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★ダイヤ1959年スバル360 寺井商店の歴史 ~ ブリキ自動車コレクションから 006

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アメブロのジャンル分けとランキングがいつの間にか変わりましたね。本ブログの場合、これまで3000位前後で推移していた総合ランキングが20万位あたりまで急降下していて驚きました(@_@;)
新しいアメーバの公式ジャンルではこれまでのように複数のカテゴリーを選択することは出来ず、何れか1つを選択してそのジャンルに相応しい記事を5記事に1回は必ず書かなければならず、もし5回連続で当該ジャンルと関連のない記事を書いた場合、記事の削除はされないが公式ジャンルからは除外されるそうです。ジャンルに相応しい記事であるか否かは公式ジャンルに参加した時点でアメーバが内容のチェックを始めるそうです。しかし、ジャンルに参加したアメブロ・ユーザーの全ての記事を人の目できちんと読んでジャンルに合致しているか否かをチェックしていくなんて作業が実際に出来るのか疑問です。
私は取り敢えず、「クルマ好き」というジャンルを選びましたが、「クルマ好き」ジャンルの推奨される記事の例として「車の整備について書いている記事」「車の紹介をしている記事」とあり、注意書きとして「ラジコンなどは含まれないので気を付けて!」と記載があるところからすると、ミニカーやプラモについての記事も「クルマ好き」カテゴリーには相応しくない記事と見なされてランキングには入れてもらえないのかもしれません。しかし、クルマ好きと言っても、実車も好きだけれどミニカーやプラモなどのミニチュアも好きという人は世の中多いはずなので、実車以外のクルマに関することを記事にするのは「クルマ好き」に含めないとしたら、それはちょっと違うように思います。

閑話休題
今回は「ブリキ自動車コレクションから」の第6回としてダイヤ(寺井商店)のスバル360を寺井商店の歴史と併せてご紹介します。今週は週明けから日曜まで1週間国内出張することになり、次の週末は出張中で記事の更新ができません(大汗)。出張中は代わりに極く簡単な記事をアップするかもしれません。



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★菱型にDAIYAのトレードマークで知られるダイヤ(=寺井商店)の製品は、2017年現在、プラスチック製のJRバス等の市場在庫が僅かに残っているが、惜しくも2012年(平成24年)に玩具の製造販売業務を停止した模様である。
同社のホームページは既になく、アマゾン等で在庫品が2017年現在も幾らか売られているのが見られる程度で、1937年(昭和12年)に創業し75年間も存続した寺井商店という玩具メーカーについての情報は皆無に近い状況にある。


【寺井商店の歴史】
盧溝橋事件を発端にして日中戦争が勃発した1937年(昭和12年)に寺井影明氏が東京都台東区寿に寺井商店を設立し、竹で作った刀や風船といった子供向け商品の販売を開始したのが始まりであった。
終戦の年、1945年(昭和20年)に台東区寿から台東区蔵前に店舗を移転し、戦後3年後の1948年(昭和23年)には木製玩具の大量生産を開始した。
国立国会図書館所蔵の玩具業界誌「東京玩具商報」(1967年に「トイジャーナル」に改題)のバックナンバーを調べてみると寺井商店製の金属玩具(ブリキ製玩具)の広告が出現するのは1952年(昭和27年)の初頭である。しかし、恐らく金属玩具の製造は広告掲載より1~2年早く、1950年(昭和25年)あたりから始められたものと思われる。1953年(昭和28年)にはブリキとセルロイドで作った「ベビーレース」により他の国内玩具メーカーと同様に北米や欧州への製品の輸出を開始した。
翌1954年(昭和29年)に株式会社寺井商店に組織変更し、1956年(昭和31年)には蔵前から再び台東区寿3-13-6に移転して、その後の所在地は2012年の業務停止まで変わらなかった。
1950年代後半から1960年代にかけては自動車(バス、ジープ、乗用車)、機関車、電車、都電、旅客機といった主に乗物を題材としたブリキ玩具を多数発売し次々とヒット商品が生まれた。大小サイズの都電、スバル360、シトロエン2CV、アメリカンタイプのボンネットバスといった製品は何れもロングセラーとなった。特に大サイズの実感的な都電7000形やサスペンション機構の付いたスバル360、シトロエン2CVといったブリキ製品は名作と言える。
1960年代も終盤に入るとブリキだけでなくプラスチック素材を使用した製品をリリースし、1970年代以降はプラスチック製品の比重が大幅に増え、このプラ素材の製品については業務停止に至るまで作られた。
また、1973年(昭和48年)頃より輸出業務を大幅に縮小し国内販売に主力を移行した。1981年(昭和56年)発売の建設(重機)シリーズ、1984年(昭和59年)発売の小さな子供が乗って遊べる乗用シリーズは何れも息の長い製品となった。
寺井商店は100%国内生産を最後まで貫いた。また、消費者や販売店の意見に耳を傾け、アフターサービスにも力を入れるメーカーでもあった。21世紀に入っても国内生産に拘り続けたことが、コスト高による販売価格高騰を招き、生き延びることが出来なかった一つの要因となったのではないだろうか。


●東京玩具商報1959年8月号 寺井商店スバル360 新製品紹介記事
このダイヤのスバル360の新製品紹介から1か月後の9月号には萬代屋(現バンダイ)のスバル360の広告が掲載されており、ダイヤとバンダイのスバルは相前後して市場に出たようだ。
国産国民車第1号として登場したスバルをスケッチしたもの。前後車輪共にスプリングが利き、美しい塗り、良心的な製作は本物以上の出来栄え。フリクション玩具で定評のある寺井商店の発売。都内売価100円。
1959年8月号


●トイジャーナル(東京玩具商報改題) 1967年8月号 寺井商店 広告
発売から丸8年を経た1967年の夏でも未だスバル360が広告に掲載されている。フロント分割バンパーから1本バンパーに変えられているが、フロントの造形はデメキンのままで都内売価も1959年の発売時と同じ100円。トイジャーナル誌上では1967年を境にスバル360の広告は消えるが、恐らく1970年代に入る頃までスバルの市場在庫はあったと思われる。この広告では新製品としてSSTコンコルドの大小サイズや初代カローラが掲載されている。
1967年8月号(1)

スバル360部分拡大
1967年8月号(2)


●トイジャーナル(東京玩具商報改題) 1969年6月号 寺井商店 広告
スバルの広告は消えいすゞTDダンプが新たに加わり、SSTコンコルドは日航仕様となりロングセラーだった大都電が掲載されている。
1969年6月号


●東京玩具商報1952年2月号 寺井商店ミルクトラック 新製品紹介記事
業界紙に初登場したダイヤのブリキ製自動車の記事。牛が描かれた幌までブリキ製で秀逸なプリントとボンネット型トラックの造形が魅力的な玩具のように見える(現物は未見)。この広告が掲載されてから65年を経た2017年現在は70歳前後となる世代が遊んだブリキ玩具と思われる。
1952年2月号ミルクトラック


●1965年10月 第4回日本玩具国際見本市カタログに掲載された寺井商店の企業情報
取締役社長は創業者の寺井影明氏、販路は国内問屋及び海外(米国・カナダ・中南米・東南アジア・豪州・欧州・中近東・アフリカ)、取引銀行は北陸銀行・第一銀行・富士銀行の3行と記載されている。
企業情報



●ダイヤ(寺井商店) 1/18スケール 1959年スバル360 
全長16.5cm・全幅7.5cm。ブリキ製。フリクション駆動。前後サスペンション付。当時定価: 都内100円・地方110円。デメキンのスバル360は、ダイヤ以外に萬代屋(バンダイ)、旭玩具、米澤玩具からもブリキ玩具としてリリースされたが、フロントの印象はダイヤ製が最も実車に近い。自動車史/自動車文化史研究の第一人者だった五十嵐平達氏はリアルタイムでこのダイヤ製の青いスバルをコレクションに加えられていた。製造時期により大きく3種あり、1stはフロント分割バンパーでホイールが黄塗り、フロントに「SUBARU」の浮き彫りがあり、2ndではフロントの浮き彫りが消えホイールがメッキとなりハンドルが別パーツから室内プリント一体となった。更に3rdではフロント1本バンパーとなり、前後サスペンション機構が省かれている。カラーバリエーションは青・水色・オレンジ・赤等。ロングセラー商品だっただけに、比較的現存する数は多い。

【2017年 評価額】 1stモデルの箱付美品12~15万円程度。

1st モデル青
初版(1)青前

初版(2)青リア

購入した最初のオーナーが箱に1959年8月9日の購入年月日とコレクションNoを記入している。
初版(3)サイド

1st モデル オレンジ
初版(4)オレンジ前

初版(5)オレンジ後ろ

1st モデル 水色
初版(6)水色前

初版(7)水色後ろ

1stモデル3台の並び
初版(8)3台並び

初版(9)サイド3台

ルーフを上から押すと前後サスが沈み、離すと元の車高に戻る。
初版(10)サイド押すと沈む


・2nd モデル オレンジ
再版(1)オレンジ前

再版(2)オレンジ後ろ

2nd モデルからはフロントの「SUBARU」のレタリングが消えた。実車でも1961年型からはフロントのレタリングは廃止されている。
再版(3)スバル文字消え


・3rd モデル
フロントバンパーが1本化された。実車では1960年型からバンパーが1本化されている。この最終製品はクロームメッキが薄く経年で黒ずんでしまっているものが多い。

3rd モデル 水色
最終(1)水色前

最終(2)水色後ろ

3rd モデル 赤
最終(3)赤前

最終(4)赤後ろ


寺井商店スバル360全員集合
全体(1)

全体(2)





★オマケ(その1): ダイヤ(寺井商店)ノンスケール 2代目エルフ・ミキサー車
全長12.5cm・全幅6.5cm。プラ、ブリキ混合。全幅のスケール換算では1/25位。キャブは実車に忠実な仕上がり。1970年代製ながら現在でも地方の玩具店などに残っていそうな製品。
エルフ(1)

エルフ(2)



★オマケ(その2): ダイヤ(寺井商店) 1/26スケール いすゞV330オートキャリヤ
全長43cm・全幅9.5cm。本体プラ製、付属の赤青黄緑の4台のポルシェ911レーシングはブリキ製。ドア開閉アクション付。2002年製。2017年現在、まだまだ市場在庫がありそうな製品。箱に「ダイヤマークは商標登録 第4210832号です。」と印字されている。レタリング・ホイールが往年のsikuのミニカーのような雰囲気。
カーキャリア(1)

カーキャリア(2)


★トミカギフトセット(その1) G-3 ミニパーキングセット 1976年4月発売

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★トミカギフトセット(その1) G-3 ミニパーキングセット 1976年4月発売
手元にある古いトミカのギフトセットでポルシェが入っているものだけを1つずつピックアップするシリーズの第1回です。このギフト発売時、私は高2でした。もう40年以上経つとはビックリです。トミカのギフトセットは1970年代から現在に至るまで、一部の例外を除いて単品売りの通常品とはボディカラーなどが異なるバリエーションが入っているため見逃せないですね。
ミニパーキングセット(1)

箱の裏面
ミニパーキングセット(2)

【セット内容】
No.F3-1-3 ポルシェ911S
No.2-2-2 トヨタランドクルーザー
No.15-2-7 サニー1200GXレーシング
No.32-2-5 クラウン2600ロイヤルサルーン
No.58-1-10 フェアレディ240ZG





★今日のビートルズ(1) 「It Won't Be Long」 1963
その日の気分で1曲ずつビートルズナンバーをアップするシリーズです。これは何故か最近、口ずさんでいることが多い曲なんです(>_<)






※5月21日(日)まで出張中は毎朝、タイマー定時更新します。
 コメ欄は閉じませんので、是非お気軽にコメントくださいね♪ 

★トミカギフトセット(その2) G-8 外国車シリーズNo.1  1976年10月発売

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★トミカギフトセット(その2) G-8 外国車シリーズNo.1  1976年10月発売
手元にある古いトミカのギフトセットでポルシェが入っているものだけを1つずつピックアップするシリーズの第2回です。このギフト発売時、私は高2でした。もう40年以上経つとはビックリです(@_@;)
トミカのギフトセットは1970年代から現在に至るまで、一部の例外を除いて単品売りの通常品とはボディカラーなどが異なるバリエーションが入っているため見逃せないですね。


箱の裏面


【セット内容】
No.F17-1-3 ポルシェ911Sレーシングタイプ
No.F4-1-8 リンカーンコンチネンタル マークⅣ
No.F7-1-2 メルセデスベンツ450SEL
No.F8-1-2 ダッジ コロネット カスタム ポリスカー





★今日のビートルズ(2) 「This Boy」 1963
その日の気分で1曲ずつビートルズナンバーをアップするシリーズの第2回です。1974年、中3の時に片思いをしていた女の子にこの曲の歌詞をパクった文面のラブレターを渡したという私にとっては思い出の1曲です。






※5月21日(日)まで出張中は毎朝、タイマー定時更新します。
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★トミカギフトセット(その3) G-20 ハイウェイシリーズ 1977年3月発売

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★トミカギフトセット(その3) G-20 ハイウェイシリーズ 1977年3月発売
手元にある古いトミカのギフトセットでポルシェが入っているものだけを1つずつピックアップするシリーズの第3回です。このギフト発売時、私は高2でした。もう40年以上経つとはビックリです(@_@;)
トミカのギフトセットは1970年代から現在に至るまで、一部の例外を除いて単品売りの通常品とはボディカラーなどが異なるバリエーションが入っているため見逃せないですね。
ハイウェイシリーズ(1)

箱の裏側
ハイウェイシリーズ(2)

【セット内容】
No.F3-1-9 ポルシェ911S
No.7-2-8 三菱ふそうパネルバン
No.41-2-5 富士重工セミデッカー型バス
No.11-2-8 日野セミトレーラートランスポートタンク「ESSO」(欧州輸出向け同一品)





★今日のビートルズ(3) 「Twist And Shout」 1963
その日の気分で1曲ずつビートルズナンバーをアップするシリーズの第3回です。ジョンのボーカルの魅力炸裂。





※5月21日(日)まで出張中は毎朝、タイマー定時更新します。
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★トミカギフトセット(その4) G-46 グランプリスピードシューターセット 1978年9月発売

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★トミカギフトセット(その4) G-46 グランプリスピードシューターセット 1978年9月発売
手元にある古いトミカのギフトセットでポルシェが入っているものだけを1つずつピックアップするシリーズの第4回です。ADAC仕様のポルシェ928を始め、グリーンのマツダRX-3レーシングなども魅力的なギフト。
トミカのギフトセットは1970年代から現在に至るまで、一部の例外を除いて単品売りの通常品とはボディカラーなどが異なるバリエーションが入っているため見逃せないですね。
グランプリ(1)

箱の裏側
グランプリ(2)

【セット内容】
No.F53-1-2 ポルシェ928
No.80-2-2 マツダ サバンナGTレーシング
No.F23-1-5 シボレーシェビーバン
No.F48-1-6 アルピーヌ ルノーA442ターボ
No.F58-1-3 アルピーヌ ルノーA310ラリータイプ
No.F60-1-2 キャデラック救急車
No.F64-1-3 デ・トマソ・パンテーラ レーシング
No.F66-1-3 ランチア ストラトス ターボ





★今日のビートルズ(4) 「No Reply」 1964
その日の気分で1曲ずつビートルズナンバーをアップするシリーズの第4回です。これは隠れた名曲。以前、家の固定電話の留守電にはずっとこの曲を入れて流していました。





※5月21日(日)まで出張中は毎朝、タイマー定時更新します。
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★トミカギフトセット(その5) G-75 カートランスポーターセット 1980年9月発売

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★トミカギフトセット(その5) G-75 カートランスポーターセット 1980年9月発売
手元にある古いトミカのギフトセットでポルシェが入っているものだけを1つずつピックアップするシリーズの第5回です。購入後、ミニ・マニアの人とのトレードでミニだけ出してしまったため、残念ながらミニはこのセットに入っていたモノではありません。
トミカのギフトセットは1970年代から現在に至るまで、一部の例外を除いて単品売りの通常品とはボディカラーなどが異なるバリエーションが入っているため見逃せないですね。
トランスポーター(1)

箱の裏側
トランスポーター(2)

【セット内容】
No.F1-2-2 ポルシェ930ターボ
No.6-3-2 シルビア2000ZSE-X
No.25-2-4 三菱ジープH-J58
No.28-4-3 430セドリックタクシー
No.F8-2-18 BLMCミニクーパーS マークⅢ





