います。

1) 実車メーカーやカスタムメーカーの実車展示
2) 実車カスタム・ドレスアップに関する情報収集
3) 綺麗&可愛い&SEXYなコンパニオン
4) カスタムパーツ等の購入
5) 限定トミカの購入
6) 有名ドライバーのトークショー
7) 入場券で観られる有名歌手のコンサート(2019年はT-BOLAN、荻野目洋子など)
8) エブロ・スパーク・京商等ミニカーメーカーの割引き価格での販売
9) 絶版、新品ミニカーの販売
10) 実車メーカーのオフィシャルグッズ(ミニカーを含む)の販売
11) 各ブースのカタログ蒐集
12) お祭り的な人が大勢集まるところに行くことがとにかく好きで気分が盛り上がる。


以上のような目的の一つもしくは幾つかが理由で幕張まで行くという人が多いと思いますが極端なケースでは、5)のトミカ購入だけが目的でトミカを購入したらさっさと会場内を全く見ずに帰ってしまう人、3)のコンパニオンだけが目的でコンパニオンの写真を撮るだけ撮ったら他は何も見ずに帰ってしまう人、7)の有名歌手のコンサートだけが目的でコンサートだけ観て帰ってしまう人などもいるだろうと思います。

★去年も書きましたが、私がオートサロンに行く目的は、3)のコンパニオンが約7割、残り3割が 5)の限定トミカ購入、8)のエブロ・スパーク等のミニカー、11)のカタログ蒐集といった感じです。
コンパニオンが7割というのは、私自身の内面的&心情的な内訳なのですが、私は独り者の所為かクルマを見るよりもコンパニオンを見る方がワクワクすることだけは嘘偽りのない事実なのです。もし、私にゲロマブ恋女房でもいたなら、恐らくコンパニオンなど全く目には入らなくなりクルマばかり見ることでしょう。と私は思うのですが、以前、オートサロンの記事をアップした際に結婚されている人からもコンパニオンについてのコメントが入ったところからすると、結婚する程に好きで好きで仕方がない人がいても案外人間というものは目移りするものなのかもしれません。イベントのメインである自動車については、御存知の通り私は現代の自動車や製造メーカーオリジナルではないカスタムカーには殆ど関心がないため、旧車を例外として実車の展示はあまり見ないという感じです(大汗)。
私のような旧車とコンパニオン以外は見ないような手抜き観賞でも、会場が広いことと人が多いために普通のスピードでは歩けないこともあり、例年殆ど1日がかりとなっており、もしカスタムカーを1台ずつゆっくりと見ていたら1日ではとても回りきれないだろうと思います☆


●東京オートサロン2019 ポスター


●東京オートサロン2019 会場パンフレット (B5判8つ折16面)




【旧車系】

●横浜ゴム「1953年?ポルシェ356PreAクーペ」
2019年(平成31年)春に発売が予定されている、横浜ゴム「G.T.SPECIAL CLASSIC Y350」を装着したポルシェ 356PreAクーペ。356クラブ・ジャパン会員の所有車を借用したもののようです。御承知の通り、私はポルシェ356(但し、1959年356A以前の年式、1960年のバンパー位置の上がった356B以降は完璧な美しさではないため不可)以上に美しいクルマは地球上に存在しないと信じていますので、もうこの1台を観るだけで今年のオートサロンで他のクルマを見る理由や意欲もなくなったという感じでした。この356の履いているタイヤは横浜ゴムのヒストリックブランドである「G.T. SPECIAL」で復刻開発されているもので、1970年代以前のクルマに相応しいクラシックなトレッドパターンとサイドデザインを持つもの。発売予定サイズは「165/80 R15 87H」「165/80 R14 85S」「175/80 R14 88S」「145/80 R10 69S」の全4サイズとのこと。












右前フェンダー下のボディ製造メーカーREUTTER(ロイター:現レカロ)のバッチ






ポルシェ356クラブJAPANのバッチなど






室内





●1968年 ダイハツP-5

今年のオートサロンの白眉は、上掲の356は別格として、このダイハツP-5。1968年の日本グランプリに出場し、ニッサンR381、トヨタ7、ポルシェカレラ10に続き総合10位に入った車両をダイハツ自らがレストアしたもの。P-5と言えば、童友社がリアルタイムに出していた1/32スケールのプラモデルを作ったことが個人的には懐かしいです♪

【ダイハツP-5 スペック】
全長3850㎜・全幅1650㎜・全高990㎜・ホイールベース2250㎜・車重510kg・R92B型直列4気筒DOHC4バルブエンジン・三國ソレックス50PHH型キャブレター・最高出力140ps/8000rpm・最大トルク13.0㎏m/7000rpm・最高速度240km












コクピット











●1957年 トヨペットクラウン デラックス(RSD) 第5回豪州ラリー出場車 (レプリカ?)







●1983年ニッサン240RS モンテカルロラリー出場車(レプリカ)
3代目シルビア(S110)ベースのグループB車両。2.4リッターで275psを絞り出したラリーマシン。





●1958年シボレーインパラ 銀メッキ ROHAN METAL PAINT
これで街を流したら注目度抜群間違いなしです。でも、もしこのクルマを自分で所有するなら、私はこれよりシックなオリジナルペイントの方がいいかも。





●1924年ベントレー3リッター スピード 第2回ル・マン24時間レース出場車 (本物でなく同型車)






【現行車】

●86MFGコンセプト2019

今春(3月末~4月)にMFゴースト第5巻コミック限定版(ヤンマガKCスペシャル・税抜1860円)にこれのトミカが付いてくるようです。発売日が確定したら本屋さんに予約しておかないとすぐに完売しそうですね。



●ドライブヘッド ニッサンGT-R「警察ver.」



●日野プロフィア



日野ブースは何故か等身大の女性人形が沢山ありましたyo♪



●トヨタTS050ハイブリッド2018年ル・マン優勝車



●GRスープラ スーパーGTコンセプト
人が多過ぎて前から写せなかったので、リアビューのみです(汗)



●トヨタセンチュリーGRMN



●新型スズキジムニー シエラ ピックアップスタイル



●新型スズキジムニーSURVIVE



●メルセデス-AMG GT4ドア クーペ
メルセデスはオートサロンにメーカーとして参加しています。4枚ドアのセダンには自分で乗りたいとは思いませんが、私はポルシェ党なのでメルセデスのこれよりもポルシェパナメーラの方がいいかも。



●メルセデス-AMG GT3





●新型ホンダNSX




●ホンダNSXレーシング



リアビューがなかなか美しいです♪



●ホンダS660



●ニッサン リーフ ニスモRC
ちょっとリーフには見えません。



●ニッサン ジューク パーソナリゼーション アドベンチャーコンセプト
専用クローラーを付けた雪上用?



●ニッサンGT-RニスモGT3




●ランボルギーニ・ウラス

650ps・最高速度305km/h



●マツダ新型アクセラ(マツダ3)
日本初公開とのことでしたが、個人的にはこのような真面目なセダンには興味なし。



●マツダロードスター



レーシング





●三菱デリカD:5
maroさんのお友達が搬入&搬出したそうですyo♪






【コンパニオン】

今年は三菱ブースに1名タイプのコンパニオンさんがいた以外はあまり気になる人を見かけませんでしたので、ほんの少しだけ。尤も露出度の高い派手なブースはどこもカメラを抱えた人垣が5重6重となっていて、全くコンパニオンさんを見ることも出来なかったのです(汗)

このような感じでコンパニオンさんは全く見えませんm(__)m


タイプです♪


けっこうカワユス♪


まずまず。


笑顔が丸♪


左の子がカワユス♪


真ん中の子がカワユス。結構タイプかも♪


インタビューに応じるレーシングドライバー塚本奈々美さん。綺麗です♪






【トミカ】
今年はトヨタ86ネッツ兵庫・シビックタイプR・トヨタC-HR・メルセデスGクラスの4種で86のみ800円、他は700円。1会計につき1人1車種3台まで購入可。最初に3台ずつ購入。午前中は2時間半待ちだったのが夕方には10分待ち位に列が極端に短くなっていたので、86とシビックだけ追加購入しました。しかし、こんなに沢山は要らないかもですne。トミカは完売する恐れさえなければ、朝から会場を全て回って観終った後、夕方に買いに行く方がいいようです。









【エブロ】
今年はホンダブースの前。例年通り、1/43が1000~3000円、1/24が3000円等のアウトレット品を大量に売っていました。元々買いたかったものがあれば、1台買えば入場料や都内からの交通費位は軽く浮きそうです。


激安アウトレット


発売予定の1/18スケール初期型スバル360


ライトイエローのカラーは実車とはかけ離れている気がします。


これも発売予定の1/43初期型スバル360


この1/43のライトイエローも実車とは異なる気がします。


発売予定のフェアレディSPL213。箱まで出来ているので発売が近そうです♪



【スパーク】





【カタログ類】
基本、私は紙物が好きなので何でも貰ってしまう方なのですが、オートサロンでは全て貰うと大変な量になるため、日産・マツダ等メーカー系のものをメインに貰っています。今年はRocky Autoのトヨタ2000GTレプリカ「ROCKY3000GT」のカタログがなかなかよかったです♪



●ROCKY3000GTカタログ (A4判・上質厚紙8頁)




細谷四方洋氏 監修


スピードメーターはオリジナルを上回る280kmまで


カラーバリエーションの記載



★1954年東急5000系青ガエル 電車とバスの博物館 ~ 鉄道車輛カタログ棚から 009

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1984年(昭和59年)、24歳だった僕は恋をしていた。通勤で乗る目蒲線で毎朝のように見かける女性だった。ウブな僕は一度も話しかけることは出来なかったのだけれど、彼女の優しげな眼差しと美しい面影は今でも脳裏に焼き付いている。しかし、翌年転勤となり目蒲線に乗らなくなった僕はいつしか彼女のことを忘れてしまうのだった。僕と同い歳位に見えた彼女も恐らくそろそろ還暦になるのかもしれない。
国電・山手線から目黒駅で乗り換えて武蔵小山まで目蒲線は2駅だけの乗車だったのだが、当時の目蒲線は所謂青ガエル=初代5000系が運用されていた。いいデザインの電車だなと思ってはいたものの、毎日朝夕乗車する青ガエルは僕にとっては極くありふれた日常の乗物だった☆


閑話休題
今回は「鉄道車輛カタログ棚から」の第9回記事として東急5000系カタログの全頁の御紹介と併せて電車とバスの博物館(東急田園都市線・宮崎台駅隣接)の御紹介をしますne☆☆☆


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★東急5000系(初代)の運用開始は1954年(昭和29年)10月16日(土)のこと。
航空機の技術であるモノコック構造を応用した超軽量構造と、アメリカからの技術導入による最新鋭の電装機器を兼ね備え、それ以前の日本の電車とは隔絶した高性能と軽快な車体スタイルを実現した。1954年(昭和29年)~1959年(昭和34年)にかけて105両が製造された東急の通勤形電車。下ぶくれの愛嬌ある車体形態はライトグリーン(萌黄色)1色に塗装されていたことからカエルを連想させ、「青ガエル」「雨ガエル」などの愛称で親しまれた。
東急での運用は目蒲線が最後となり、1986年(昭和61年)6月18日(水)に運用を終了した。一方、東急での運用終了後に64両が地方私鉄に譲渡された。これだけ大量に譲渡された理由は、車齢が比較的浅かったことのほか、超軽量のため橋梁など重量制限のある構造物への支障がない、1M方式のため短い編成が組みやすいことなどであった。
地方私鉄への譲渡車両の運用も最後まで残っていた熊本電気鉄道が2016年(平成28年) 2月14日に運用を中止した。デハ5001号は譲渡先の上田交通で1993年(平成5年)に廃車となった後、静態保存のため東急に返却され、登場時の緑塗装に復元の上、長津田検車区での保存を経て、東急車輛製造の構内で保管されていたが、車体後部をカットし台車や床下機器を取り外した状態とした上で2006年(平成18年)10月26日から渋谷駅ハチ公口で展示されている。また、松本電鉄に譲渡された車両の1編成が松本電鉄・新村駅車両所構内に東急時代の塗装で静態保存され、熊本電気鉄道では北熊本駅構内で動態保存されている。
(以上、Wikipediaより抜粋、再構成)

【主要諸元】 東急デハ5000形 (Mc)
軌間1067㎜・全長18500㎜・車体長18000㎜・車体幅2700㎜・車体高(パンタグラフ折畳上面まで)4120㎜・車室長16651㎜・車室幅2384㎜・床面高1170㎜・連結器高(空車時軌条面上)880㎜・自重28.05t・台車型式:東急車両TS-301型・電動機型式:東芝SE-518型・定格出力110kw・定格回転数2000rpm・電動機個数4個・乗車定員140名(座席58名)・1時間定格速度57km/h・許容最高速度120km/h


●1954年 TKK超軽量電車5000型 本カタログ(縦30×横21.5cm・日本語・表裏表紙/目次等含め52頁)
何とも魅力的な今しも渋谷駅を桜木町に向けて発車する5002の表紙。運転手は写真のように見えるため、背景の絵と合成してあるようです。ヤフオクなどインターネットオークションの普及でレアな鉄道車輛カタログが家に居ながらにして入手出来るようになったのは有難いのですが、今週も入手したいと思ってチェックしていた、復刻版の出ていない国鉄クロ151こだま・つばめのカタログが5万5400円、営団地下鉄300形のカタログが3万5490円、0系新幹線試作型のカタログが3万3000円、小田急ロマンスカー3100の本カタログが3万1900円など、レア度を知る鉄道マニアの方々が競い合うため鉄道車輛カタログは戦前の自動車カタログあたりよりも高価なものも多く、おいそれとは手が出せなくなりつつあります。尤も数万円の紙のカタログで高いなどと言っているようでは、当たり前ですが数百万、数千万あるいはウン億するような絵画やアンティークはとても集められないという話になりますyone☆



【中頁】 (全頁コンプリート)

目次




巻頭言・・・・・東京急行電鉄株式会社 取締役社長 五島 昇
東京~横浜間が国鉄で35分かかっているのを東急はこの最高速度105km/hの最新型電車で10分程度早く出来る旨等が書かれています。五島は1916年(大正5年)8月21日生れ、1989年(平成元年)3月20日72歳没。本業の鉄道・運輸事業以外でも東急ハンズや渋谷109の出店、「たまプラーザ駅」の命名者としても有名だが、東急は本業の鉄道・運輸事業をメインとすべきとの五島の方針により、くろがねベビーを発売したグループ会社の東急くろがね工業の全株式を日産自動車に売却したことでも有名。



1.電車の概要








図面





2.車体

















3.台車













4.電気機器(東京芝浦電気株式会社)
































パンタグラフ





5.空気ブレーキ装置(日本エヤーブレーキ株式会社)













6.軸受(東洋ベアリング製造株式会社)





裏表紙・・・・・東急車輛製造・東京芝浦電気・千代田組・東洋ベヤリング製造・日本エヤーブレーキの5社の社名を記載。


表紙と裏表紙で一繋がりの絵



●渋谷駅ハチ公口で保存展示されているデハ5001(2019年1月19日撮影)


















★オマケ(その1): 東急 電車とバスの博物館

住所:神奈川県川崎市宮前区宮崎二丁目10-12
開館時間: 10:00~16:30(最終入館は16:00まで)
休館日: 毎週木曜日及び年末年始
入館料: 大人(高校生以上): 200円・3歳から中学生: 100円
訪問/画像撮影日: 2019年(平成31年) 1月19日(土)

1982年(昭和57年)4月3日、東急創立60年を記念して川崎市高津区の高津駅高架下に開館、開館から21年を経た2003年(平成15年)3月21日に現在の宮崎台駅隣接の高架下に移転。電車は1955年(昭和30年)デハ204通称ペコちゃんと1931年(昭和6年)モハ510の2両(その他はカットボディ)、バスは1966年(昭和41年)日野RB10型TA1525号車と1975年(昭和50年)三菱ふそうB623Bの2台を展示。その他、高津駅改札部分の復元展示、16番(HO)サイズの歴代東急車両・初代5000系の地方私鉄譲渡車両の展示、溝の口駅・目黒駅・蒲田駅の各16番(HO)サイズの秀逸なジオラマ、来場者が運転可能な16番(HO)の大レイアウト、クハ8090等の運転シミュレータ、備え付けのプラレールで自由に遊べるプラレールパーク等があり、実車の保存台数が少ないことから大宮の鉄道博物館あたりと比較すると拍子抜けし、どちらかと言えば大人よりも電車好きの子供が楽しめる施設の様相を呈しています。

入口は田園都市線「宮崎台駅」の改札を出た向い側


東急の電車の歴史/16番模型展示


青ガエル




1955年デハ204通称ペコちゃん




1931年モハ510




渋谷~田園調布の表記も戦前は右から左


1966年日野RB10型 東急バス TA1525号車








1975年三菱ふそうB623B 東急バス








高津駅改札部分の実寸復元展示


16番(HO)ジオラマ「溝の口駅」・・・・・ジオラマはどれも秀逸でミニチュア好きなら思わず引き込まれます。








16番(HO)ジオラマ「目黒駅」






16番(HO)ジオラマ「蒲田駅」






16番(HO)レイアウト・・・来館者が運転可能





●地方私鉄に譲渡された初代5000系の16番(HO)サイズ模型展示

熊本電気鉄道


岳南鉄道


長野電鉄


松本電気鉄道


福島交通


上田交通



●ミュージアムショップで来館記念に買ってきた東急初代5000系のブリキ製3両セット(税抜1500円)
箱に記載の説明文によれば2014年(平成26年)に東急百貨店開店80周年を記念して発売されたもののようです。製造元は都電のブリキ等も作っている三幸製作所、発売元は総合車両製作所。DVD付9000円(現在5000円で特売)のセットには屋根部分が異なるこれと基本的には同じ3両セットのバリエーションが入っているようです。一緒に写っているのは大きさ比較用に置いてみた、何とも超魅力的なトミカの新製品1/64スケール「トヨタタウンエースCoCo壱番屋」です♪








★オマケ(その2): 2016年2月14日最終運行となった熊本電気鉄道の青ガエル さよならセレモニー 動画
2016年のバレンタインデーに運用を終了した熊電青ガエルのさよならセレモニーの様子。




★オマケ(その3): 伊メーベトーイ 1/43スケール ポルシェ912スキー&ラリー
クルマのオマケがないのは寂しいということで最後にポルシェのミニカー。全長10cm。ダイキャスト製。 以前ご紹介したノーマル仕様のバリエーション。品番はスキー積がA64、ラリーがA78でラリー仕様は何故か912ではなく911ラリーとされています。スキー積の旧ホイールの初版は緑メタ・赤メタ・青メタの3色ありましたが、MATTEL傘下で発売のスピードホイール版になり緑メタのみとなったようです。スキー積みスピードホイール版の緑メタは1977年(昭和52年)の春、まだ私が高校生の時に新宿小田急デパートで1000円で買ったもの(全て記録してあるのですw)。積んでいるスキーにカラー違いがあります。このミニカーは2019年現在で既に42年も持っていますので愛着があるのですyone。緑メタリックが綺麗です。ラリー仕様はカラーバリエーションやシールのバリエーションが多く、コレクター泣かせ。メーベからは他にルーフにタイヤを積んだラリー仕様も出ています。

A64番 スキーキャリア




912のため、エンジンはフラット4


A78番911ラリー








★オマケ(その4):浅草玩具? 1963年シボレー「鉄人28号」
これはヤフオクでつい先日192万3000円で落札されたブリキ。10万円スタートで10万円で落ちたなら安いかなと思いましたが、ここまで上がるとはビックリです。しかも、130万円以上の入札者が3人。もしこれに箱が付いていたら軽く300万円オーバーでしょうか。全長34cmサイズのIYメタル=山崎玩具あたりのシボレーの金型を流用しルーフを取り去り鉄人を乗せた製品のようですが、同じ金型のノーマルやポリスカーの箱なしだったなら100分の1以下位の金額かもしれません。誰もが懐かしいキャラクター/マスコミ玩具は市場評価が高くてビックリですyone☆

