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Channel: ポルシェ356Aカレラ
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★福田工芸製作所 1958年 スバル360 ブルーグレイ 完成品 ~ 初めてのマイカー

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★アル・パチーノ、83歳でパパに
ジョン・レノンと同じ1940(昭和15)年生れで現在83歳のアル・パチーノ(1940年4月25日 -)の54歳年下の恋人29歳のヌーア・アルファラが妊娠中で間もなくパチーノがパパになることがニュースになっています。パチーノは結婚しないスターとしても有名で過去に結婚歴はないものの、これまでの交際相手との間に33歳の娘ジュリー・マリー、22歳の双子アントンとオリヴィアが居り、今回で4人目の子供とのこと。
お相手のアルファラは以前から年上男性との交際でニュースを賑わせてきた人物で過去には何とローリング・ストーンズのミック・ジャガー(1943年7月26日 生れ:今年80歳 )ともお付き合いしていたとのこと。
・・・・・となると、巨万の富を持つスーパースターのお金が目当ての女子と思われてしまいますが、実は彼女の実家もお金持ちで父親のファラーはクエート出身の実業家で投資会社サーティワンキャピタルを設立し成功を収め、彼女自身も南カリフォルニア大学のシネマティック・スクール・オブ・アートを卒業した後、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)で映画とテレビ制作の修士号を取得したエリートであり、現在はソニーを拠点とするリンダ・オブスト・プロダクションで副社長を務めているなど、お金には全く困っていないそうです。
・・・一昨年、私が入籍した際、「芸能人じゃあるまいし、その歳でまさか子供作らないよね」などと言われたことを思い出しますが、世の中には早くも70歳で旧車趣味は引退し趣味を刀剣に変更すると40代にして宣言しているような慎重派の人も居るには居ますが、私の場合、パチーノより20歳も歳下ですから、まあ、まだあまり歳を気にして縮こまって生きる必要もないかなとも思いましたyo☆☆


★閑話休題
今日はまだ手元に届いたばかりのプロモデラー坂中善之氏製作の福田工芸製作所製1/14スケール1958年スバル360レジンキット完成品をご紹介しますne☆☆☆



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


★最初のマイカー、スバル360
スバル360は国産車の歴史に残る名車の1台と言えますが、フロントバンパーが当初の左右2分割から1本に改められ、通称デメキンと言われるヘッドライトにフロントノーズにはSUBARUのレタリングの入った魅力的なディテールを備えた1960年後期型のスバル360が私の実家の初めてのマイカーでした。1967(昭和42)年の夏、私が小2の夏休み、510ブルーバードにフルチェンジする直前の411ブルーバード最終型を3台100万というセールスマンの言葉に釣られて買い替えるまで、当時としては驚異的とも言える7年間に亘り、実家のガレーヂに棲みついていたのでした。棲みついていたと言っても、スバルはガレーヂで惰眠を貪っていた訳ではなく、まだ未舗装路が大半で高速道路もなかった時代に毎週のように家族旅行に繰り出され、私の幼少時の想い出作りに大いに貢献したのでした。


●1962(昭和37)年8月26日(日) 丹沢(神奈川県)にて
この写真はモデル・カーズ2002年6月号にマイカーに纏わる筆者の一文と共に掲載されています。軽自動車にはまだフロントナンバーが不要だった時代を示しています。ボディカラーはブルーグレイ。



●1966(昭和41)年3月20日(日) 雪の舞う夜叉神峠(山梨県)にて
フロントにライセンスプレートが追加されています。購入から6年目となり、最後はフロアが錆びて穴が開き走行中に地面が見えていたようです。




★ブルーグレイのスバル360カタログ画像等

・サングラフ1958年12月号表紙


・1958年5月デビューカタログに掲載されたブルーグレイ。発売当初から肌色と青灰色の2種が標準色となっています。




・1958年7月発行 1958年後期型スバル360カタログ 表紙


・1959年6月発行1959年型カタログ 表紙。この表紙画は旭玩具のモデルペット3番の箱絵に流用されています。


透視図




【1958年 スバル360 K111型 実車主要スペック】 (1958 Subaru360 Type.K111 Specifications)
全長2990mm・全幅1300mm・全高1380mm・ホイールベース1800mm・車両重量385kg・空冷直列2気筒2ストローク356cc・最高出力16ps/4500rpm・最大トルク3.0kgm/3000rpm・4人乗り・最高速度83km/h・販売価格42万5000円


【有限会社 福田工芸製作所 1/14スケール1958年 スバル360 レジンキット 主要データ】 (1/14 scale 1958 Subaru 360 resin kit by Fukuda Kogei Co., Ltd. KEY DATA)

・製品名: SUBARU360
・製造メーカー: 有限会社 福田工芸製作所(群馬県太田市)
・ブランド名称: MODECH
・福田工芸製作所 製品番号(製品管理番号): 設定なし
・主要素材: レジン
・全長: 210㎜(実車比1/14.2)
・全幅: 92㎜(実車比1/14.1)
・ホイールベース: 127mm(実車比1/14.2)
・スケール表記: 1/14
・箱サイズ: 縦180×横290×厚さ120mm
・動力: なし
・ギミック: 前輪操舵、前トランク/後エンジンフード開閉(キットオリジナルは取り外し式)
・シャシー再現: あり
・発売時期: 1994年(平成6年) 7月
・販売価格: 2万5000円(税別)
・生産数: 不明
・特記事項: 受注生産にてメーカー完成品も販売
・入手難易度: 10段階評価でレベル6~7程度
・2023年現在のビンテージ・キット市場での推定評価額: 2万円~2万5000円程度



