★引続きコレクション縮小のため委託出品中!!
手許のコレクションでダブって持っているモノや不要なモノなどを9月22日(金)終了のヤフオクに色々委託出品していますので、是非ご覧ください (以下は抜粋。赤字クリックでヤフオクに飛びます)☆☆
1)ブリキ アルプス 全日空トライスターL-1011 全長約40㎝ 可動品 飾り台欠品 箱付(傷み有)<
飾り台が欠品ですが、点灯・可動します。



2)プラモデル 緑商会/相原 1/40幌馬車 未組立 1960年代
ミドリとアイハラのダブルネームで発売されたキット。


なかなかリアルな馬と御者のパーツ


3)アルプス 1/14程度 約28㎝ 初代ランサーGSRラリー 箱付(傷み)
現状でエンジン音は鳴りますが不動です。



4)金杯 JIN BEI 1/24 中国版4代目ハイエース 金メッキ プラ製置物 約19.5㎝
国産メーカーのシガレットケースに当るようなメーカー・ノベルティながらプラ製のため重量感はありません。あまり日本には入っていない珍品。



5)ANSON 1/18 1953年キャデラック エルドラド 白 箱付
20年以上前に購入後、開封・展示等しないまま保管していたため状態良好です。1/18スケールだけに展示すると存在感/迫力があります。


グラマラスな造形は何とも魅力的です。

6)ANSON 1/18 1953年キャデラック エルドラド 赤 箱付
上掲の5)と同時に購入後、開封もしないで20年以上仕舞ってあったものですので状態は良いと思います。




7)MOTOR MAX 1/24日産スカイラインGT-R (R34左ハンドル)約18㎝ 箱付
これも20年以上前に購入後、1度も開けずに仕舞ってあったもの。



8)英CORGI 1/43トヨタ2000GTオープン 青メッキ 箱付
ボンドカ―金型流用モデル。青メッキと紫メッキの2種が出ていますが、これは青メッキ仕様。



9)トミカダンディ018番 1/47いすゞエルフ清掃車「東京都清掃局」後期箱付
箱に若干の歪みありですが、殆ど新品に近い状態と思います。




10)ダイヤペットNo.166 マツダコスモスポーツ グレイ(薄水色シート) 箱無 傷有

11)ダイヤペットNo.219 マツダカペラロータリークーペ青メタ 箱無 小難有
トランクに工場出荷時からと思われる塗装の荒れがありますが、遊ばれた形跡もなく全体には綺麗です。


12)ダイヤペットG-33 フェアレディZ 2by2 緑メタ 箱付 小難有
リアウインドにクラックありますが全体には綺麗です。

13)ダイヤペットG-17番 1975年5代目クラウン ロイヤルサルーンMS80 青メタ 箱付
箱に若干の皺有ですが本体は綺麗です。



14)伊BEST MODEL 1/43 アルファロメオTZ1ル・マン1964年 #40 箱付
恵比寿ミスタークラフトの値札シール付



15)TOP MODEL 1/43アルピーヌ ルノーA210 #46 1967年ル・マン 箱違い欠品

艶めかしい造形が魅力的です。


16)プラモデル完成品 1/24タミヤ トヨタセリカLBターボGr.5#68 約18.5㎝
製作者等詳細不明ですが玄人裸足レベルの仕上がりです。




17)1/43上海汽車オフィシャルモデルVWパサートB5 箱付


18)ミニチャンプス1/43ポルシェ911GT1ル・マン1996年#25 紙箱無
1996年のル・マンで911GT1がいきなり2位/3位に入り狂喜したことは個人的にはつい昨日のことのように感じますが、今年2023年で既に27年の時が経っているとは驚きです。

19)クラブバスラマ1/76日野セレガJRバス東北「びゅう」20周年記念 青森ナンバー「最北号」エンジン入り 紙箱無
クリアケースのみの紙箱欠ですが本体は綺麗です。リアエンジンフードが開閉しエンジンも再現された出来の良いモデルです。


20)ブリキ メーカー不明 HOサイズ軌間16.5㎜アメリカ型貨車2両ペガサス石油+H&Pカブース
元々はセット物だったもののバラと思われますがメーカー等不明です。軌間16.5㎜でHOのレール上をスムースに走行します。

★閑話休題
いつもの日曜更新が1日遅くなりましたが、今回は5年前の2018年7月8日に萬代屋(現バンダイ)の初代2灯スカイラインをご紹介した「ブリキ自動車コレクション第8回記事」の追補として、その後、コレクションに加わったカラーバリエーション「クリーム/赤メタ」をメインに改めて萬代屋製の2灯初代前期型スカイラインのバリエーションをご紹介します☆☆☆
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●初代スカイライン
最初のスカイラインは、1957(昭和32)年4月24日・25日の両日に日比谷の宝塚劇場での発表会でお披露目され、同年6月1日に発売されています。発売から2年8ヵ月後の1960(昭和35)年2月にはデラックスモデル、9月にはスタンダードモデルも豪華な4灯デュアルヘッドライトとなります。更に2年後の1962(昭和37)年10月にボンネットをフラットデッキ化したスカイライン・スーパーへ最後のMCをした後、翌年11月2日に車格を落としサイズダウンした2代目スカイラインS50D系にバトンを渡し生産/販売を終えます。初代スカイラインのモデルライフは6年5ヵ月と観音開きの初代クラウンの7年9ヵ月には及ばないものの初代クラウン同様にMCを重ねつつ異例に長い期間に亘り生産が続いたことになります。
●1957~1958年の実車カタログより