サイドビュー


フロントビュー


リアビュー

★1959年マルサン 観音クラウン・初代スカイライン他 ~ プラモデル・コレクションから 008

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僕の場合、謂わば記録依存症(≒記録魔)とでも言うべき病気で、中学2年だった1973年(昭和48年)から、もう46年近くも手帳に日記を書き続けており、例えば今日は何時何分の羽田発の飛行機に乗って何時何分に熊本空港に着いたとか、今日は〇時から銀座資生堂パーラーで〇ちゃんとディナーをしたとかといった記録を簡単にでも残しておかないとどうしても気が済まないのですyo。実際には大体の時刻と共にその時々の正直な思い(ディーナー中の〇ちゃんは可愛くて綺麗で周りのお客様にも注目されて鼻高々で何だか嬉しくて仕方がなかった・・とかw)も記録してあり、これはあくまで個人的なメモ的な記録でアメーバのようなWeb上に公開し不特定多数に閲覧されるべき内容ではないのですけれど、根が目立ちたがり屋の僕はいっそのこと手帳に手書きの日記ではなくアメーバなどのWeb上に毎日打ち込んだとしたら読む人は僕の内面世界の吐露に注目するだろうし、電子データとして記録し続ければ後々自分史を作る際にも楽に纏めることが出来るなあなどと考えていたりもするのですyone☆☆ 

閑話休題
ネコ・パブリッシグの月刊誌モデル・カーズの最新号2019年3月号(No.274)にモデル・カーズ初代編集長の平野克己氏がマルサン・プラモデル初期の1/40国産車4種の製作記事を書かれているのですが、オリジナルの箱等は小さな写真の掲載のみでしたので今回はタイムリーにそのマルサン製4種の国産車プラモデルをご紹介しますne☆☆☆



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★マルサン商店 プラモデル黎明期の1/40国産自動車プラモデル 4種
今回の4種のプラモデルは何れもこれまでに本ブログの「自動車カタログ棚からシリーズ」の当該車種の記事のオマケとして簡単に画像を掲載していますが、今回はプラモデルを主役扱いとして撮り直した画像を掲載します。何れも和工樹脂が製造し和工ブランド及びマルサンブランドの両者で販売された模様です。両者の関係は謎に包まれており、関係は良好ではなかったと言われるものの確証はありません。手元にある現存品の中でクラウンのみマルサン版ではなく和工版です。1/40スケールと箱や組立説明書に記載があるものの、実測値は1/42~1/46程度と小さめです。モデルペットのスケールを参考にしたとの説もありますが、1959年(昭和34年)10月発売の旭玩具のモデルペットより和工/マルサンの4種の方が発売時期が早いためモデルペットを参考にしたとは考えられず、むしろ国内に既に上陸を始めていた英DINKY TOYS等の外国製ダイキャストミニカーのスケールを参考としたのではないでしょうか。この4種は何れも現存する個体が少なく、手元に4車種が一通り揃うまでには25年位の時間が掛かっています。
マルサン初期の国産自動車プラモデルには、1/40スケールの4種以外に1/25スケールのダットサン1000、ダットサン1000スポーツカー、日野ルノースケールの3種もあり、1/40スケールと同時期あるいは1/40スケールよりも若干早く市場に出た模様です。1/25スケールの3種にもマルサン版と和工版が存在するほか、日産自動車や日野自動車のノベルティとして配布した際のバリエーション(箱等)が存在する模様です。1/25スケールの国産車3種については、改めてご紹介したいと思います。


1)1959年トヨペットクラウン デラックス (RS21型)
初代クラウンの後期型をモデル化。
・マルサン製品番号 No.7032 (和工版の品番は不詳)
・箱サイズ: 縦8.2×横11.5×厚さ4.8cm
・本体全長: 101㎜
・スケール表記: 1/40スケール
・実車全長比のスケール: 約1/43スケール(実車全長4365㎜)
・ギミック: なし
・小売価格: 100円
・発売時期: 1959年(昭和34年)
・2019年現在の市場評価額(未組立状態): 8~25万円程度














組立説明書には実車解説・スペックも掲載されています。








2)1959年いすゞヒルマンミンクス ジュビリー
いすゞが技術獲得のためにライセンス生産した英ヒルマンの2代目前期型をモデル化。
・マルサン製品番号 No.7033 (和工版の品番は不詳)
・箱サイズ: 縦7.2×横11.5×厚さ3.8cm
・本体全長: 90㎜
・スケール表記: 1/40スケール
・実車全長比のスケール: 約1/46スケール(実車全長4095㎜)
・ギミック: なし
・小売価格: 100円
・発売時期: 1959年(昭和34年)
・2019年現在の市場評価額(未組立状態): 5~20万円程度














組立説明書








3)1959年プリンス スカイライン デラックス (ALSID-1型)
初代スカイラインの2灯前期型をモデル化。
・マルサン製品番号 No.7034 (和工版の品番は不詳)
・箱サイズ: 縦8.2×横11.5×厚さ4.8cm
・本体全長: 105㎜
・スケール表記: 1/40スケール
・実車全長比のスケール: 約1/42スケール(実車全長4360㎜)
・ギミック: なし
・小売価格: 100円
・発売時期: 1959年(昭和34年)
・2019年現在の市場評価額(未組立状態): 10~25万円程度












組立説明書








4)1959年日産オースチンA50ケンブリッジ(日産製最終型)
日産が技術獲得のためにラインセンス生産した英オースチンの2代目最終型をモデル化。
・マルサン製品番号 No.7035 (和工版の品番は不詳)
・箱サイズ: 縦8.2×横11.5×厚さ4.8cm
・本体全長: 95㎜
・スケール表記: 1/40スケール
・実車全長比のスケール: 約1/44スケール(実車全長4120㎜)
・ギミック: なし
・小売価格: 100円
・発売時期: 1959年(昭和34年)
・2019年現在/市場評価額(未組立状態): 7~20万円程度














組立説明書








●4種の並び「全員集合!」








フロント


リア






モデル・カーズ2019年3月号に掲載された初代編集長・平野克己氏の作例・・・・・オリジナルからレジンで複製して製作されたものでしょうか。






★オマケ(その1): マルサン 1/20スケール メルセデスベンツ フォーミュラカー
マルサン品番: No.521。本体全長20cm。箱サイズ:縦147㎜×横297㎜×厚さ45㎜。
今回ご紹介した4種の国産車より恐らく数年後の1960年代初頭あたりのマルサン製自動車プラモデル。






組立説明書




★オマケ(その2): マルサン リモコン電動歩行「快獣ブースカ」箱付 
ヤフオクで2019年1月24日(木)に227万1000円で落札されたマルサン製ブースカ箱付。ブースカは懐かしいので僕も欲しいなあと思いましたが・・・、ブースカを知る世代なら誰もがこれは欲しいと思うのが人情で、それなのに現存数は非常に少ないが故にビックリ仰天の高値です。100万円以上の入札者が大勢いましたので、これを手に入れるにはかなりの気合いが必要ですne☆






★オマケ(その3): 男の隠れ家 2019年2月号「昭和ノスタルジー特集」
定価680円。チョロQで有名なすみやさんのブログで知って買ってきた雑誌。僕も長年通い詰めた吉祥寺ハモニカ横丁「歌川模型」の懐かしいオジサンと店内の写真(撮影:遠藤 純氏)も掲載されています。その他、「イトーに行くならハ・ト・ヤ、ハトヤはヨイフロ」のハトヤホテルについてなど興味深い記事が満載。そういえば、ハトヤは小学生の頃からテレビCMで耳タコ状態なのに一度も泊まったことがないので一度行きたいですne☆


吉祥寺ハモニカ横丁「歌川模型」のオジサンと懐かしいカウンター。歌川は1950年(昭和25年)に開店。半世紀以上に亘って営業していた。平成に入る頃、マルサンの1951年キャデラックなどの1950年代のブリキの自動車が2階の倉庫から沢山出てきた時は本当に驚いた。



★1957年バンダイ フォルクスワーゲン タイプ2救急車 ~ブリキ自動車コレクションから 016

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「ポルシェさんは独り者で子供もいないから、自分の命より大切なものがあることが判らないよね。子供がいると自分の命よりも子供の方が大切になるものだよー」といった趣旨のことを言われます。確かに、特に娘がいる友人など、娘は目に入れても痛くないほど可愛いといった風情であったりして、ちょっと羨ましいなと思ったりします。
茨城県神栖市で35歳の男がSNSで呼び出した19歳の女子大生に騒がれたので殺して畑に埋めたと供述し、1月31日、供述通りに遺体が見つかった事件で女子大生の父親は、「無事に帰ってきてほしい。早く見つかってほしい。と信じていただけに、本当に娘であれば、言葉が見つからないし、心の整理がつきません。」と話しています。しかし、騒がれたから殺した、という短絡的な行動は異常ですよね。仮に騒がれても普通なら殺すことはしないでしょう。
ここで気になるのは35歳の男が30代半ばにもなって独り者であったことです(→「そういうポルシェさんなんて、もう今年還暦なのにいまだに独り者でしょ??」「ハイ、確かに。自分のことは棚に上げてますw」)。
私が生れた頃、1960年(昭和35年)の日本人男性の生涯未婚率は1.2%、つまり世の中に何らかの理由で結婚しない、あるいは、結婚できない男性というのは100人に1人位の割合であったのです。30歳を過ぎてまだ独り身の男性がいれば世の中に適当な相手を世話をしてくれる人がウジャウジャいた時代です。ところが現在の生涯未婚率は30%に迫り、100人に30人もが結婚しないor出来ないのです。何が言いたいのかというと、結婚して妻子がある男性の場合には、独り者に比べてこうした事件を起こす可能性は大幅に低くなると想像できることです。勿論、私を含めて独り者は誰しも殺人者になる可能性が高いという意味ではありません。世の中には何らかの理由で独り者であっても立派な方は大勢いることは判っています。しかし、既婚男性には守るべき家族があるために仮に殺したいと思ったとしても家族の顔が浮かんで思い止まってしまうといったように、殺人者となるためのハードルが1つ高くなります。つまり、生涯未婚率を1960年代のレベルまで下げ世の中の誰もが自然に結婚できる世の中にすることは、犯罪や殺人者を一定数減らすことに繋がるのではないでしょうか。
・・・こりゃぁ、極論かなあw


一方、1月下旬に千葉県野田市で小学4年生の女の子が父親から虐待され死亡するという痛ましい事件があり、昨年の品川の5歳女児虐待死の事件の際と同様に、またしても隣近所の人が毎日女の子の泣き声を聞いていたり、教育委員会・児童相談所・警察が虐待の情報は得ていたにも関わらず積極的なフォローを怠っていたことが判明しています。泣き声を毎日聞いていた近隣住民が警察に度々通報していれば、警察も動かざるを得なかったとも思いますが、通報できなかったのは恐らく警察沙汰の面倒には巻き込まれたくないといった日本人的な心理だろうと思います。しかし、今回の事案では女の子が一昨年(2017年)にお父さんに虐められると学校にSOSを発したために公的機関も虐待の基本情報は得ていたにも関わらず、何故、命を救えなかったのか、関係行政機関のお偉方が「申し訳ございませんでした」と言って軍人のように揃いも揃って深く頭を下げる映像が流れていますが、今後同じ過ちを繰り返さないためには単にお偉方が謝るのではなく何が問題だったのか十分な検証作業が必要だと思いますw☆☆

なんじゃぁこりゃ!!」というのは松田優作が「太陽にほえろ!」第111話の殉死シーンで言った有名なセリフですが、今週は1月28日(月)から悪寒が酷く、室温26度の設定でよく暖房が効いている職場で、ぷぷっ、コートを着て毛糸の帽子を被りマフラーを巻くという周りの人が目を剥くような異様な恰好で仕事していても寒気がひどく、しかし、1月29日(火)まで何とか2日間頑張って仕事をして帰宅し、体温を計ったら、39.5度!!寒気が酷いだけで大したことはないだろうと思っていただけに正に「なんじゃぁこりゃ!!」この高熱はインフルの疑いありと見て、火曜の夜に急遽インフル診断してみたら見事にインフルエンザA型でしたww
それでね、1月30日(水)までは38度台の熱が続き、1月31日(木)に漸く平熱に下がりました。しかし、インフルは熱が下がっても感染力の強いウイルスが残っているため、平熱になってからも2日間は学校や仕事に行ってはいけないとのガイドラインに従い今日2月1日(金)の日没まで休養命令です。2月1日は人が少なくなる夜間の出勤に限り許可が出たので、今日は日が暮れてから終電までの出勤です。しかし、休めば休むほど仕事は溜まる一方なので出来れば休みたくはないのでホトホト困っています。まあ、しかし、インフルじゃなくて交通事故で複雑骨折でもして入院したといった場合には軽く数ヵ月は入院ですから、インフルで数日休む位はどうってことはないと思わないと。ですne☆
しかし、インフルに感染するというのは、免疫力が落ちて自己管理が出来ていない証拠とも言え、情けないというかお恥ずかしい限りですyone☆☆


閑話休題
という訳で、今日は日没から深夜まで出勤となり、明日2月2日(土)も出勤となる見込みで週末更新が難しくなるため、出勤前に簡単に記事をアップしておきます。ブリキ自動車コレクションの第16回記事としてバンダイのVWタイプ2救急車をご紹介しますne☆☆☆
 



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【フォルクスワーゲン・タイプ2「T-1」実車について】

★フェルディナント・ポルシェ(Ferdinand Porsche、1875年9月3日-1951年1月30日)が設計したフォルクスワーゲン・タイプ1「ビートル」は1938年(昭和13年)に生産を開始したが、タイプ1のデビューから12年を経た1950年(昭和25年)3月8日、タイプ1と同じシャシーにワンボックスボディを載せたトランスポーター・シリーズ「タイプ2」がデビューした。最初にデリバリーバンがデビューし、追って、コンビ(簡易なシートを脱着式とした貨客両用車)、シングルピックアップ、ダブルピックアップ、マイクロ・バス、キャンピングカー、1951年(昭和26年)12月にはアンビュランス(病院車・救急車)と続々とバリエーションを増やした。

★「タイプ2」は、その愛くるしいルックスとビートル「タイプ1」と同じ独立懸架による乗用車並の乗心地の良さから大ヒットとなり、アメリカを中心に世界中に輸出された。日本にも1953年(昭和28年)より梁瀬自動車(ヤナセ)がデリバリーバンの輸入を開始し、当初はソニーを始めとする大手企業を含むユーザーが動く広告、動く看板としても利用した。
第1世代のタイプ2「T-1」は1967年に第2世代「T-2」にモデルチェンジするまで17年に亘り生産が続き(ドイツ本国以外のブラジル等では更に後年まで現地生産を継続)、累計生産台数は200万台を記録した。


【フォルクスワーゲン・タイプ2「T-1」 ミニチュアについて】

★第1世代のタイプ2「T-1」はミニチュア玩具の世界でも大変な人気者で、リアルタイムにはテクノ、メルクリン、ヴィーキング、ガマ、マッチボックス、ロンスター、レゴなどがモデル化しており、実車が世代交代した後もトミカダンディ等夥しい数のモデルが市場に出ています。現行品としては高速道路のSA・PAの売店等でWelly製のバリエーションをよく見かけます。1960年代、私が子供の頃に遊んだのは安価だったマッチボックス・レギュラーシリーズとレゴのミニカーでした。

★萬代屋(現バンダイ)は夥しい種類の第1世代タイプ2のブリキ玩具をリリースしています。1957年(昭和33年)頃に萬代屋が初めに世に出したのは、全長20cm・1/21スケールのシリーズでマイクロバス、ピックアップ、赤十字車(救急車)がリリースされ、並行して全長16cm・1/26スケールのマイクロバス、1960年(昭和35年)には24cm・1/17スケールのマイクロバスや救急車がリリースされています。救急車以外にはカラーバリエーションがある他、20cmサイズと24cmサイズの幾つかには電動自走版・リモコン版・運転手付などのバリエーションがあります。1960年代、私が子供の頃に遊んだのは24cmサイズの救急車でした。

【萬代屋(バンダイ) VWタイプ2 品番等一覧】 (抜粋)
・519レッドクロス・アンビュランス(赤十字車・救急車・看護婦プリント付) 全長20cm
・801アンビュランス(救急車・メクラバン仕様・赤色灯付) 全長20cm
・855アンビュランス(救急車・赤色灯付・リアゲート開閉・担架付) 全長24cm
・745マイクロバス 全長16cm
・765マイクロバス・ルーフ開き 全長20cm
・371マイクロバス・ルーフ閉じ 全長20cm
・746シングルピックアップ 全長16cm
・533サイケデリックペイント・メクラバン 全長20cm
・808マイクロバス(リアゲート開閉) 全長24cm

※註)以上は抜粋で、他にも多数のバリエーションがあります(現在、品番等調査中です)。


●萬代屋 カラー広告
講談社「たのしい幼稚園」1958年2月号付録「のりものえほん」裏表紙。発行は1957年12月。民生バス「コンドル」、トヨペットクラウンDX(RSD)、幌付マツダ三輪トラック、丸通(日通)マツダ三輪トラック、初代ニッサンジュニア、三菱3輪トラック等に混じりVWタイプ2マイクロバスと赤十字車が掲載されています。1957年に幼稚園に通っていたのは、1952~1953年生まれの2019年現在66~67歳の世代でしょう。有名人で言えば、山下達郎さんや甲斐よしひろさん、坂本龍一さんあたりの世代ということになります。








●萬代屋 519番 1/21スケール VWタイプ2 赤十字車
全長20cm。ブリキ製。当時定価:不明。発売時期:1957年(昭和32年)。
暫く子供が遊んだ後に箱に入れて仕舞ってあったのか、全体に小傷があり左側面のプリントが色焼けして色が飛んできていますが、良い雰囲気です。日本国内仕様・日本語表記の箱も、国内の玩具店で売られていた様子が偲ばれ良い味わいです♪小さなミニカーは大きさ比較用の英ロンスター1/59スケールVWタイプ2(7.5cm)。














看護婦(看護師)さんのプリント




室内プリント。ハンドルもブリキ製。




●萬代屋 855番 1/17スケール VWタイプ2 アンビュランス
全長24cm。ブリキ製。当時定価:都内300円・全国330円。発売時期:1960年(昭和35年)。リアゲート開閉。患者用担架取り外し可能。
これはタグ付の未使用デッドストック品。これと同じものを当時買ってもらって遊んだのですが、遊び倒して失くしてしまい、これは50年後に買い戻したモノです。








ダブルバンパー




取外し式の担架付






ミニカーは1/59英ロンスター


室内プリント。プラ製ハンドル。




●萬代屋519番と855番タイプ2救急車の並び







※VWタイプ2の実車カタログについては、2014年11月16日の「自動車カタログ棚から」シリーズ第247回記事をご参照ください。





★オマケ: アオシン 1/15スケール ポルシェ911S アンビュランス
全長28cm。1968年にアオシン(青眞商店)が発売したポルシェ912には、ノーマル、ラリー仕様、ポリス、アンビュランス等と多数のバリエーションがありました。ちょっと太り目のボディ造形ですが、プロポーションや雰囲気は悪くないと思います。それらのアオシン製ポルシェのバリエーションは何れご紹介するとして、今回はアンビュランス繋がりでアンビュランス仕様のみオマケにUPしますne☆箱には911S、リアナンバーには912Sと印字があります。










黄緑色は大きさ比較用のトミカF3-1


ドア内貼りも表現された内装


★1954年営団丸ノ内線300形 赤い地下鉄 岐阜のクラプトン ~鉄道車輛カタログ棚から 010

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しかし、寒いですne☆
TOKYOもこのところの最低気温は零下となっていますが、北海道ではマイナス30度以下を記録した地域があったことに比べたら、寒いという内には入らないかもしれませんne☆

