★引続きコレクション縮小のため委託出品中!!
手許のコレクションでダブって持っているモノや不要なモノなどを3月24日(金)夜終了のヤフオクに色々委託出品していますので、是非ご覧ください (以下は抜粋)☆☆
1)3線式Oゲージ1/45KTMカツミ国鉄ED16形18号機 約35㎝ 元箱無
カツミの3線式OゲージのED16は現在3輌手元にあり、一番内外観の綺麗なレストア品と思われる1両を手放し経年劣化している未再生品を手元に残すことにしました。


2)HOゲージ1/80天賞堂 国鉄EF58形上越型 90号機 日立製作所 元箱付


3)HOゲージ 1/80ロコモデル 国鉄クモハ53形 008旧型国電 スカ色 箱付


4)シンセイミニパワー1/64三菱ふそう カートランスポーター 箱無 青メタ


5) Tekno(KiRK) 1/43 ポルシェ911Sカラシ色 箱付(傷み)

6)ロングトミカL8番1/86ロンドンバスRM「CHINA DRAGON」箱付

7)ロングトミカL8番1/86ロンドンバスRM「BARNES PIANOS」箱付

8)黒箱トミカ66番ダックホンダ茶色/緑+84番スズキバンバン 箱無ジャンク3台セット

9) 1/24国産名車Vol.167 トヨタセリカクーペ1800GT-TR 1983年ブラックマスク 冊子付
やはり、こうした芸風範囲外の車種の大スケールにまで手を出すと収拾がつかなくなると思い手放すことにしました。


★閑話休題
今日は2019年3月24日にUPしたブリキ自動車コレクションシリーズ第20回記事の追補として、バンダイ1956年クラウンデラックス(RSD)の製造工程についてトヨタ広報誌モーターエイジに掲載された貴重なグラフ記事をご紹介しますne♪☆☆
・・・・・・・・・・・・・・・・・
●萬代屋 300番1/20スケール1956年トヨペットクラウンデラックス(RSD)
萬代屋(現バンダイ)の保証玩具第1号となった初代クラウン。



●トヨタ広報誌「モーターエイジ」1957年11月/12月合併号 表紙 (B5判)
戦前から発行されていたトヨタの広報誌「流線型」が昭和30年代に入り「モーターエイジ」と改題され、改題後のこの号の表紙にはクリスマスの王冠(クラウン)を付けた女性の手元近くに萬代屋(現バンダイ)の赤いクラウンデラックス(RSD)が置かれています。

●トヨタ広報誌「モーターエイジ」1957年2月号掲載 萬代屋クラウンRSD製造工程記事「模型の中の自動車」
5頁に亘り、メーカー問屋 萬代屋と萬代屋協力工場の宮林工場等での製造工程が貴重な写真と共にレポートされています。

円形の保証券付のクラウンRSDが他の萬代屋製品と共に10台以上も映っています。この画像は萬代屋のショールームで写されたものと思われます。ショートカットの女性はモデルではなく萬代屋の従業員さんでしょうか。

「・・・・・トヨペット・クラウンが12万台も生産された」
1955(昭和30)年1月にデビューした初代クラウンRSの萬代屋製モデルの発売は同年の秋口ないし遅くともクリスマスシーズン前と思われることから、この1957(昭和32)年2月号の編集が進められたと思われる1956(昭和31)年の暮れの時点ではまだ生産開始から1年程度(1956年6月頃にリアサイドモール等を追加したRSDに移行)にも関わらず、12万台=月産1万台も生産されたと記載されています。玩具の90%が輸出されている旨が記載されていますが、国産車クラウンについては海外での知名度はほぼゼロに等しかったため萬代屋製クラウンも他の製品よりは国内向けの比率はずっと高かったと推定できます。

驚異の近代化工場・・・設計から生産まで。近代化された生産工程は実車の生産を行う自動車工業会にとっても参考になる旨が記載されています。

①設計と試作研究

②大切な型造り。ブリキのオモチャやプラモデルは金型代が高価なことが知られていますが、ここでも金型代が高価なため自動車モデルの場合では実車のモデルチェンジの動向を見極めて製造される旨が記載されています。

③模型自動車の構成

④中核となるプレス作業

⑤ボデーの帯電塗装。専門工場の外注と記載されています。魚市場のように夥しい数の観音クラウンRSDのボディが吊るされた光景はかなりのインパクトです。

⑥動力部門の組立。フリクション機構についても専門工場に外注される旨が記載されています。

⑦印刷。シャシー裏や室内パーツに印刷(プリント)を施す工程。

⑧270の組立工程。1個200円位の金属模型(萬代屋クラウンRSは概ね200円前後)でプレス作業が可能な工場の場合には270工程と記載されています。1950年代の玩具業界では俗にニコヨン(日給240円)と言われた低賃金よりさらに安い日給200円程度で働かされた日本の若い女性達が中心だったと言われます。


⑨検査。保証券や解説書と共に化粧箱に入れて出荷。

★オマケ(その1): 2023年3月トミカ新製品
2023年3月18日(土)はトミカの新車発売日ということで一通り購入してきました。今月の新製品は、38番1/66トヨタ ランドクルーザー(通常:白、初回:黒)、99番1/65スバルフォレスター 消防指揮車「消防局」、135番(ロングトミカ)1/100程度NX日本通運ウイングトレーラ、「緊急追跡!覆面パトロールカーコレクション」(4台セット:シルビア・スープラ・クラウン・ニッサンGT-R)。今月のイチオシはやはり覆面4台セット(税込2200円)。



★オマケ(その2): 第8回池袋 鉄道模型芸術祭
幌歌内さんのブログ記事で開催されていることを知り、急遽2日目の夕方に観てきました。展示のみのイベントで模型等の販売は一切ないのが少々残念ながら、車輛もレイアウト/ジオラマも高レベルの作品が多い印象でした。

入場料500円

会場は池袋西口駅前の「東京芸術劇場」

1/80いすゞTX日通の製作でお世話になった幌歌内さんの作品






ヌーディストビーチ♪

結婚式


Nゲージ大レイアウト


★オマケ(その3): 今日のビートルズ「If I Fell 」 1964
ジョンの遺した美しいラブソングのひとつ。ちょうど50年前の1973年、中2の時にテレビの深夜放送で初めて観た映画「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」(原題: A Hard Day's Night)の一場面。