★今日のビートルズ(5) 「Help!」 1965
その日の気分で1曲ずつビートルズナンバーをアップするシリーズの第5回です。この曲、日本では某お宝鑑定番組のオープニングに長年使われているので今や知らない人は殆どいないかもしれませんね。POPな曲調ですが、実はジョンが内面を吐露する詩作への転換点ともなった深い歌です。内面の吐露は言うまでもなくビートルズ解散後、1970年のソロ第1作「ジョンの魂」で頂点に達します。




※5月21日(日)まで出張中は毎朝、タイマー定時更新します。
 コメ欄は閉じませんので、是非お気軽にコメントくださいね♪ 

★トミカギフトセット(その6) G-177 乗用車セット 1988年4月発売

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★トミカギフトセット(その6) G-177 乗用車セット 1988年4月発売
手元にある古いトミカのギフトセットでポルシェが入っているものだけを1つずつピックアップするシリーズの第6回です。930ターボのオレンジ以外の1980年代の国産3車も30年近い時を経て味わいが出てきた気もします。
トミカのギフトセットは1970年代から現在に至るまで、一部の例外を除いて単品売りの通常品とはボディカラーなどが異なるバリエーションが入っているため見逃せないですね。
乗用車(1)

箱の裏側
乗用車(2)

【セット内容】
No.F1-2-11 ポルシェ930ターボ
No.13-6-3 日産セドリック
No.33-5-5 トヨタセリカ2000GT-R
No.71-4-4 日産MID-4





★今日のビートルズ(6) 「Revolution」 1968
その日の気分で1曲ずつビートルズナンバーをアップするシリーズの第6回です。ビートルズのPVでは最も魅力的なものだと思います。ジョンのボーカルが何とも魅力的です。







※5月21日(日)まで出張中は毎朝、タイマー定時更新します。
 コメ欄は閉じませんので、是非お気軽にコメントくださいね♪ 

★トミカギフトセット(その7) G-12 サーキットの狼 セットNo.1  1976年12月発売

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★トミカギフトセット(その7) G-12 サーキットの狼 スポーツカーセットNo.1  1976年12月発売

手元にある古いトミカのギフトセットでポルシェが入っているものを1つずつピックアップするシリーズの第7回です。このギフトの発売時、私は高2でした。もう40年以上経つとはビックリです(@_@;)
ナチスマークの付いた911と勝利した数を示す「★マーク」がボンネットに沢山付いた240ZGの2車何れも魅力的です。トミカのギフトセットは1970年代から現在に至るまで、一部の例外を除いて単品売りの通常品とはボディカラーなどが異なるバリエーションが入っているため見逃せないですね。

【セット内容】
No.F17-1-4 ポルシェ911レーシングタイプ「早瀬佐近」
No.58-1-11 日産フェアレディ240ZG

狼(1)

箱の裏側
狼(2)

狼(3)

狼(4)




★maroさんからの贈りもの
昨夜、出張から帰ってきたらサプライズが(@_@;) 
トミカ64番1/64ハイラックス・ピックアップ(クリーム)とマッチボックス8番1/67フォード・ピックアップ(ブルー)。物凄く出来のいいカスタムでそそられますね~♪これはもう完全にプロ級の作品です。maroさんホントにありがとうございます(>_<)
トミカのハイラックスは70年代に郵便車仕様で発売されギフトセットでバリエーションが出た後、21世紀に入ってトミカ博で救急車仕様が出ています。元々トラック仕様はないので、この作品では何と荷台部分が別のミニカーから移植されています(@_@;)
マロさん(1)

マロさん(2)

マロさん(3)

マロさん(4)





★今日のビートルズ(7) 「Don't Let Me Down」 1969
その日の気分で1曲ずつビートルズナンバーをアップするシリーズの第7回です。1969年1月30日、アップル社屋上でのビートルズ最後のライヴ「ルーフトップ・コンサート」から。この曲はジョンのファンなら鳥肌ものでしょう。しかし、この日の外気温は2度だったというのにポールだけがやけに薄着です。






※さて、今日はこれから仕事に行ってきますです<(_ _)>

★2016年ポルシェ911R 伝説の復活 カタログ記事5周年 ~ 自動車カタログ棚から 350

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実は今、歯医者通いをしていまして、根しか残っていない歯が3本もあり近々歯を被せる予定なのですが、ちょっと迷っているのは審美的にも強度的にもお薦めというジルコニアセラミッククラウンという素材だと3本で約45万円と高額なことなんです(貧乏人の私にとってはですが・・・)。しかもカード払いは不可で現金払いのみとなりますとのことで、普段から精々財布には6、7万も入っていればいい方で、10万円以上の現金を持ち歩くことが滅多にないのでニコニコ現金払いだけということにも戸惑っています(汗)。勿論、保険適用内の銀歯であれば3万円位とのことなのですが、私は人前で歌うこともあるのでさすがに銀歯は避けたいところなんですよね~。ステージ照明に銀歯がキラリと光るなんていうのは、なるべく避けたいですよね~。
ところが、何人かの知人にこの話をしたら、「私はインプラントなんかで400万以上は歯医者に払ってるよ」とか「私はもう200万以上は歯医者に払ってますよ」などと言われてビックリ(@_@;)歯にそんなにみなさん保険適用外でお金をかけているとは認識不足というべきか恥ずかしながら全く知りませんでした。これを読んでいるみなさんも歯医者には数百万も払っていますか??知人の話からすると歯医者に45万円なんていうのは安い方みたいなのですが(汗)。モノ集めが趣味の一つであるワタシの場合、今回必要な45万円あればトミカが1000台も買えるなあとか、レアなブリキのクルマが買えるなあとか、天賞堂の真鍮製の日本型16番の蒸機機関車が買えるなあ、などとつい考えてしまって迷いが出てしまう訳なのです(大汗)

閑話休題
暫くトミカのやっつけ記事が続き参加ジャンルや集計方法が変更された関係もあってかアメブロ順位も落ちるところまで落ちたという感じなので(汗)、今回は「自動車カタログ棚から」シリーズの第350回記事です。2012年6月2日に
第1回記事の「2代目40系クラウンタクシーカタログ」をアップしてから丸5年で漸く節目の350回目に辿り着きました。5年間ずっと読んでくださっている人は少ないとは思いますが、これまで読んでいただいて本当にありがとうございます。戦前のカタログなど未紹介のモノはまだまだあり、これからもマイペースで続けたいと思います。50回・100回・150回・・・といった節目の回では基本的にはポルシェをピックアップするということで続けて来ましたので、350回目は991型ポルシェ911Rの日本語版カタログをご紹介しますNE。


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★ポルシェ911Rは、2016年3月3日開幕の第86回ジュネーブモーターショーで何の前触れのないサプライズという形でのワールドプレミアとなった。911Rは、1967年にカレラ6と同じ901/22型210 psエンジンを搭載し極限まで軽量化を施されて23台のみが生産された伝説の911Rの現代版としてデビューした。
911 GT3 RSから継承した4リッター水平対向6気筒自然吸気エンジンをリアに搭載し、最高出力500ps、最大トルク460Nmを発生し、0-100km/h加速3.8秒、最高速度323km/hという高性能を発揮する。ボンネットとフェンダー部分にカーボン、ルーフにはマグネシウムを使用し車両重量は1370kgと911GT3 RSより50kg軽量化された。それでも、1967年911Rの800kgより570kgも重いのは半世紀の時を隔てた現代のスポーツカーとしては致し方ないところだろう。現在ではPDK主流の911であるが、Rでは専用に開発された6速マニュアルを20kgの軽量化と古典的な操る楽しみを視野に入れあえて採用したのもトピックだろう。
またリアアクスルステアは、911R向けに特別なチューニングがされ、優れた安定性を確保しながら、ダイレクトなターンイン特性と精緻なハンドリングを実現した。エクステリアでは、サイドボディにポルシェロゴ、ボディ中央部全体にレッドもしくはグリーンのストライプをあしらい(ストライプなしも選べる)、レーシーなムードを盛り上げている。インテリアでは、カーボン製のフルバケットシート、専用デザインのGTスポーツステアリングホイールなどを装備し、メーター文字は1967年の911と同じ字体の同じ緑色とされ、更に各部に911Rのロゴが入る。991型の911Rは世界で991台が限定販売されたが、1967年型911Rの23台という数字と比べるとあまりにも多く、精々200~300台の生産で止めた方が歴史に残るプレミアムポルシェとしての評価は更に高まったのではあるまいか。ドイツ本国での販売価格は18万9544ユーロ、日本国内での販売価格は2629万円(税込)。日本割当台数は二桁台で予約開始から間もなく完売した模様である。


【主要スペック】 2016年 ポルシェ911R (2016 Porsche911R)
全長4530㎜・全幅1870㎜・全高1275㎜・車両重量1370kg・RR・水平対向6気筒4バルブ3996cc・圧縮比13.2:1・最高出力500ps/8250rpm・最大トルク460N-m/6250rpm・変速機6速MT・サスペンション:前マクファーソンストラット/後マルチリンク・ホイール:前9J×20ET55/後12J×20ET47・タイヤ:前245/35ZR20 後305/30ZR20・乗車定員2名・ラゲッジコンパートメント容量125ℓ・燃料タンク容量64ℓ・最小回転半径5200㎜・0‐100km加速:3.8秒・最高速度323km/h・日本国内販売価格2629万円(消費税8%込・諸費用別途)


●2016年4月 ポルシェ911R 専用カタログ (縦22×横28cm・ハードカバー日本語68頁)
英語版・独語版はかなりの数が市場に流通しているが、日本語版はポルシェジャパン正規販売店でも入荷していないケースが多く稀少。表紙(991型911R)、裏表紙(1967年911R)、内容は各国語版共に基本的に同じ構成。1967年911Rが登場する頁も多く、ナロー911やヒストリックポルシェのファンも楽しめる。
(1)表紙

【中頁から】

表紙をめくると、いきなり1967年10月19日~30日にモンツァ・サーキットで世界速度記録を達成した911Rが登場。この時、911Rは前年トヨタ2000GTが谷田部で作った国際記録を大幅に塗り替えた。
(2)扉速度記録車

(3)写真前

日本語解説
(4)単なるスポーツカーでない純潔の911

2016年と1967年の新旧911R
(5)新旧リア

(6)新旧前

(7)新旧リア走行

1967年911Rに関する頁
(8)67年の1

(9)67年の2速度記録

珍しい1967年911Rの室内フォト
(10)67の室内

(11)67年のコラージュ

1967年911Rについての解説
(12)67年の解説

2016年911Rポイント解説
(13)ポイント解説

(14)フロント

(15)リア

(16)真後ろ

(17)リア左向き

(18)真上

(19)山の前斜め

(20)山の後ろ斜め

リアグリル上の911Rバッチ
(21)エンジンフードの911Rバッチ

運転席。メーターロゴは1967年911Rと同じ緑色。
(22)運転席

室内
(23)室内

シートバックにも911Rロゴ
(24)シートバックに911Rロゴ

ダッシュパネル右側に付くシリアルナンバープレート
(25)ダッシュパネルにシリアルナンバー

【911 R】
純血の911。
単に優れたスポーツカーではなく、それをはるかに超える存在です。他とは違うRの称号を持ち、視線を釘付けにする911。1週間が忙しく過ぎても、日曜には早朝からあなた駆り立てます。呼び覚ますのは、失われていた幼年時代の記憶。ガソリン、アスファルト、そしてサーキットの匂い。真のスポーツカーであり、純血の911。再びロードを駆け抜けます。わずか991台の限定モデルとして。その走りを例えるなら、アナログ式時計です。忠実で正確、かつ直感的。まぎれもないピュリストであり、中心にいるのはドライバーです。だからこそ、正面から挑みます。さらに心高ぶるスポーツカーの世界のために。
I am the new 911 R.

【Design】
往年の伝統と新しい感動の結晶。
オマージュ。復活。子どもの頃の夢。ヴァイザッハ生まれの911。全てが新しい911 Rを表わします。デザインとボディは911 GT3をベースにしていますが、リアスポイラーは固定式ではなく拡張式を採用。これによって、911 Rのリアは911カレラより44mm拡大されています。これはロードでいっそうパワフルな存在感をもたらすとともに、低くワイドでフラットという911の伝統的なスタイルを際立たせます。目を引きつけるのが、歴史的な911 Rのロゴがあしらわれた特徴的なエアインテークグリル。そのすぐ下にはブラック塗装のツインエグゾーストテールパイプが中央に配置され、血統が脈打つ自然吸気エンジンの純粋なサウンドを響かせます。フロントからリアまで描かれた2本のストライプが歴史を感じさせます。Motor sports elegance. この表現が存在するのなら、2本のストライプに最もふさわしい言葉です。

【Performance】
歓びを味わう。流れる風景とともに。
新しい911 Rのリアには、大排気量の水平対向6気筒自然吸気エンジンが搭載されます。この高性能ユニットのレブリミットは圧倒的な8,500rpm。4リッターの排気量を誇り、最高出力は368kW(500PS)。つまり、リッターあたり92kW(125PS)を発揮します。最大トルクは460N・m/6,250rpmにおよびます。シフトストロークが極めて短い6速GTスポーツマニュアルトランスミッションは素早い変速を可能にし、わずか3.8秒の0-100km/h加速タイムを実現。6速ギアで最高速度323km/hに達します。これほどのパフォーマンスは、優れたパワーウエイトレシオによってのみ実現可能です。911 Rは、2.7kg/PSという驚異的な数値を達成しています。

【Driving dynamics】
より低く構え、情熱を湧き上がらせる。
新しい911 Rのシャシーは911 GT3をベースに設計され、このうえないスポーツ感覚にあふれた日常走行を可能にします。路面を極めてダイレクトに捉えるようチューニングされ、車高は911 GT3と同様に低く設定。また全てのシャシーコントロールシステムが、マニュアルトランスミッション向けに調整されています。低速走行時には、911Rに備わる特別に設定されたシステムがリアホイールをフロントホイールと反対の方向に操舵します。これにより、特にタイトなコーナーでの操縦性が向上します。高速走行では、システムはリアホイールをフロントホイールと同一方向に操舵することで走行安定性を高めます。

【Lightweight construction】
伝統は、責任を果たしてこそ価値を持ちます。
軽量設計はポルシェの伝統です。新しい911 Rも徹底して無駄を排除しています。フロントフードとフェンダーにはカーボンファイバー強化プラスチック、ルーフにはマグネシウム、そしてリアサイドウインドウにはポリカーボネートを使用。リアシートは取り外されています。またオートマチックトランスミッションの代わりに搭載されたマニュアルトランスミッションがさらなる軽量化を実現。「シンプル・イズ・ベスト」という同じ原則がインテリアにも貫かれ、クライメートコントロールとインフォテイメントシステムは取り除かれています(無償オプションで装備可能)。ドアオープナーループを採用するとともに、遮音材を減らしたドアパネルも軽量構造に貢献。オプションとして、特に軽量なリチウムイオンバッテリーも用意されています。この結果、重量が軽減されることでよりダイナミックなレスポンスが得られ、いっそう豊かなドライビングプレジャーがもたらされます。車両重量はわずか1,370kgです。


再び新旧の911R
(26)新旧真横

2016年911R
(27)新991

1967年911R
(28)1967年ヨコ

標準ボディカラーは白とシルバーの2色。それぞれストライプなし、緑ストライプ付、赤ストライプ付が選べる。その他、オプションでオーナーが望む他のカラーのオーダーも可能。
(29)カラー白と銀のみ

1967年911Rの室内から見た2016年911R
(30)ナローからの眺め

スペック
(31)スペック1

(32)スペック2

裏表紙は1967年911R
(33)裏表紙1967年





★オマケ(その1): 2016年ポルシェ911R オフィシャル動画




★オマケ(その2): 2016年ポルシェ911R オフィシャル動画 (新旧911R編)




★オマケ(その3): ミニチャンプス 1/43スケール2016年ポルシェ911R
全長10.5cm。ダイキャスト製。品番:白に赤2本ストライプ410 066220、白一色410 066221、オレンジに白2本ストライプ413 066272。白に赤2本ストライプが504台限定、白一色が336台限定、オレンジに白2本ストライプが333台限定と何れも実車の生産台数より少なく品薄。国内定価は税抜8800円~。カラーバリエーションは他にも5色程度あり。
ミニチャン(1)

ミニチャン(2)

ミニチャン(3)

白/赤ストライプ: 504台限定
ミニチャン(4)白赤504台

オレンジ/白ストライプ: 333台限定
ミニチャン(5)オレンジ333台

白一色: 336台限定
ミニチャン(6)白336台

リアフード上の911Rのバッチも1/43で再現
ミニチャン(7)再現されたリアバッチ

枻出版社の1967年911Rとの並び
ミニチャン(8)枻の1

ミニチャン(9)枻の2

ミニチャン(10)枻の3

ミニチャン(11)枻の4



★オマケ(その4): そんな本日のホットウィール「ポルシェ959」
全長7cm。1987年マレーシア製。959と言うとビートたけしさんが実車に乗っていたのを思い出しますね。実車が新車だった時代にリアルタイムに販売されていたHW。ピンクの布張りのような変った塗装です。30年も経ってるのでブリスターなしでもそこそこ貴重なのか、こんな変テコリンな塗装では全く市場価値がないのかHWの知識がないので不明。
959(1)

959(2)

1987年マレーシア製の刻印
959(3)

★1968年いすゞシリーズ日本国有鉄道向け専用カタログ 珍品 ~ 自動車カタログ棚から 351

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人気ブロガー「セリカ」SANに、どうして「いいね」や「コメント」がいつもそんなに多いのですか?と伺いましたところ、以下の通り、御教示戴きました~!