うわっ~!
今日が2月11日ということは、あと3日でバレンタインデーですne!!!!!!
今年も義理チョコさえゼロの悲惨な状況になると思いますので(義理チョコさえゼロの記録が30年を超えていると思いますw)、例によって吉祥寺駅前の不二家で自分でチョコを沢山買ってきて爆食いしようと思いますyo☆
そう言えば、婚活サイトを色々と見ていましたら、「男の婚活は会話が8割」というフレーズがあり、口下手の私などにはハードルが高い話だなあと思いましたyo☆
能弁で女性を口先で言葉巧みに口説ける男、悪く言えば簡単に結婚詐欺なども出来てしまいそうな、顔色一つ変えずに嘘もつけるような度胸のある人?なら、簡単に結婚はできるという意味なのでしょうか。
それから、デートシミュレーション3時間2万円(食事代・ショッピング代別途2~3万円程度)で婚活専門家の女性がデートの際のエスコートの仕方、会話の仕方、食事の際の好ましい会話やマナーなどを懇切丁寧に教えますという教室?があり、その教室?に行けば婚活で大変有利になるとのフレコミのようですが、人間というのは男も女も十人十色であって、一定のマニュアル通りに行動すれば全てが上手くいく(女性を落とせる)なんてことはないような気がしますが、どんなものなのでしょうne☆とにかく女性と話をしたこともなく、何を話していいのか見当もつかず、婚活するにも不安で不安で仕方がないという人が行くのかもですがw
私も一般的なマナーや女性の上手な扱い方を身に着けられるということで、3時間で4~5万円というのは少々高いような気もしますが、念の為にでも、行っておいた方がいいのでしょうかne☆☆


閑話休題
三連休は現在2台持っている内の1台のピアノを新しいモノに変えたりして、バタバタしていまして、しかし更新を1週飛ばさないよう、今日はヤッツケ記事となりますが、鉄道車輛カタログ棚からシリーズの第10回記事として最初の丸ノ内線300形のカタログをご紹介しますne☆☆☆


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★地下鉄「丸ノ内線」は、日本初の地下鉄「銀座線」が1927年(昭和2年)12月30日に開業した後、約26年を経た1954年(昭和29年)1月20日に都内で2番目に開業した地下鉄(開業当初は池袋~御茶ノ水間のみ)。

【丸ノ内線 開業路線延長の歴史】

1954年(昭和29年)1月20日 池袋~御茶ノ水 

1956年(昭和31年)3月20日 御茶ノ水~淡路町

1956年(昭和31年)7月20日 淡路町~東京

1957年(昭和32年)12月15日 東京~西銀座(現銀座)

1958年(昭和33年)10月15日 西銀座(現銀座)~霞が関

1959年(昭和34年)3月15日 霞が関~新宿

1961年(昭和36年)2月8日 新宿~新中野・中野坂上~中野富士見町

1961年(昭和36円)11月1日 新中野~南阿佐ヶ谷

1962年(昭和37年)1月23日 南阿佐ヶ谷~荻窪

1962年(昭和37年)3月23日 中野富士見町~方南町

以上の通り、丸ノ内線は当初、池袋~御茶ノ水間のみで開業し、その後、工事完了と共に順次路線を延ばして1962年3月23日に現在の全線が開通している。
全線開通後の1964年(昭和39年)9月18日に東高円寺駅(新高円寺~新中野間)と1996年(平成8年)に西新宿駅(中野坂上~新宿間)の2駅が新設され現在の姿となった。
個人的には2歳だった1962年1月に池袋~荻窪間が開通して、子供時代に荻窪から親に連れられてよく乗車した想い出があるため、丸ノ内線は最も馴染み深い地下鉄路線でもある。


★丸ノ内線の車両
1990年代半ばまで運用されたのは、1954年の開業時からの旧型車両群(300形・400形・500形・900形)であり、2019年(平成31年)1月までは1988年(昭和63年)10月17日に営業運転を開始した第2世代である02系により運行、登場から30年を経過した02系の代替車両として、2019年(平成31年)2月より往年の旧型車両群を彷彿とさせる真っ赤な塗色の第3世代の2000系が登場し営業運転が開始された。


★営団地下鉄丸ノ内線用300形電車(Wikipediaより抜粋・一部加筆)
1954年(昭和29年)1月の丸ノ内線池袋 - 御茶ノ水間開業に際して1953年(昭和28年)に落成した「両運転台構造車」。車両長18mの車体に片側3つの両開き式の客用扉を持ち、ドア間に5枚(内戸袋窓2枚)、車端部に2枚(内戸袋窓1枚)の天地が大きめ(≒開閉窓で1m)の窓が配された。全幅2,800mmで、トンネルの小さい銀座線用車輛の16m級、2,600mmと比べ一回り大きくなっている。汽車製造、日本車輌製造、近畿車輛、川崎車輛の4社で一斉に製造した。
開発にあたっては、外観デザインや細部の意匠、スポッティング機構を備え加速時の衝動の少ないシーケンスドラム(順路開閉器)によるABS単位スイッチ式多段制御器、低電圧高定格回転数仕様で軽量のモーターと軌道破壊の少ないWNドライブを組み合わせた駆動システム、ブレーキハンドルの回転角に応じたブレーキ力が得られるセルフラップ式ブレーキ操作弁の採用で操作を容易化し、さらに締切電磁弁(Lock Out Valve:LOV)などの補助機構を併用することで電気制動との同期・連係動作をスムーズに実現可能とするSMEE電磁直通ブレーキシステムなど、主要機器の原型をアメリカ・ニューヨーク市地下鉄に求めた。
300形は301~330の計30両が在籍したが、後継の02系の登場・増備に伴い、本線では1995年(平成7年)2月28日に営業運転を終了した。また、分岐線(通称・方南町支線)からも1996年(平成8年)7月に唯一残存していた中間改造車304号車をもって営業運転を終了し、形式消滅となった。
廃車後、301号が営団に、319号が民間(千葉県のゴルフ場)に売却され、2019年現在では301のみ静態保存されている。301号は台車を原型であるFS301に戻され、一度中野工場で保存、公道から見える位置に展示された後、2002年(平成14年)11月21日に地下鉄博物館に陸送、2003年(平成15年)6月のリニューアルオープン時から展示されている。


●1954年営団丸ノ内線専用300形電車 カタログ (A4判・日本語48頁)
地上部分を走行する301を描いた魅力的な表紙のカタログ。表紙に印字された文字は300形ではなく、「東京地下鉄 新線用電車」。表紙下部に発行元である帝都高速度交通営団とそのマークが印刷されています。当時の営団総裁・鈴木清秀氏の緒言に始まり電装品、台車および連結器、車体(汽車製造、日本車両製造、近畿車両、川崎車両の4社各々の特徴説明入り)、室内照明、付属機器の順で車両の詳細が記載されています。今回は全頁ではなく抜粋して掲載することとします。


目次


緒言




車両用電装品


駆動装置および電動機


制御装置


ブレーキ装置


ME-42型ブレーキ弁


電動発電機


ノーヒューズ遮断機


戸閉装置


台車および連結器


FS301型台車の外観


フレキシブル・ギヤー・カップリング


車体


図面


300型 要項


二重屋根


ドアエンジン


室内






各社の特長






台枠全景


鋼体内部


室内照明


付属機器


方向標識灯ほか




裏表紙: 本多電機、川崎車両、近畿車両、汽車製造、小糸製作所、三菱電機、日本車両製造、住友金属工業、東京芝浦電気の協力9社の社名を印字




●1956年7月 地下鉄丸ノ内線「御茶ノ水~東京間 開通記念」パンフレット (A4横判・アート紙・日本語16頁+)
1956年(昭和31年)7月に東京駅まで開通した際に営団が発行したパンフレット。工事の概要説明の他、工事により出土した江戸時代の遺物の紹介等。


ご挨拶


御茶ノ水


東京駅交叉亘線


枕木なしコンクリート道床


路線図及び路線予定図・・・予定図は現在の姿とは異なります。


御茶ノ水~東京 路線図


東京駅俯瞰図


東京駅ホーム


小石川電車庫


大手町駅中二階


大手町駅ホーム


淡路町駅ホーム


工事の大要


御茶ノ水付近の工事


奥付




●1959年3月15日 地下鉄丸ノ内線「全通記念」パンフレット (A4縦判・上質紙・日本語44頁)
1959年(昭和34年)3月15日に池袋~新宿間が開通した際に営団が発行したパンフレット。新宿~荻窪間および中野坂上~方南町間については当時は「荻窪線」として別扱いであったため、池袋~新宿開通を「全通」として発行されたもの。営団総裁の鈴木清秀氏の御挨拶に始まり、当時の総理大臣・岸信介氏(1896年11月13日~1987年8月7日;現安倍総理の祖父)の祝辞、関係大臣や都知事の祝辞、国会議事堂付近のシールド工事の解説、2層式赤坂見附駅の透視図、全通までの記録などを掲載。立派な冊子で、一般向けに広く無料配布されたものではなく関係者・関係機関等に配布されたものと推察されます。




500型


ごあいさつ


岸 信介 総理大臣(安倍 現総理の祖父)の祝辞


新宿付近の工事・・・最後尾には1955年ダットサン110型


新宿駅ホーム


四ツ谷駅


国会議事堂付近でのシールド工法


1954年1月20日 池袋~御茶ノ水開業時のポスター


1956年7月20日 池袋(御茶ノ水)~東京開通時のポスター


1956年7月20日 東京開通時のセレモニー


1957年12月15日 西銀座(現銀座)開通時のセレモニー






★オマケ(その1): 野村トーイ 地下鉄丸ノ内線電車
1960年代から1980年代にかけて旧型丸ノ内線車両の玩具は大量に造られ市場に出ています。個人的に懐かしい丸ノ内線旧型車両の玩具はこれまでに多数集めており、その中ですぐに撮影できるモノを今回のオマケにアップします。全長41cm。野村品番:TR8。ブリキ製。発売時期:1960年代半ば頃。当時定価:都内230円・全国250円。1960年代の鉄道玩具としては151系こだま、0系新幹線と並び玩具メーカー各社が競って製品化した人気者でした。赤い塗色が鮮やかな丸ノ内線電車は旧型車両が現役であった1980年代に至るまで多数作られています。但し、ブリキ玩具では国電などとの金型共用品が大多数で無理矢理、丸ノ内線に仕立て上げられており、この野村製も国電の金型流用品です。側面にはモハ91のプリントがあるのも御愛嬌。本体より寧ろ箱絵の方が魅力的です。往年の鉄道系ブリキ玩具は一般の鉄道模型ファンからは殆ど無視されており、151系等の一部を除きプレミアが付きにくいですが、丸ノ内線の旧型電車については国電金型使い回しが多いこともあり、半世紀以上を経た現在、箱付未使用品であってもかなり安価で流通しています。








★オマケ(その2): 米澤玩具(ヨネザワ) 地下鉄丸ノ内線電車
全長36cm。米澤品番No.379。ブリキ製。発売時期:1960年代半ば頃。当時定価:都内180円・全国200円。米澤玩具の丸ノ内線電車は数種類あり、大きい物では50cmを超える巨大な製品もある中でこれは最も小さいサイズ。第3軌条方式のため実車には存在しないパンタグラフ付であるところは御愛嬌。これも本体以上に箱絵が魅力的。








★オマケ(その3): ホープ 地下鉄丸ノ内線電車2両編成
全長38cm(2両連結時)。品番:不明。ブリキ製。発売時期:1970年代。当時定価:不明。何ともチープな造りの丸ノ内線玩具。






★オマケ(その4): サクラ 地下鉄丸ノ内線電車
全長18.5cm。サクラ品番:No.308。ブリキ製。発売時期:1970年代。当時定価:不明。オマケ3のホープ製と同一金型。1両だけとした上でプルパックモーターを内蔵したために台車がオーバーフェンダー化しています。これも本体より箱絵が魅力的。






★オマケ(その5): サクラ HOサイズ 地下鉄丸ノ内線電車
全長22.5cm。サクラ品番:No.202。ダイキャスト製。発売時期:1970年代半ば頃。当時定価1000円。ドア開閉アクション付。これもサクラのHOシリーズ国電の金型を流用して無理矢理、丸ノ内線に仕立てた製品。








★オマケ(その6): サクラ ミニサイズ 地下鉄丸ノ内線電車
全長6.5cm。サクラ品番:No.234。ダイキャスト製。発売時期:1970年代半ば頃。当時定価:150円。極小サイズ。軌間7ミリでNゲージのレールでも走行不可。





●オマケ1~6の赤い丸ノ内線大集合






★オマケ(その7): 2017年11月 丸ノ内線500形 里帰り動画
アルゼンチンから2017年11月に日本に里帰りした際のニュース動画。




★オマケ(その8): 2019年2月 丸ノ内線2000系新型車両PV
東京メトロ制作公式PV。30年ぶりに丸ノ内線の新型車両がデビュー。


●2019年2月3日 御茶ノ水の丸ノ内線新型2000系(筆者撮影)




★オマケ(その9): トミカリミテッドヴィンテージネオ 1/64スケール 日野HE366カートランスポーター(アンチコASZ022車両運搬トレーラ)
2019年2月9日発売新製品。品番LV-N89d。今回が「d」ということは既に4つ目のカラバリ。定価15000円(税抜)。高額ですがTLVネオのカートランスポーターは完売すると、2倍程度の高プレミアが付くようです。早速、TLVのナローポルシェを載せて遊んでみました♪












トラクタのリア部分




★オマケ(その10): トミカダンディ31番 1/60スケール日野HE355カートランスポーター
オマケ9のTLVネオ新製品は1970年代後半の40年以上前に発売された、このダンディのクリーム/オレンジツートンのカラーリングをオマージュしたもののようです。品番031。当時定価:1200~1500円。カラーバリエーションが異様に多く、コレクター泣かせの1台。こちらには同時代の青箱F3-1ポルシェ911を積載して遊んでみました。











●ダンデイ31番日野カートランスポーターのカラーバリエーション
すぐに出てきたものだけでも4色。他にギフトセット専用色や白/空色・白/黄色等多数のカラバリがあります。





●オマケ9と10の新旧日野カートランスポーターの並び
左が最新のTLVネオ、右が1970年代のダンディ。40年以上の時を隔てたミニカー。






★オマケ(その11): ICHIGOYA BAND SoulDyna Live 2019 1/27(1stステージ)
岐阜のエリック・クラプトンの別名で有名なeiichさん(ステージ向かって右側)の秀逸な最新ライブ映像。16分過ぎからのマザレス1曲だけでも感涙ものです。10台のカメラで撮ったプロ顔負けの映像。




★オマケ(その12): ICHIGOYA BAND SoulDyna Live 2019 1/27(2ndステージ)
冒頭のeiichiさんのECより上手い?オールドラブ1曲を聴くだけでも感涙ものです。

★1954年光洋社 働く乗物 ニッサン480消防車カタログ追補 ~ 乗物絵本棚から 011

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みなさんは毎日平均何時間くらい眠っていますか???
1日24時間という限られた時間の中でやるべきことは山積しているのだから、ある程度、睡眠時間を犠牲にするのは仕方がない。とかく真面目な日本人は、そんな風に考えがちです。例えば、睡眠時間を削ってでも毎日、次の日の仕事の準備や趣味やブログ作りなどの時間を確保するといった、ある意味、生真面目な人は日本人には比較的多いのではないでしょうか。私は決して生真面目でなく、御承知の通り生真面目な人間(所謂、堅物)は女性にモテないという理由からチョイ悪親父系を目指している訳なのですが、それでも眠る時間がなくなることが判っていても1日1回はピアノなどの楽器を弾かないと精神的に落ち着かなかったりしますyo☆
日本人の平均睡眠時間は7時間43分だそうで、アメリカの8時間36分、中国の9時間2分などと比べて突出して少ないとのことです。7時間43分という諸外国と比べて少ない日本人の平均睡眠時間を確保するためには、基本、平日の朝は5時起きの私の場合、逆算すると夜は21時17分には就寝しなければならないことになりますyone☆☆


私の場合、平日は大抵、帰宅するのが20時頃ですので(料理は苦手で毎日手間のかかる料理をしたり後片付けをする時間もないため、夕食は基本、外食ですので、仕事帰りに行きつけの店の日本一美味しいチーズ入り串カツ定食や同じく日本一美味しい天津丼などを食べてから帰宅します)、それから速攻で日課であるピアノ・ギターなどの楽器を弾き、シャワーを浴び、長年の習慣である日記を付けて眠るということは絶対に不可能とまでは言えませんが、帰宅後1時間強で全ての日課を超特急で済ませて眠るというのは相当に時間的にタイトです。現実には就寝はどうしても23時頃になってしまうことが多く、日本人の平均睡眠時間より1時間43分も少ない6時間前後の睡眠ということになっています。2年程前までは就寝が午前0時前後で約5時間の睡眠時間でしたので、以前よりはそれでも概ね1時間睡眠時間は増えているのですyo☆

ところが、多少の個人差はあるにしても人類(ヒト)は生きるためにはどうしても一定の睡眠時間が必要であり、睡眠が少なくても多過ぎても寿命に影響を及ぼすようなのです。名古屋大学の研究チームが40歳から79歳の男女約10万人を10年間追跡調査した結果、平均睡眠時間は7.5時間、10年後の死亡率が最も低かったのは、睡眠時間が7時間のグループで、睡眠時間が6時間あるいは5時間と短くなるほど、あるいは9時間あるいは10時間と長くなるほど、死亡するリスクは高くなっていたとの結果でした。外国での調査でも睡眠時間は7~8時間程度の確保が必要で、6時間以下あるいは10時間などと短くても長すぎても寿命に影響するとの結果が出ているようですyo☆
よく寝貯めは出来ないと言いますが、私の場合、平日は6時間睡眠でも早起きする必要のない土日祝日になると目覚ましを付けずに眠り、9時間~10時間位爆睡しまうこともありますyo☆


閑話休題
この週末は2月16日の土曜日も仕事になってしまい、今日、日曜日もこれからいろいろと所用があるため、またヤッツケ記事となりますが、「乗物絵本棚から」シリーズの第11回記事として1950年代前半の絵本「働く乗物」をご紹介しますne☆☆☆
 



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まずは、2013年3月23日の自動車カタログ棚からシリーズ第123回記事の追補として今回の絵本の表紙にも描かれている1953~1954年ニッサン480型消防車のカタログをご紹介します。


●1954年?ニッサン消防車総合カタログ (B5判・日本語4つ折8面)
ニッサン480型消防車(WB4000㎜のF480型・WB3200㎜のFS480型)と日産パトロール初代4W60型ベースの消防車(WB2800㎜のF4W70型・WB2200㎜のF4W60型)に加え、手曳ポンプも掲載されたカタログ。この時期の日産のカタログには年式や発行年月の印字があるものが多いのですが、このカタログには発行時期を表す印字が見当たりません。1950年代の日産自動車の消防車専用カタログはトヨタやいすゞのものに比べて入手難易度が高く、知人の自動車カタログコレクターの所有するカタログで他に幾つか1950年代の日産消防車専用カタログの存在を確認していますが、カタログが売りに出ることが稀なため全てを集めることはハードルが高いと思います。


【中面から】







図面: 上がF480、下がショートのFS480


エンジン


裏面スペック



★乗物絵本「働く乗物」

・判型/頁数: B5判・表裏共12頁
・シリーズ名: 光洋社の保育絵本
・発行所: 光洋出版株式会社
・印刷所: 光洋プロセス製版
・絵: 梅本 洵
・詩: 上田郁郎
・編集者: 村木 剛
・発行年月日: 記載なし。内容から1953~1955年頃と推定。
・当時定価: 50円

1950年代前半の乗物絵本はどちらかと言うとアバウトな絵のモノが多い中で、この絵本はかなり実物を忠実に描いている傑作です。タイトルは働く乗物となっていますが、描かれている絵は自動車と共に登場する2120形蒸気機関車や都電3000形を除きメインは自動車ばかりです。表紙は上掲の実車カタログと同じ日産480消防車。この絵本は特に夜のタクシー乗り場の光景を描いた1枚が秀逸です。


