★松の内最後の1月7日は七草粥をいただいたという人も多いことと思います。お正月のおせち料理やら沢山の御馳走に疲れ果てた胃腸を労わって青菜の不足しがちな冬場の栄養補給をすることも兼ねて1月7日に七草粥を食べ、新年の無病息災を願うようになったのは遠く8世紀の奈良時代あたりに遡るとのことです☆☆
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★今日1月7日は森永卓郎氏(1957年7月12日-)の森永卓郎コレクション館「B宝館」を訪問しました。
B宝館は2014年10月4日に西武新宿線「新所沢駅」西口徒歩10分程の場所に開館した森永氏のコレクションを展示した施設。森永氏が1億2000万円で購入し更に6000万円程をかけて陳列棚等の内装工事をしたという3階建てビルの床面積は何と200坪。現在はビルの1・2階がB宝館の展示スペースとなっています。森永氏が1970年9月の発売開始から一部の限定品等を除き殆ど全てを入手しているというトミカをメインとするミニカー、航空機模型、鉄道玩具、特撮系フィギュア、萌え系フィギュア、コーラ・緑茶等の飲料缶、牛乳瓶、崎陽軒のひょうちゃん、不二家のペコちゃん、森永製菓チョコボールのキョロちゃん、グリコのオマケ、携帯電話、デジタルカメラ等々、約60種類のアイテムで総数11万点(2015年時点の公称値)のコレクション(の全部でなく恐らく一部)が展示されています。トミカ・コレクターの人は勿論、モノを集めることに少しでも関心があるという人なら誰でも楽しめる展示内容です。膨大なモノの展示を見ていると、モノを集めるということの意味を考えさせられたりもします。
★森永氏は「コレクションはアート」と言っていますが、誰もが知っているようなモノ達がきちんと分類・整理され大量に陳列された様は、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol、1928年8月6日-1987年2月22日)のポップ・アートを想起させます。
その蒐集分野の広さは驚くばかりです。基本、モノは何でも捨てずに手元に残しておくという習慣がないとこれだけ集まらないでしょう。しかし、モノは増えれば増える程、広い収納スペースが必要となるため、普通は際限なくモノを持つことは難しいものです。近頃では雑誌のバックナンバーは在庫切れとなる前に倉庫代節約のために破棄処分される時代です。収納スペースを持つ物理的もしくは経済的余裕がなければ、例え元がタダで手に入るモノであっても集め続ければ必ずいつかは収納スペースの問題にぶち当たります。
森永氏はミニカー蒐集において、「買うか買わないか迷った時には買う」ことを信条としているとの由で、「あのミニカーはやっぱりあの時買っておけばよかった~(-_-;)」といった後悔先に立たず的な失敗はしないということなのでしょうね。
B宝館は展示量が膨大ですので、個人的な視点から気になったモノを抜粋してご紹介することとしますNE。
●森永卓郎コレクション館「B宝館」 概要
・所在地: 埼玉県所沢市けやき台2-3-25
・開館時間: 毎週土曜日12時~18時 (2017年9月以降は第1土曜日のみの開館となる予定)
・入場料: 大人800円・小学生以下400円・60歳以上シニア割引き600円
●新所沢へは西武新宿線で
●新所沢駅で下車
●新所沢駅 西口から徒歩7~10分
●B宝館 入口
●館内はこんな感じ・・・
●森永卓郎はとバス・ポスター4種
森永氏がはとバスのキャラクターになっていたとは全く知りませんでした
●不二家のペコちゃんコレクション
●チョコボール・キョロちゃんコレクション
●崎陽軒のひょうちゃんコレクション
●コカコーラ缶 コレクション
コーラのオマケ: 初代ニッサンキャブオール・コカコーラボトルトラック (中央のオレンジ色)
●ファンタ缶 コレクション
●緑茶缶 コレクション
●牛乳瓶コレクション
何と中味が入ったままです(@_@)
●ハーゲンダッツ (Häagen-Dazs) コレクション
●鉄道オモチャ
トレーン、サクラ、ダイヤペット等のダイキャストモデル
●新幹線オモチャ
●飛行機コレクション
日航DC-3「阿蘇号」
●ブリキ自動車
旭玩具の2代目クラウンRS41と2代目ブルーバード411パトカーにマルサン・ヂャイアント三輪ダンプなど
●はとバス コレクション
●トミカ コレクション
・初期トミカ各種
・泣く子も黙る?トミカ30-1ギャランGTO、21-1ハコスカ紫ほか
・珍しいスヌーピートミカ各種
・トミカ パーキングタワーとギフトセット
・矢沢永吉ツアートラック
・イエローモンキー ツアートラック
・松田聖子ツアートラック: 非トミカながらダイキャスト製
こんなミニカーが出ていたとはビックリです(@_@)
・氷川きよし ツアートラック: ペーパー製
●トミカダンディ
●大盛屋酒井通玩具 チェリカフェニックスシリーズ
大盛屋フリクションシリーズ5番1960年ニッサン セドリックのピンクはレアカラー
●米澤玩具 ダイヤペット
●旭玩具 モデルペット
●伊ポリトーイ小スケール「ペニー」シリーズ
・ランボルギーニ・マーツァル、フェラーリ・ディーノ、ポルシェカレラ6
ペニーないしチャンピオン?
●マッチボックス・サービスステーション: 個人的には展示品の中でこれが一番気になったモノ。
●販売コーナー
館内ではトミカなど森永コレクションのダブリが大量に放出・販売されています。20年位前の日本製と中国製初期の赤箱トミカやイトーヨーカドー限定トミカが中心で1台800~2000円程度までの値段。
★オマケ: B宝館のお土産
販売コーナーで買ってきた20年位前の赤箱トミカ。新品の限定トミカが700円~900円もする時代に1台1000円はお買い得? 何でも7~8万円も買って帰ったトミカコレクターさんもいたとの由
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★新所沢 森永卓郎氏のB宝館 訪問記 ~ トミカコレクションほか
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