同時代のクラウンRS/RSDとも似た控えめなテールフィン

運転席

スピードメーターは140km/hまでの表示

●小山泰治画伯による初代2灯スカイラインが表紙等に描かれた小学館のベビー絵本じどうしゃ (B5判・12頁)
初代クラウンに比べ初代2灯スカイラインが表紙に描かれた絵本は少なく、これまでに確認できたのはこの1冊のみ。残念ながら表紙に破れ有ですが、状態を問わず殆ど古書市場に現れません。

中頁には上田三郎画伯によるイエロークリーム/オレンジツートンの少々寸詰まりなサイドビューが描かれています。このカラーリングは萬代屋製スカイラインにも存在することから実車にも存在したのでしょうか。

●佐藤泰治画伯による初代2灯スカイラインが表紙等に描かれたモーターファン1957年7月号(B5判・400頁+)

1957年5月に日比谷公園で行われた第4回全日本自動車ショウ(その後の東京モーターショー、2023年よりJAPAN MOBILITY SHOW)の巻頭グラフ頁トップに前月に発表されたばかりのスカイラインが掲載されています。

【1957年 プリンス スカイライン デラックス ALSID-1型 実車主要スペック】(1957 Prince Skyline Delux typ.ALSID-1 Specifications)
全長4280mm・全幅1675㎜・全高1535㎜・ホイールベース2535mm・GA30型 水冷直列4気筒OHV1484cc・FR駆動・最高出力60ps/4400rpm・最大トルク10.75kgm/3200 rpm・乗車定員6名・シャシー打刻開始番号:7-AL1-10001・最高速度125km/h・販売価格120万円
【萬代屋(現バンダイ) 1/19スケール1957年プリンス スカイライン デラックス 主要データ】(1/19scale 1957 Prince Skyline Delux typ.ALSID-1 Tinplate Model Toy by Bandai-ya)
・萬代屋品番: 558
・全長:22.9cm (実車4280mm・実車比:1/18.7スケール)
・全幅8.8cm (実車1675㎜・実車比:1/19.0スケール)
・ホイールベース12.8cm (実車2535mm・実車比:19.8スケール)
・基本素材:ブリキ
・動力: 後輪フリクション・モーター
・室内ハンドル位置: 国内向け:右、輸出向け:左
・カラーバリエーション: 灰ルーフ/青灰、灰ルーフ/黒、クリームルーフ/赤メタ、ピンクルーフ/オレンジ、卵黄ルーフ/青灰、黒単色、クリーム/青緑(輸出専用)等
・商品パッケージ(箱) : 3種(国内向け前期・後期国旗箱、輸出向け英文)
・発売開始時期: 1957年(昭和32年)12月
・当時定価: 都内200円・地方最低売価220円
・2023年現在の市場評価額: インターネット普及前の平成の初めから1990年代にかけては下北沢のアンティークトイショップなどで時たま箱付が出ると25万円位の価格が付けられていたのが、萬代屋の国産自動車玩具の中では現存数が比較的多いことと、この年代の国産車に郷愁を感じる世代の高齢化も手伝い半値程度にまで下落しました。しかし、ここ最近は状態が良い個体の市場評価は上昇傾向にあるようです。
●萬代屋「世界の自動車を集めましょう」専用カタログ1960年版に掲載された初代2灯スカイライン

●萬代屋「1959年12月クリスマス商戦向けカタログ」に掲載された初代2灯スカイライン/クラウンRS21/スバル360の国産3車
プリンススカイラインはプリンスS.L.、トヨペットクラウンデラックスはトヨペットC.D.と略して記載されています。一般にスカイラインやクラウンの車名よりもプリンス、トヨペットの名称の方が知名度が高かったことを示していると思われます。都内売価だけが印字されていることから、都内のデパート等でのみ配布されたカタログと思われます。

●萬代屋 1/19スケール1957年プリンス スカイライン デラックス (クリーム/薄赤メタリック)
2018年7月にUPしたバンダイ製2灯初代スカイライン記事以降にコレクションに加わったカラーリング。実車の純正カラーとして存在したのかどうかは不明です。まだ未入手カラーは少なくとも黒単色が残っており(海外輸出向け左ハンドルカラーの全貌は未解明)、コンプリートに集めることはなかなか大変です。






上箱左上に実車の製造国の国旗を印刷した所謂「国旗箱」。左下に小さく「縮尺1/19」の印字があります。このカラーは萬代屋スカイラインの初期製品には存在せず、国旗箱に替わってから加わったカラーのようです。