富士山と富士五湖をバックに走る観光バス。この顔のバスは1950年代前半あたりの絵本によく登場するのですが、民生デイゼル(後の日産ディーゼル)のBR346あたりを描いたものでしょうか。後輪にスパッツを被せているのがとても洒落ています。


雨です。夜です。お帰りはさあさ 車にお乗りなさい。すいすい速いタクシーで早くおうちにお帰りなさい。
雨にも負けず元気者。タクシーはほんとに働き者よ
雨の夜のタクシー乗り場を描いた何とも情緒のある絵です。背景に伊勢丹の文字が見えるので新宿南口あたりでしょうか。右の緑のタクシーは関東自動車工業が1951年(昭和26年)8月から1952年(昭和27年)9月まで生産したトヨペットSFK-Ⅰ型(サイドモールがこの絵のように前ドアまで伸びているのがⅠ型、Ⅱ型ではモールが前フェンダー上のみに変更されます)で特徴的なフロントグリルから通称デソート型トヨペットと言われた車です。腕木式方向指示器=通称アポロを出して、お客を乗せて今しも発進しようとする姿が描かれています。ウインカーとワイパーが電動式となったトヨタ最初の乗用車。左の赤いタクシーは中日本重工業が生産した同時期のトヨペットSFNで、シャシー/エンジンは関東自工製のSFKと基本的に同じ車です。


三輪橋行の31系統(都庁前~三ノ輪橋)の都電3000形の前に三菱ふそうの架線修理車。右手に描かれた京急のボンネットバスは日産290あたりでしょうか。


材木を満載した、いすゞTXが2台。フロントグリルの目が細かいことから、1952年式あたりでしょうか。左手に描かれたワンちゃんが良いアクセントになっています。


貨物駅の小型トラック達。メーカーはプリンス、オオタあたりでしょうか。一つ目小僧の三輪も1台。古めかしい入れ替えロコは鉄道作業局神戸工場が1899年(明治32年)に製造した2120形2122蒸気機関車です。


裏表紙: 1953年のダットサンデラックスセダンDB5と1932年のオールドダットサン日産自動車保存車。






★オマケ(その1): 野村トーイ 1/30スケール程度 ニッサン380風 梯子消防車
この消防車は自動車カタログ棚からシリーズ123回でもオマケに載せていますが、6年振りに写真を撮り直しての再掲載です。全長26cm・全幅8.5cm。ブリキ製。1958年(昭和33年)頃発売。スチュードベーカーあたりをモチーフにしているようにも見えますが、ニッサン380のようにも見えます。この消防車は電動版も売られていますが、この国内仕様・日本語箱のフリクション仕様は珍しいと思います。フリクションに連動して左横に乗車している凛々しい消防士君が赤い旗を振ります。日本語表記の箱は当時の日本の玩具店の店頭風景に思いを馳せることが出来る、とても魅力的なものです♪












凛々しい消防士たち








★オマケ(その2): トミカ2019年2月の新製品
2019年2月16日(土)発売。ランボルギーニ・ウルスは黄色が通常品、黒が初回特別仕様。今回は金型は同じで単なる色違いのようです。専用ホイールを履き、1/66スケールながら大ぶりなトミカです。いすゞギガ トレーラーハウスはロングトミカで出して欲しかった製品。通常のトミカでは寸詰まり過ぎてリアリティに欠けます。書店売り「武将コレクション2019」の最初の1台ホンダシビックタイプR「伊達政宗」も最近発売されています。来年2020年のトミカ発売50周年に向けて、これからどのようなセット物を含む限定品や新製品が出て盛り上がりを見せるのか楽しみですne☆☆








★オマケ(その3): ポピー ジャンボマシンダー 超電磁マシーン ボルテスVファイブ
ヤフオクを見ていたら、2月14日夜に165万5001円で終了。1950年代~1960年代のブリキの自動車のオモチャや1960年代のウルトラQ/ウルトラマン/ウルトラセブンあたりのソフビやプラモデルにウン百万の値が付くというのは心情的に理解出来るのですが、時代の若いジャンボマシンダーには個人的には思い入れがゼロのため、この価格は少々理解しがたいものがありますyo☆
まあ、しかし、今後、世代交代が進むと何れは21世紀のオモチャにだって高額なモノが現れるかもしれませんne☆☆






附属品も未使用


★1962年富士屋書店 のりもの トヨタパブリカ&名鉄パノラマカー ~ 乗物絵本棚から 012

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前回の記事で睡眠時間のことを書きましたら、何と嬉しいことに2人の方からコメントをいただきました。1人は大体8時間睡眠、もう1人の自由業のエボさんは最長16~18時間とのことでした。ぷぷっ、人間眠っている時が一番幸せですから、16時間眠るなんて夢のようですね。やはり、現在のボクの1日6時間睡眠というのは少ないですyone。6時間をせめて7時間に延ばすには、平日は朝が5時起きですので、20時に帰宅後、やるべきことは急いで片付けて夜は22時に眠ればいい訳ですよne。まったりとかユッタリンコとかは出来ませんが、睡眠時間が少ないと寿命が縮まるとよく言われますので、寿命を縮めないよう7時間睡眠を目標にガンバリンコしたいところですyone☆

今日2月23日の土曜日はお昼から仕事になってしまい、明日の日曜日も早朝から夜まで出かける予定で、それこそ睡眠時間でも削らないことには、ゆっくり記事を書く時間が取れないのです。それでね、文字通りのヤッツケ記事となってしまうのですが(大汗)、週末1回更新を1週飛ばさないよう今日は古い乗物絵本を1冊簡単にUPしておきますne☆☆ 


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★乗物絵本「のりもの」

・判型/頁数: B5判・表裏共12頁
・シリーズ名: フジヤのなかよしえほん
・発行所: 株式会社富士屋書店(東京都文京区初音町)
・印刷所: 富士屋印刷株式会社(東京都文京区初音町)
・絵: 秋吉文夫
・編集兼発行者: 石川正雄
・発行年月日: 記載なし。内容および表紙のパブリカのナンバー「1962」から1962年頃と推定。
・当時定価: 60円


表紙は1961年(昭和36年)6月30日発売のトヨタ パブリカ(型式UP10)と同年6月1日に営業運転を開始した名鉄7000系パノラマカーのツーショット。パブリカはネクタイを締めた額が広めのお父さんが運転して、お母さん、男の子と女の子の家族4人でドライブです。後席の女の子はパノラマカーに手を振っているようにみえます。



小田急ロマンスカー3000形「あしのこ」と1958年プリムス。実物に忠実に描かれています。



営団地下鉄 丸ノ内線「西銀座駅」の500形。東京オリンピックの行われた1964年(昭和39年)の8月まで現在の銀座駅は西銀座の駅名だったのです。



真っ赤な交流電気機関車ED71形の4号機(日立製作所1959年製)が描かれています。田の字の側面ルーバーを持つ魅力的な1次形が描かれてます。



高架線にはオレンジの中央線101系。1系統(品川駅前~上野駅前)の都電5500形PCCカーと並んで走る東京遊覧バスはいすゞBA351Aあたりでしょうか。



1960年代らしいスタイルのヘリコプター。地上には13両の客車を牽いた蒸気機関車が走っています。



裏面: 1959年にフルチェンジした日産680トラック。右上に「よいこを交通事故から守りましょう!」の文字。


裏表紙左下に発行所や価格が印字されています。






★オマケ(その1): 当時物ブリキのオモチャで再現した絵本の表紙のツーショット
名鉄7000系パノラマカーはエーワン浅草玩具の傑作。全長53cm・全幅8cmですので、スケール的には1/36位になるでしょうか。パブリカは大が萬代屋(現バンダイ)で全長21cm、中が旭玩具製作所(アサヒ)で全長18.5cm、小も旭玩具のモデルペット(これのみダイキャスト製)で全長約8cmです。パブリカのイメージカラーであるサーモンピンクがそそります♪









シートバックに描かれた大勢の乗客が乗っています♪












サーモンピンクの当時物パブリカ3種・・・・・パブリカのスケールモデルで一番レアなのはトヨタ・ノベルティのプラモデルでしょうか。






初代パブリカ(UP10)の実車については、2013年12月2日の「自動車カタログ棚から」シリーズ第195回記事をご参照ください。




★オマケ(その2): Eric Clapton - Motherless Children  (Live In San Diego)
岐阜のECの別名を持つeiichiさんもLiveでカバーしていましたが、エリックと言えば、やはりこの曲が1番ですyone☆

★第11回ノスタルジック2デイズ2019/ 昭和の杜博物館/スーパーカーブームの時代

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冷たい雨のTOKYO☆
こんな日に東京マラソンでしたne
今日は雛祭り。
1952年(昭和27年)3月3日生まれの両さん(両津勘吉)の67歳の誕生日ですne
色々とUPしたいことはあっても、なかなか時間がないですyone
またヤッツケ記事となりますが(大汗)、週末1回更新が飛ばないように今日は表題の3件について簡単にUPしておきますne☆☆☆


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★ChapterⅠ : 第11回ノスタルジック2デイズ2019
日 時: 2019年2月23日(土)・24日(日) 10時~17時
会 場: パシフィコ横浜・展示ホールC/D
入場料: 2000円(前売り1800円) ※会期中1日のみ入場可。小学生以下は無料。

今年は初日が仕事で行かれなかったため、2日目の午前中に行って駆け足で見てきました。ニューイヤーミーティングや旧車天国の開催がなくなるとすると、今後のメジャーな旧車イベントは2デイズだけということになるのでしょうか。ほぼ商用車がないのと1960年代以前の車両が減っているのが個人的には残念なのですが、ミニカー、カタログ等の販売もあるので、ついつい足が向いている感じです。

パシフィコ横浜


イベント電光看板・・・・・今年の主役は初代フェアレディZ432-R


今回の展示の目玉はミケロッティのショーカー2台


1971年ミケロッティ・レーザー




1974年ミケロッティ・ミザール




今回の主役1969年フェアレディZ432-R


1969年フェアレディZ-L


1969年スカイライン2000GT-R


1970年ダットサン240Z モンテカルロラリー仕様


1967年トヨタ2000GT


やはり2000GTは最高に美しいですね♪


2000GTシャシー


ウルフ・カウンタック1号車・・・・・松田優作が1979年映画「蘇る金狼」で乗った車両の現物


1965年プリンス・グロリア・スーパー6・・・・・愛5ナンバーがそそります♪






1967年ポルシェ912






フラット4の912で税込2160万円は高い。1990年代の絶版価格の軽く10倍以上かも。


1969年ポルシェ911S




税込2916万円。


レジェンドドライバー2人。左:1968年第5回日本グランプリを日産R381で制した北野 元氏(1941年1月1日~)、右:1966年第3回日本グランプリをプリンスR380で制した砂子義一氏(1932年9月8日~)。砂子氏は第3回日本GP当時33歳、今年の誕生日で87歳。




★ChapterⅡ : 一般財団法人 昭和の杜博物館
住所: 千葉県松戸市紙敷1377
開館日: 金・土・日・祝日
入館時間: 午前10時~午後4時(午後5時閉館)
入館料: 大人300円(JAF会員は何故か50円引きの250円。高校生以下は無料。)

和風な門




ノスタルジック2デイズに展示されていたミケロッティ・ミザールはこの博物館の所蔵と知って初めて行ってみました。吉岡建設工業 会長の故・吉岡光夫氏(2019年1月19日・70歳没)の集めたコレクションをそのまま博物館として一般公開しています。鉄道車輛・自動車・飛行機・船・飛行機の模型・小松崎茂の原画・エレクトーンなどの楽器・所謂、書画骨董の類まであり、例えば自動車のコレクションについてはミケロッティ・ミザールという目玉があるものの、以前箱根にあった松田ポルシェ・ミュージアムのように一つの分野を極めているといったものではなく、残念ながらあまり方向性やポリシーの感じられないコレクションです。乗物が好きという気持ちは十分に伝わってくるのですが、コレクションにはあまり脈絡がなく、寄贈品も含めて広く浅く集めたという印象があります。展示品の中では、小松崎茂氏関連のコレクションが充実している印象でした。鉄道車輛は全て来館者が室内に立入り可能。吉岡氏の会社等関係者で運営をされていると思われますが、ガレージのクルマ達も埃を被っていることから、今後は展示品のメインテナンスが課題になりそうです。膨大なモノがあり、個人的に気になったモノだけを抜粋して掲載しますne☆

【鉄道車輛】

総武流山電鉄クモハ2006「なの花」・・・・・2013年4月28日に流電での運行を終了した元西武701系車輛。


室内


昭和41年 西武所沢車両工場製




銚子電鉄デハ1001(営団地下鉄2046)・・・・・2016年2月28日に銚子電鉄での運行を終了した車輛。


運転席


日立電鉄モハ1003号 (半分)・・・・・元小田急の1形電車。1927年(昭和2年)に小田急開業時に運行された車輛。1003の残り半分は同じ松戸の「駄菓子屋ダイチャン」で保存。


日本国有鉄道 ヨ5000形 車掌車 ヨ13712。1959年(昭和34年)より1100輌以上が造られたヨ5000形の中で1967年(昭和42年)以降の車両。


【自動車】







1962年ポルシェ356Bクーペ




1972年いすゞベレット1600GTR・・・・・樹脂グリルの最終型




1965年日野コンテッサクーペ・・・・・伯爵夫人の車名に相応しい美しさ♪




1952年?ホープスター三輪トラック


1988年 南極氷上作業車


日産パトロール&スバルサンバー消防車


1950年?シボレーM6全輪駆動レッカー車




【その他】

模型館


巨大な1/50スケール ホーネット




昭和の暮らし・・・・・何故か巨大なカメがいますw


エレクトーン・・・・・1960年代モノのレアな匂いがします。



【小松崎 茂作品】

新幹線予想画・・・・・0系よりスタイリッシュかも


マンモスとの闘い


世界大終末


レスキュータワー


サンダーバード




★ChapterⅢ : 新刊書「復活!昭和のスーパーカー」
発行日: 2019年4月1日(発売は2月末)
出版社: KKマガジンボックス
メインライター: 高桑秀典氏
判型/頁数: A4判/表裏共102頁
定価: 税込880円


1971年(昭和46年)生まれの高桑氏のスーパーカーへの愛着が滲み出た良書。全国各地で行われたスーパーカーショーの写真や種々のスーパーカーグッズを集めた頁は秀逸。特にカー消し(スーパーカー消しゴム)の変遷を冷静に纏めた記事が光ります。車種別にスーパーカーのスペックを掲載しているのも資料として使えます。

スーパーカーショー


スーパーカーグッズ


ゲタまであったとはビックリ(@_@;)


カー消し






★オマケ(その1): ミニスーパーカー台紙付12台セット
1970年代後半のスーパーカーブーム期に駄菓子屋で売られた商品。プラ製。全長各48mm位。1/90スケール位。台紙サイズ:縦30×横26cm。発売元等の印字なし。ランボルギーニ・イオタ、フェラーリ365BB、マセラティ・ボーラ、ランボルギーニ・カウンタックの4車種となっていますが、ボーラは何と365BBと同じ金型。サクラや永大のミニカーより、こういうB級モノの方がレア度は高そうです。


イオタsan




★オマケ(その2): ゼンマイモーター付1/45スケール ランボルギーニ・カウンタックLP500S
全長9cm位。プラ製。画像は2色ですがカラバリは計5色位。台座に印字された「世界のスーパーカー」が恐らくシリーズ名で他の車種も出ていそうです。






★オマケ(その3): 仏ソリド161番 1/43スケール ランボルギーニ・ミウラ
全長10cm。ダイキャスト製。沢山出ているミウラのミニカーの中で当時から評価の高いソリド製。個人的にはポリトーイのミウラも好きですが、プロポーションや細部の仕上がり、実車の印象把握の巧みさではソリドがやはり1枚上でしょうね。初版は平たい箱に入っています。1990年頃のベレム復刻版もあり。小さい方は大きさ比較用の1/62スケール トミカプレミアムのミウラ。




フル開閉&前輪ステアアクション付

★1964年米澤玩具クラウン エイト25cmサイズ ~ ブリキ自動車コレクションから 017

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生暖かい空気。雨の夜のTOKYO☆
春の足音が確実に近づいていますne
東日本大震災から明日で8年。生まれたばかりの子は8歳に、12歳だった子が成人するまでの歳月ですyone☆


何とボクはパブロ・ピカソ(Pablo Picasso)と同じ10月25日生れ。1881年(明治14年)生まれのピカソより78歳年下ということになるのですが、最も遠い恒星が307億2300万光年離れている(光の速さで移動した場合でも到達するのに地球の年齢46億年の7倍近い307億年もかかるw)という時空間の中では大した歳の差ではないでしょう。
ピカソは1973年(昭和48年)4月8日に亡くなっていますので、ボクは生れてから中2の新学期となるまでの13年半はピカソと同じ地球上に生きていたことになります。ちなみにボクはジョン・レノンとは21年同じ地球上に生きています。しかも、ジョンは1970年代後半には東京のホテルオークラや軽井沢の万平ホテルに長期滞在していたのに一度も会えなかった(まあ当り前かw)ことが残念です☆


ところで、ピカソは生涯で7人の女性を愛したと言われています。最後の女性は、1953年(昭和28年)、ピカソが72歳の時に南仏ヴァロリス(Vallauris)の陶器工房で働いているところを見初めた46歳年下のジャクリーヌ・ロック(Jacqueline Roque:1927年2月24日~1986年10月15日)でした。ロックとは8年間の同棲を経て、ピカソが80歳となる1961年(昭和36年)の3月2日に入籍しています。そして、1973年(昭和48年)4月8日に亡くなるまでピカソは彼女をモチーフにした作品を400点以上も残しています。
何が言いたいのかというと、ピカソが歳を重ねてもエネルギッシュに創作を続けたように、正直に告白すると、ボクも生命力というかエネルギーが、maroさんじゃないですが、「永遠の18歳」的にいまだに溢れていましてw、綺麗な女性を見るとすぐドキドキしてトキめいたり、美味しものが食べたかったり、珍しいミニカーやブリキの玩具が欲しかったり、といったギラギラした欲望(煩悩とも言う?)は18歳の頃と何も変っていないのですyone☆☆


閑話休題
また週末1回更新が危ない状況になりましたので、週末1回更新が飛ばないように今日もまた簡単にアップしておきます。ブリキ自動車コレクションの第17回記事として、米澤玩具が1960年代半ばに大小2種類をリリースしたブリキ製1964年クラウンエイトの中でレアな全長25cmサイズのノーマル及びパトカー仕様をご紹介しますne☆☆☆
 


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★米澤玩具(ヨネザワ)はクラウンエイトを大小2種類、実車とリアルタイムにリリースしています。
全長36cmの大サイズは1966年~1968年版までの米澤玩具のカタログに掲載され、ノーマルの他に警視庁パトカー仕様と消防指令車仕様が発売されています。今回ご紹介する全長25cmの小サイズはノーマルが1966年版の米澤玩具のカタログにのみ掲載され、警視庁パトカー仕様についてはカタログ発行の狭間に発売されたのか、カタログには掲載されないまま絶版となったようです。何れにしても25cmサイズは製造/販売期間は短かったと思われます。そのため、25cmサイズはヤフオクを始めとするアンティーク玩具市場に現れることが稀な国産自動車玩具です。
25cmサイズのノーマル仕様は子供の頃に遊んだ思い出があり、1970年代末から買い戻そうと探し始めたのですが、モノが現われることがないまま時間だけが流れ、子供の時に遊んだ当時から35年位を経た21世紀初頭になって漸く買い戻しました。あまりエイトらしくない大サイズに比べて、25cmサイズはクラウンエイトの幅広感がよく表現されている好モデルです。

【実車 主要データ】 1964年 トヨタ クラウンエイト (型式VG10)
全長4720mm・全幅1845mm・全高1460mm・ホイールベース2740mm・車重1375kg・V型8気筒OHV2599cc・最高出力115ps/5000rpm・最大トルク20kgm/3000rpm・コラム2速オートマ・乗車定員6名・最高速150km/h・東京店頭渡価格165万円