もしYOUが「いいね!」や「コメント」を増やしたいのならばぁ~、その時々の記事に反応されるような人のブログを探しまくってぇ~、そういう人たちのブログに手当たり次第にぃ~、「いいね!」や「コメント」をしに行くとぉ~、逆に「いいね!」や「コメント」も結構返ってくると思いますYO~!

なるほど。
でも、セリカSANの場合には、基本、内容を問わずアップすれば必ず待ち構えていたかのようにコメして下さる、謂わば取り巻き的な人が何人もいて、そうした必ずコメントを下さるような取り巻きがゼロのワタシの場合ではコメ&ウケ狙いで記事を作らないと基本コメはゼロになってしまうということになりますよね(大汗)。勿論、コメントが殆ど入らなくとも秀逸なブログ、あるいは内容は面白いのに様々な理由からコメント自体を受付けない設定にしているブログも結構見かけますが、一方通行では少々寂しい気がします。コメ狙いで1980年代以降の日本車記事をあえて増やすか、これまで通りワタシの好きな古い年代の自動車記事で我が道をいくべきか少々悩むところであったりもします。しかし、あまり個人的には思い入れのない(=ワタシの芸風範囲ではない)1980年代以降の日本車などを無理矢理アップしてみても、自分自身が楽しくないことは目に見えており、やはり例えコメントがゼロであったとしても自分の好きな内容をアップするのが一番なのでしょうNE☆☆

閑話休題
という訳で、今回は個人的には子供時代の思い出と重なり一番懐かしく謂わばツボとも言える1960年代の国産車カタログをピックアップします。恐らく自動車カタログのコレクターの間でも殆ど知られていない、1968年にいすゞ自動車が国鉄(日本国有鉄道)向けに制作した非常に珍しいカタログをご紹介します。
 



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★2017年(平成29年)4月、いすゞ藤沢工場に併設の「いすゞプラザ」がオープンしましたね。
ベレル等往年のいすゞ車の展示もあり、いすゞグッズを販売するミュージアムショップもあり、また有難いことに盆暮れとGW以外は土曜・祝日も開館しているようなので近いうちに一度行ってみようと思います。東京から行く場合、新宿発の小田急ロマンスカーに乗ってみるのも楽しいですね。

★今回ご紹介するカタログは、いすゞ自動車直納部が日本国有鉄道向けに1968年(昭和43年)の夏に発行した大変珍しい1冊です。
何故珍しいかと言うと、一般に自動車のカタログはディーラーで不特定多数に配布されますが、このカタログは警察向け限定配布のパトカーのカタログが入手困難であるのと同様に国鉄関係者のみに配布され一般の目には触れていないと思われるためです。いすゞのこうした国鉄向けカタログが果たしていつ始まりいつまで発行されていたのかは不明なのですが、この1冊以外にも発行時期の異なるものが幾つか存在するようです。
このカタログが発行された時期のいすゞ車の状況はというと、小型トラックでは前年1967年の8月に2灯のライトエルフ、1968年4月に2代目エルフが相次いでデビュー、乗用車では前年1967年5月にベレルが生産中止となり、ベレルと入れ替わる形で1967年11月にフローリアンがデビュー、1963年11月デビューの小型車ベレットは生産5年目に入り車種バリエーションの多様化が一層進んでいた時期に当ります。ベレGは翌1969年10月にツインカム搭載の真打GTRがデビューしますが、通常のベレGもこのカタログが発行された頃には前期型GTRに近いフロント4灯+横長テールの意匠で販売されています。ベレットのボディプレスを利用した商用バンのベレット・エキスプレスはフローリアン・バンと入れ替わる形で既に生産を終え、一方トラックのワスプは角目ライトとなって生産を継続していました。1966年のジュネーブショーでデビューした117クーペは、リファインを重ね東京モーターショーにも出展された後、このカタログの発行から4ヵ月後の1968年12月に月50台のペースでついに生産/販売が開始されます。


★1968年8月発行 日本国有鉄道殿納入いすゞシリーズ (A4判・12頁)
表紙はまだデビューしたばかりのフローリアン・バン。背後に大窓の0系新幹線が写っているので、いすゞのお膝元・大井車両基地での撮影(?)。カタログ掲載車種は、フローリアンバン、ライトエルフ、ダブルキャブを含む2代目エルフ、ユニキャブ、マイクロバスBLD22/BLG22保線作業車(B2型・B3型)、ライトバスBY30K保線作業車(B4型)、4トントラックTY31型、5トントラックTXD20型、クレーンカー2種(TY及びエルフ)。この中で国鉄向け特殊車両と思われるのは保線用作業車と称するバスとクレーンカーといったあたりで、大半の車両は一般向け車両と同一と思われる。4駆ではないジープスタイルのユニキャブは小型で機動性に富み国鉄での連絡業務用にはいかにも向いていそうな車両だが、果たしてどの位の数が納入されたのだろうか。
(1)表紙

表紙拡大:「日本国有鉄道殿納入」の印字
(2)表紙アップ


【以下、中頁から】

●フローリアンバン(型式PA20V)
1584cc・84ps
(3)フローリアンバン


●ライトエルフ高床式(型式KA20)
1471cc・68ps・最大積載量1250kg
(4)ライトエルフ


●エルフ2トン貨物自動車(型式TLG22)
1951cc・88ps・2トン積(ダブルキャブは1750kg積)
(5)エルフ・ユニキャブ

エルフ・ダブルキャブTL22W型
(6)エルフダブルキャブTL22W

エルフ運転席・低床/高床の荷台
(7)エルフ運転席・低床高床


●ユニキャブ貨客兼用車(型式KR80)
全長3655㎜・全幅1500㎜・1325cc・最大積載量400kg
(8)ユニキャブ


●マイクロバス保線用作業車B2型/B3型 (型式BLD22/BLG22)
全長5990㎜・全幅1960㎜・2207ccディーゼル65ps/1951ccガソリン88ps・乗車定員22人(B2型)/24人(B3型)・サーチライト、車外スピーカー、ウォータージャー、携帯用マイク他付
(9)マイクロバス

22人乗りと24人乗りの図面。ルーフにはサーチライト装備。
(10)22人乗りと24人乗りサーチライト

サーチライト、スピーカー等の特殊装備各種
(11)サーチライト他装備各種


●ライトバス保線用作業車B4型 (型式BY30K)
全長7130㎜・全幅2100㎜・3988ccディーゼル102ps・乗車定員28人
(12)ライトバス中型


●貨物自動車4トントラック (型式TY31)
全長4300㎜・全幅2060㎜・3988ccディーゼル102ps・乗車定員3人・最大積載量4トン
(13)4トントラック


●貨物自動車5トントラック (型式TXD20)
荷台長4120㎜・荷台幅2220㎜・6126ccディーゼル125ps・乗車定員3人・最大積載量5トン。1970年代半ばまで製造された横4灯のボンネットラックTX。
(14)TXボンネット


●特殊自動車クレーンカー (型式TLG52/TKD52/TY31/TXD20)
全旋回型油圧式・伸長式ブーム・最大積載量1750~4500kg。カタログ写真はTL型エルフとTY型のみながら、ボンネットトラックTXD20ベースの2tまたは2.9tクレーンのスペック掲載あり。
(15)クレーンカー

エルフTL22型クレーンカー
(16)エルフTL型クレーンカー


●裏面: 「いすゞ自動車株式会社 直納部」の印字
(17)裏・直納部の印字






★オマケ(その1): ニュースで見る1950年代の国鉄(1)
DF50、151系こだま速度試験、7:05あたりからの草軽、11:25あたりからのペダルカーなど国鉄以外の映像も見所満載。




★オマケ(その2): ニュースで見る1950年代の国鉄(2)
EH10、58牽引の20系あさかぜ、151系こだまの他、バス等の自動車も多数見られ、この時代の乗物に興味がある向きは必見の内容。




★オマケ(その3): 光和玩具 1/19スケール程度 1973年いすゞエルフ・クレーン車
全長27cm・全幅9.5cm。ボディ:プラ製、シャシー&キャブ室内:ブリキ製。前輪フリクション駆動。2004年製。当時定価1600円。商品名:ストロングクレーン。キャブはプラ製らしいシャープなモールド。箱に印字された足立区の光和玩具サービス課の電話番号03の後が4ケタでバーコードも入り、STマークの横の数字が2004年を示す「4」。実車が新車で売られていた時期から何と30年も遅れて売られていたことになる。初めは実車と同時期に造られた金型が幾つかの玩具会社を長い時をかけて転々と流れたのではないだろうか。クレーンに吊られているのはトミカ97-1番1/67スケール2代目エルフ機内食運搬車「日本航空」。
2代目(1)

2代目(2)

2代目(3)

2代目(4)

★1970年 コロナマークⅡ1600タクシー ダイヤペット ~ 自動車カタログ棚から 352

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さて、6月と言えばジューンブライドですね。
日本では1967年(昭和42)~1968年(昭和43年)に、ホテル業界やブライダル業界が売り上げ向上を狙ってジューンブライドを打ち出したのがきっかけだったそうです。日本の6月は御承知の通り梅雨の時期で、雨が多く多湿なことに加えて1960年代当時の婚礼用の施設ではエアコンの整備も進んでいなかったため挙式をする人は少なかった。そこでブライダル業界が6月にも挙式するカップルが増えるようにと、欧州のジューンブライドの言い伝えを広めたようです。エアコンもない施設が多かった当初は大して効果は出なかったものが、1970年代以降は空調設備の整備が進んだことから徐々にジューンブライドが浸透していったようです。しかし、厚労省の調査では、6月の挙式は他の月と比べて突出して多くはないという結果が出ているそうです。

人間として生まれてきたなら、誰しも人生最大の目標は幸せな結婚をすることにある ことは明らかだと思いますが、披露宴に何百人も呼ぶような派手な結婚式をしてお金を使うのは勿体ないと考えて地味婚をするケースも近頃では多いそうです。
で~、これを読んでいるみなさんの場合は500万円~1000万といった大金を挙式費用に注ぎ込みましたか~??それとも地味婚でしたか~??
実はこのワタシも一生に一度は結婚式をしたいと常々思っているのですが(その歳でまだ結婚願望が無くならないなんて君も随分と変わってるねえ~だなんて人から言われますが・・・)、そもそも結婚式に呼びたい人が何百人もいないですし、根が貧乏性の所為か結婚は一生に一度のこととはいえ(二度三度と結婚する人も世の中にはいますが)、あまり大金を挙式に使ってしまうのは勿体ないと思ってしまいます☆

閑話休題
今回は「自動車カタログ棚から」シリーズ第352回記事として1970年の初代コロナマークⅡ中期型タクシーをピックアップします☆☆



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★1968年(昭和43年)4月6日、日産自動車はブルーバードとセドリック/グロリアの間隙を埋める「ローレル」を発売し、5ヵ月強遅れて同年9月21日にトヨタ自動車はコロナとクラウンの間隙を埋める「コロナマークⅡ」を発売した
ローレルは名車510ブルーバードの端正なデザインイメージを踏襲し、マークⅡはベストセラー3代目コロナRT40型「アローライン」(俗にスラントしたフロントノーズからバリカンコロナの愛称もあり)のイメージを踏襲して誕生した。
ローレルは4ドアセダンのみで誕生したのに対し(発売から2年を経た1970年6月にハードトップを追加)、マークⅡは当初から4ドアセダン、2ドア・ハードトップ、バン/ワゴン、ピックアップと4ナンバーの商用車を含め4種ものボディバリエーションを持って誕生した。

★コロナマークⅡの意図したものは世界水準でのファミリーカーの理想の追求にあり、居住性、高速性能、安全性、装備の豪華さなどで同クラスの外車を凌ごうという意気込みがみえた(五十嵐平達 著 二玄社「トヨタ」1972年発行より引用)。
初代マークⅡは1972年(昭和47年)1月29日に2代目へフルモデルチェンジまでの3年9ヵ月のモデルライフの中で2回のマイナーチェンジ(MC)を受けた。最初のMCはデビューから1年10ヵ月後の1970年(昭和45年)2月、当初のノッペリしたフロントグリルに表情が付きセダンにおいてはグリルを囲うクロームの枠がダブルに付けられた。更に1年を経た1971年(昭和46年)2月、二度目のMCではグリル中央を突出させた俗に「イーグルマスク」と呼ばれる個性的な顔付きとなった。
エンジンは1600と1900で出発し、1969年(昭和44年)10月15日には10R型DOHC140ps搭載のホットモデルGSSを追加、1970年2月の最初のMC時に1600は1700に格上げされるが営業車のみ1600ccエンジンに据え置かれた。今回ご紹介するカタログはこの最初のMC時に残された1600営業車仕様のものです。


【主要スペック】 1970年コロナマークⅡ1600営業用 車両型式RT60-TP (1970 TOYOTA Corona MARKⅡ TAXI LPG ver. Type.RT60-TP)
全長4295㎜・全幅1605㎜・全高1405㎜・ホイールベース2510㎜・車両重量1025kg・FR・水冷4気筒OHC1591cc・圧縮比8.5:1・最高出力75ps/5000rpm・最大トルク11.5m‐kg/2600rpm・乗車定員5名・車両総重量1300kg・燃料タンク容量73ℓ(31kg)・変速機3速コラムMT・タイヤ5.60-13-6PR・最高速度140km/h・販売価格:不明(調査中)



●1970年4月 新型コロナマークⅡ1600営業用車LPG/ガソリン 専用カタログ (縦29.5×横24.5cm・2つ折4面)
トヨタカタログNo.20065。表紙はMCを受けたマークⅡタクシーと紫のミニワンピースを着た双子のような小麦色の女性の写真のコラージュ。2017年現在で47年の時を経ているので女性は当時20歳としても現在は60代後半となられているはず。初代マークⅡのタクシーのカタログは前期・中期・通称イーグルマスクの後期と3種類発行されていると思われるが、これは中期に当る。手元にはこの中期型しかなく、タクシーのカタログはヤフオクや自動車カタログ専門店などの中古市場に現れにくい稀少なものが多いため初代マークⅡタクシーのカタログを3種類揃えることは相当にハードルが高い。一生かけても集められない可能性もある。この時代の都内の法人タクシーはトヨタ車の場合では、クラウンのシェアが圧倒的でマークⅡを使用した事業者は稀だったと思われる。
(1)表紙全体

表紙 拡大
(6)表紙アップ5タイトル

(2)表紙アップ1

(3)表紙アップ2

(4)表紙アップ3

(5)表紙アップ4


【中頁から】

(7)中全体


「室内スペースも余裕十分」広い室内だと気分もゆったり
新ゆうゆう設計と呼ぶにふさわしい室内です。足もとや肩の部分のスペースを十分に確保。後席も広いね・・・という声を聞きながら快く運転できます。シートは、しっくりと体になじむ快適なシート。ほどよいクッションが好評。4名分のヘッドレスト、安全ベルトも装備してあります(運転席は3点式)。なお前席シートは前後に120㎜スライド。
(8)室内スペース


「運転席まわりも余裕十分」運転しやすいとストレスもゼロ
長時間運転していても、疲れを感じない。これがマークⅡの大きな特徴です。運転席まわりの徹底した防眩処理などもその一例です。そのほか、見やすい計器類、操作しやすい絵文字式スイッチ、ワイドな視界などもそうです。また、万一に備えて、4ウェイフラッシャー、駐車灯、発煙筒も装備。ブレーキ関係は万全。安心してハンドルがとれます。
(9)運転席まわり


「ひと目で分るマークⅡ お客さまの手がサッとあがります」
迫力をましたフロントビュー。独特の曲面美スタイルに、さらに磨きをかけました。ハイセンスでしかもダイナミック。その美しさは街中でひときわ輝きます。お客さまだけでなく、運転する人まで若々しくする新スタイルです。
(10)ひと目で