初期製品のルーフに貼られていた「プリンス スカイライン」文字の楕円形紙シールは国旗箱に替わってからの製品には工場出荷時から貼られなくなっています。


室内プリント

細かくプリントされたシャシーから、黒一色にPRINCEの浮彫の入ったシャシーに替わっています。但し、1961年に入り萬代屋製品が実車のMCに合わせ4灯となった際のシャシーにもプリントと黒一色の2種が存在することから、シャシーはストックパーツからアトランダムに組み合わされていた可能性もあります。

●1960年国旗箱に替わった時期の萬代屋製初代2灯スカイライン2色
何れも初期製品のルーフに貼られていたプリンス スカイラインの楕円形シールがなくなり、2灯スカイラインのイメージカラーである青灰色の方は初期製品とはルーフ色が異なるイエロークリームに変更されています。








1/64スケールTLVとの大きさ比較

黒シャシー

●萬代屋 1/19スケール1957年プリンス スカイライン デラックスのカラーバリエーション 5色+の並び
左から灰ルーフ/青灰、灰ルーフ/黒、ピンクルーフ/オレンジ、クリームルーフ/赤メタ、クリーム/青緑(輸出用左ハンドル)。

ルーフにプリンス スカイライン文字のシールのある左3台が初版。右端の青緑は左ハンドル専用色。


手前は1/64TLV、1/42モデルペット、1/36ヤナセ特注ライター、1/19萬代屋・国旗箱のイエロークリーム/青灰。


●1957年プリンススカイラインの立体造形物(ミニチュア)
前列左から1/64TLV、1/42モデルペット、1/36ヤナセ特注アンチモニー製ライター、1/19萬代屋初版と再版、後方左上はエルエスの木製ソリッドキット(本体全長約20㎝・1/21スケール程度)、後方右は1/40マルサンのプラモデル、その下の箱は左が萬代屋初版、右が萬代屋再販の国旗箱。入手難易度が高いのはマルサンのプラモデルとヤナセ特注ライター、次いでエルエスの木製キット、萬代屋、モデルペットの順と思います。




ヤナセ特注ライターのトランク部には赤文字でyanaseと彫られています。


※1957年プリンススカイラインの実車カタログについては、2012年10月29日の「自動車カタログ棚からシリーズ」第77回記事をご参照ください。
※萬代屋1960年初代4灯プリンススカイラインのブリキ製品については、2018年7月149日の「ブリキ自動車コレクションからシリーズ」第9回記事をご参照ください。
★オマケ(その1):WELLY/京商 1/24 ポルシェ356Aスピードスター 赤&黒
2023年7月1日発売新製品。税込4730円。京商が販売しているWELLYのポルシェは価格以上の出来の良さと大スケールによる存在感に魅かれてナロー以前の空冷ポルシェを中心に集めていますが、このスピードスターもなかなか良い出来と思います。1/24の356スピードスターは過去にユニオンモデル・アサヒ・フンラクリンミント等も出ているため、同じスケールのメーカー違いを比べてみるという楽しみ方も出来ます。

フロントフードと左右ドア開閉アクション付。どこも開かなくなったトミカなどより余程魅力的です。

赤

monkin magic 特注1/59トミカとの大きさ比較



室内


黒




★オマケ(その2):2023年9月発売 トミカ新製品
9月16日(土)はトミカの新車発売の第3土曜日ということで近所の量販店で以下の新製品を入手してきました。今月発売のトミカは更にランエボⅥとWRXのトランスポーターセット(各税込2640円)もありましたが、個人的にそそられない車種であることと価格も安くはないためスルーしました(汗)。
・トミカ52番1/63トヨタ GRカローラ(通常品:白、初回:ガンメタ「モリゾーエディション・各税込定価550円)
・トミカ52番1/64トヨタハイエース山岳救助車「警視庁」(緑/白帯・税込定価550円)
・トミカ136番1/100程度UDトラックス クオン タンクローリー(灰/透明タンク・税込定価1045円)
・トミカプレミアム08番1/62スケール1994年フェラーリF355(通常品:赤、発売記念仕様:黄・各税込定価935円)
・トミカプレミアム「ホンダNSX 3モデルス コレクション」(1/60スケール1992年NSX⁻Rシルバー、1/60スケール2002年NSX-R赤茶、1/62スケール2021年NSXタイプS黄橙の3台セット・税込定価3520円)



今月のイチオシはやはり警視庁の1/64ハイエース山岳救助車「警視庁」でしょう。

山岳地帯の少ない都内を管轄する警視庁にこのようなクルマが実在するのか不思議に思ってググってみたら、さすがに品川ナンバーではなく多摩ナンバーですが実在するようです。

★オマケ(その3): 今日のビートルズ「Across the Universe」 1969
個人的にはジョンが残した曲の中でベスト5位に入るほど好きな曲で高校生の頃から自分でもよく歌ってきました。
私が18歳の時のテキトーカバーバージョン