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Channel: ポルシェ356Aカレラ
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★2015年アルファロメオ4Cスパイダー 東京モーターショー ~ 自動車カタログ棚から 291

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★2015年10月28日(水)の東京は最高気温26度と陽射しの下では夏を思わせる暑さで、10月下旬の夏日は3年ぶりの記録とのことです。そんな暖かな1日、第44回東京モーターショー2015(プレスデー初日)を観てきました。
朝7時半に会場の東京ビッグサイトに到着しプレスセンターに用意された朝食を済ませた後、8時過ぎより先にプレス・ブリーフィングの行われる西ホールへと向かいました。かつてのモーターショーではプレス向け資料(所謂プレスキット)は分厚く立派な紙媒体が主流だったのが最近は電子データもしくは専用Webアドレスを印字した名刺大の紙1枚だけを渡すようなメーカーが多くなっています。紙媒体のモーターショーカタログはプレスデーには配布しないというメーカーも多いのかと思いきや、一般向けにも昔ながらの紙に印刷したモーターショー専用カタログ自体を制作/配布しないメーカーも増えてきているようです(ポルシェ等)。


★広報資料は紙媒体ではなくWebアドレスを印字した名刺大の紙1枚だけというメーカーも多い中でFCAジャパンのプレスキットはアルファロメオ4Cスパイダー、フィアット500C、ジープの日本語版本カタログ3種に加えて4Cスパイダーのプレス向け説明文7枚とアルファロメオ105周年の2種のピンバッチが、黒地に赤いAlfa Romeoの文字の入った布製バックに入れて配布されるという豪華版でした。
FCAジャパンは今回の東京モーターショーには正式参加の形ではなく協賛の形での出展となったためか、10月28日17:45より行われた西ホール大通路を使用したFCA展示ブースでのプレスブリーフィングでは音声を出さずイヤホンでポンタス・ヘグストロム社長兼CEO(1965~)と通訳の説明を聞く形が採られていました。
そこで今回はモーターショーで戴いた2015年11月21日より国内販売が開始されるアルファ ロメオ4Cスパイダーの本カタログを中心に今回の東京モーターショーに展示された、ポルシェ911等のスポーツカーを駆け足で御紹介することとします。プレスデー1日で写した画像は700枚程あり、スポーツカー以外の展示については別項で御紹介したいと思います。


【主要スペック】 2015年 アルファ ロメオ4Cスパイダー (2015 Alfa Romeo 4C Spader) 車両型式: ABA-96018
全長3990㎜・全幅1870㎜・全高1190㎜・ホイールベース2380㎜・車両重量1060kg・ミッドシップ後輪駆動・960A1型水冷直列4気筒DOHC16バルブインタークーラー付ターボ1742cc・最高出力240ps/6000rpm・最大トルク35.7kgm/2100~4000rpm・変速機6速デュアルクラッチAT・ブレーキ四輪ベンチレーテッドディスク・乗車定員2名・最小回転半径5500㎜・JC08モード燃費12.1km/L・0-100km:4.5秒・最高速度258km/h・左右ハンドル選択可・日本国内販売価格:861万8400円(消費税込)



●東京モーターショー2015会場のアルファ ロメオ4Cスパイダー
4C(1)美女

プレスブリーフィング中のポンタス・ヘグストロム社長兼CEOと。
4C(2)社長と

4C(3)前斜め

4C(4)サイド

4C(5)リア

運転席(右ハンドル仕様)
4C(6)運転席



★2015年10月 アルファ ロメオ 4Cスパイダー 本カタログ (縦28.6×横21.6cm・日本語52頁+スペック冊子12頁)
2007年の8C Competezione、2009年の8C Spider、2014年の4Cというアルファ ロメオのスーパースポーツモデルの近年の流れに新たに加えられた4Cのオープントップモデルがスパイダー。4Cの名称は1930~1940年代の8気筒「8C」や6気筒「6C」のアルファの伝統に沿い4気筒エンジン搭載のスポーツモデルであることを示す。イタリア・モデナのマセラティ工場にて手作業で生産され魅惑的なスタイルとフォーミュラ1の技術に影響を受けた4.4kg/psのパワーウェイトレシオが生む高度な運動性能がセールスポイント。尤もアルファの軽量化は1938年にアルミニウムで造られた8C2900B Speiale Le Manや1967年のマグネシウム合金とスチールチューブのシャシーを採用したミッドシップマシン「Tipo33/2 Stradale」といった流れを汲むものであって長い歴史に裏打ちされている。
ミッドシップ・スポーツとしては車格的に4Cスパイダーはポルシェ・ボクスター・スパイダーに近いが、デザイン的なインパクトやスペシャリティ度はボクスターよりもアルファ4Cスパイダーの方が高い。
(1)表紙