「新型3速コラムシフト」
(11)3速コラム


「高速走行も余裕十分」パワフルで経済的なLPG車
OHC1600cc。高性能LPGレギュレーターを装備(写真:上)。加速や登坂にも高出力を発揮。もちろん安全対策は万全。充填バルブに安全弁をもうけた過充填防止装置付。ガスの過充填および容器室内の異常上昇分を外に放出します。のぞき窓式液面計(写真:下)はひろびろとしたトランクルームにあります。
(12)高速走行
(12)LPG写真


「ガソリン車もあります」
OHC1600cc85馬力。22日間世界一周ノントラブルの実力をもつ高性能エンジンです。連日1000km以上の高速走行にもビクともしません。ゆうゆうたるパワーです。燃料タンクは52ℓ入り。
(13)ガソリン車


「ブローバイガス還元装置を新装備」
未燃焼炭化水素を含むブローバイガスを、完全に燃焼させて処理する装置。排気ガス対策を考えた装置です。大気汚染を最小限度にくいとどめます。
(14)ブローバイガス


「装備も余裕十分」盗難防止のステアリング・ロック
キーをロックの位置で引き抜くと、ハンドルを動かすことができなくなります。キーは便利な上下対称形です。夜間でもまごつくことがありません。
(15)ステアリングロック


「フレッシュフローでいつも爽快」
計器盤左右に、上下2つの外気導入口があります。タバコの煙、汚れた空気を外へ追い出し、新鮮な空気を内へとり入れます。雨の日も爽やかです。
(16)フレッシュフロー


「リア・ドア(左)にプル・ハンドル付」
運転席からの操作をしやすくするための装備。営業用車としての機能を考えた便利な設計。ハンドルは樹脂で被覆表面がやわらかく安全、しかも丈夫です。
(17)ドアハンドル


「安全性でも余裕十分」電動ウォッシャーで視界良好
雨あがり、フロント・ウインドゥについた泥を洗い流すのに便利。ワイパーは2スピード。払拭面積は大きく雨の量、車速によってその速さを変えられます。
(18)ウォッシャー


「ドアハンドルは内外とも埋込み式」
室内のドアハンドルはL字型。運転の邪魔になりません。また、お客さまの洋服が引っ掛かる心配もありません。チャイルドプルーフは全ドアに装備です。
(19)ドアハンドル


「安全な別系統ヒューズ」
万一、片方のヒューズが切れてもヘッドランプが全て消えるということはありません。点検は室内でもOK。計器盤の下にヒューズボックスを装置しました。
(20)ヒューズ


裏面: スペック
(21)スペック





★オマケ(その1): 米澤玩具ダイヤペット200番2nd 1/40スケール 1970年コロナマークⅡ1900デラックス
全長10.5cm。ダイキャスト製。当時定価650円。1970年4月発売。前ドア、ボンネット、トランク開閉アクション付。1stはボディがシングルカラーで1968~1969年式。この2ndではレザートップとなり前後のディテールがMC後の1970年式に改められた。プロポーションが悪いと評価が低かったミニカーながら、ダイヤペットが184番のハードトップだけでなくセダンを残してくれたことはありがたい。初代マークⅡのミニチュアはトミカ2-1やニチモのプラモなどハードトップは沢山造られたが、リアルタイムに造られたセダンのミニチュアは実車販促用のアンチモニー製煙草入れを除けばこのダイヤペットのみ。
ダイヤペット(1)

ダイヤペット(2)

ダイヤペット(3)

70年式の二重グリルが再現されている。
ダイヤペット(4)

ダイヤペット(5)



★オマケ(その2): トミーテック・トミカリミテッドヴィンテージLV-52a 1/64スケール 1969年コロナマークⅡ1900デラックス
全長6.6cm。ダイキャスト製。2007年発売。最近は改められつつあるTLVの悪癖で箱にも本体にも年式表示がない。裏板には2007と発売年の刻印はあるが、後世の人がこのミニカーを見たときには2007年式の自動車と勘違いしてしまう可能性もありそうだ。一緒に写っているのはTLVの2017年6月新製品165aの1967年コスモスポーツ警視庁パトロールカー。
TLV(1)

TLV(2)

TLV(3)



★オマケ(その3): 1969年私製 自動車図鑑に描いた初代コロナマークⅡ
何度か紹介している私が小4の夏休みに作った自動車図鑑の中の初代コロナマークⅡハードトップ1900SL。同じ頁にはベレG、スバル1000スポーツセダン、ダイハツコンパーノGTを描いているが何れも稚拙な上に正面から見た絵ばかりでつまらない。描きやすい正面ばかりの絵で「やっつけ仕事」をして図鑑の掲載車種を増やした感あり(汗)。でも私にとっては子供の頃に遊んだボロボロのミニカーと同様に今となっては宝物の一つなのです☆
図鑑(1)

図鑑(2)

★2017年6月の高額トミカ・高額ブリキなど ~ 日本人の平均貯蓄額の話

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2013年(平成25年)の総務庁の8000世帯を対象にした調査によると1世帯(独居の1人世帯を除く2人以上の世帯)当たりの日本人の平均貯蓄(土地家屋等の不動産は除く)は1739万円だったそうです。世帯主の世代別に分けた場合の平均貯蓄額は以下の結果だったそうです。平均貯蓄額というものは資産10億、20億といった一部のお金持ちが平均額を押し上げているため、最も人数が多い中央値の方が実態に近いと言えるでしょう。自分が該当する世代の中央値よりも遥かに貯蓄が多ければお金持ち(裕福)、中央値を遥かに下回っていれば貧乏(貧困)という話になります。

●20代: 平均365万円 (中央値200万円)
●30代: 平均600万円 (中央値405万円)
●40代: 平均962万円 (中央値640万円)
●50代: 平均1524万円 (中央値900万円)
●60代: 平均2175万円 (中央値1398万円)


ところが、資産というのは現預金のみではありません。例えば、私の場合、持ち家が路線価で7000~8000万円位で実勢価格は5割増位の価格ですので、不動産を含めれば、確実にお金持ちに入ってしまいますが、すぐ自由に使える貯蓄=現預金ベースでは貧乏ということになります。しかし、資産価値が流動的て評価の難しい鉄道模型、ミニカー、アンティークトイ、自動車カタログといったモノのコレクションが私の場合は山のように手元にあり、一口に「現預金が少ないから私は貧乏人だ」とは言い切れない面もあります。
よく高齢になって足腰が弱り頭もボケて一人では生活困難となっても、入居が抽選で3年も5年も待たなければならない安価な特別養護施設ではない民間の施設に入るには1000万前後の入居金が必要だとか、命に係わる病気になって高度先進医療を受ける場合にはやはり纏まったお金を持っていないと助かる病気も助からないだとか、最低でも死んだ時に葬式代位は残して死ぬべきだとか、とも言います。しかし、葬式代の現預金(=最低でも50万円位?)のない人、例えば路上生活者の人が悪性腫瘍に罹患したり、あるいは亡くなった場合の費用は行政が負担するということになるのだろうと思いますが、極端な話、今の日本では例え一文無しでも行政の手助けで何とかなるという面はあるでしょう。勿論、私のように嫌われ者で知り合いも少ないといった場合には例え葬式をしても誰1人来ないという悲惨なケースも考えられると思いますが(爆)


閑話休題
さて、今夜から第85回ル・マン24時間レースですね。ポルシェ党の私としては是非またポルシェに優勝して貰いたいところですが、大方の日本人はやはり1991年のマツダ787B以来の日本車優勝を楽しみにしているのでしょうね。ル・マンもあり何かとバタバタしますので、今日はサラっと最近の高額トミカなどをご紹介することとしますNE☆


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【最近の高額トミカと高額ブリキ】

●トミカ「スーパーギフトセット」のバラ
1983年(昭和58年)にスーパーギフトが定価25600円で発売された際、私は既に社会人になっていたので行きつけのショップで1割引き位の値段で買ったのですが、その後、20年くらいは倉庫で保管し、ある時、「スーパーギフトがあるなら是非15万円で売ってほしい」と言われる人に譲ってしまい現在は手元にありません。ところが、当時スーパーギフトは高価だったために仕入れてもセットのままではマニアやコレクター以外には売れなかったようで、いつも通勤途中で立ち寄る国鉄中央線・荻窪駅ビルの玩具店などでは大量にバラ売りしていました。乗用車は3台800円、トラック・バスなどは5台で1000円位のバーゲンプライスで売られていたと思います。既にスーパーギフトを買って全て1台持っていましたが、当時バラでも数十台買っています。逆にスーパーギフトは買ってから人に譲るまで一度も開封した記憶がないので、バラで買って初めてミニカー本体に手で触れたという経緯があります(汗)。
SG(1)

このスーパーギフト・バラを5台1000円で買った中で、一過性のことで終わるのか今後も高値安定となるのか不明ですが現時点では1台だけとんでもないプレミアが付いています。このトミカ39-3-6スズキキャリイ家畜運搬車「八ヶ岳牧場」(ピンクキャブ)がそれです。
SG(2)

SG(3)



●トミカNo.39-3-6番 1/55スケール スズキキャリイ家畜運搬車「八ヶ岳農場」・・・・・83000円
最近立て続けに2台出品され、1台は83000円、もう1台は81500円と何れも8万円を超える価格でした(@_@;)元々200円(5台セット1000円)で買ったものが、こんなに高く売れるなら売ってしまってもいいような気もします。元箱はスーパーギフトの大箱ですので、ご丁寧にも通常品の箱を付けて出品されています。
(1)キャリイ八ヶ岳



●トミカNo.77-1-5番 1/65スケール 230セドリックワゴン警視庁パトカー(白シート)・・・・・59000円
私もよく見る赤シートは買っていますが、白シートは見かけなかった気がします。しかし、あくまで通常品ですので、送料を含めたら6万円に届きそうな値段にはビックリです。
(2)230バンパトカー



●トミカNo.58-1-4番 1/60スケール フェアレディ240ZG小田急デパート特注・・・・・60000円
1970年代後半に毎年夏に小田急デパートで販売していたオリジナルカラーのミニカー。この240ZGは私も当時、新宿小田急デパートで買っていますが、トミカ1台の値段としては少々高過ぎる気がします。
(3)240ZG



●トミカNo.F57-1-3 1/62スケール フェラーリ512BB 通常品?・・・・・99620円
この赤一色は講談社のミニカー大百科「トミカコレクションのすべて」を見ると通常品のようなのですが、2万円以上の入札者が10人以上もいて、この価格になるということは余程市場に出る数が少ないのでしょうか?
(4)フェラーリ512BB



●トミカNo.38-1-8 1/68スケール ハイエース保冷車「今井」・・・・・36100円
これは1970年代のカラーブックス「日本のミニカー」にも掲載された有名な特注品の一つですが、箱のラベルがそそります。この1Eホイールは珍しく、同じ今井特注でも1Hホイールのものなら私も当時専門店で入手しています。
(5)ハイエース今井



●トミカNo.52-1-2 1/102スケール 日野ダンプトラック・・・・・45300円
これは2Bホイールでしょうか。通常品の値段としては高過ぎる気がします。通常品でこの価格なら上掲のスーパーギフトに入っていた紫色はもっと高値になるのでしょうか。
(6)日野ダンプ



●トミカNo.86-1-8 1/80スケール トヨタセリカLB2000GT 輸出向け・・・・・66000円
輸出向けの白は国内では入手困難だったモデルながら、これもトミカ1台の値段としては高過ぎるように思えます。
(7)セリカ白



●トミカNo.50-2-1 1/68スケール トヨタダイナファームトラック・・・・・42120円
1980年代に入ってもどこのオモチャ屋さんでも売っていた通常品なのにこの価格。中国での異様な動物人気の高さが原因と言われますが、このような高値がいつまで続くのでしょうか。
50-2-1ダイナ42120円



●トミカNo.? 1/60スケール? ホンダシビック無限RR・・・・・28080円
タカラトミーになってからの最近のモノでトイズドリームプロジェクトで一般販売されたものなのにこの価格というのはやはり最近のシビックの異様な人気が理由なのでしょうか。
ホンダシビック無限28080円タカラトミー



●トミカNo.34-4-13 1/60スケール 日産ブルーバードワゴン東京電力 姉ヶ崎特注・・・・・80566円
これは現在ヤフオクで開催中(6月17日23時35分終了)のものですが、既に80566円となっています。黒箱時代の330グロリアバン東京ガス荏原営業所特注品のように数が少なくて入手難なのでしょうか。
34-4-13姉ヶ崎東京電力ブルワゴン80566円



●野村トーイ 1/13スケール 1961年ビュイック4ドアHT「鉄人28号」
全長約41cm。これはブリキ玩具の箱と本体が別々に同時出品されたという珍しい例です。本体だけ持っている人は、誰しも高額でも箱が欲しいと思うものですので、箱と中味をバラして出品した方が元箱付として出品するより結果的には高額となる可能性が高いと思います。しかし、箱が84万9000円、本体が76万5000円、併せて161万4000円という結果は予想以上の高額となったと言う人と200万を超えなかったのはレア度を勘案すれば寧ろ割安と言う人とがいます。本体よりも箱の方が貴重、あるいは本体は時たま市場に現れても箱は現存自体が確認されていないといった例は古いブリキ玩具ではよくあることですが、箱だけでここまで高額となったというのは過去に例がないような気がします。ちなみに箱も本体も目出度く同一IDの方が落札されています。このビュイックはノーマル、ポリス、アンビュランス、ファイアーチーフとバリエーションがあり、この鉄人28号バージョン以外は箱付でも精々10万円程度のモノと思います。私の手元にもアンビュランスなら1台あります。
このビュイックは鉄人28号というキャラクターが如何に強いかを実証した形ですが、鉄人のフィギュアが運転席に乗っている訳でもなく、単にボディに鉄人のプリントが施されただけのものですので、キャラクター玩具としてはイマイチ魅力に欠ける気はします。私も鉄人28号のアニメ版の直撃世代で涙が出る程に懐かしいのですが、もしお金がウナる程あったとしてもこの鉄人ビュイックをこの値段で買うかとなると少々疑問です。基本的に私は日本車コレクターですので、もし資金的な余裕があってキャラクター物を買うのであれば米澤玩具の2代目クラウン「バットマン」「黄金バット」「クレージーキャッツ」の各元箱付なら多少高価でも買いたいと思います。

●紙箱のみ・・・・・84万9000円
ビュイック箱のみ

●本体のみ・・・・・76万5000円
ビュイック本体





★オマケ(その1): 2017年6月17日(土)発売 トミカ新製品
今日、朝イチで自転車で行かれる近くの家電量販店で買ってきました。No.39の1/62スケールのアウディR8の青メタが初回特別仕様。R8の赤が通常品。No.67の1/57スケールのトヨタパッソとNo.125の1/114スケール程度のいすゞギガ木材運搬車も新製品。個人的には木材運搬車が一番良いです♪木材をバラしたり荷台に積んで留めたりして遊べます。このミニカーを見ると日本型16番鉄道模型で遠藤商店が出していた貨車「チ1000材木積」を思い出します♪
新製品(1)

新製品(2)



★オマケ(その2): TBSテレビ「キイハンター」 オープニング
野際陽子さん(1936年1月24日~2017年6月13日)を追悼してキイハンターのテーマ。キイハンターをリアルタイムで見ていたなんて言うと歳がバレますね。私が小学校高学年の頃、キイハンターが大好きで千葉真一さんにも谷 隼人さんにも凄く憧れたものでした。

★1928年ハノマーク10馬力小型自動車 戦前日本語版カタログ ~ 自動車カタログ棚から 353

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私のように定年退職まで残り僅か2年といった年齢の人間について、普通の日本人にはステレオタイプ的な思い込み=世間常識というものがあります。例えば、私は初対面の人とはこんな会話になりがちです。

「ポルシェさん、昭和34年(1959年)のお生まれなら、もうお子さんも成人されて、これからは、奥様と水入らずの楽しい生活になりますね。退職金もガッポリ出るでしょうし、いいですな~♪」

いや、私、女房も子供もいません。一度も結婚したことがありません。所謂バツの一つさえもない高齢独身者でして、また、大企業勤めではありませんので退職金もスズメの涙くらいしか出ませんから、私の人生は文字通りお先真っ暗です(大汗) 」

「えーっ!ポルシェさんがその歳で独身だったとは思いもよりませんでした。それは申し訳ありません。大変失礼しました(>_<)」

いや、どんなに遅くとも35歳位までには結婚して子供が出来るというのが普通の日本人の人生であって私のような高齢になるまで独身という謂わば異端者は世間には滅多にいるものではないのですから、あなたがそう言われるのは至極当然のことです。どうか気になさらないでください。