●1964年クラウンエイト 実車カタログ画像



【米澤玩具1/18スケール 1964年 トヨタ クラウンエイト 主要データ】
・基本素材: ブリキ
・米澤玩具(ヨネザワ)品番(管理番号): No.468(パトカー:No.453)
・発売時期: 1965年(昭和40年)~1966年(昭和41年)
・販売価格: 都内280円・全国310円
・全長25.0cm (実車比:1/18.8スケール)
・全幅10.5cm (実車比:1/17.6スケール)
・ホイールベース14.7cm (実車比:1/18.6スケール)
・ボディカラー: ブルーメタリック・レッド
・動力: フリクション
・箱のバリエーション: ノーマル、パトカー共に1種類のみ(?)
・2019年現在のアンティーク玩具市場の推定評価額: 20~30万円程度(ノーマル、パトカー共に箱付ミントの場合)

●米澤玩具1966年版カタログより
この年のカタログにのみ掲載された25cmサイズのクラウンエイト



●米澤玩具1/18スケール 1964年トヨタ クラウンエイト(ノーマル)
福岡県飯塚市の玩具店「えびすや」のデッドストック品が21世紀初頭に発掘された中の1台。箱には経年の汚れや擦れが生じていますが、本体は作られたばかりのようなピッカピカのタイムマシーン・コンディションです。1966年に遊び倒して失くしてしまってから35年の時を経て再会♪


















室内


Crown Eightのエンブレム


シャシー裏面




●米澤玩具1/18スケール 1964年トヨタ クラウンエイト 警視庁パトカー
サイズはノーマルと同一。販売価格:不明(ノーマルと同一かやや安価?)。何故かアンチモニー製の大盛屋のミニカーのような味わいがあります。ホイールキャップがノーマルのクロームメッキからプリントに変更され、サイドモールとハンドルが別パーツではなくプリント表現となり、室内は上げ底の平板に変更されています。フロントグリル中央とリア両サイドのクラウンエイトのエンブレムとトランク上のエイトの丸いパーツも省略され、かなりコストダウンされています。フェンダーミラーは省かれ、フロントウインド寄りのミラーとは別の場所にサイレン2つが新たに取り付けられています。アンテナは左フェンダー上からリアに移され形状も変更されています。箱絵はエイトではなく普通のクラウンにも見えます。後継車センチュリーにはパトカーの実車が存在しましたが、クラウンエイトのパトカーは実車では存在しなかったものと思われます。














ハンドルもプリント表現となった室内



●ノーマルとパトカー、2台一緒に♪










※クラウンエイトの実車カタログについては、2012年10月16日の「自動車カタログ棚からシリーズ」第72回記事をご参照ください。





★オマケ(その1): トミカリミテッドヴィンテージ&NEO新製品
2019年3月9日(土)発売のTLV。元々、NEOは大型車以外は買っていなかったのですが、去年からRX-7(FD)はボディデザインが好きなため全て購入。1961年スバル360コマーシャル「#スバコミ」と1961年スバル360「#スバコミ」(共に中野シロウさん所有車)が各2800円(税抜)、1977年日野レンジャーKL545ライトブルー5800円(同)、RX-7エメラルド2300円(同)、RX-7群馬県警パトカー2500円(同)の5台購入。
スバル360は昨年出た初期型のフロント2分割バンパーが1本バンパーに変更され、フロントのSUBARUの文字も実車通りに省かれています。例によってリアエンジンフードが開きエンジンが見られます。今月は1990年マークⅡも2色発売されましたが、全くそそられないクルマのため未購入。しかし、今月中にまだフェラーリ ディーノ2種類(各税抜4800円)とフェラーリF40(税抜6800円)の発売があり、発売されるTLV&TLV NEOを1台ずつコンプリートに買うとなると結構な出費になりそうです。





●新刊 トミカリミテッド ヴィンテージ大全2019
2019年3月13日発売の新刊書籍。162頁(ポスター付)。定価税込2000円。TLV5周年、10周年にも出たTLV大全の15周年を記念する3冊目。ネコパブ・モデル・カーズ編集部 秦氏の力作で2004年~2014年は写真付の製品リスト、2014年以降は文字のみの製品リストが付いておりコレクションする上での資料価値は高いです。TLVに関心のある向きは必携の1冊。リストを見ると、こんなに出てるのかというのが第一印象なのですが、一方、バリエーションによる品番拡大が多いこと、そして、例えばライセンス生産の日本車ではいすゞヒルマン(の2代目)は早々にリリースしているのに日産オースチンや日野ルノーが何故か全く製品化されていないアンバランスに気付きます。NEOについてはトラック・バス等の大型車以外(乗用車系)は個人的にそそられないので買わずにスルーしたものが多いです。しかし、TLVは当初から大人のコレクターを対象にして売られているため、今から遡ってでも容易にコンプリート可能なミニカーのようにも感じます。






★オマケ(その2): トミカ117番 ポルシェ911(991型)がいっぱい♪
3月31日消印有効で2017年以降に発売されたトミカのパッケージのバーコード5枚を貼って応募すると1万名にオリジナルトミカ「シビックタイプR 2018年仕様フランクフルトモーターショー出展車」(黒)が当るプレゼントキャンペーン2019のために購入した117番ポルシェ911ばかり10台。2口応募するとして、どのトミカの箱のバーコードを切り取るかと考えた末、もし当らなくてもバーコードを切り取ったショックが少なく、何台手元にあっても嬉しいポルシェ911を沢山買うことにw
実車が992にフルチェンジしたので、このミニカーも遠からず絶版になるかもしれません。ちなみにあるショップで訊いたところ、現行トミカ通常品の買取り額は基本1台50円(初回でも在庫が多いものは同じく50円になるとの由)で、バーコードが切り取られている場合は難有のため箱なしと同じ1台10円での買取りになるとのことでした。




★オマケ(その3): セブンイレブン限定ドリームトミカ頭文字D 3種
AE86トレノ藤原とうふ店、FD3S RX-7赤城レッドサンズ、S13シルビア秋名スピードスターズの3種 各1台756円。ブロ友さんの記事で知って慌ててセブンイレブン7,8店に行ってみたものの、どこの店にも影も形もなく1車種3台ずつ9台セット販売のWeb上でも完売していたので、止む無く1台930円のプレ値で日暮里の某店で購入。あちこち探し回る手間と時間を考えれば、高くはないかも。2月28日発売ですが箱裏の表示は2018年製を示すST18です。一昨年あたりにも似たモノが出ていたようですが、以前のモノとは若干異なるバリエーションのようです。


嬉しいドア開閉のギミック♪

★1963年イチコー プリンス グロリア デラックス ~ ブリキ自動車コレクションから 018

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まだまだ寒い日もありますが、もう今週後半にはsakuraが咲きそなTOKYOですne。でも、入学式の頃には完全に散ってしまっているというのでは、ちょっと残念ですyone☆

今日3月17日は、「漫画週刊誌の日」。今からちょうど60年前の1959年(昭和34年)の3月17日に日本初の少年漫画週刊誌「少年マガジン」(講談社)と「少年サンデー」(小学館)が創刊されたのです。創刊号の表紙は、少年マガジンが第46代横綱朝汐、少年サンデーが長嶋茂雄だったようです。1960年代、ボクが子供の頃のメジャーな週刊漫画雑誌というと、少年マガジン、少年サンデー、少年キングが代表格でした。1960年代も末になってジャンプが出ましたよne。他に「少年画報」「ぼくら」「冒険王」といった月刊漫画雑誌もありましたが、ボクが一番面白いと思っていた天才バカボンや巨人の星が掲載されていた少年マガジンだけ買うのでも貧乏小学生の身ではヒイヒイ言っていました。1960年代は発行されていた少年漫画雑誌の数が多かったので、小学生で全部買って読んでいたなんて人は少ないだろうと思いますyo☆☆

閑話休題
また週末1回の更新を飛ばさないように、今日は先週に引き続き「ブリキ自動車コレクションからシリーズ」の第18回記事として、イチコー(一宏工業)の1963年プリンス グロリア デラックス(S40D型)を簡単にご紹介しますne☆☆☆


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★1962年(昭和37年)の秋に相次いでデビューした国産フルサイズ(当時の小型車枠一杯)乗用車はどれも極めて魅力的でした。
即ち、2代目トヨペット クラウン、縦目を横目にビッグマイナーした通称「横目の日産セドリック」、そしてスカラインベースの初代から一新された通称「ハチマキグロリア」こと2代目プリンス グロリアの3車です。実車の人気を反映して、玩具・模型の世界でも3車は競ってモデル化され、何れもブリキ玩具やプラモデルなど多数の製品が実車とリアルタイムに市販されています。
金属玩具(ブリキ玩具)の世界で3車の中では、グロリアは飛び抜けて高い人気があります。ブリキのグロリアは今回ご紹介するイチコー製の他にBIGサイズで迫力のあるバンダイ製と米澤玩具製(ヨネザワ)があり、何れもアンティーク玩具市場では高い人気を誇ります。好みもあると思いますが、スケールモデルとしては、全長約27cmと小さいながらも実車の印象を巧みに再現したイチコー製が最もバランスはよく、次がバンダイ、米澤の順でしょうか。
イチコー製はグロリア デラックスとして発売された後、東京玩具商報等の玩具業界誌に「デラックス」から「スーパー6」に変更された旨の広告や記事が出ていますが、スーパー6は発売された形跡がありません。


【実車 主要データ】 1963年 プリンス グロリア デラックス(S40D-1型)
全長4650mm・全幅1695mm・全高1480mm・ホイールベース2680mm・車両重量1295kg・G2型水冷直列4気筒OHV1862cc・最高出力94ps/4800rpm・最大トルク15.6kg-m/3600rpm・最高速145km/h


●1963年プリンス グロリア デラックス 実車カタログ/広報写真より

最初期の実車。フェンダーミラーが右側のみ。




リアビュー(広報写真)


運転席


左右ミラー付となった1963年後期型デラックス(広報写真)






【イチコー1/17スケール 1963年 プリンス グロリア デラックス 主要データ】
・基本素材: ブリキ
・イチコー(一宏工業)品番(管理番号): No.2563
・発売時期: 1963年(昭和38年)8月~
・販売価格: 都内360円~390円・全国400円~430円
・全長27.5cm (実車比:1/16.9スケール)
・全幅10.0cm (実車比:1/16.9スケール)
・ホイールベース15.5cm (実車比:1/17.2スケール)
・ボディカラー: 青メタ、紺メタ、赤、黒、赤/クリーム、青/クリーム、緑/クリーム
・動力: フリクション
・箱のバリエーション: なし(1種類のみ)
・2019年現在のアンティーク玩具市場の推定評価額: 65~125万円程度(箱付ミントの場合)


●東京玩具商報1963年9月号「グロリア新発売」広告




●東京玩具商報1963年10月号「スーパー6記事及び広告」
「同社製のグロリアデラックスを改造したもの。11月初旬発売。」と記載があるものの、スーパー6は現物が発見されておらず発売された形跡がありません。




スーパー6発売予告記事


●イチコー1965年版カタログより
グロリアの定価は東京玩具商報より30円高い、都内390円、地方430円と記載されています。発売から1年以上が経ち、値上げしたものと思われます。サイズの記載は本体の実測値より大きく、箱のサイズかもしれません。


横目のセドリック以外は実車写真




●ブルーメタリック
プラ製ミラー、リアアンテナ付、ハンドル・コラムシフトレバーなしの1stモデル。


















プラ製ミラー


伸縮アンテナ付








運転席。コラムシフトレバーなしのハンドル。


シャシー裏面




●ブラック
樹脂製鏡面ハメ込み式ミラー、リアアンテナなし、ハンドル・コラムシフトレバー付の2ndモデル。
















樹脂製鏡面ハメ込みミラー


アンテナなし


コラムシフトレバー付ハンドル


シャシー裏面




●2台一緒に♪
小さいミニカーは大きさ比較用の1/64スケールTLV


















●2019年3月3日(日)、ヤフオク121万1000円で落札された青/クリーム ツートンのイチコーグロリア
イチコーのコンテッサ900でも同じ手法が採られた、ボディがクリームでルーフだけ赤・青・緑と色を変えたカラーバリエーションで実車ぽくはない不人気カラーながらも見たことがないようなレベルのスーパーミント/タイムマシーンコンディション。このカラーでもここまで状態が良ければ50~60万円の評価は出来るかなと思っていたら、100万円以上の入札者が4人もいてビックリ。1960年代以前の大盛屋・ダイヤペット等のミニカーを含む国産旧車の玩具はリアルタイムを知る世代=郷愁を感じる世代の高齢化で値崩れしていると言われる中で、イチコーのグロリアは平成の初め頃、30年程度前から箱付なら30万円位で流通していたのが、むしろ相場は上がっているようです。












工場出荷時からのイチコー楕円形ルーフシール付


シャシー裏


タグ、緩衝材等も工場出荷時のままの完璧なコンディション




※プリンス グロリア デラックスの実車カタログについては、2012年9月20日の「自動車カタログ棚からシリーズ」第57回記事をご参照ください。





★オマケ(その1): 幻のプリンス グロリア ペダルカー「サカエ ベビー プリンス」
東京玩具商報1966年1月号(国立国会図書館蔵)に掲載されたS4グロリアのペダルカー広告。発売元はマッチボックスの輸入で有名な朝日通商。カラーバリエーションは赤・黒・青と記載されていますが、果たして現存するのでしょうか。S4グロリアを模して実車とリアルタイムに造られた立体造形物の中で最も稀少なモノと思われます。




★オマケ(その2): 1960年代半ば、プリンス グロリアに乗った有名人
手塚治虫氏(1928年11月3日~1989年2月9日)。プリンス広報誌1964年3月号より。鉄腕アトムが大ヒットした頃。手塚先生35歳。


加賀まりこさん(1943年12月11日~)。プリンス広報誌1965年1月号より。川端康成が44歳年下の彼女に惚れて共に食事をしていた頃。和製ブリジット・バルドーの加賀さん、弱冠21歳。




★オマケ(その3): トミカ2019年3月新製品
3月16日(土)はトミカ新製品発売日。品番99ピザーラ デリバリーバイク、品番113トヨタハイエース(通常:黒メタ、初回クリーム/マットブラック)、品番128那覇市消防局ハイパーミストブロアー車、新幹線輸送トレーラーセットに加え、トイザらスオリジナル「マツダアクセラスポーツ オフィシャルカー仕様」が新発売。トイザらスに16日(土)午前11時過ぎに行くと、ハイエースは人気がないらしく初回も山のように(100台位?)ワゴンに積まれていました。トイザらスは初回の購入台数無制限のため、フェラーリなどは瞬殺完売なのに。ハイエースの初回を制限なしにつられて5台も買ってしまいましたが、精々2台位でよかったかもw。今回の新製品で魅力的だったのは、やはり新幹線輸送トレーラーセットとピザーラ デリバリーバイクで新幹線輸送広報警戒車の標識を付けたちょい古いエルフとピザーラの「のぼり旗付の台座」にはそそられると言うか、かなりツボりましたwハイエースはリアゲートの開閉アクションもないのが残念ですが、企業モノ等のバリエーションが増えると面白いですne☆




ピザーラ デリバリーバイク


エルフくん




ハイエース2種

★1963年バンダイ 2代目トヨペットクラウン ~ ブリキ自動車コレクションから 019

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今日3月21日(木)、予報通りにTOKYOの桜が開花したと発表されましたne
満開となるのは3月30日(土)頃とのことですyo☆桜の季節は井の頭公園や上野公園あたりはお花見の人で賑わいますyone☆


個人的な新元号案ベスト5!!
2019年4月1日(月)に平成に替わる次の元号が発表されますne☆発表者は平成発表の際の官房長官ではなく総理大臣になるのでしょうか。発表まで残り僅か10日程度ということは、既に新元号は確定しているのかもしれませんne☆
ボクが考えた新元号ベスト5は以下の通りですyo☆

【第1位】 麗音(れのん)・・・・・ジョン・レノンをリスペクトして☆
【第2位】 愛永(あいえい)・・・・・愛を永久(とわ)に♡
【第3位】 愛全(あいぜん)・・・・・愛こそはすべて☆
【第4位】 皆愛(かいあい)・・・・・みんな、愛し合ってるかい!
【第5位】 歩流(ぽりゅう)・・・・・ポルシェ最高!流れるように歩もうの意味も。

しかし、新元号を決めるに当っては以下の項目をクリアする必要があるようです。

1)国民の理想として相応しい意味を持つ。
2)漢字2文字。
3)書きやすく、読みやすい。
4)過去に元号として用いられていない。
5)俗用されていない。
6)明治以降の元号とはイニシャルが異なる(MTSHは不可)。

この条件からすると、第1位~4位にある「麗」や「愛」といった字画が多い文字は書きにくいということで、ちょっと無理かもですne☆しかし、国民の理想という面からはボクの第2位~第4位は、案外合格点かもですyone☆☆


閑話休題
今日は春分の日ということで、仕事が休みで時間ができましたので、「ブリキ自動車コレクションからシリーズ」の第19回記事としてバンダイ2代目クラウンを簡単にご紹介しますne☆☆☆



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★1962年(昭和37年)の秋に相次いでデビューした国産フルサイズ(当時の小型車枠一杯)乗用車はどれも極めて魅力的でした。
即ち、2代目トヨペット クラウン、縦目を横目にビッグマイナーした通称「横目の日産セドリック」、そしてスカラインベースの初代から一新された通称「ハチマキグロリア」こと2代目プリンス グロリアの3車です。実車の人気を反映して、玩具・模型の世界でも3車は競ってモデル化され、何れもブリキ玩具やプラモデルなど多数の製品が実車とリアルタイムに市販されています。

1963年型として一斉にデビューしたクラウン・セドリック・グロリアの3車中、金属玩具(ブリキ玩具)の世界で最も沢山製品化されたのは2代目トヨペット クラウンでした。
今回ご紹介するバンダイ製のスタンダードサイズを始め、バンダイの小サイズ1964年式(警視庁パトカー・ポケットリモコン仕様のみ)、旭玩具(アサヒ)のスタンダードサイズ、イチコー(一宏工業)の中サイズ(1963年式及び1965年式)、バットマン・黄金バットが乗車したオープン仕様やクレイジーキャッツ・プリントのバリエーションも発売された米澤玩具(ヨネザワ)の1963年式BIGサイズ、野村トーイの1964年式BIGサイズと2代目クラウンのブリキだけ集めても立派なコレクションが出来る程の種類が発売されています。

★このように多数が発売された2代目クラウンのブリキ製品の中で最もスケールモデルとして出来が良かったのはバンダイのスタンダードサイズです。
シャープな造形とバランスの良さは、ほぼ同サイズでリリースされた旭玩具(アサヒ)製品を遥かに凌いでいます。バンダイのスタンダードサイズは実車のデビューから3ヵ月程度のタイムラグで1962年(昭和37年)のクリスマス時期にノーマル(フリクション)が発売された後、警視庁パトカー仕様(フリクション)を追加、1964年(昭和39年)5月には電動ハンドルリモコン版(ノーマル・パトカー共)を追加、更に1966年(昭和41年)には警視庁パトカーのみラジコン化され販売されています。今回はノーマル仕様のフリクション及びリモコンのバリエーションをご紹介しますne☆


【実車 主要データ】 1963年トヨペット クラウン デラックス(RS41型)
全長4610mm・全幅1695mm・全高1460mm ・ホイールベース2690mm・車重1265㎏・3R型 水冷 直列4気筒OHV1897ccエンジン・最高出力90ps/5000rpm・最大トルク14.5kgm/3400rpm・乗車定員6名・最高速140km/h・販売価格105万円


●1962年10月 第9回東京モーターショー トヨタブース出品案内パンフレット表紙 (縦30.8×横25.5cm・4つ折8面)
この年のモーターショーのトヨタブースの主役はNEWクラウン。