【中頁から】
(9)フロント

開閉部は小さ目のオープンエア
(2)オープンエア

デザインスケッチ
(3)デザインスケッチ

1967年Tipo33/2と。デザインの近似性が感じ取れる。
(4)Topo33/2と

斜め後ろからの姿が美しい。
(5)リア斜め美しい

(6)リア俯瞰

トップは布製幌で取り外し時はトランクに収納する。
(7)サイドアップ

ミッドシップ
(8)ミッドシップ

(10)赤リア

4気筒1750cc240psエンジン
(11)4気筒1750エンジン

室内: 日本仕様は左右ハンドルが選択可
(12)室内左右ハンドル選択可

ボディカラーは7色(赤系2色・白系2色・黒・グレイ・イエロー)
(13)カラー1

(14)カラー2

スペック
(15)スペック





●新型ポルシェ911カレラ4S
991のマイナーチェンジでカレラ4Sについては東京モーターショーがワールドプレミア。IAAで配布された新911のプレカタログはショーに招待される上得意客のみに日本語版が配布され、プレス向け・一般向け共にショー専用カタログ(紙媒体)の配布が全くないのは寂しい。
911カレラ4S(1)

911カレラ4S(2)

リアグリルは縦線基調に変更
911カレラ4S(3)リア縦グリル

これは国内価格2500万円オーバーの911GT3RS(MC前)
911GT3RS(4)

911GT3RS(5)

ポルシェ・プレスブリーフィング動画・・・・・オフィシャル撮影クルーが前に写ってしまっていますが、音声は全て採れています。現在ポルシェの日本での販売台数は年間5000台を超え、その3分の1は911だというのには驚きです。





●マツダRXヴィジョン ・・・・・デザインが1960年代のアルファ ロメオ・カングーロに似ている気がします。ロータリースポーツの復活なるか?
RXビジョン(1)

RXビジョン(2)

RXビジョン(3)横

一緒に展示された後期型コスモスポーツ
コスモ1

コスモ2




●新型ホンダNSX
NSX(1)

NSX(2)




●ニッサン・コンセプト2020・・・・・GTR次期モデルのベース?
日産(1)

日産(2)

日産(3)




●トヨタS‐FR ・・・・・ヨタハチの再来を目指したという割にはヨタハチのように美しいデザインには見えなかった。グリルが大き過ぎる印象。
トヨタ(1)

トヨタ(2)

トヨタ(3)




●ケン・オクヤマ・コード9「Gulf」・・・・・個人的にはそそられたクルマの1台。一品製作の完全注文生産車。伺ったところ、概ね価格は1500万円程度とのこと。2002年のエンツォフェラーリやブルーリボン賞受賞のE7/W7系北陸新幹線等を始めとする鉄道車輛のデザインでも知られるインダストリアル・デザイナー奥山清行氏(1959~)の作品。全長4140mm×全幅1910mm、車重810kgに350psエンジン搭載というから相当なじゃじゃ馬のようだ。
ガルフ(1)

ガルフ(2)





★オマケ(その1): 東京モーターショーの美女
あくまで私の目で見てちょっと魅力を感じた女性ですが、これは次回以降にもTo be continuedの予定。乞うご期待ww
美女(1)

美女(2)

美女(3)



★オマケ(その2): アルファロメオ105周年ピンバッチ
2015年東京モーターショーのFCAジャパンプレス記念品。
ピンバッチ



★オマケ(その3): フランクリンミント 1/24スケール 1937年アルファ ロメオ8C2900B
全長21cm。ダイキャスト製。フル開閉アクション付。4Cのミニカーはスパーク製あたりがリリースされている?と思いますが手元にないので、代わりに艶めかしい1930年代のアルファのミニカー。実車は全長5mを超える巨体。本来のトランクは巨大なスペアタイヤが占有しており、シート背後はランブルシートではなくトランク。
フランクリン(1)

フランクリン(2)

フランクリン(3)

フル開閉しエンジンも造り込まれている。
フランクリン(4)全開閉


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