「そうですか。ポルシェさんはお優しいのですね。うっかり失礼なことを言ってしまい、これはてっきり怒られるのかと思いました。実はね、私はポルシェさんとそんなに歳は違わないのですが、もう子供が成人して独立し、所帯を持って孫も2人いましてね。ポルシェさんがその歳でいまだに独り身だというのは本当に思いもよらなかったのです。」

いや、それは本当に当然のことです。私のような薄幸な人間というものは世の中にそうそういるものではありません。つい先日亡くなられた小林麻央さんにしても、お子さんを2人残され、少なくとも自分の遺伝子を後世に残したということ、そして家族に心から愛されていたという点でも私などより余程幸せな人生だったろうと思います。


前回の記事では、トミカドリームキャンペーン第二弾当選品 メルセデスベンツSLS AMGマットブラックエディションがヤフオクで45500円になったことなど高額トミカの話題を載せましたが、何とトミカがお好きな人からは誰1人としてコメントを戴けませんでした(大汗)。実は、「こんなに高くなりましたか!私はこのトミカ1台持ってますけど本当にビックリですね!」といったコメントが殺到することを夢見てアップしたのですが、基本的に私の書いた記事には私の人柄の悪さが文面に滲み出ていて普通の人ならコメントをする気にはとてもならないことと、恐らく幾らトミカのことでも金銭に纏わる話題はタブーとして避けられる方が圧倒的に多いために、大勢のトミカ好きの方から前回の記事は完全無視される(あるいは見ても見てないふりをされる)という結果になったのだろうと思います(大汗)。

閑話休題
さて、気を取り直して、今回は「自動車カタログ棚から」シリーズ第353回記事として大変珍しい昭和初期のハノマーグ10馬力 日本語版カタログをピックアップします。Web上にも書籍などにも世の中には全く公開されていない貴重なカタログだと思います☆
「こんな古い変なクルマには興味がない、全くつまらん!」といった一言コメントでも何でも大歓迎ですので、コメントをお待ちしていますNE~☆

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●ハノマーク社の歴史 (ウィキペディアより抜粋及び加筆/再構成)
ハノーファーシェ・マシネンバウ(Hannoversche Maschinenbau AG)は、ドイツ北西部のニーダーザクセン州(Land Niedersachsen)の州都ハノーファー(Hannover)に存在した蒸気機関車、トラクター、軍用車両の製造会社である。一般にハノマーグもしくはハノマーク(Hanomag)と略称される。日本語での呼称は戦前よりハノマーグもしくはハノマッグと語尾を濁音とするのが一般的であったがドイツ語の発音はハノマークと非濁音とする方が近く、近年の田宮模型のミリタリーモデル(プラモデル)では「ハノマーク」と非濁音表記とされている。
ハノマーク社の歴史は非常に古く1835年(日本では天保6年)、Georg Egestorff(1802-1868)がEisen-Giesserei und Maschinenfabrik Hannoverと呼ばれる小型の蒸気機関を製造する会社を創業した時に遡る。小型蒸気機関に次いで農業機械を製造し、1846年(弘化3年)には最初の蒸気機関車(Steam Locomotive)をハノーファー州鉄道向けに製造した。1870年(明治3年)に500両生産、1871年(明治4年)には社名をHannoversche Maschinenbau AG.に変えた。1905年(明治38年)にはドイツ陸軍向けに蒸気自動車を受注生産し、1912年(大正元年)にはガソリンエンジンの生産に乗り出し、最初は農業トラクターに搭載した。1920年代、蒸気自動車の市場が縮小するとハノマークはより経済的な小型ガソリン自動車の生産に活路を見出し、1925年ハノマーク10馬力2座乗用車の生産を開始した。
1920年代末になると鉄道機関車製造部門をドイツ中部カッセル(Kassel)のヘンシェル社(Henschel)へ売却した。第二次世界大戦の終了までは兵員輸送車や各種ハーフトラックなどの軍用車輌を大量に生産しナチスドイツに納入した。戦後はハノマーク・ヘンシェル自動車製作所(Hanomag-Henschel Fahrzeugwerke GmbH)となるが、1970年(昭和45年)にはダイムラー・ベンツに買収され、ハノマーク・ヘンシェルのブランド名称は1974年(昭和49年)を最後に消滅した。1989年(平成元年)、何と日本の小松製作所がハノマーグ社(Hanomag AG)に資本参加。2002年(平成14年)には小松がハノマークを完全子会社化し、2016年(平成28年)9月にはコマツドイツ有限会社(Komatsu Germany GmbH)となった。

●Hanomag 2/10「Kommissbrot」 (ハノマーク10馬力)
1925年(大正14年)、リアに500cc単気筒水冷エンジンを搭載した2座席の小型車「Hanomag 2/10」がデビューした。このクルマは単に「Zweisitzer Limousine」 (2座席乗用車)と称してデビューし、車名は「Kommissbrot」(=ライ麦パンの意味)と名付けられて車体の前後には車名バッチが付けられた。「Kommissbrot」は、1925年(大正14年)~1928年(昭和3年)までの4年間に15775台生産された。生産台数の推移は、1925年800台、1926年3420台、1927年6300台、1928年5000台であった(何れも概算値)。


【主要スペック】 1928年ハノマーク10馬力小型自動車 コミスブロート (1928 Hanomag 2/10「Kommissbrot」)
全長2780㎜・全幅1180㎜・ホイールベース1920㎜・車重370kg(リムジン430kg)・RR・水冷単気筒502cc・最高出力10馬力・変速機3速MT・右ハンドル・乗車定員2名・燃料タンク容量20ℓ・燃費25km/ℓ・最高速度60km/h・日本国内販売価格:不明


●1929年 日刊自動車新聞社前のハノマーク10馬力 社用車 
1929年(昭和4年)2月21日に日刊自動車新聞が創刊された折の都内の社屋前に勢揃いした取材もしくは営業用ハノマーク10馬力。輸入台数は不明だが、これだけ纏まった台数が並んでいるということは、輸入元の丸石商会のお膝元・関西地区も含め当時の日本にはかなりの台数が上陸したのではないだろうか。 (写真:日刊自動車新聞社蔵)
日刊自動車新聞社


●1928年ハノマーク10馬力小型自動車 カタログ (縦30.6×横21cm・日本語2つ折4面)
カタログに発行年月や年式の印字はないが、組立外車云々との記載があることから、日本GMと日本フォードの日本組立開始後の1928年(昭和3年)の発行と推定。このカタログでの日本語表記は「ハノマッグ」。360cc時代の軽自動車より一回り小さく、一つ目ライトに丸味を帯びた外観は奇妙だが愛らしい。機関車も製造した大メーカー・ハノマークの製品だけに四半世紀後の1950年代前半の日本に雨後の筍の如く多数誕生したオートサンダルやNJ号といった黎明期の国産軽自動車よりも外観は垢抜けている。このカタログには車名「コミスブロート」(Kommissbrot)の印字は見当たらない。
(1)表紙

表紙の写真は三保の松原でしょうか?明らかに日本の風景のように見えます。
(2)松原

貴下が自分の職務に対する責任を果たされる上に於いて価格の低廉な、しかも機構の完全かつ確実なハノマーク小型自動車を御乗用になる時に於いてのみ貴下は義務というような堅苦しい気分から全然遠ざかって愉快に仕事をされることが出来ます。晴天の時は勿論、新鮮な空気に浸って思う存分に自然を味わい雨天の際でも雨覆で完全に保護せられておりますから時の如何に係わらず、また場所の何處たるを問わず自分の好きな所へ自由に趣くことが出来ます、ですから汽車の時間表を首引きしたり乗り遅れて待合室でボンヤリ次の発車を御待ちになるような不快な気分も知らずに済みます。
しかし現在、自動車と云えば、一般人の頭に直感的に値段の高価と云う事と運転費用に多額を要すると云うこの二つの概念が伴うものであります。勿論、それは普通の自動車には或る程度まで免れる事は出来ないのが通例であります。ところが欧州大戦以来、ヨーロッパ諸国の経済上、斯界の技術家は価格の低廉な実用向自動車の設計に苦心を続けました。即ち普通誰にでも購う事が出来、そして運転費用も汽車の三等の料金よりも安い自動車の製作にあらゆる努力がはらわれましたその結果製作せられたのが吾々がハノマーク小型自動車であります。
同車は現今一般的に使用せらるる本邦に於いての組立車と異なり世界的に有名なるハノマーク會社から完成車として輸入されるのですから御懸念なく乗用が希へます。特に本車の誇る特點はサイドカー付自動自転車よりガソリンの消費量が少なく運転費用は僅かに一哩(マイル≒1.6km)につき1銭5厘弱というレコード破りの経費です。例えば、毎日平均20哩(=約32km)運転するとして他種小型自動車と経費の比較をすれば1ヵ年運転費のみで150円税金その他の費用を合算すれば500円という驚くべき差違で然も乗心地はよくユックリと造られてあります。加うるに操縦法が非常に簡単で万一故障の際も専門職工の手を煩わす必要もなく、誰にでも安心して容易に運転する事が出来るのが吾がハノマーク小型乗用車の特長であります。論より証拠、実物について御研究下さい。

輸入元 大阪市西区新町北通り 株式会社丸石商會 
支店:東京市神田区今川橋・横浜市尾上町五丁目・名古屋市西区本町四丁目・福岡市下奥堂町11・朝鮮京城府黄金町一丁目

(3)解説

丸石商會は1906年(明治39年)にトライアンフ(2輪)の輸入を始めた石川商會をルーツとし、戦後は丸石自転車で有名になった在京の企業。と考えたが印字されている本社所在地が在京でなく大阪の為、全くの別会社だろうか(?)
(4)丸石商会住所等


【ハノマーク10馬力の簡単なる図解説明】
(5)シャシーモーターギアボックス

シャシー
(6)シャシー

シャシー解説
(7)シャシー解説

エンヂン(モーター)
(8)エンジン

エンヂン解説
(9)エンジン解説モーター

室内
(10)室内右ハンドル


(11)RRギア・ボディ

リアエンジン
(12)RR

3速ギアボックス
(13)ギアボックス

ギアボックス解説
(14)ギアボックス解説

タイヤ交換
(15)タイヤ交換

タイヤ交換についての解説
(16)タイヤ交換解説

ボディ解説
(17)車体解説ボディ


【ボディ各種】
「各型とも外観は異なりますがエンヂン及びシャシーは同一です。安価な自動車にありがちな泥除けの緩みまたはボディーの弛みのためガタガタ雑音の不快な気持ちなく、真から愉快にエンジョイする事が出来ます。エンヂンは極く頑丈ですから久しく使用に耐え、1万5000マイル(約24000キロ)位は何の事故も起こらずに運転が出来ます。エンヂンオーバーホールの費用も安価で他種自動車の五分の一足らずの費用で修理が出来ます。寿命も永く10ヶ年の使用に耐えるに十分です。税金も安く日本最高の東京市でさえ自家用車にて1ヶ年110円(各税を含む)、営業用は1ヶ年50円(各税を含む)。」
(18)ボディ各種

●スポーツ (二人乗り幌型オープン)
「用途は多方面で官吏、商人、法律家、医師、外交員または御家族方のちょっとした外出に適します。幌は降ろしたり取り付けたりするように便利に出来ています。」
(19)スポーツ型

●リムジン型
「普通箱型車に望ましき装置があり、如何なる御使用向きにも適しています。上部箱を取り外しスポーツ型にするには数分で出来ます。」
(20)リムジン型

リムジン型解説
(21)リムジン型解説

●タクシー型
「目下ヨーロッパ大都市に於いては年々その数が増加しつつあります。揮発油(ガソリン)消費が微小で経費が掛からず操縦が容易に出来ておりますから、タクシー界に大いに将来を期待されております。税金は1ヶ年50円(各税を含む)ですから、ワン、マン、タクシー(1人乗りタクシー)として使用すれば意外に面白い結果が得られます。」
(22)タクシー型

タクシー型解説
(23)タクシー型解説

●クーペ型
構造は頑丈で内部は美麗に装飾され箱型車に望ましき総ての装置がしてあります。・・・・・リムジン型のルーフは取り外し式なのに対してこのクーペ型では固定されている。
(24)クーペ型

クーペ型解説
(25)クーペ型解説

附属品・・・スピードメーター、バルブ、ホーン、スペアタイヤ、道具一式
(26)附属品(メーターバルブホーンスペア他)

スペック掲載箇所
(27)スペック





★オマケ(その1): 1925年ハノマーク10馬力 実車動画
果たして現存車両はどの位あるのでしょうか。しかし、このクルマでのオープンエア・ドライブはなかなか楽しそうです。





★オマケ(その2): オートカルト1/43スケール 1947年たま自動車E4S-47
ハノマーク10馬力は以前ミニカーも出ていたようですが、残念ながら未入手のため今回は他のミニカーをオマケに掲載します。
全長7.5cm。レジン製。333台限定。超マニアックな車種のモデル化で知られるオートカルトの新製品。国内定価13000円前後。たま自動車→プリンス自動車→日産自動車という歴史の流れと現在は日産が現存車両を保存していることからか、台座にNissan Tama E4S-47と印字されているのは御愛嬌。文字通り、まさかのモデル化。日本では歴史関係書には必ず登場するクルマのため比較的知られているが、このミニカーが欲しいという人は余程のプリンスマニアだけかもしれない。海外のコレクターでこのミニカーを買う人は相当な日本車ヒストリアンだけだろう。実車は全長3200㎜・全幅1270㎜と現在の軽自動車より小さい。
たま(1)

たま(2)

たま(3)

たま(4)

たま(5)

台座にはNissanの文字
たま(6)

たま(7)

1947年たまE4S-47Ⅱ セールスカタログの表紙 (三樹書房蔵)
たまカタログ



★オマケ(その3): スポットオン119番 1/42スケール 1958年メドウス・フリスキー・スポーツ (SPOT-ON No.119 Meadows Friskysport)
全長6.6cm。ダイキャスト製。ミニカー黄金期の英国製。可愛くて奇妙なマイクロカー繋がりで最後はこのミニカー。このクルマはJMAC会長・中島 登著カラーブックス「世界のミニカー」(1967年6月発行)に掲載されていたので子供の頃からミニカーの世界では知っているのですが、残念ながら実車を見たことがありません。
フリスキー(1)

フリスキー(2)

フリスキー(3)

オマケ2との並び
フリスキー(4)並び1

フリスキー(5)並び2

★仏マジョレットの歴史 ポルシェトランスポーター新製品 ~ ビートルズ来日51周年

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さて、もう6月も終わりですね。もう今年も半分が過ぎたとはビックリです(@_@)注目の都議選が行われる7月2日(日)からはここ東京でも30度を超える日が連日続くようで気が重いですが、夏はやはり暑くないと夏らしくないとも言えますよね~!まあ湿度の高い日本の夏は今やエアコンが必需品ですが、焼けつくような熱い太陽の下の砂浜などで過ごすのも夏らしくて風情があってワタシは好きだったりしますよ~♪
明日7月1日(土)は所用で出かけてしまい、アメブロ記事が作れませんので、今日のうちに一つ記事をアップしておきますNE!完全なやっつけ記事になりますが、みなさんご容赦くださいNE~!