●1963年トヨペット クラウン デラックス 実車カタログより



雪原の涙目テール


初代観音開きのクラウンから大幅にモダナイズ


運転席


ボディカラー・・・・・1963年式ではデラックス6色、スタンダード5色(内、ブラックのみ共通カラー)。MCを受けた翌1964年式ではデラックスのブルーがより明るいブルーに変更され、更に新色グレイメタリックが加わります。この角度からは、デラックスは白タイヤで左右のフェンダーミラーやボンネット横のアンテナが付きサイドモールも豪華であることなど、デラックスとスタンダードの差異がよく判ります。バンダイは実車通りのカラーリングの製品も発売しています。




【バンダイ 1/17スケール 1963年 トヨペット クラウン デラックス 主要データ】
・基本素材: ブリキ
・バンダイ品番(管理番号): 不明
・発売時期: フリクション: 1962年12月~、リモコン:1964年5月~
・販売価格: フリクション: 都内350円・全国380円、リモコン:都内750円・全国790円
・全長27.3cm (実車比:1/16.9スケール)
・全幅10.0cm (実車比:1/16.9スケール)
・ホイールベース15.5cm (実車比:1/17.3スケール)
・ボディカラー(フリクション): ベージュメタ、ワインメタ、黒、グレイ、黒/クリーム、赤/クリーム
・ボディカラー(リモコン): クリーム/赤メタ、クリーム/青メタ、オレンジ/青銀メタ
・その他のバリエーション: フリクション仕様にはボンネット左上のアンテナの有無、フロントグリルに銀メッキと金メッキあり(リモコン仕様は銀メッキのみ)。発売時期の前後関係は不明。
・動力: フリクション・電動リモコン
・箱のバリエーション: フリクション、リモコン共に各1種類
・2019年現在のアンティークトイ市場の推定評価額: フリクション12~28万円程度、リモコン5~10万円程度(何れも箱付未使用ミントコンディションの場合)


●バンダイ1964年版製品カタログより

フリクション・・・3桁の数字は左側・都内価格、右側・地方価格


リモコン・・・・・電動リモコンはフリクションの2倍以上という高額商品ながら、現在のアンティークトイ市場での評価はより実車に近いフリクションの方が高いです。




●東京玩具商報1964年5月号バンダイ広告より
5月にクラウンのハンドルリモコンを発売と記載されています。




●ベージュメタ
実車のデラックス専用カラーであるコロシアム・ベージ・メタリック。このカラーはリアルタイムで大盛屋チェリカフェニックス26番や旭玩具のモデルペット20番でも発売されています。
















アンテナなしタイプ


Crown Deluxeの金バッチ


インパネも正確に再現された運転席


ドア内貼りまで再現されています。


シャシー裏面


TOYOPET CROWN DELUXEの浮彫



1/40スケール大盛屋26番、1/64スケールTLV03番の同色モデルとの大きさ比較








●グレイ
実車のスタンダード専用カラーであるウッドミスト・グレイ。デラックスをモチーフにした製品に実車スダンダードのカラーながら、渋くてリアルです。






●ワインメタ
実車のデラックス専用カラーであるインペリアル・マルーン・メタリック。このカラーも大盛屋26番・モデルペット20番でも発売されています。






●ブラック
実車のデラックス/スタンダード共通カラーだった高級車らしいブラック。この黒も大盛屋26番・モデルペット20番でも発売されています。






●黒/クリーム
実車カタログには存在しないカラーリング。






●フリクション仕様 全員集合!






●クリーム/青メタ(リモコン仕様)
1970年代の末、最初に入手したバンダイ2代目クラウンはこのリモコン仕様でした。リモコン仕様は全て実車には存在しないツートンカラーで発売されています。トランクにニョッキリ飛び出たウインカーがどうにも気になり、入手後、リモコンコードと共に外してあります。






●クリーム/赤メタ(リモコン仕様)
これもトランク上のウインカーとリモコンを外してあります。






●オレンジ/青銀メタ(リモコン仕様)






箱絵にはMC後の1964年型が描かれています。


左右にハンドルを切ると左右のウインカーが点滅




●リモコン仕様 全員集合!






●2019年2月24日(日)、ヤフオク24万9200円で落札されたグレイのバンダイ2代目クラウン
箱に剥がれ箇所有ながらタグまで付いた未使用品は高額になるようです。






※2代目トヨペット クラウンの実車カタログについては、2013年1月6日の「自動車カタログ棚からシリーズ」第102回記事をご参照ください。





★オマケ(その1): 1963年トヨペット クラウン デラックスの新車に乗った有名人

栃錦 清隆 (第44代横綱:1925年2月20日~1990年1月10日)
フロントにトヨグライドのバッチの付いたオートマ車。1960年3月場所で引退して約3年後。当時、栃錦37歳。


花柳 小菊(女優: 1921年2月26日~2011年1月26日)
1930年代から1960年代に活躍した往年の女優。当時、41歳。


浅丘ルリ子さん (女優:1940年7月2日~)
ジョン・レノンと同学年の浅丘さん。当時、弱冠22歳。




★オマケ(その2): 1964年10月 第18回オリンピック東京大会「東京オリンピック」の聖火リレー伴走車として活躍した2代目トヨペット クラウン
先導のパトカーはクラウンにF型エンジンを搭載したトヨタ・パトロール、オープン仕様は全て最初のMC後の1964年型クラウン。黒いセダン3台のうち、前2台は1964年前期型クラウンエイトのようです。








★オマケ(その3): 内田裕也 Yuya Uchida   Johnny B. Goode
裕也さん追悼。2004年9月19日/川崎クラブチッタでの豪華メンバーによるライブ。ジョン・レノンが1970年代後半に主夫生活を送り毎年のように軽井沢や都心のホテルオークラに長期滞在していた時期、ジョンに会うことの出来た数少ない日本人の1人。ジョンの精神的な継承者としては国内トップでしたne☆裕也さんと言えば、大晦日恒例のニューイヤーロックフェスを思い出しますyone☆


★1955年バンダイ 初代トヨペット クラウンRS ~ ブリキ自動車コレクションから 020

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昨日3月23日(土)のTOKYOは最高気温が一桁で寒かったですne
今日は少し気温が上がり、今週は20度前後の日もあるそうなので、きっと桜が満開になりますyone☆
3月も残り1週間。もう学校も春休みですね。春休みには家族みんなで旅行に行くなんて人も多いのでしょうne。一方、今年は5月に10連休があるので、10連休に遠出するから春休みの旅行はなしだよーという人もいるのでしょうne☆


今年10月の誕生日で定年退職となり、文字通り世間的には「老人」となる日が秒読み段階に入っていますが(大汗)、ボク的には「永遠の18歳モード」で90歳位までガンバリンコしたいなあと思っていますyo☆
しかし、ジョン・レノンと同じ1940年(昭和15年)生まれで今年79歳の麻生さんを筆頭に政治家は能力次第で定年もないのがいいですyone。まあ、芸術家とか開業医とかオーナー社長といった職種の人も基本定年なしですyone☆ボクも勤め先をKUBIになっても、まだまだガンバリンコしたいなあと思っていますyo☆

閑話休題
今日は「ブリキ自動車コレクションからシリーズ」の第20回記事として萬代屋(現バンダイ)の初代観音クラウン前期型を簡単にご紹介しますne☆☆☆
 



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★1955年(昭和30年)1月に発表された初代クラウン(RS型)は、初代トヨエースと共にトヨタの戦後の隆盛を招いた記念碑的なクルマです。
真に戦後型の国産乗用車は1955年登場のクラウンRSとダットサン110の2車から始まったと言われます。それまでの国産乗用車の大半がトラックシャシー・ベースだったのに対してクラウンは純然たる乗用車として新たに設計された車だったのです。

●最初のクラウンRS
1955年(昭和30年)1月7日(金) 東京虎の門 東京トヨペット株式会社にて。撮影: 自動車史・自動車文化史研究の第一人者 五十嵐平達氏(1924年-2000年)。ボディカラーはグリーンメタリックのツートンだったという。(出典: 二玄社 世界の自動車33巻「トヨタ」1972年8月21日発行)



【実車 主要データ】 1955年トヨペットクラウン(RS型)
全長4285mm・全幅1680mm・全高1525mm ・ホイールベース2530mm・車重1210㎏・R型 水冷 直列4気筒OHV1453ccエンジン・最高出力48ps/4000rpm・最大トルク10.0kgm/2400rpm・変速機3速コラムMT・乗車定員6名・最高速100km/h・販売価格98万円


★萬代屋(現バンダイ) 1955年トヨペット クラウンRS
1955年(昭和30年)11月、萬代屋が無償修理を謳って発売した保証制玩具の第1号であり、実車同様、日本の玩具史に残る製品。2010年(平成22年)に創業60周年記念として、バンダイではスケールをオリジナルより大きく造ったクリアケース入り復刻版を製作し関係者に配布しています。バンダイでは、初代クラウン後期型1959年RS21と1961年RS31も製品化していますが、観音前期型は後期型に比べるとシャープさに欠け、特にRSに於いてはフロント2分割ウインドが再現されなかったことが非常に惜しまれます。
RS発売の翌12月には実車にデラックス(RSD)が追加されたことから、萬代屋製品もRSの販売は短期間で終了し、フロントマスコット・リアサイドモール・ボンネット上のアンテナを追加したRSDに変更されています。現在のアンティーク・トイ市場に現れるのは大半がRSDです。RSDは販売期間が1959年春にRS21に替わるまでの3年程度と長くヒット商品であったためかジャンクを含めれば相当な数が現存しています。但し、オリジナルの箱が残っている個体は滅多に見かけません。


【バンダイ 1/20スケール 1955~58年 トヨペット クラウン RS/RSD型 主要データ】
・基本素材: ブリキ
・バンダイ品番(管理番号): 300番
・発売時期: 1955年(昭和30年)11月~1956年6月頃?、RSDにMC~1959年(昭和34年)3月頃まで生産。
・販売価格: 都内200円・全国220円
・全長21.0cm (実車比:1/20.4スケール)
・全幅8.2cm (実車比:1/20.5スケール)
・ホイールベース11.6cm (実車比:1/21.8スケール)
・ボディカラー(RS): ブルーグレイ、レッド、ライトブラウン等
・ボディカラー(RSD):ブラック、ライトブラウン、レッド、ネイビーブルー、ペパーミントグリーン等
・動力: フリクション
・箱のバリエーション: 海外向け英文表記箱を含め3種類?
・その他のバリエーション: RSDにアンテナ2種、「トヨペットデラックス」の文字入りリアナンバープレートの有無
・2019年現在のアンティーク玩具市場の推定評価額: 20~30万円程度 (箱付未使用ミントコンディションの場合)


●東京玩具商報1956年4月号 萬代屋広告 (国立国会図書館蔵書より複写。以下同)


萬代屋クラウンRSの写真と共に「小売店の声、親の気持ち・子供の夢より生まれたこの玩具は、新聞や週刊誌にも報道され、保証制の第一号として益々好評を博して居ります。」


●東京玩具商報1956年7月号 萬代屋広告


保証制玩具 第1号


●東京玩具商報1957年1月号 萬代屋広告
左下のクラウンがボンネットマスコットやアンテナを付けたRSDに替わっています。


●東京玩商報1957年2月号 萬代屋広告
日航DC-7C、マツダ三輪トラックと共にクラウンはトヨタと提携契約によるクラウン玩具化の意匠許可を得ているため類似品の発売をしないようにとの旨を同業他社に注意喚起した広告。


トヨタ自動車と提携商品のクラウン


●東京玩具商報 1957年 萬代屋クラウン折込チラシ


●講談社 幼稚園クラブ1956年8月号付録「どうようえほん」裏表紙 萬代屋広告
1956年7月発売の8月号で既にクラウンはRDDに変更されています。人工着色された茶色/赤のツートンは恐らく試作品。市販されたものはシングルカラーのみ。






【バンダイ1955~1956年クラウン RS型のバリエーション】

●RS ブルーグレイ
ブルーグレイにほんの少しパープルが入ったような色味です。保証券付の未使用品ながら、経年変化でウインドパーツが縮まってきています。












トヨタマークの入ったホイールキャップ


運転席




保証券 (表)・・・・・有効期限は昭和31年6月30日


保証券 (裏)



説明書


説明書全文
お父さま・お母さまにお願い!トヨペット・クラウン・・・この自動車は1956年型の国産車トヨペット・クラウンを模型化したおもちゃです。トヨペット・クラウンは東洋一の自動車工場と云われるトヨタ自動車名古屋挙母工場で流れ作業によって大量に生産されています。いままでのおもちゃの自動車は、すべて外国の自動車をモデルとして居りましたが、日本でもこのような美しいスタイルと素晴らしい性能を備えた、自動車が出来るようになりましたので、国産車の優秀性を、皆様に再認識して戴き、又愛用して戴くため、技術陣を動員して精巧な、しかも堅牢を誇る良心的な玩具を作りました。どうか可愛いお子様達にこの話をして戴き、永く愛用して遊んで戴くようお願い致します。
そのため、もし期間内に破損しました場合は、その自動車と添付の保証券を一緒に御送付下されば、二週間以内に完全修理して御返送致します。注意 御送付料は自己負担、御返送料は弊社負担 株式会社 萬代屋




緩衝材も工場出荷時のまま




●RS レッド









下箱に赤ボディを示す、REDのスタンプ




●RS ライトブラウン








●クラウンRS 全員集合!!




小さいミニカーは大きさ比較用1/64スケールTLV




【バンダイ1956年クラウン デラックス RSD型のバリエーション】

●RSD ペパーミントグリーン
RSは短期間で生産終了し、このパーツの多いRSDに交代しています。ルーフに「モデル玩具 トヨペットクラウンデラックス」のシールが残っているのは貴重です。箱絵は全て実車カタログから借用されています。上箱上面は1956年簡易カタログの表紙画を使用、上箱サイドの羽田空港とお堀端の風景も1955年12月のRSDデビュー版カタログ掲載のものが使用されています。


ルーフシール付






箱横のお堀端の風景は実車カタログから借用


羽田空港の風景も実車カタログから












●RSD ブラック
もしコレクションを1台だけに絞るならクラウンはやはり高級車然としたこのブラックでしょうか。








●RSD ネイビーブルー
レアカラーです。






●RSD ブルーグレイ






●RSD 輸出向け レッド
萬代屋は1959年のRS21では輸出向けには実車通りに左ハンドル化した製品を出していますが、RSDでは右ハンドルのまま海を渡ったようです。ウインドパーツがクリアからブルーに替えられています。箱は国内向けRSの箱を基本に英字表記に替えています。






下箱に赤ボディを示すREDのスタンプ






1956年式のモデル玩具である旨の記載。


日本語箱(上)と英字箱(下)の比較




●RSD 全員集合!!




小さいミニカーは1/64スケールTLV



※初代前期型トヨペット クラウンの実車カタログについては、2012年12月18日の「自動車カタログ棚からシリーズ」第98回記事をご参照ください。





★オマケ(その1): 初代クラウン前期型に乗った有名人

朝丘 雪路(1935年7月23日-2018年4月27日)


別所 毅彦(1922年10月1日-1999年6月24日)
1955年の日本シリーズMVPとなり、賞品のクラウンを獲得


岸 信介 首相 (1896年1月13日-1987年8月7日)
安倍総理の祖父。




★オマケ(その2): ホットウィール新製品 1971年ポルシェ911 POLIZEI
国内未発売と聞きましたが、じゅんいちさんもUPしてたので、もう入荷してる所が多いのでしょうか。 白/緑のPOLIZEIカラーがそそります♪大きなナロータルガPOLIZEIは、1/20スケールHUKI製 電動リモコン・トイ(1970年代製)。










★オマケ(その3): Any Time At All The Beatles 1964
今日のビートルズ。アルバム「ヤァ!ヤァ!ヤァ!」(A Hard Day's Night)収録曲。この曲もジョンのボーカルが抜群にいいですyone☆

★1959年バンダイ トヨペットクラウンRS21観音後期 ~ ブリキ自動車コレクションから021

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結婚式/披露宴にかかった都道府県別金額ランキングのトップ10は以下の通りで全国47都道府県の平均は179.1万円だそうですyo

1位:東京都(平均:232.4万円)
2位:京都府(平均:231.6万円)
3位:宮崎県(平均:229.1万円)
4位:高知県(平均:224.4万円)
5位:三重県(平均:223.4万円)
6位:長野県(平均:217.4万円)
7位:長崎県(平均:212.4万円)
8位:岐阜県(平均:211.0万円)
9位:千葉県(平均:207.3万円)
10位:山梨県(平均:203.1万円)

この数字を見ると、1位の東京と10位の山梨の差は30万円もなく、東京ではホテルなどの会場費が高いことも考慮すればトップ10は殆ど横並びと思わせる結果です。誰しも一生に一度は結婚式をやりたいものですが、あまり豪勢にやって散財するのは勿体ないとか、式よりも新婚旅行にお金をかけて2人だけの思い出を作りたいという人もいるでしょうne☆
まあ、しかし、ボクのような歳で初めて結婚するとか、再婚であったりする場合には式を挙げるのは恥ずかしいから籍だけ入れれば十分と考える人もいるでしょうne☆


法人/企業では女子の顔採用がある?
との疑問ですが、時たま採用面接をする側になるボクの場合は、「あります」。美人と非美人で選ぶのであれば、あえて不美人を採用する人は少ないでしょう。「器量が良い=性格も良い、器量が悪い=性格が悪い」でないことは判っていますが、ボクのところでは筆記試験も行うので他の条件に大した差がなければ、当然、第一印象がよい美人を採用します。
ところが、この美人というのが曲者なのです。ある程度、誰が見ても美人だという人は世間にいるとは思うのですが、ボクの場合、芸能人ではキムタクの奥さんSKさんや石橋くんの奥さんHSさんあたりはあまり美人だとは思わないのです。ですから、人によって美人の基準というものは結構異なるのですyone☆
性格についてもボクの場合は、気が強そうな人、勝気な印象の人、あまりに元気で覇気がある人は苦手なので不採用にしますが、反対に勝気で覇気がある方が頼もしくていいと感じて採用する人もいることでしょうne☆☆


閑話休題
もう今日で3月も終わりですね。今日も相変わらず時間がありませんので、前回に引き続き、ブリキ自動車コレクションからの第21回記事としてバンダイの1959年式クラウンをサクっとご紹介しますne☆☆☆


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★1958年(昭和33年)10月、初代クラウンは内外装にビッグマイナーチェンジを受け、型式名称は従来のデラックスRSD型がRS21型、スタンダードRS型がRS20型に変更された。
この時に国内向けクラウンは、型式番号 下一桁の1はデラックスグレード、0はスタンダードを示すようになった。ホイールベースは2530mmのまま、ボディは全長80mm、全幅15mm、全高15mm各々拡大され、前後左右フェンダーを直線的に水平に延長し、ボンネットの丸味は削られ、テールライトも大型化され、全体に近代的でスマートな印象のデザインに一新された。
翌1959年(昭和34年)7月にエンジンのパワーアップが為され、デラックスRS21型62ps、スタンダードRS20型60psに引き上げられ、同年10月には主にタクシー用途として40ps C型ディーゼルエンジン搭載のCS20型が追加された(2代目クラウン以降はディーゼル車は消滅し、1977年の5代目後期に至りOHCディーゼル車が登場)。


●1959年トヨペット クラウン 簡易カタログ表紙(A5判)
1958年10月発行。トヨタカタログNo.543。


●1959年トヨタ英文総合パンフレット表紙(A5判)
トヨタカタログNo.1044A。写っているクラウンが全て左ハンドルであることに注目。



【実車主要スペック】 1959年トヨペット クラウン デラックス(RS21型)
全長4365mm・全幅1695mm・全高1540mm ・ホイールベース2530mm・車重1250㎏・R型 水冷 直列4気筒OHV1453ccエンジン・最高出力58ps/4800rpm・最大トルク11.0kgm/2800rpm・変速機3速+オーバートップ・乗車定員6名・最高速110km/h・販売価格110万円