●坂中善之氏製作 福田工芸製作所 1/14スケール1958年 スバル360 ブルーグレイ
国産旧車を題材とした月刊誌モデル・カーズの掲載作品の製作で著名な旧知のプロモデラー坂中氏にボディカラーは個人的に思い入れの深いブルーグレイを指定し製作して頂いた作品。坂中氏自身の撮影による作品画像(背景が黄土色の画像)を中心に御紹介します。








シャシー裏



●福田工芸製作所 スバル360解説文・組立説明書


社主による発売に当っての秀逸な文章


部品図


レジンキットについての説明


組立説明書①~⑥


組立説明書⑦~⑰


組立説明書⑱~㉕


組立説明書㉖~㉘



●福田工芸スバル360制作に当ってのポイント(特記事項)
坂中氏によるキット・オリジナルのままではない作品製作時のポイントは以下の通り。

1)ヘッドライト
経年により変色していたため、フジミ1/12ホンダモンキーのものに交換。
2)ナンバープレート
400%のサイズで手描きを25%で縮小コピー、両面テープで貼り付け。
3)ウインドウクリアーパーツ
オリジナルクリアーパーツは経年により茶色に変色していたため、クリアーレジンで複製。
4)サンバイザー
他車キットのクリアーパーツから削り出して作り直し。
5)ホワイトリボン
100円ショップのタックシールに、経年表現のためセールカラーで塗装したものをコンパスカッターで切り出し。
6)速度計
手描きの上にオリジナルパーツを重ねて仕上げ。
7)エンジン廻り
バッテリーにコード取り付け、ホルダーを追加自作。デスビに配線追加、コイル自作。
8)エンジンルーム内コーションプレート
月刊自家用車別冊スバル特集から正面アングル写真をカラーコピーして制作。
9)フロントフードとエンジンフード
ヒンジを自作し脱着式から開閉式に変更。
10)内装
内装トリム、フロアーマットは紙を切り出しセールカラーに塗装の上、両面テープで貼り付け。



※以下の画像の撮影は製作者の坂中善之氏。
















フロントビュー


リアビュー


左サイド


右サイド後方にエアダクトが付かない増加試作型




運転席。前輪は操舵可能。




フロント・トランク


コーションプレート付


エンジン







●コレクションケースのスバル360コーナーに展示






●ブルーグレイのデメキンスバル360全員集合!!
大きい方から、1/14福田工芸製作所、1/15バンダイ、1/17米澤(ヨネザワ)、1/24国産名車(1/8スバル360をつくる定期購読特典)、1/36モデルペット、1/43メイクアップ、1/43エブロ(台座付)、1/64TLV。色味はリアルタイムにリリースされたバンダイ、米澤、モデルペットが実物に近いように思います。












【参考】 大盛屋フリクションシリーズ1番 1/34 スバル360 フロント1本バンパー2ndモデル青ツートン未使用品(画像提供: henry Collection)
箱付ミントなら確実に7桁超えと言われる極めて稀少な大盛屋スバル2ndモデル青ツートンのミント品。右は大きさ比較用1/64TLV。




※スバル360デメキンの実車カタログについては2012年9月15日の自動車カタログ棚からシリーズ第54回記事をご参照ください。






★オマケ(その1): 懐かしの商用車コレクショVol.64 1/43日産サニートラックSTDボディ1976「東芝サービスカー仕様」
2023年5月31日(水)書店発売の新製品。spark/ダイキャスト製。税込2299円。東芝カラーが人気なのか、今回の号は品薄のようです。リアから見ると積荷が1個ずつ切られていないといった難も見られますが、全体としてはクォリティが少し上がって来ているようにも思えます。










6月14日(水)発売の次号は1977年ファミリアバン「バーゼル洋菓子店配達仕様」




★オマケ(その2): トミカ歴代名車コレクション第1号 1/60日産フェアレディZ432
2023年5月30日(火)発売新製品。発行:朝日新聞出版。税込990円(創刊号サービス価格)。かつてのトミカリミテッドのように彩色を丁寧に加え、ホイールも実車通りに変更してあるといったこともなく、単なる色替え製品に冊子を付けただけで2号~6号が1969円、7号以降は1999円という価格設定は、創刊号の990円でさえも割高感があり、2号以降は高価過ぎるように思います。しかし、2号スバル360、3号トヨタ2000GT、4号ダイハツミゼットMP、5号いすゞBXボンネットバスと個人的には外せない車種が続くため、1台約2000円でも買うべきか悩むところです。










★オマケ(その3): 今日のビートルズ 「Help!」 1965
某お宝鑑定番組のオープニングに長年使用されてきたため、日本では誰もが聞き覚えがある程に知られた一曲。中学生の頃、イントロ、間奏のギター4連弾き部分をよく練習したものでした。

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