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★現在日本国内で入手が容易な小スケール(3インチ)ミニカーと言えば、初回限定が即日高値となる程の人気を誇るタカラトミーのトミカと既に40年近く前からカバヤ食品とのコラボで各地のスーパー等で売られているマジョレット(=通称:魔女)が挙げられるでしょう。
勿論、ホットウィール、マッチボックス、シク(SIKU)といった3インチブランドもありますが、全国で身近に売られていて本来の用途である子供向けにも売れているブランドというと、トミカと魔女になるのではないでしょうか。
トミカも初回限定やイオンなどのオリジナル限定品は入手が簡単ではないものもありますが、少なくとも通常品の入手は容易です。カバヤ食品のガム付として菓子売り場で販売されるマジョレットは、トミカよりも集めにくく、どこのスーパーでも必ず置いている訳ではないことと、コレクターの人がマメにパトロールされていてやはり人気車種は入手が難しいという状況にあります。
私の近所では2つのスーパーでマジョレットを置いていますが、品切れとなった後の補充されるタイミングが読めず、例え毎日巡回していてもタイミングが悪いと先に来たコレクターの方にポルシェ911やニッサンGT-Rといった人気車種は根こそぎ買われてしまって不人気車種ばかりが残っているということはよくあります。そこでレンタルショーケースなどに転売屋さんが定価の2倍位の700~800円で出したものを買わざるを得ないといった苦しい事情もあります。



【マジョレットの歴史】 (History of Majorette )

・1961年(昭和36年): レイル・ルート(Rail-Route)の名称で鉄道模型の製造・販売を開始

・1964年(昭和39年): 自動車ミニチュアモデルの製造販売を開始

・1967年(昭和42年): 自動車ミニチュア・ラインのブランド名称をマジョレット(Majorette)に変更。その後、自動車ミニチュアモデルの老舗ソリド(Solid)の事業を受け継ぎ、コレクター向けミニチュアカーのメーカーとして著名になり、更にマジョレット(Majorette)とソリド(Solid)はスモービィ・グループ(Smoby Group)の一翼となり、スモービィ・マジョレット(Smoby Majorette)となった。しかし、程なくしてスモービィ(Smoby)が経営破綻し、マジョレット(Majorette)もフランスの大手投資会社に買収された。しかる後にシムバ・ディッキー・グループ(SIMBA DICKIE GROUP)に属し、2017年にはマジョレット(Majorette)は紆余曲折を経つつもブランド生誕50周年を迎えた。

・1978年(昭和53年): 日本国内に於いてカバヤ食品と提携し菓子付き販売を開始



●マジョレット2017年 ポルシェ・トランスポーターセット
MANのトランスポーターに通常品とは色違いの911GT3RSの白青2台が付いて発売された魅力的なセット。品番MJT001。定価3600円(税抜)。トランスポーターの全長26.5cm。日本にも正規に入っていますが、カバヤ食品ルートではなくミニカー専門店を中心に売られています。ポルシェ好きなら外せないセットですが、入荷数が多くはなかったのか品薄のようです。しかし、積載遊びが楽しめるトランスポーターのミニカーは今も昔も魅力的ですよね~♪
トランポ(1)

トランポ(2)

トランポ(3)

トランポ(4)

トランポ(5)

トランポ(6)

トランポ(7)

トランポ(8)

トランポ(9)

トランポ(10)



●正しいマジョレットの飾り方?
やはりスーパーで売れた後に残った魔女専用の台紙を貰ってきて店頭と同じように壁に貼って飾るのが定番でしょう。台紙はお願いすると大抵タダで貰えますが、お店の人に「大人なのにミニカーを集めて楽しんでるオタクSAN?」といった顔をされて恥ずかしいという人もいるかもしれませんね~(>_<)
飾り方(1)

飾り方(2)





★オマケ(その1): ビンテージ・マジョレット 232番ポルシェ907ル・マン

紙箱入り、旧ホイール時代のビンテージ魔女。ヘッドライトが異様に大きな造形は珍妙ですが、一応907には見えます。後にスピードホイール化され、夥しいカラーバリエーションが出ています。
骨董(1)

骨董(2)

骨董(3)



★オマケ(その2): The Fast and The Furious 2001年ポルシェ996GT3RSのミニカー

スカイブルーの綺麗なボディカラーに惹かれたのと、不人気911の代表選手996ながらもポルシェなので購入。大きい方は1/43スケール、小さい方は3インチ。この映画に登場した劇中車は沢山発売されていますが、ワタシは勿論ポルシェ以外は関心は薄いので全く買っていません(汗)。1/43は工場出荷時に透明ビニールでシールドされており、古いUS盤のシールド状態のデッドストックで発掘されたアナログレコードなどと同じように開封したら中古品扱いになってしまうので開けるのも勇気がいりますね~(大汗)。
空色



★オマケ(その3): 1966年ビートルズ来日時のニュース映像
ちょうど51年前の6月30日がビートルズ日本公演の初日でしたが、当時、私は6歳でした。周りにビートルズに関心のある人もいなかったので、全くビートルズのことを知りませんでした(汗)。来日51周年ということでビートルズ来日時の映像を最後に。
ビートルズ来日100周年は49年後の2066年となりますが、2017年現在40歳位までの人なら100周年を祝える可能性は高いでしょう。1959年生まれの私の場合は、この世で祝えるのは残念ながら精々2046年の来日80周年位まででしょうNE(大汗)。
首都高を走るビートルズを乗せた1959年キャデラックとジョンのミスタームーンライトがいきなり被る映像は超有名ですが何度見てもゾクゾクしますよね~♪


この映像は冒頭から新車の130セドリックタクシーが登場するなど、古い国産車が好きなら十分楽しめますよ~♪♪

★1951年ビュイック ルセーバー ドリームカー 米澤玩具 ~ 自動車カタログ棚から 354

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もう7月ですね~!まだ梅雨明け前ですが、東京では連日、最高33度という真夏の暑さが続いていますよー!
しかし、大雨警報ではなく大雨特別警報という「特別」が付く警報は数十年に一度といった甚大な被害が予想される大雨のことだそうで、この度、九州北部を襲った大雨で、その特別警報と言うものを初めて見た気がするのですが、まだ行方不明者の捜索も続いており、道路や鉄道の寸断箇所もあり捜索活動に重機が使えないといった極めて深刻な状況が続いているようです。大分や北九州の私の知人には幸い被害はなかったのですが、大地震や大雨といった自然災害というのは、いつどこに襲ってくるか判らないので本当に怖いですね。

さて、今回は「自動車カタログ棚から」シリーズ第354回記事として1950年代初頭のGMドリームカー/コンセプトカーのカタログをサクっとご紹介しますNE!


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★ロサンゼルスの1コーチビルダーだったハーリー・アール(Harley J. Earl :1893年11月22日-1969年4月10日)がGMのデザイン担当責任者に抜擢されたのは1926年(大正15/昭和元年)のことであった。
時にアール33歳のことであった。アールは後にGMのデザイン担当副社長という要職に就き、1958年(昭和33年)、65歳でGMを退職するまで幾多の名作を世に送り出した。20世紀のカーデザイナーとしてはピニンファリーナやジウジアーロとも比肩する、あるいは世界的な影響力という面ではイタリアの錚々たるデザイナー達以上の功績を後世に遺したとも言える。

★ハーリー・アールのGMでの仕事は1927年(昭和2年)のラ・サールから始まったが、1939年(昭和14年)のコンセプトカー「ビュイックY‐ジョブ」、今回ご紹介する1951年(昭和26年)のコンセプトカー「ビュイック・ルセーバー」(Buick LeSabre)、1954年(昭和29年)から1959年(昭和34年)にかけてのコンセプトカー「ファイアーバード」Ⅰ世・Ⅱ世・Ⅲ世といった市販車へのフィードバックを視野に入れて製作された著名なドリームカー/ショーモデル群も多数手掛けた。戦後のコンセプトカーの発表の場は、1949年(昭和24年)から1961年(昭和36年)にかけてGMが新車紹介を目的に米国内6都市を巡回(ニューヨーク→マイアミ→ロスアンゼルス→サンフランシスコ→ダラス→カンサスシティーの順)する形で開催していたGM独自のモーターショー「GMモトラマ」であった。


【主要スペック】 1951年ビュイック・ルセーバー(1951 Buick LeSabre concept Car)
全長5105㎜・全幅1951㎜・全高1270㎜・ホイールベース2921㎜・車重1728kg・FR・水冷V型8気筒スーパーチャージャー付3535cc・圧縮比10:1・ 最高出力335馬力・乗車定員2名・製作台数1台


●1951年ビュイック・ルセーバー最初期試作車と当時58歳のハーリー・アール
ハーリーアール


●1951年ビュイック・ルセーバー 専用カタログ (縦15×横20.3cm・白黒印刷・英文12頁)
恐らくGMモトラマの会場で配布されたカタログ。市販車ではないコンセプトカーのカタログは制作されること自体が世界的には稀である中でGMではモトラマでの配布用にコンセプトカーのカタログを多数制作している。ルセーバーと同時に製作された市販型ビュイックのイメージに近い「XP-300」や1954年の「ファイアーバードⅠ世XP-21」などモトラマで発表する際にはカタログを配布することが慣例であったようだ。このルセーバーは1953年にはフロントバンパー上にエアインテークの付いた後期型となるが、その際にもこれとは別の専用カタログが制作されている。
日本のコンセプトカーでは、トミカやマッチボックスの題材ともなったマツダRX500やダイヤペットの題材となったいすゞベレットMX1600、マッチボックスの題材となったニッサン126Xなどが著名であるが、何れも発表された年のモーターショー配布用メーカー総合カタログに写真が出ている程度であり専用カタログは制作されていない。
自動車カタログの国内市場では日本車の人気がダントツで高く、この7月に入っても前後の意匠がサルーンと同一の半年だけ生産された極めてレアな最初期のいすゞベレット1600GTの簡素な2つ折カタログがヤフオクで10万円を超えていたのに対して、このようなGMコンセプトカーのカタログは日本国内ではレアではあっても一般に知名度も低く人気がないため市場に出ても安価である。
このルセーバーのデザインは現在の目で見ても十分に美しい。戦闘機のジェット噴射口をイメージしてフロントノーズ中央に付けられた楕円形のパーツは何とヘッドライトで回転して2灯のヘッドライトが出現する。後のリトラクタブル・ヘッドライトの先駆け的な機構といえる。大きく湾曲したラップラウンド・フロントウインドは1955年までにはGMの殆ど全ての生産車に採用された(日本では1960年の初代ニッサンセドリックが最初)。テールフィンはすぐに生産型キャデラックに採用され、有名な1959年型キャディでその頂点に達するまで年々その高さを派手に引き上げることとなった。
(1)表紙

【中頁から】

概要解説
(2)解説

戦前のコンセプトカーY-ジョブのこと
(3)Yジョブのこと

長大なボディながら思い切った2人乗りレイアウト
(4)2人乗り

V8過給機付きエンジン
(5)V8エンジン

電動開閉式トップ
(6)電動トップ

ジャッキアップ
(7)ジャッキアップ

トランク床下にはスペア
(8)トランクにスペア

室内
(9)室内

室内画像アップ
(10)室内アップ

スペック
(11)スペック1

(12)スペック2

裏表紙: 運転席に座っているのはハーリー・アール
(13)裏表紙ハーリーアール






★オマケ(その1): 1951年ビュイック・ルセーバー&XP300 オフィシャル動画
1951年(昭和26年)の日本ではまだダットサンが20馬力、トヨペットが28馬力だった時代であり、この巨大なGMのコンセプトカーというものは日本人には遥か彼方の遠い夢の世界のモノであったろう。




★オマケ(その2): 米澤玩具1/25スケール 1951年ビュイック・ルセーバー
全長20cm、全幅8cm。ブリキ製。当時定価:不明(当時のブリキ玩具は輸出向けが大半であったため国内販売分は全生産数の精々1割程度と思われる)。小ぶりながらも実車のムードを的確に縮小・再現した、凝縮感が半端ではない傑作モデル。室内意匠まで実車をかなり正確にスケールダウンしている。カラーバリエーションは黒の他に赤、黄緑など。米澤玩具では、このルセーバー以外にリンカーンXL-500など当時の日本人にとっては正に夢の世界の自動車と云えたであろう1950年代のアメリカン・ドリームカーの傑作スケールモデルをリアルタイムに製作・販売している。
米澤(1)

米澤(2)

米澤(3)

米澤(4)フロント

米澤(5)リア

室内意匠も正確に再現
米澤(6)運転席

全長8センチの2013年製ホットウィールの1951年ルセーバーとの並び
米澤(7)HWと

米澤(8)サイド箱

箱横右下にはお馴染みの桜に「Y」文字の米澤玩具の商標
米澤(9)右下に米澤商標



★オマケ(その3): 1950年代のGMコンセプトカー・カタログ
手元の自動車カタログ棚には今回のルセーバー以外にもまだ1950年代のGMコンセプトカーのカタログが沢山ありますので、追々ご紹介したいと思います☆
ドリームカーカタログ沢山


★1972年 エーワン浅草玩具 小田急バス はとバス~ 玩具・模型カタログ棚から 030

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しかし、暑いですね(>_<)
毎日、ギラギラの太陽の下ではトロトロに溶けそうな猛暑が続いていますYO。このところ、キンキンにエアコンが効いたホテルの宴会場でネクタイに上着をビシっと着こんで会議に出たりもしていますが、一歩ホテルから外に出るととても上着を着ている場合じゃないって感じの暑さです(大汗)

みなさんは待ち合わせだとか仕事だとかにはギリギリに行く方ですが?それとも、余裕をみて早目に行く方ですが?
ワタシは例えば福岡あたりで会議があるとかいう場合、時刻表からみて会議の開始時間には少し余裕がある位では心配で、何かあっても十分間に合うように時刻表上で1時間程度は早目に到着する飛行機で行ったりします。普段でも電車が遅れなければ間に合うところが都内では混雑で少し遅れるなんてことはよくあることですので、2,3分遅れて仕事に来るなんて人は案外多いのですが、以前の勤め先では始業時刻に1分遅れてもアウト、それが3回重なったら有休を1日減らすなんてこともありまして、ワタシは交通機関が時間通りの運行であれば30分は早目に到着する位の時間に行かないと安心できなかったりします。焦ってバタバタしたくないというか、時間ギリギリになると気持ちの余裕もなくなりますよね。それは、デートの待ち合わせであっても同じで、ギリギリに行くことはありませんYO。かと言って相手が多少遅れて来て、「待った?ごめんなさい(>_<)」なんて言われても「ぜーんぜん大丈夫」と言って相手を責めたり怒ったりは絶対しないタイプだったりしますYO。

閑話休題
浅草玩具については既に2015年1月24日の「玩具・模型カタログ棚から」シリーズ第20回記事で浅草玩具人形時代の1962年版カタログを既にご紹介していますが、今回は更に10年程時計の針を進めた、浅草玩具の1972年版カタログをピックアップしますNE。1960年代後半生まれあたりの世代には幼少時の思い出とも重なり懐かしいモノが出ているかもしれませんYO☆
 



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浅草玩具人形株式会社(英文名称: ASAKUSA TOY & DOLLS CO.,LTD)は、戦後5年目の1950年(昭和25年)に一般玩具問屋と節句人形問屋との合併により誕生し、本社を台東区浅草蔵前2丁目9番地に置いた。
1950年というのは、バンダイの前身である萬代屋の創業と同年である。その後、1960年代に入り萬代屋がバンダイに、富山商事がトミーに社名変更したように、浅草玩具人形株式会社も1965年(昭和40年)には浅草玩具に社名変更し、中堅どころの玩具製造卸のメーカーとして名作を多数残した。1965年時点の浅草玩具の代表取締役社長は北岡善次郎氏(1965年10月開催 第4回日本玩具国際見本市 出展企業一覧パンフレットの記載より)。乗り物系ブリキ玩具としては、名品パラダイス・トロリーバスや近鉄ビスタコーチに代表されるバスや名鉄パノラマカーに代表される鉄道車輛を多数発売したほか、鉄腕アトムに代表されるキャラクター玩具の発売でも業績を伸ばした。

1960年代後半よりエーワン(A-1)のコピーを多用し、エーワン浅草玩具の呼称が一般的となったが、1976年(昭和51年)に至り社名を浅草玩具から正式に株式会社エーワンに変更した。
このエーワンの社名が丸20年続き、平成に入った後の1996年(平成8年)には合併により社名を株式会社インクスとしたが、2001年(平成13年)には業績悪化により倒産し約50年の歴史に幕を降ろした。
今回ご紹介する1972年版カタログは、株式会社エーワンとなる以前の浅草玩具時代のものながら、そこかしこにエーワンの文字が躍っており、エーワンへの社名変更は営業戦略上も謂わば必然的なものであったと思われる。



●株式会社浅草玩具 総合カタログ1972年版 (A4判・24頁+価格表6頁)
カタログ中に「年末商戦に勝ち抜く」の印字が見られることから、発行時期の印字はないものの発行されたのは1971年秋あたりかもしれない。玩具メーカーのカタログは時代の若い1970年代あたりのものであっても市場に出てくることは稀で自動車カタログなどと比べれば遥かに蒐集は難しい。このカタログに掲載されているものは乗用玩具、パズルなどの知育玩具、金属玩具(ブリキ製乗物玩具)、人形、シール動物等と多岐に亘る。今回は乗用玩具と金属玩具(ブリキ製玩具)の頁を中心にご紹介することとしたい。
(1)表紙