★萬代屋(現バンダイ) 1959年トヨペット クラウン デラックス RS21
1959年(昭和34年)春、前年秋の実車のMCを受けて萬代屋が発売したブリキ自動車の傑作。RSDとは全く金型が異なり一回り大きく造られています。同年秋には旭玩具(アサヒ)もRS21を奇しくも萬代屋と同価格で発売していますが、印象把握、細部の造りなどスケールモデルとしては萬代屋の方が数段上と言えます。
萬代屋RS21の1stモデルは左右のフェンダーミラーが付かずフロントグリルが抜けていません。また極く初期のみアンテナ台座がゴム素材であったのが、堅牢性の問題から早期にブリキ台座に替えられたようです。過渡期的なモデルとして、フロントグリル抜けなしながらフェンダーミラー付が登場し、2ndモデルではミラー付でフロントグリルが抜けて、より実車に近い仕上がりとなっています。また、2ndモデルでは輸出用として実車同様に左ハンドル車が造られ海を渡っています。


【バンダイ 1/19スケール 1959~60年 トヨペット クラウン RS21型 主要データ】
・基本素材: ブリキ
・バンダイ品番(管理番号): 725番
・発売時期: 1959年(昭和34年)3月(1961年3月頃まで生産され、RS31にMC)
・販売価格: 都内200円・全国220円
・全長22.5cm (実車比:1/19.4スケール)
・全幅9.0cm (実車比:1/18.8スケール)  
・ホイールベース13.0cm (実車比:1/19.4スケール)
・ボディカラー(1stモデル): 金茶メタ、青灰メタ、こげ茶メタ、白ルーフ/黒、卵黄ルーフ/赤メタ等
・ボディカラー(2ndモデル): 金茶メタ、青灰メタ、青緑メタ、抹茶(草色)、黒等
・動力: フリクション
・箱のバリエーション: 海外向け英文表記箱を含め3種類?
・その他のバリエーション: ①フェンダーミラー有無 ②フロントグリル穴無と穴有 ③左右ハンドル
・2019年現在のアンティーク玩具市場の推定評価額: 下限20~上限35万円程度 (箱付未使用ミントコンディションの場合)


●東京玩具商報1959年4月号 萬代屋広告 (国立国会図書館蔵書より複写。以下同)


トヨペットの最新型乗用車



●東京玩具商報1959年5月号 萬代屋広告


国産乗用車の花形



●萬代屋1960年「世界の自動車を集めましょう」カタログより
クラウンはミラーの付いた2ndモデルと警視庁パトカーが掲載されています。


萬代屋 国産車価格表



【1stモデル】

●RS21金茶メタ(1stモデル)
実車のゴールドブロンズメタリック。保証券、トヨタ自動車とタイアップしたミニカタログ、萬代屋製品のチラシ、あかばこビーシーロゴの入った透明ビニールが揃ったパーフェクトコンディション。












室内


モデルペット1番RS21(1/42スケール)同色との比較


シャシー裏


保証券。甘利玩具店、昭和34年3月25日お買上のスタンプ入り。


工場出荷時のままの完品


最初期(手前)はアンテナの台座がゴム素材のため、経年により酷く劣化しています。


右:ゴム台座アンテナ、左:ブリキ台座アンテナ




●RS21こげ茶メタ(1stモデル)
グリル抜けなしながらミラーの付いた過渡期的なモデル。








●RS21卵黄ルーフ/赤メタ(1stモデル)
このカラーリングはモデルペットNo.1でもリリースされていることから、実車のオプションカラーだったのでしょうか。






モデルペット1番RS21(1/42スケール)同色との比較




●RS21白ルーフ/黒(1stモデル)
このカラーリングはRS21の最初の本カタログの表紙に登場します。萬代屋ではレアカラーです。








●RS21(1stモデル)全員集合!!
小さなミニカーは大きさ比較用の1/64スケールTLV。








【2ndモデル】

●RS21青灰メタ(2ndモデル)








左上に実車生産国の国旗が入った通称「国旗箱」に変更。






●RS21青緑メタ(2ndモデル)
画像では青灰メタと同じようにも見えますが色味は異なります。








●RS21抹茶(2ndモデル)








●RS21黒(2ndモデル)








●RS21 左ハンドル黒(2ndモデル)
国内では殆ど見かけない輸出用の左ハンドル仕様。


輸出向けはハンドル位置以外にリアナンバープレートも英字に替えられています。


左ハンドル



国内向け右ハンドルと輸出向け左ハンドルの比較


資料本The Big Book of TIN TOY CARS (2004年)より輸出向け箱付の画像。箱が国内向けとは全く異なることが判ります。




●RS21(2ndモデル)全員集合!!
小さなミニカーは1/64スケールTLVのRS20。




※1959年トヨペット クラウンの実車カタログについては、2013年1月3日の「自動車カタログ棚からシリーズ」第101回記事をご参照ください。





★オマケ(その1): 初代クラウンRS21型に乗った有名人

杉浦 忠(1935年9月17日-2001年11月11日)
1959年の杉浦は38勝4敗(勝率.905)という驚異的な成績で南海ホークスのリーグ優勝に貢献してMVPとなり、賞品のクラウンを獲得。杉浦邸門上の森永牛乳の木箱が時代を映しています。


「クラウンを獲得する1959年のMVPは誰?」
1959年9月、トヨタ自販が配布したB5判チラシ。杉浦と当てると種々の賞品が貰えた懸賞。D賞のクラウン デラックス模型玩具200本と記載されているのは、萬代屋のRS21だったと思われます。


栃錦 清隆(1925年2月20日-1990年1月10日)


浅丘ルリ子さん(1940年7月2日-)


児島明子さん(1936年10月29日-)
1960年のミス・ユニバース世界大会優勝。日本人(及びアジア人)初のミス・ユニバース。




★オマケ(その2):初代クラウンRS21型 皇太子御料車
1959年春、宮内庁に納入された皇太子(平成天皇)御料車。ボディカラーはチャコールグレイ(特別注文色)。


坂下門から宮城に入る2台のRS21。前は皇太子御料車、後ろは侍従用車(トヨタニュース1959年5月号より)。




★オマケ(その3): 1959年クラウンRS21・RS20型 カラー見本(縦20.5×横9.2cm・2つ折4面)
非常に珍しいRS21(デラックス)・RS20(スタンダード)のボディ標準色カラー見本。トヨタ自工/自販発行。厚紙に各々のカラーの別に印刷された紙が貼ってあります。RS21の標準色は、ベルベット ブルーメタリック、リオンス グリーンメタリック、ゴールド ブロンズメタリック、ブラックの4色。






★オマケ(その4): トヨタニュース 1960年1月号 表紙 (B4判)
1959年8月に操業開始した元町工場を出るRS21ほか。2台目のオレンジは左ハンドルであることに注意。1月1日発行の新年号に新年の写真は間に合わないため、暮れのうちに撮影されたものと思われます。




★オマケ(その5): トミカリミテッドヴィンテージ&NEO 新製品フェラーリ
2019年3月30日(土)発売新製品。TLVの1971年ディーノ246GTタイプMと1972年ディーノ246GTSが各4800円(税抜)。TLV-NEOの1987年フェラーリF40赤と黄色(タカラトミーモール限定)が各6800円(税抜)。フェラーリの新車を買うことを思えば安いと思って購入したものの、フェラーリコレクターでもないのに小スケールミニカー4台で定価税込み2万5000円オーバーというのは、これを買わずにビンテージ・ミニカーを買う方がいいかなと大いに迷う買物でした(汗)。


ディーノ




F40・・・・・ミラー付に出来るならば、他のTLV&NEOもミラーをユーザー後付けパーツにしないで欲しいところです。





妖しいディーノ206コンペティツィオーネは1970年代の香港TIN TOYS製。チープな香港製3インチが高価なTLVより魅力的に見えるのは時を経ているためでしょう。







トミカプレミアム「出川哲朗の充電させてもらえませんか?ヤマハE-Vino」
ついにキャラ物ミニカーになった出川さん。紙のディスプレイスタンド付。

★1961年バンダイ トヨペットクラウンRS31観音最終 ~ブリキ自動車コレクションから 022

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新元号の発表を受けて世論調査が行われ、共同通信社の調査では73.7%、読売新聞社の調査では62%が良い元号との回答だったそうです。令和が良い理由として、新時代に相応しい、響きがよい、上品な感じ、出典が万葉集ということで日本の歴史を感じさせる等の意見が寄せられたようです。個人的には今回の改元に当っての6つの候補の中で令和はダントツに良かったように思います。
一世一元となった明治以降の改元日は以下の通りとなっています。

・明治45年(1912年)7月30日終了→同日より大正元年

・大正15年(1926年)12月25日終了→同日より昭和元年

・昭和64年(1989年)1月7日終了→1月8日より平成元年

・平成31年(2019年)4月30日終了→5月1日より令和元年

これを見ると、昭和元年と昭和64年は各1週間程度と極端に短く、実質的に昭和は62年間と言えます。また、平成までの改元は天皇崩御に伴うものでしたが、ご承知の通り今回は退位によるものです。令和が果たして何年まで続くか、ドラえもんは知っていてもけっして教えてくれませんが、医療技術の進歩等による日本人の寿命の延びを考慮すると最長40年前後でしょうか。西暦2060年頃まで令和が続く可能性はあると思います。
令和12年(2030年)には自分あるいはパートナーは何歳、あるいは令和32年(2050年)には何歳になるかといった使い方をするのも楽しいものですyone☆☆

朝日新聞土曜版で桜庭一樹さん(1971年~)の「火の鳥~大地編」が始まりました♪
手塚先生の逝去により惜しくも未完に終わった大作「火の鳥」。手塚治虫(1928年11月3日-1989年2月9日)先生が遺した構想原稿を元に1938年(昭和13年)日中戦争時の中国大陸を舞台に始まった、桜庭さんの確かな歴史認識により紡がれる物語は手塚ファンならずとも楽しみですyone☆
社会人なら新聞は日経以外を読むべきではない、朝日新聞などとんでもない、あるいは日経を読まないと社会人としては1人前ではないぞといった趣旨のことを言う人がいますが、個人的には日経より朝日の方が好きだったりしますyo☆☆


閑話休題
初代観音クラウンの記事ばかりでもう飽きたよ~wという向きも多いとは思いますが、今回は「ブリキ自動車コレクションから」シリーズの第22回記事としてバンダイの初代クラウンRS31最終型をサクっとご紹介しますne☆今回でバンダイ製ブリキの初代クラウンの記事は漸く完結となります(次回以降の同シリーズではイチコーの初代セドリック縦目/横目、イチコースカイラインスポーツ、イチコーいすゞベレット、バンダイ スバル360などの日本車玩具のバリエーション紹介を予定しています)☆☆☆
 


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★1960年(昭和35年)10月、日本の小型車枠が1500ccから2000ccに引き上げられたことに伴い、90ps 3R型エンジン搭載 最高速140km/hの1900cc車「トヨペット クラウン1900デラックス」(RS31型)が追加された。
RS31型ではオートマ「トヨグライド」が正式なカタログモデル(型式RS31-C)として登場した(トヨグライドは前年1959年3月にマスターラインRS26型で日本車初のオートマとして採用、クラウンデラックスRS21にもオプション設定)。
RS31型の登場と同時に従来の1500cc RS21型デラックスも新しいRS31型に準じてフロントグリル・サイドモール・ホイールキャップ・ダッシュパネル変更等によるマイナーチェンジが施された。デラックス車(RS31・RS21)のフロントグリルにはフォグランプがビルトインされた。1900ccのデラックス車RS31と1500ccのデラックス車RS21の外観上の識別ポイントは、RS31ではリアフェンダー後端左右に1900のバッチが付きフロントグリル中央の菱型の囲いと王冠エンブレムが金メッキされていること。翌1961年(昭和36年)4月、1900スタンダードRS30型が追加され、1900cc車については1962年(昭和37年)9月の2代目40系クラウンへのフルモデルチェンジに至るまで生産が続けられた。

★量産効果による値下げ
初代クラウンデラックスの新車販売価格の推移は以下の通り、年式が新しくなるにつれ順次値下げされています。主にモータリゼーション進展に伴う量産効果によるものと思われます。但し、1956年の初任給1万円、1960年でも初任給13000円というデータからすると、100万円という当時のクラウンの価格は現在の貨幣価値では2000万円程度に当ると思われます。

・1956年RSD型 118万円
・1958年RSD型 110万円
・1959年RS21型 103万円
・1961年RS31型 98万9000円(トヨグライド付は10万円高)

★1970年代後半、私が高校生の頃、この初代クラウン最終型は15年落ち程度の現役車両を見ることがあり、意識的にカメラを向け写真を残してあるのですが、逆に当時タクシー等で幾らでも見かけたクジラクラウンや5代目クラウンあたりは殆ど写真を撮らなかったことが今となっては悔やまれます。


●クラウン1900デラックスRS31型 実車カタログより


















RS31リーフレット(A4判・表裏1枚)・・・・・トヨタカタログNo.670。イメージカラーの緑金メタ。


RS31リーフレット(A4判・表裏1枚)・・・・・これもトヨタカタログNo.670ながら、クラウンの絵が変わり薄紫メタボディに。


1961年(昭和36年)の日本シリーズMVPとなり、トヨタ賞のクラウンRS31を獲得した巨人の宮本敏雄選手(1933年4月26日~)



【実車 主要スペック】1961年トヨペット クラウン1900デラックス(RS31型)
全長4410mm・全幅1695mm・全高1530mm ・ホイールベース2530mm・車重1265㎏・3R型 水冷 直列4気筒OHV1897ccエンジン・最高出力90ps/5000rpm・最大トルク14.5kgm/3400rpm・変速機コラムMT3速+オーバートップ(またはトルコン「トヨグライド」)・乗車定員6名・最高速度140km/h・販売価格98万9000円(トヨグライド108万9000円)


★萬代屋(現バンダイ) 1961年トヨペット クラウン デラックス RS31
1961年(昭和36年)春、前年秋の実車のMCと同様に既製品RS21をMCして発売。RS21同様に萬代屋の傑作。RS21ではブリキパーツだったヘッドライトが時流に即したプラ素材に変り、実車に即してフロントグリル、サイドモールを変更しリアフェンダー後端左右に1900の浮き彫りが追加されています。実車ではダッシュパネルなどの室内意匠も大きく変わっていますが、残念ながら萬代屋のRS31の室内はRS21のままです。
同様の変更は旭玩具のブリキのRS21とモデルペット1番でも為されています。実車のマイナーチェンジに歩調を合わせてモデル玩具も最新型に変更するという良心的な時代だったと言えます。見方を変えれば、萬代屋が最新型に変更すれば、旭玩具も最新型に変えないと売りにくい時代だったということなのかもしれません。
萬代屋RS31のバリエーションはボディ色違いが5種程度と箱違い2種があり、1960年までで実車の輸出が中止された関係もあってかRS21のような輸出用左ハンドル仕様は造られていません。RS31の金型を使用した警視庁パトカーは、最初にフリクション仕様が出たあと、1964年(昭和39年)にはハンドルリモコン仕様に変更され、1966~67年頃まで連綿と売られた模様です。


【バンダイ 1/19スケール 1961~62年 トヨペット クラウン1900デラックス RS31型 主要データ】
・基本素材: ブリキ
・バンダイ品番(管理番号): 725番
・発売時期: 1961年(昭和36年)3月頃~
・販売価格: 都内200円・全国220円
・全長22.5cm (実車比:1/19.6スケール)
・全幅9.0cm (実車比:1/18.8スケール)  
・ホイールベース13.0cm (実車比:1/19.4スケール)
・ボディカラー: 緑金メタ、薄紫メタ、青メタ、黒ルーフ/白、橙ルーフ/クリーム等
・動力: フリクション
・箱のバリエーション: 白黒箱(1st)と赤箱(2nd)の2種類
・その他のバリエーション: なし
・入手難易度:10段階評価で8程度(同社RS21よりレア)
・2019年現在のアンティーク・トイ市場の推定評価額: 下限22~上限38万円程度 (箱付未使用ミントコンディションの場合)


●緑金メタ
実車のイメージカラー。実車カタログでは「グリーン・ゴールド・メタリック」。






同カラーのモデルペットNo.12Sとの比較






●薄紫メタ
これも実車に存在したカラー。実車カタログでは「ウィスタリア・パープル・メタリック」。1960年代初頭に薄紫のクラウンなんてオシャレですyone♪












サイド後端に1900の浮彫


実車では大きく変わったダッシュパネルはRS21のまま


シャシー裏面




●青メタ
実車カタログに掲載されている青メタ「ハイランド・ブルー・メタリック」より少し濃い目の青。しかし、モデルペットでも同じ色味の青が出ていることから、この色が実車に近いのかもしれません。






同カラーのモデルペットNo.12との比較






●黒ルーフ/白ボディ
実車カタログには掲載されていないカラーリング。萬代屋のオリジナルカラーのように見えます。しかし、RS31によくハマっているため、案外、実在したカラーなのかもしれません。








工場出荷時に貼られたシール「’62トヨペット」




●橙ルーフ/クリームボディ
これも萬代屋のオリジナルカラーと思われます。何故かこのカラーは21世紀に入りバンダイ北原コレクションの食玩系ミニカーで復刻されています。






復刻との比較






●萬代屋1961年クラウンRS31全員集合!!


シングルカラー3色




ツートンカラー2色




小さなミニカーは大きさ比較用TLV(1/64スケールRS20)






箱のバリエーション2種






★オマケ(その1): 緑商会1/38スケール1961年トヨペット クラウン1900デラックス プラモデル
本体全長:11.5cm。箱サイズ:縦10.6×横21.2×厚さ2.7cm。当時定価:不明(100円前後と推定)。モーターで走る国産乗用車シリーズNo.2。同シリーズのNo.1はニッサン セドリック、No.3はプリンス スカイライン。稀少な黎明期の国産プラモデル。1/40スケールのマルサン商店のクラウンRS21より一回り大きく、テールライトが別パーツであるなどパーツも多めです。ボディは前後左右を貼り合わせて組立。妙にバタ臭い箱絵。箱絵に描かれたクラウンが4ナンバーなのは御愛嬌。






フロントグリル、テールライトなど


組立説明書






★オマケ(その2): 緑商会1/70スケール1961年トヨペット クラウン1900デラックス プラモデル
本体全長:6.3cm。箱サイズ:縦3.5×横8.5×厚さ2.5cm。模型店だけでなく駄菓子屋でも売られたと思われるチープキット。当時定価:不明(30円前後と推定)。このトミカより小さなスケールの緑商会のキットは他にブルーバード310、日野ルノー4CV、初代プリンススカイライン4灯、スバル360等の国産車が出ています。




箱裏に組説


フロントグリルなど




★オマケ(その3): バンダイ北原コレクション2 1/76スケール1961年トヨペット クラウン1900デラックス 復刻
全長:5.8cm。2003年、ブラインドBOX形式にて発売。金属でもプラでもない、ゴム系素材(ABS?)。ボディは小さいが故に若干デフォルメされていますが、驚いたことにシャシー裏に至るまで萬代屋製ブリキのクラウンRS31がコピーされています。










シャシー裏まで萬代屋製をコピー



●オマケ1~3 全員集合!