【中頁から】

乗用ドライバーシリーズ
(2)ドライバーシリーズ1

写っている子供達は当時3,4歳として1967、68年生まれあたりの世代でしょう。
(3)ドライバーシリーズ2

ドライバーシリーズ「ペダル付」
(4)ドライバーシリーズ「ペダル」

上:ホンダF-1(売価5000円)、下:ホンダモンキー三輪(3200円)
(5)ホンダF1・5000円モンキー三輪3200円

ドライバーシリーズ「ミニ」
(6)ドライバーシリーズ「ミニ」

ミニ・ホンダモンキー(1000円)
(7)ミニモンキー1000円

金属玩具(ブリキ乗物)
(8)金属玩具ブリキその1

1960年代前半から連綿と売られていた浅草玩具の名作「名鉄パノラマカー」(都内630円・地方690円)
(9)名作・名鉄パノラマカー

電動ランボルギーニ・ミウラ・ラリー(都内700円・地方740円)。これはフリクション駆動のノーマル版も販売されていた。スーパーカーブーム到来の未だ5年位前の製品。
(10)電動ランボルギーニミウララリー

電動オペルGTラリー(都内700円・地方770円)。これもフリクション駆動のノーマル版あり。
(11)電動オペルGT

東名急行バス2種
(12)東名急行バス2種

上:ゴールデン観光バス(都内700円・地方770円)、下:はとバス(都内700円・地方770円)
(13)ゴールデン観光はとバス各700・770円

上:国鉄ハイウェーバス(都内1500円・地方1650円)、下:マツダライトバス(都内430円・地方470円)
(14)国鉄ハイウェイバス1500円マツダライト430円470円

マツダライトバス救急車と同幼稚園バス(各都内450円・地方490円)
(15)マツダライト救急車幼稚園450円490円

近鉄ビスタコーチ透明ルーフ仕様(都内630円・地方690円)。これも名鉄パノラマカーと同様に1960年代前半から連綿と売られた浅草玩具のロングセラー商品。
(16)近鉄ビスタコーチ透明630円690円

電動マーキュリークーガー38cm(都内900円・地方950円)
(17)電動マーキュリークーガー900円950円38cm

ミニスカートのサンデーちゃん(800円)とパンタロン姿のパラソル・サンデーちゃん(980円)。1970年代初頭という時代を映したフィギュア商品。
(18)ミニサンデー800円パラソルパンタロン980円

浅草玩具本社・支店一覧
(19)本社支店案内(表3)

蔵前の10階建て本社ビル
(20)蔵前の10階建て本社

裏表紙: 売価5500円もしたペダル付日航ジャンボ・ボーイング747
(21)裏表紙5500円の747





★オマケ(その1): 浅草玩具 1/21スケール 小田急バス
全長47cm・全幅12cm。ブリキ製。当時定価:都内1500円/地方1650円。窓が抜けシートが造り込まれた魅力的なバス玩具。同一金型で国鉄ハイウェーバス、東名急行バス、はとバスと小田急含めて都合4種が販売された。何れも現存する数は少なく滅多に見かけないが、4種の中では小田急バスが最もレア。かつて小田急バスに付けられていたボディサイドの犬のプリントが泣かせる。この小田急バス及びはとバスは同じ箱に入れて売られていた。小田急バスは今回の1972年版カタログには掲載されておらず、小田急のお膝元の首都圏限定販売商品だったのかもしれない。この玩具のモチーフとなった実車のバス(及びボディメーカー)については、バス専門家・バス研究家様の鑑定御意見を是非お寄せください。
小田急バス(1)

小田急バス(2)

フロントの「小田急」の文字がそそります♪
小田急バス(3)フロントに小田急文字

リアにはA1浅草玩具の商標。緑のナンバーは何と練馬ナンバー。
小田急バス(4)A1商標練馬ナンバー

はとバスと共用された箱(上箱の短辺に「小田急バス」「はとバス」を区別するための印字あり)
小田急バス(5)箱サイド


★オマケ(その2): 浅草玩具 1/21スケール はとバス
全長47cm・全幅12cm。ブリキ製。当時定価:都内1500円/地方1650円。オマケ1のバリエーション。一緒に写っている小さなはとバスは1/50スケール全長22.5cmのダイヤペット279番三菱ふそうはとバス。ダイヤペットの1/50 バスはコレクターが買ったものが相当数残っているのに対して、浅草玩具のブリキのバスは当時のコレクターが蒐集・保存することもなく大半は幼児の玩具として消滅している。
はとバス大(1)

はとバス大(2)

フロント部
はとバス大(3)フロント

A1浅草玩具の商標がプリントされたリア
はとバス大(4)リア

1/50 のダイヤペットとの大きさ比較
はとバス大(5)ダイヤペットとサイド



★オマケ(その3): 浅草玩具 1/26スケール はとバス
全長38cm・全幅9.5cm。ブリキ製。当時定価:不明。やや小ぶりながら窓が抜けてシートが造り込まれた魅力的なバス玩具。今回の1972年版カタログには掲載がないものの1970年前後の製品と推定。
はとバス小(1)

はとバス小(2)

はとバス小(3)

A1浅草玩具のプリント
はとバス小(4)A1マーク



★オマケ(その4): トミカプレミアム12番 1/61スケール1973年ポルシェ911カレラRS2.7
今回の記事とは無関係のオマケですが、トミカプレミアムの2017年7月新製品。全長6.8cm。ダイキャスト製。少々ズングリムックリした造形は期待外れだったものの、往年の伊ポリトーイ小スケール・ペニーのポルシェ912の造形とも似ている気がします。
プレミアム(1)

プレミアム(2)

プレミアム(3)



★オマケ(その5): ハニー・パイ(Honey Pie) The Beatles 1968
これも今回の記事とは無関係の最後のオマケ。ポールの隠れた名曲(ビートルズに駄作は少ないですが)。中間部のギターソロはジョン。10代の頃から個人的にピアノでよく弾いているビートルズナンバーの一つで、人前でもよく弾いていますので何れYoutubeにアップしますNE☆



Lyrics:

She was a working girl
North of England way
Now she's hit the big time
In the USA
And if she could only hear me
This is what I'd say

Honey pie you are making me crazy
I'm in love but I'm lazy
So won't you please come home

Oh honey pie my position is tragic
Come and show me the magic
Of your Hollywood song

You became a legend of the silver screen
And now the thought of meeting you
Makes me weak in the knee

Oh honey pie you are driving me frantic
Sail across the Atlantic
To be where you belong

Honey pie come back to me, oh

Yeah
I like it like that, oh ah
I like this kind of hot kind of music
Hot kind of music
Play it to me, play it to me, honey, the blues

Will the wind that blew her boat
Across the sea
Kindly send her sailing back to me

Honey pie you are making me crazy
I'm in love but I'm lazy
So won't you please come home
Come, come back to me, honey pie

Oooooooooooh oh
Oh oh oh oh oh oh oh
Honey pie, honey pie

★結婚相手の条件 2017 ~ ジョン・レノン「Love」

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★定年退職まで残り僅か2年となったこの歳で結婚したいなどと言うと、「頭がおかしい」「気でも狂ったのか」と言われるのが普通ですが、ワタシの場合は、まだまだこれから恋に落ちて結婚もできるはずと夢見ているのですYO☆ (→やはり頭のネジがブッ飛んでますか??)
・・・・・そこで今日はワタシの考える結婚相手の条件を書いてみますYO☆☆


夕日2

夕日1



1)美人・・・・・これは外面的なことですが、世の中にはあっと驚くように顔が似ている夫婦が意外にいることから、「美」の感覚は人それぞれだろうと思います。勿論、誰が見ても美人という人もいると思いますが、寧ろポイントとなるのは、笑顔が可愛い、笑顔があったかい、表情が可愛いといった点であって、決して美人でなくとも惹かれることはあります。


2)スタイルが良い・・・・・これも外面的なことですね。相撲取りのような体型の人とかあまりにも痩せた人は苦手です。西欧人や東南アジア系に多いボンキュッボンが理想的ですが日本人には少ないですね。


3)心根が優しい・・・・・これは内面的なことですが、換言すれば、思いやりがある、人の気持ちを考えることが出来るといったことになるでしょう。反対に性格がキツイ、怒るとメチャ怖い、といった人はなるべくなら避けたいところです。


4)言葉遣いがよい・・・・・・これは3)とも連動することと思いますが、不良女子中高生が多用する「スゲー」「ヤベー」「ウチラ」は御法度です。「そうでございますか」「・・・でございますわね」などと過剰に上品では逆に引いてしまいますが、男言葉が自然と出てしまうような人ではなく女性として普通の言葉遣いが出来る人が理想です。


5)音楽に関心がある・・・・・これはワタシの趣味とも関係がありますが、例えば音楽も楽器の音も嫌いという人だと、ピアノやギターを弾くのが趣味のワタシの場合は共同生活が出来ません。ワタシの好きなビートルズやショパンを相手も好きなら理想的ですが、ジャンルを問わず音楽に関心がある人なら取り敢えずはOKです。ワタシの場合、ピアノは基本的に毎日弾きますので、ピアノの音を聴くだけでゾッとするなんて人ではやっていけないでしょう。


6)モノに関心がある・・・・・例えばディズニーグッズ、キティちゃんグッズ、ペコちゃんグッズなどを集めている、あるいはグッズには興味があるといった人なら理想的です。ワタシはミニカーや鉄道模型といったモノを集めるのが趣味ですので、コレクションにある程度理解がある人でないと、ミニカーを買う度に「また買ってきたの!」などと怒られてはやっていけない気がします。


7)自動車に関心がある・・・・・これもワタシの趣味と関係がありますが、クルマ好きである必要はないですが、クルマが大嫌いという人だとやはり共同生活が難しい気がします。


8)収入は不問・・・・・年収ウン億であってもニートで無収入あるいは生活保護受給者であっても全く構いません。


9)年齢は不問・・・・・但し、20歳から65歳位まで。理想としては子供が産める年齢の人ということになりますが(→その歳で子供つくるのか?というツッコミはなしで)、年齢が高くても魅力的な人は世の中大勢いるのであまり拘りません。女性の方が平均寿命は長いことから、ワタシの場合、若い相手ほど一緒に生きることが出来る時間が少なくなる可能性は高いと言えます。例えばワタシがあと30年生きるとして、20歳の女性なら相手が50歳位まで、30歳の女性なら相手が60歳位まで、40歳の女性なら相手が70歳位までといったように、です。しかし、小林麻央さんのように癌で夭折することも有り得ますし、もし30歳年が離れていてもワタシが100歳、相手が70歳で同じ年に死ぬ可能性だってゼロではありません。


10) バツは不問・・・・・バツ3位までの人なら構いません。バツが多い人程、魅力的というのは一面の真理かもしれません。逆にワタシのような戸籍真っ白の誰とも結婚も出来ないバツなしの人間は「クズ」「カス」「負け犬」といった風に言われることが世の中多いと思います。勿論、バツなしの未婚も構いません。但し、未成年の子供が3人いるとかとなると、ちょっと考えてしまう場合もありそうな気がします。


海


【総括】
以上の事項以外に喫煙者であることあるいは嫌煙者でないことといった条件もあったのですが、現在は禁煙外来もありますので、相手が煙嫌いであれば止めることも出来るので現在はお相手の条件から外しています。飲酒については余程の酒乱でもない限り全く構いません。但し、ワタシが全くお酒を飲まないので飲む人からは一緒に飲んでくれないとつまらないと言われることがあります。あと書き忘れましたが、中卒・高卒・専門学校卒・大卒・大学院卒といった学歴も不問です。但し、ワタシは頭が悪いので東大理Ⅲだとかあまりに高学歴の人では話が噛み合わないかもしれません。
1)~10)のうち、8)~10)は何れも「不問」としているので条件ではないとして、1)~7)は上位の番号ほど重視します。例えば、1)の美人であれば、他の条件は全てアウトであっても可というように、です。勿論、全ての条件をクリアするような人はなかなかいないでしょうから、例えば6)のモノに関心があるという1点のみでも合致すれば仲良くやっていける可能性は大いにあると思います。
しかし、男は度胸、女は愛嬌とはよく言ったもので、例え多少顔の造形が悪くても愛嬌がある人は案外美人に見えるものだという気もしますYO☆☆

さて、みなさんは、以上のように考えているこのワタシが今後結婚できると思いますか??えーっ!何?、絶対無理だって??ワタシは理想が高過ぎますかNE~☆☆☆



Love    John Lennon 1970


Lyrics:
Love is real, real is love
Love is feeling, feeling love
Love is wanting to be loved

Love is touch, touch is love
Love is reaching, reaching love
Love is asking to be loved

Love is you
You and me
Love is knowing
We can be

Love is free, free is love
Love is living, living love
Love is needing to be loved



Grow Old With Me    John Lennon 1980


Lyrics:
Grow old along with me
The best is yet to be
When our time has come
We will be as one
God bless our love
God bless our love

Grow old along with me
Two branches of one tree
Face the setting sun
When the day is done
God bless our love
God bless our love

Spending our lives together
Man and wife together
World without end
World without end

Grow old along with me
Whatever fate decrees
We will see it through
For our love is true
God bless our love
God bless our love

★1967年三菱ふそうT910前2軸大型トラック 高額カタログ ~ 自動車カタログ棚から 355

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東京では梅雨も明けて文字通り盛夏です。みなさんは夏と言えば何を連想しますか??かき氷?アイスクリーム?花火?肝試し?スイカ割り?海?プール?麦わら帽子?冷やし中華?甲子園?高校野球?盆踊り?浴衣?夏の日の恋?などでしょうか。ワタシは今でも東京音頭を聴くと小中学生の頃の夏休みの切ない恋を思い出しますYO。しかし、これだけ暑いと誰しも水が恋しくなって近所の公営プールは1日中混んでいたりもしますYO

みなさんは職場だとか会合だとかでは挨拶をする方ですか?
ワタシは勤め先では毎朝、「おはようございます!」と必ず挨拶をするのですが、私の声が聞こえているのに完全無視で全く返答しない人、返答があっても蚊の鳴くような聴こえるか聴こえないか判らないレベルの極めて小さな声で「・・・ざいます」と語尾だけが聞こえてくるような人が大半だったりしますYO。派遣のお姉さん達だけは、みなさんキチンと挨拶を返してくれるのですが、しかし、私が面と向かって明るく挨拶をすると普段から「キメー」「ヤベー」「スゲー」「ウチラ」を連発している毎日ジャージで来る40過ぎの独身女性SANなどは逆切れして、「キメーなー」などと言われることもありますYO。そんな時は、「キモくてどうもあいすみません (汗)」と謝ってみるのですがね。そうしますと今度は、「テメー、そういうことを言うところが益々キメーんだよー!」などと言われて収拾がつかない状況になりがちですYO(大汗)。
基本的には、現在の勤め先では朝来る時も声を出さずにヌーッと現れ、帰る時も「お先に失礼します!」などとは言わずに、やはり無言でヌーッといつの間にかいなくなっているという人が大多数(概ね9割以上)という感じなのですYO。私の場合は元々口ベタなのに、例えば、「今日はまた暑いですね」などと何気ないお喋りをしたり、何よりまずは挨拶をしないとどうにも気分が落ち着かないところがありまして、会話でコミュニケーションを取ったり挨拶をしたりしないのが当たり前、会話や挨拶は一切しないという人が大多数という中にいますと、どうにも息が詰まるようで居心地が悪くて仕方がありませんYO(大汗)。

閑話休題
さて、今日は「自動車カタログ棚から」シリーズ第355回記事として、1967年デビューの2代目三菱ふそうCOE大型トラック前2軸T910型のカタログをご紹介します。併せて最近ヤフオクで予想を遥かに超える高額プライスとなった1970年代の三菱ふそうのトラックカタログを記録として残しておきたいと思います☆☆


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★三菱ふそうの大型キャブオーバートラック(COEトラック)のルーツは1959年(昭和34年)9月に登場した2軸8トン積みのT380型と同年12月に登場した前1軸後2軸11.5トン積みのT390型である。この三菱ふそうの初代大型COEトラックは他社のCOEと同様に既存のボンネット型車をベースとして製作されたもので、エンジン上部が室内中央に大きく突き出していた影響で2名定員であった。
この初代COEトラックは1966年(昭和41年)~1967年(昭和42年)にかけて型式名称は従来型のままで新キャブ・デザインの2代目に順次変更された。この際、エンジンをシート下に納め乗車定員を3名とした。1967年4月には今回ご紹介する前2軸後1軸のT910が新たにデビューした。T910はT911へのMCを経て1973年(昭和48年)12月の三菱ふそう大型COEトラックの3代目F系へのフルモデルチェンジに伴い前2軸車はFT型に進化した。



【主要スペック】1967年 三菱ふそうT910Q型 前2軸11トン積み大型トラック (1967 Mitsubishi-Fuso Truck Type.T910Q)
全長10480㎜・全幅2480㎜・全高2695㎜・ホイールベース6280㎜・荷台長8160㎜・車重7325kg・FR・水冷4サイクル予燃焼室式V型6気筒9955cc三菱6DC20A型エンジン・最高出力200ps/2500rpm・最大トルク67kgm/1200rpm・最大積載量11000kg・乗車定員3名・変速機オーバードライブ付5速MT(2~5速シンクロ付)・電装系12V・燃料タンク容量100ℓ・タイヤサイズ10.00-20-14PR・最小回転半径11600㎜・登坂能力24.0%・最高速度95km/h


●実働中の三菱ふそうT910前2軸大型トラック
Web上で拾ったもので出典や詳細は不明ながら稼働中のいかにも「働くクルマ」といった雰囲気の魅力的な写真です。
実動写真



●1967年4月? 三菱ふそう11トン大型トラックT910専用カタログ (A4判・日本語12頁)
1967年8月の速度表示灯設置義務化前の初期型T910。1960年代後半の東名高速開通等に備え連続高速走行性能を重視して開発された。新たに開発された10リッターV型6気筒の三菱6DC20A型エンジンは200馬力の高出力を発した。ホイールベースは長短2種あり、5250㎜(全長9320㎜)がT910K型、6280㎜(全長10480㎜)のロングがT910Q型であった。
(1)表紙


【中頁から】

(2)見開き

概説
(3)概説

3人乗りとなった室内
(4)3人乗り室内

国際規格のベット(オプション)
(5)国際規格のベット

運転席
(6)運転席

大径スピードメーターの表示は100kmまで
運転席

ベンチレータ・ウインド
(7)三角窓

(8)シャシ

シャシー解説
(9)シャシ解説

片手で楽々操作のティルトキャブ
(10)片手操作のティルトキャブ

(11)シャシ写真

10リッターV6・200馬力エンジン
(12)V6・10リッター200馬力エンジン

エンジン解説
(13)エンジン解説

水冷式オイルクーラー、ACジェネレータ、エアクリーナー等解説
(14)水冷式オイルクーラーACジェネレータ他

タンクローリー等 特装車各種
(15)特装車各種

図面・スペック
(16)図面スペック

図面(T910Qロングホイールベース車)
(17)T910Qロング図面

図面(T910K標準車)
(18)T910Lショート図面

スペック
(19)スペック





★オマケ(その1): トミカ7-2他 1/127スケール 三菱ふそうT911前2軸大型トラック各種 
全長7.5cm。ダイキャスト/プラ製。当時定価220円~320円。トミカ7-2の三菱ふそうパネルバントラックの発売が1975年3月であるため、3代目FTのモデル化が間に合った時期ながら2代目T911をモチーフとしたようです。フロントウインドは中央で左右に分割されたモールドが入っています。90-1番(後に24-3に改番)の国鉄コンテナトラック、91-1番LPGトラックにも同キャブが流用され、特にパネルバンは横浜高島屋やダイエーの特注品、トラックフェアの限定品など膨大なバリエーションが出ています。今回はすぐに取り出せたものだけをアップします。
トミカ(1)

トミカ(2)

トミカ(3)

黄緑の国鉄コンテナがそそる90-1「ふそうコンテナ運搬車」
トミカ(4)90-1番

24-3ふそうコンテナ運搬車
トミカ(5)24-3番

フロントの造形
トミカ(6)



★オマケ(その2): 米澤玩具ダイヤペットT-83番 1/60スケール 三菱ふそうT911梯子消防車
全長15cm。ダイキャスト製。当時定価1800円。商品管理番号No.014-01791。1970年代から1990年代半ば頃まで売られていたダイヤペットのロングセラー製品。これはホイールが玩具然とした末期製品。
ダイヤペット(1)

ダイヤペット(2)

ダイヤペット(3)

ダイヤペット(4)



★オマケ(その3): 1976年三菱ふそう大型トラックの超プレミア・カタログ達 
国産大型トラックのカタログは現在1960年代モノより1970年代モノの方が人気が高いにも係わらず絶版自動車カタログ市場での流通量が極端に少なく、10~15年位前までは殆ど人気がなく市場に出ても1部500~1000円程度でゴロゴロしていたのが、最近は1970年代の国産大型トラック人気からカタログも高騰しています。この年代の国産大型トラックのカタログは私も以前は殆ど興味がなく残念ながら値段の安い時期には殆ど購入しなかったため是非入手したいのですが、現在は高価過ぎておいそれとは手が出せないというのが正直なところです。以下のカタログ群は全て最近ヤフオクに出品されたものですが、東京モーターショー開催時に自工会(日本自動車工業会;Japan Automobile Manufacturers Association, Inc.)が業界関係者に乗用車・商用車に分けて国産全メーカーの車種別カタログを網羅し頑丈な表紙を付けて綴じた形で配布していた「カタログ合本」の恐らく1976年版をバラしたもので、表紙と裏表紙に合本バラ特有の貼り跡・剥がし跡が付いているものが大半という状態でした。それでも1部の単価が15000円超えのカタログが多く、100部以上のカタログが綴じられた合本1冊まるごとなら、猛烈な高値がつく計算となります。1970年代半ばあたりの国産大型トラックの含まれている商用車編であればバラして1部ずつ売れば軽く合本1冊7桁(100万円)以上のプライスになる可能性もあるのではないでしょうか。
知合いの60代の自動車カタログコレクターの中にはこの自工会のカタログ合本を1950年代のモノから乗用車編・商用車編の毎年全てを揃いで持っているといった強者もいますが、それはたまたま業界関係者から纏めて譲り受けたものであり、自工会のカタログ合本がバラされないままで市場に出ることは極めて稀です。1970年代の国産車カタログで以下の三菱ふそうトラック群以上の高値が付くものはケンメリGT-R専用カタログの本物(復刻も有)や初代セリカGTの幻の豹柄初版カタログ、各種パトカー等緊急車両のカタログといったあたりしかないのではないでしょうか。但し、個人的には時代の若い1970年代の国産大型トラックのカタログは幾ら絶版カタログ市場での流通量が少ないとはいえ、適正価格は1部3000~5000円程度のものだろうと思います。


●三菱ふそう構内専用ダンプFW型専用カタログ(4つ折)・・・・・19500円 (送料別)
この時代の国産ダンプの専用カタログはメーカー問わず何故か押しなべて人気が高いようです。合本として貼りつけてあった表紙左側がかなり剥がれている状態にしてこの価格。表紙の剥がれがなしの綺麗な状態なら3万円位でしょうか。1976年発行。発行月不明。
ダンプ


●三菱ふそう後2軸FU型大型トラック専用カタログ(22頁)・・・・・16750円 (送料別)
表紙は綺麗な状態ですが裏表紙右側は糊付け跡で剥がれています。1976年8月発行版。
FU型


●三菱ふそう前2軸FT型大型トラック専用カタログ(22頁)・・・・・16230円 (送料別)
表紙左側がかなり剥がれている状態です。1976年8月発行版。
FT型


●三菱ふそうFP型大型トラック専用カタログ(22頁)・・・・・15150円 (送料別)
表紙は綺麗ですが裏表紙右側は剥がれている状態です。1976年8月発行版。
FP型


●三菱ふそう高速トラックトラクタFP型 (8頁)・・・・・15240円 (送料別)
表紙左側がかなり剥がれている状態です。1976年11月発行版。
トラクタ


●三菱ふそうフルトレーラートラック(8頁)・・・・・15110円 (送料別)
これも表紙左側がかなり剥がれている状態です。1976年11月発行版。
フルトレーラー


●三菱 トラッククレーンキャリヤ K400 ワンサイドキャブ (3つ折)・・・・・14110円 (送料別)
これも表紙左側が少し剥がれ裏表紙の右側は酷く剥がれている状態です。1976年1月発行版。
クレーンキャリヤ

★ある夏の日の恋の夢 ~ 2017年 夏

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★2017年7月26日(水)

朝、いつものように5時過ぎに目覚める。
何故か今朝は夢をリアルによく覚えていた。
それは、こんな夢だった・・・・・

僕は、麻衣と手を繋いで海岸沿いにある遊園地の中を歩いていた。
小麦色の肌に優しい瞳、ちょっと愁いを帯びた表情が何とも魅力的な彼女とどこで出会ったのだったかはサッパリわからない。
僕は彼女と一緒にいるだけで胸がキュンとした。
これが恋というものだろうと思った。

ポルちゃん、次はメリーゴーランドに乗ろうよ
麻衣ちゃん、メリーゴーランドに乗るならお馬さんでなくて2人で並んで座れるのに乗ろうね
私、ポルちゃんがピアノで弾く別れの曲がすごく優しくて好きだよ
別れの曲だなんて縁起が悪いけど、綺麗なメロディだよね
私、ポルちゃんのこと好きだよ
僕も麻衣ちゃんが好き
私、ポルちゃんに世界一幸せになってもらいたいんだ
僕も麻衣ちゃんを世界一幸せにしたい



ポルちゃん、ソフトクリーム食べようよ
いいね。食べよう。僕、麻衣ちゃんにならヴィトンでも何でも買ってあげたいな
ダメダメ、ポルちゃん、そんな無駄遣いしちゃ。私たちの将来に備えて貯金した方がいいよ
えっ!将来って麻衣ちゃん、ホントに僕と結婚してくれるの? 」
もちろん!私はポルちゃん以外の人とは結婚しないよ。だってポルちゃんは世界一優しい人だから
ポルちゃん、子供は何人欲しい?
そうだな、1人だけだと将来寂しくなるから2人かな。でも、僕は男の子を育てる自信はないから女の子がいいな
私は男の子でも女の子でもポルちゃんの子供だったらどっちでもいいよ




ここで、いきなり夢は場面が変り、僕と麻衣ちゃんは2人でジャグジー風呂に入っていた。
と思ったら、麻衣ちゃんは泡の中に消え姿が全く見えなくなり、僕は只一人で風呂に入っていた。
麻衣ちゃん、麻衣ちゃん!どこに行ったの!!!

と、ここで夢が覚めた。
やれやれ、今朝は仕事を始めても、僕はこの切なくもラストの悲しい夢に気分が引きずられていた。



●Michelle  The Beatles 1965



★1969年 夏の自作漫画「ドライブ」 ~ siku フェラーリ/ランボルギーニ エスパーダ

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前回の記事「ある夏の日の恋の夢」はその日に見た夢を忘れないうちに記録しておくつもりで寝る前のホンの15分位でアップしたものだったのですが、何とアメブロ人気記事40位!!
どういう基準でそんなに順位が高いのか皆目不明ですが、自動車カタログの記事など下手をすると丸1日かけてアップしている記事よりも遥かに注目度や順位が高いことにビックリです(@_@;) もしかして、ワタシは自動車カタログの記事などを時間をかけて書くよりも、恋の話をさらっと書いた方が一般受けは遙かに良いのかもしれませんNE☆


しかし、もう7月も終わりですね。8月はお盆の帰省や国内旅行、海外旅行やらで忙しくも楽しい1ヵ月になるという人も多いのでしょうね。ワタシなどは元々東京生まれで帰郷すべき故郷もない上に出不精でして、基本、家で楽器を弾いていたり、ミニカーや自動車や模型や玩具などの旧いカタログを眺めたりしていることの方が多いのですが、やはり近場でもいいのでこの夏の間に風光明媚な場所に一度位は行ってみたい衝動に駆られたりもしますYO☆☆

閑話休題
さて今日はワタシが小4の夏休み、1969年(昭和44年)の夏に描いた「ドライブ」という漫画絵本をアップしますね。9歳のワタシが描いたモノですから誰が見ても下手糞ですが、この漫画絵本を描いた夏から、この2017年の夏で既に48年の時を経て、ワタシにとってはかけがえのない宝物なのです。こうした子供が作ったモノというのは子供の成長に伴い親が捨ててしまうのが普通なんだろうと思いますが、ワタシの場合は自分で作って気に入っていたモノは自分で長年大切に保存してきたという感じです。ちなみに子供の頃に描いた絵は絵日記など他にもまだまだ沢山大切に保存してあります。そんなモノはワタシ以外の人にとっては価値ゼロ間違いなしですが、ワタシにとっては子供の頃をリアルに思い出すことが出来る宝物なんですYO。ジョン・レノンも子供の頃の絵を残していて、それらは数千万といったプライスが付きますが、ワタシのような一般人の場合にはもし死んでしまえば子供の頃の絵などゴミとして捨てられることはまず間違いないでしょう。
・・・という訳で今回は殆ど自分の思い出のためだけにアップするような記事となりますので、興味のない方はガンガンスルーしてくださいNE☆☆☆



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★漫画絵本「ドライブ」 (B5判・水彩16頁)
製作時期:1969年(昭和44年)8月。製作者:ポルシェ356A(アメブロネーム)。製作時の年齢:9歳10ヵ月。基本的に1頁を上下で2分割して1コマをB6(B5の半分)のサイズで作成してあります。登場する赤いスポーツカーは下手糞ながら、そのプロポーションは1960年代らしいロングノーズ・ショートデッキで丸いテールライトは日本車で言えばS54のスカG、欧州車ではフェラーリなどに影響を受けている感じがします。メクラ面積の広いリアクォーターは初代ムスタング(マスタング)のファーストバックやロータスヨーロッパ風、ヘッドライトは1960年代のフェラーリ風です。

●表紙
(1)表紙


【中頁】

前の日、ドライブの相談(地図を見てルートを決める)
(2)前の日のドライブの相談


次の日
(3)次の日


ブイーン 「行ってらっしゃい」 「行ってきます」
(4)行ってらっしゃい行ってきます


「人が多いな」
(5)人が多いな


ブイーン 「やっと静かな所に来たぞ」
(6)やっと静かな所に来た


「あっ、パンクだ。」
(7)あっ、パンクだ


「海だ。奇麗だな、釣りをしよう。」
(8)海だ綺麗だな釣りをしよう


~釣りをしている時、海の中で魚の友情~
(9)釣りをしている時魚の友情


(1)「食べようかな」
(10)その1食べようかな


(2)「やめな」
(11)その2やめな


(3)「ジョキ ジョキ」
(12)その3ジョキジョキ


(4)「ザリガニさん、ありがとう。」
(13)その4ザリガニさんありがとう


「工事中だ」
(14)工事中だ


ウ~ウ~ 「まてっ」 「あっ、白バイだ~」
(15)白バイだ


「凄い森だ」
(16)凄い森だ


「あっ、故障だ。」
(17)あっ故障だ


「直った」
(18)直った


トンネルに入る
(19)トンネル


「?」 (どれがどれ)
(20)「?」どれがどれ


「やっとトンネルを出た。」
(21)やっとトンネルを出た


「ガソリンが切れた。」
(22)ガソリンが切れた


エッソのガソリンスタンドで給油
(23)エッソのGS


チンチンチン 「踏切だ。」
(24)踏切だ


「お帰りなさい。」 「ただいま。」
(25)お帰りなさい只今


寝る 「グーグー~」
(26)寝る


夢の中で・・・
(27)夢の中で・・・


ブイーン・・・衝突しそう!
(28)衝突する・・・


ガチャン・・・夢で車が衝突
(29)ガチャン夢で車が衝突


ギャー 「なんだ、夢か。」  
(30)ギャー何だ夢か終り

―終り―


●裏表紙 (タイヤ&ホイールの絵)
(31)裏表紙






★オマケ(その1): siku 小スケール フェラーリベルリネッタ275/GTBとランボルギーニ400GTエスパーダ
何れも全長約8cm。ダイキャスト製。品番:フェラーリV269、ランボルギーニV317。1960年代後半~1970年代初頭の製品。何れも後年はレタリングホイールに変更されて販売されています。国内当時定価230円。エスパーダはじゅんいちさんからのギフト品(嬉)。淡い水色のボディカラーが泣かせます。今回の漫画絵本の赤いスポーツカーのプロポーションはこのフェラーリに近い気がします。
シク(1)

シク(2)

シク(3)

シク(4)

フェラーリベルリネッタ275/GTB
シク(5)

ランボルギーニ400GTエスパーダ
シク(6)



★オマケ(その2): ひみつのアッコちゃん  1969
この漫画絵本を描いた年に放送されていたアニメ。原作:赤塚不二夫(1935年9月14日―2008年8月2日)。主題歌は文句なしの名曲だと思います。作詞: 井上ひさし、山元護久 / 作曲: 小林亜星 / 歌: 岡田恭子。ひみつのアッコちゃんは、1969年1月6日から1970年10月26日までNET系列で放送された、魔法使いサリーに続く東映魔女っ子シリーズの第2作。80年代にもリメイクされて幅広い世代に知られているアニメですね。「魔法使いサリー」も「ひみつのアッコちゃん」もその後の「魔法のマコちゃん」も私はよく観ていました。本来は女の子向けのアニメだったのかもしれませんが、小学校の時のクラスメイトは男の子もみんなが観ていた気がします。

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