●萬代屋クラウンRS31青メタ、モデルペット、オマケ1~3の並び




★オマケ(その4): スパーク1/43スケール ポルシェ959 1986年パリダカ出場車ほか新製品
959パリダカの1/43ミニカーは既にミニチャンプスから出ていますが、スパークからレジン製で更に細かい造りのモデルが登場。品番は優勝した#186がS7815、2位の#185がS7814。国内定価が税抜7000円というのはTLV-NEOの新製品フェラーリF40とほぼ同額でこちらは1/43ということでポルシェファンならF40よりこれを買う方が満足度は高いですne☆スパークの人気商品は完売するのが早いので要注意です。マッチボックスの1985ポルシェ911ラリーも2019年発売の新製品。パリダカ車両をモチーフにしたカラーリングとルーフに載せたスペアがそそります♪








マッチボックス




1986年パリダカ優勝ポルシェ959 実車画像




★オマケ(その5): Eric Clapton Crossroads 2005年
2019年4月13日(土)から武道館公演の始まるエリック。もちろん、今回も行きます。これはクリーム再結成、エリック60歳の時の映像。エリックを武道館で初めて観たのは1975年(昭和50年)秋、高1(16歳)の時。あれから44年、30歳だったエリックは今年74歳、永遠のギターヒーロー&スーパースターなのに何だか一緒に歳を重ねてきたような感覚なのですyone(>_<)

★1964年イチコーいすゞベレット クラプトン武道館公演 ~ブリキ自動車コレクションから023

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気がつけば、もう4月も半ばですne☆
このところのTOKYOはかなり寒い日もありましたが、明日4月15日(月)以降は毎日20度を超える春らしい陽気の日が続くようですyo☆
平成も残り半月ですね~☆
例えばね。30年後あるいは40年後に平成がどんな時代だったか、鮮やかに思い出して、その頃の若い人に話せるように今の時代を記憶しておく必要がありますyone☆

閑話休題
相変わらず時間がありませんので週末1回更新を飛ばさないよう前置きはなしで、今日は「ブリキ自動車コレクションから」シリーズ第23回記事として、イチコー製いすゞベレットを簡単にご紹介しますne☆☆☆

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★1963年(昭和38年)6月17日にプレス発表、同年11月20日に発売された「いすゞベレット」は、4輪独立懸架やラック&ピニオンのステアリング等のメカを丸味を帯びた美しくコンパクトなボディで包み込んだ魅力的な小型スポーティーサルーン。
トヨタ2000GTやマツダコスモスポーツの例を引くまでもなく、1960年代の日本は歴史に残る名車が数多く生まれたヴィンテージ期だったと断言できますが、ベレットはその時代に生まれた名車の1台だったのです。ベレットと言うとユーミンがコバルト・アワーで唄った2ドアクーペボディのベレットGTこと通称ベレGの印象の方が一般には強いですが、最初のベレットは4ドアセダンであり、1973年(昭和48年)まで、当時としては異例に長い丸10年に亘るベレットの生涯の総生産台数17万737台のうちの約9割までがセダンだったのです。

★ベレットは位置づけとしてはルーツ社とのライセンス生産を行なったいすゞヒルマンの後継に当る小型車であり、そのネーミングはクラウン、セドリック級のいすゞベレル(BELLEL)の妹の意味からベレット(BELLETT)と名付けられたものでした(BELLELにフランス語の女性接尾語ETTを付け短くアレンジ)。
姉のベレルが少々鈍重で地味な中型セダンであったのに対して、妹のベレットはキビキビと走る元気溌剌とした小型セダンであり、姉のベレルが謂わば悲劇的な短い生涯を閉じたのに対してベレットはいすゞの基幹車種として10年もの長寿を全うし、2台のいすゞ姉妹は対照的な生涯であったと言えます。
ベレットのオーバルラインと言われた卵の殻をモチーフとした丸味を帯びたボディはいすゞの社内デザインと言われますが、今日の目で見ても充分に美しく魅力的であり、当時の日本車としては抜群と言えるロードホールディングの良さ、優れた基本設計と無駄なモデルチェンジを繰り返さない姿勢は、日本車には辛口の厳しい評価をした小林彰太郎編集長時代のカーグラフィック誌が高い評価をしていたことも特筆されます。

●週刊サンケイ臨時増刊’64春季「1000万人の乗用車」表紙の初期のベレットセダン
1964年4月13日発行。場所は永田町の東京ヒルトンホテル(現 ザ・キャピトルホテル東急)入口。ベレットの後ろには観音クラウンのタクシーやいすゞベレルが写っています。最初期のベレットにはフロントグリルとパンパーの間の通気孔がありません。




同誌に折込のベレット広告


●1963年10月21日全国紙に掲載された「ベレット発売29日前」広告


リアビュー(1964年12月版カタログより。以下同)


スポーティーなダッシュボード


フロントグリル下に穴が開いています。バンダイ製は穴なしの最初期型、イチコー製ベレットはこの2つ目の顔をモデル化しています。



【実車 主要スペック】 1964年 いすゞベレット1500デラックス (PR20D型)
全長4090㎜・全幅1510㎜・全高1390 mm・ホイールベース2350㎜・車重930kg・FR・G150型水冷直列4気筒OHV1471cc・最高出力63ps/5000rpm・最大トルク11.2kgm/1800rpm・変速機4速フロア/コラムMT・乗車定員5名・最高速度137㎞/h・販売価格69万9000円


●イチコー1965年版カタログより
ベレットには品番やサイズが書かれていますが、まだ価格の記載がありません。また、写真はイチコー製品ではなく実車のものが使われています。



★イチコー 1/15スケール 1964年いすゞベレット1500デラックス (PR20D)
1960年代半ばあたりまでのイチコー(一宏工業)は、日本車玩具の傑作を多数残しています。即ち、初代セドリック、2代目クラウン、スカイラインスポーツ、日野コンテッサ900、日野コンテッサ1300、2代目スカイライン、2代目ブルーバード(410)、3代目コロナ(RT40)、)初代キャロル、初代シルビア、そして今回ご紹介するベレットといった魅力的なイチコー製TIN TOY達です。セドリック、クラウン、ブルーバードについては実車のMCに即したMCも行なわれています。
これらの1960年代半ば頃までのイチコー製日本車達で箱付未使用で現存するものは半世紀以上の歳月を経た現在では何れも数は多くありませんが、ベレットについてはジャンクや元箱なしのモノを含めても現存数は少なく、ヤフオクをはじめとするアンティーク・トイ市場には滅多に現われません。同じベレットでもバンダイ製のTIN TOYはフリクション仕様・電動仕様・リモコン仕様とある何れのバリエーションもかなりの数が現存しているのとは対照的です。
フリクション仕様のみではなく後に電動走行仕様やリモコン仕様もリリースされた410ブルーバードやRT40コロナといったベレットと同時代のイチコー製品と比べても、ベレットの現存数が極端に少ないのは生産/販売期間が短かったためと推察できます。ベレットの実車が1973年まで生き延びたのにも関わらずイチコー製ベレットが短期間で生産を中止した理由は不明ですが、プラタイヤ化され1970年代前半まで生き延びたイチコー製RT40コロナとは好対照です。イチコー製ベレットは恐らく1964年(昭和39年)末頃から1966年(昭和41年)あたりまでの短期間で生産を終えたものと推察します。

【イチコー 1/15スケール 1964年いすゞベレット1500デラックス PR20D型 主要データ】
・基本素材: ブリキ
・イチコー品番(管理番号): 2565番
・発売時期: 1964年(昭和39年)~1966年(昭和41年)
・販売価格: 都内350円・全国380円
・全長26.7cm (実車比:1/15.3スケール)
・全幅10.2cm (実車比:1/14.8スケール)  
・ホイールベース16.0cm (実車比:1/15.8スケール)
・ボディカラー(1stモデル、2ndモデル): レッド、ブルー、グリーン等
・動力: フリクション
・箱のバリエーション: 国内向け1種類のみ?
・その他のバリエーション: 2ndモデルでは、フロントスモール、リアバックライト、左右サイドマーカーのパーツを省きプレス表現に変更
・入手難易度: 10段階評価で7~8
・2019年現在のアンティークトイ市場の推定評価額: 18~28万円程度 (箱付未使用ミントコンディションの場合)


●レッド(1st)












運転席。ダッシュ中央のISUZUのロゴは実車にはないもの。


リアトレイにイチコーの商標


シャシー裏面


イチコー1/15、バンダイ1/18、大盛屋1/40の大きさ比較



●ブルー(1st)





●ブルー(2nd)





●ブルー 1st(右)と2nd(左)の比較





●グリーン(1st)





●全員集合!!






白いミニカーは大きさ比較用1/64TLVベレット







※初期のいすゞベレットセダンの実車カタログについては、2013年8月7日の「自動車カタログ棚からシリーズ」第163回記事をご参照ください。





★オマケ: 2019年4月 エリック・クラプトン武道館公演
EC武道館公演、4月13日(土)の初日に行ってきました。18時過ぎから2時間弱。1945年(昭和20年)3月30日生まれのECも満74歳ですが、唄もギターも文句なしに冴えていて感動。1974年(昭和49年)の初来日公演は中3でチケットが買えず、1975年(昭和50年)の11月の第2回来日公演で初めてECを観て以来、来日公演は毎回観ていますが、若い頃よりレベルアップしているように思えます。セットリストは誰もが知っているような名曲が大半で、レイラやアイ・ショット・ザ・シェリフを唄うECに思わず感涙した人は多いでしょうne☆

寒い日が続いたので武道館周辺にはまだ桜が









エリック・クラプトン ガチャガチャ
会場には沢山ガチャガチャが置かれていてビックリ(@_@;)中味は来日公演時のポスター23種類を縮小した縦5.5×横3.7cmの金属製ピンバッチ。1回500円。2回やったら、1977年と1991年が出ました♪高3の時に観た1977年はカセットに録音して今でも秘蔵していますyo☆







2019年EC武道館公演プログラム
縦横28cm・上質紙44頁。今年のツアーメンバーの紹介の他、ECがこれまでにリリースしたレコード・CD(セッション参加を除く)が収録曲一覧入りで掲載されています。




武道館は満員御礼。会場外にはダフ屋と「チケット売ってください」のプラカードを持ったファンの姿。


非オフィシャルグッズ露店



●レイラ エリック・クラプトン 2019年4月13日(土) 日本武道館



●コカイン エリック・クラプトン 2019年4月13日(土) 日本武道館
初日のアンコール「コカイン」にはジョン・メイヤーが飛び入り。


エリック、ネイザン・イースト、ジョン・メイヤー

このアンコールだけ、ほんの少し自分で撮ったのもyoutubeにUPしましたが酷い出来の動画で海外からジョン・メイヤーのソロが聴けないのは何故?とコメントが入ってます(大汗)。しかし、13日の夜UPして1日で4000回以上視聴とはビックリ(@_@)こんなにアクセス多いのなら、もっとまともな動画を撮ってくればよかったですyone

★1961年バンダイ トヨペットクラウン東京駅構内タクシー ~ブリキ自動車コレクションから024

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孤独は平気?」との朝日新聞の行ったアンケート調査によれば、「はい」が71%、「いいえ」が29%だったそうで、意外に世の中、孤独でも大丈夫という人が多いようですyo☆
アンケートの対象者は独身・既婚問わずだったようですが、「はい」の理由の第1位は「1人だと気楽」、「いいえ」の理由の第1位は「1人では生きられない」というものだったとのことです。その他の回答をみると、「妻に先立たれたら、どうしていいかわからない」「1人の時より周りに人がいる時に感じる孤独の方がつらい」「本当の孤独とは誰からも必要とされず、存在自体を無視されること」といった、成程と思えるものがありましたyo☆
確かに宴会などで全く話の輪に入れず、とりあえず、無理に作り笑いをしながら一言も喋らず宴会が終わるまで長い時間を過ごしたなんてことがあります。ところが、バンドの打ち上げだとか趣味の仲間との宴席は全然苦でなかったりするのですyone☆


「誰からも必要とされない」という意味は、例えば、ブログをUPしても「いいね」が全く付かない、コメントが全く入らない、更新を楽しみにしてくれる人も全くいないといった状況なら、他人様から必要とされていない可能性はあるかもですyone☆

・・・でもね。
ブログをUPして、例え「いいね」がゼロ、コメントもゼロ、更新を楽しみにしている人もゼロであっても、ブログではなくリアルの世界では必要とされている人というケースもあるような気がしますyo☆
逆に、芸能人でもないのに、「いいね」が数百人、コメントも毎回数えきれない程入るような人は、大勢の人から「何らか」の意味で必要とされていると思いますが、しかし、その人が必ずしもリアルの世界で孤独ではないとも言い切れず、これはとても深い話になりますyone☆☆


閑話休題
明日4月21日(日)は1日出掛けてしまいブログUPが出来ませんため、今日は「ブリキ自動車コレクションから」シリーズ第24回記事として、バンダイの観音クラウン東京駅構内タクシーを簡単にご紹介しますne☆☆☆



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●1964年夏? 東京駅丸の内口タクシー乗り場
この写真は以前にもアップしていますが、観音クラウンタクシーの非常に珍しいカラーの記録。撮影は自動車史・自動車文化史研究の第一人者であった五十嵐平達氏(1924~2000年)。出典:玉川こども百科第4巻「じどうしゃ」1965年6月25日発行改訂第1版。写真が掲載された本の発行時期、1963年秋のMC後の2代目クラウンタクシーが写っていること、映り込んでいる人物が半袖姿など夏服であることから、1964年夏の撮影と推定。







●1961年 吉祥寺駅北口・平和通り
撮影:鈴木育男氏。出典:ぶんしん出版「吉祥寺今昔写真集」2018年8月1日発行68~69頁。現在のパルコ前。観音クラウンのタクシーは「京王」の行燈。隣にダイハツミゼットMPと初代ニッサンジュニア、右後方にマスターライン、奥にヂャイアントコニー、初代ダイナなど、国産旧車好きなら思わず卒倒しそうなクルマ達が写り込んでいます。白黒写真故に残念ながらカラーリングは不明ながら、観音タクシーもミゼットもツートンカラーであることが判ります。




【萬代屋(バンダイ) 1/19スケール 1961~62年 トヨペットクラウン 東京駅構内タクシー 主要データ】

註)実車のタクシーはクラウン1500スタンダード(RS20型)ベースであったところをバンダイ製では1900デラックス(RS31型)の金型のままタクシーに衣替えしたのは御愛嬌。

・基本素材: ブリキ
・バンダイ品番(管理番号): 不明
・発売時期: 1962年頃(ノーマル発売の翌年あたりと推定。現存数が少ないことから比較的短期間で絶版になったものと推察。)
・販売価格: 不明(ノーマルの都内200円/全国220円と同額程度と推定)
・全長22.5cm (実車比:1/19.6スケール)
・全幅9.0cm (実車比:1/18.8スケール)  
・ホイールベース13.0cm (実車比:1/19.4スケール)
・ボディカラー: 黄橙に青帯
・動力: フリクション
・箱のバリエーション: 1種類のみ
・ノーマルとの差異点: ルーフ行燈・リアナンバープレート「TOKYO」
・入手難易度: 10段階評価で8程度
・2019年現在のアンティーク・トイ市場の推定評価額: 28~50万円程度 (箱付未使用ミントコンディションの場合)





















味わい深い東京駅構内タクシーのプリント


RS31の金型のままの1900の浮彫り


室内


シャシー裏面


川端企画J-43のアンチモニー製1/43、TLVのダイキャスト製1/64との大きさ比較。














ノーマルバージョンとの比較








★オマケ(その1): 2019年5月まんだらけオークションアイテム「ブリキ自動車」
5月のまんだらけオークションはブリキ自動車特集。驚異の計700台出品との由。個人的には出品数は多いのに商用車がないのが少々残念です。現在、まんだらけ中野店に極く一部が展示されています。



●アサヒ玩具1962年クライスラー・インペリアル 箱付
高値安定のインペリアル。ブルーは比較的見かけるカラーです。箱は少々傷んでいます。まんだらけのオークションは落札時に消費税と10%の手数料が加算されるため、開始価格の200万円で落札しても支払額は237万6000円。このインペリルを落札したら、一流コレクターの仲間入り?







●アルプス/佐藤玩具 1953年パッカード・セダン 箱なし
開始価格:75万円(支払額89万1000円)。



●アルプス/佐藤玩具 1953年パッカード・コンバーチブル 箱なし
開始価格:55万円(支払額65万3400円)。パッカードの赤はなかなか魅力的。



●ラインマー1956年リンカーンコンチネンタル・マークⅡ 箱付
開始価格:75万円(支払額89万1000円)。



●野村トーイ1958年クライスラーニューヨーカー 日本語箱付
開始価格: 15万円(17万8200円)。日本語箱はかなりレアなため、開始価格は格安かも。



●イチコー1963年プリンスグロリア デラックス 箱付
開始価格: 45万円(支払額53万4600円)。黒の箱付がこの開始価格で入手できれば、相当なお買い得品。



●トイタウン1966年ダイハツフェロー 箱付
開始価格: 35万円(支払額41万5800円)。まんだらけがフェローWANTEDのチラシまで配布していたトイタウンのフェロー。箱付未使用品はかなりレア。



●萬代屋(バンダイ) 1958年ダットサン1000富士号 箱付
開始価格: 25万円(支払額29万7000円)。萬代屋ダットサン1000ベースの富士号・桜号は意外に沢山残っていますが、元箱・説明書付の未使用品は比較的少ないと思います。



●萬代屋(バンダイ) 1959年トヨペットクラウンデラックスRS21型 白/黒ツートン1st箱付
開始価格: 12万円(支払額14万2560円)。レアカラーの上に箱・説明書・タグ付。この開始価格で入手できれば格安。



●萬代屋(バンダイ) 1959年スバル360 箱付
開始価格:12万5000円(支払額14万8500円)。窓枠やバンパーがクロームメッキとなった最終製品ながら状態の良い国旗箱付。これも開始価格なら格安かも。



●バンダイ1962年マツダR360クーペ輸出向け箱付
開始価格: 6万5000円(支払額7万7220円)。右フェンダーにアンテナが付くのは、この輸出仕様のみ。



●イチコー1961年日野コンテッサ900DX 箱付
開始価格: 12万円(支払額14万2560円)。サイドモールが2本となった2ndモデル。



●野村トーイ ジャガーEタイプ・ファンシーカラー箱付
開始価格: 12万円(支払額14万2560円)。少々強気な開始価格ながら、意外にこのEタイプの箱付未使用品はレアかも。野村トーイからはファンシーカラーのブリキ自動車が2代目スバルサンバーやシボレーカマロなどでも発売されていますが、ジョン・レノンのロールス・ロイスをはじめサイケデリックペイントの流行った1960年代を思い起こさせます☆☆




★オマケ(その2): 2019年4月トミカ&トミカプレミアム新製品
4月20日(土)はトミカ&プレミアム&32GT-Rパトロールカーの発売&引換日ということで、朝一で行ってきました。32GT-Rパトカーは、4月13日(土)・14日(日)にマクドナルドでハッピーセットを購入もしくは4月1日発売の幼児向け月刊誌「めばえ5月号」を購入すると1枚入手出来る引換券(チケット)を持ってトミカを2500円分購入すると1台貰えるというキャンペーンで、ギリギリまでこんなキャンペーンがあるとは知らなかったため、マックには行けず、トミカコレクターの間では限定品は3台入手が主流のため幼児向け雑誌「めばえ」を3冊も購入して3台を入手。14番の新型ジムニーは青メタが初回限定。旧14番のエスクードは早くも絶版。プレミアムは08番シルビアと15番ランボルギーニ ディアブロSV。ランボはオレンジが発売記念仕様、イエローが通常。ランボは通常品も数が少な目と噂に聞いたので3台入手。ホイールが良い感じの上、ドア開閉・ヘッドライト昇降アクションも付いた、なかなか魅力的なミニカー。しかし、商用車好きとしては、やはり今月のトミカは28番いすゞエルフ サインカーが一番良かったかも。サイン部分の昇降アクション付。他に書店売りの武将コレクション・スバルBRZ石田光成も発売になっています。
まあ、しかし、コレクションはなるべく絞ろうと思いつつ、こうしてまた際限なく増えている感じですne(大汗)


ランボルギーニ ディアブロSVはとても良い出来☆






R32パトカーとエルフ サインカー


サインは昇降アクション付♪



引換券だけ入手した後、このように引換券の印刷された頁以外は新品同様の未開封のアンパンマン・スタンプセットの付録も付いた「めばえ」3冊が残ってしまいました。捨てるのはあまりにも勿体ないので、ブックオフにでも持って行けば1冊10円とか安くとも買い取って貰えるでしょうか・・・。


「めばえ」の32GT-Rパトカー引換券の印刷された頁だけ切取り。

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