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Channel: ポルシェ356Aカレラ
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★1964年クラウンモデル東京オリンピック国立競技場 ~ プラモデルコレクションから 019

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★コロナ感染が怖い
新型コロナのワクチン接種は私の場合、2回目の接種完了が8月末となる見込みで、それまでの間に都内の混んだ電車通勤で凶悪な変異株に感染して死にたくないなあというのが正直なところであったりもします。ワクチン接種完了まで仕事を休んでしまうという手もありますが、近所のスーパーなどに食料品などの買い物に行っても感染するリスクはゼロではないため、感染リスクが皆無となる他人と全く接触しない生活というのは考えてみると相当に難しい気もします☆


★カツカレーが好き
皆さんはどんな食べ物が好きですか???
私は出張で地方に行った場合などでも定食屋などに入ってメニューにカツカレーがあれば必ずカツカレーを注文する位、カツカレー好きなのですが、実はこの頃、近所のスーパーで売っている税抜き390円のカツカレーにハマってまして、ここ1~2カ月位はほぼ毎日夕食はカツカレーなのです。「毎日カツカレーばかり食べてよく飽きないね~」なんて言われそうですがw
正確にはカツカレー+桃屋の花らっきょで食べます。スーパーでらっきょは1袋120円位からありますが、私は桃屋の小さくて臭みのない花らっきょ以外は食べれないのです。しかし、桃屋の花らっきょは1瓶税抜き300円位と安くありません。でも、カツカレー1食で1瓶の半分位は空けてしまうため、カツカレーにらっきょ代を加えると1食トータル600円位になってしまい、1カ月の食費が夫婦2人で1万5000円(1日500円・1人1日250円)という超倹約家のブロ友さんもいる中で、私の場合、夕食が基本カツカレーオンリーで600円、朝食がコーヒーチェーン店系のモーニングセットで500円、昼食も外食で大抵500円程度と1日トータル1600円、30日では4万8000円も使っており(飲料代は別)、今後、年金生活になったらコレクションを切り売りしないととてもやっていけないような高額な食費が掛かっています。私の場合、御承知の通り、所謂「男子厨房に入るべからず派」のため安上りな自炊生活は出来ませんので、まあ、仕方がありません(大汗)☆☆


★閑話休題
今回はプラモデル・コレクションの第19回記事として1964年の第18回東京オリンピックで使用された国立競技場のクラウンモデル製プラモデルを御紹介しますne☆☆☆



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★クラウンモデル
日本模型新聞や科学教材社「工作ガイドブック」1964年版といった関連記事の掲載がありそうな資料が残念ながら手元になく、国立競技場を含め1964年時点のクラウンモデルの製品群についてはよく判らないのですが、プラモメーカーとしては子供の頃から東京シャープあたりと同列の3流メーカーというイメージがありました。ウィキペディアで調べると、現在モデルガンやZゲージを製造・販売している埼玉県三郷市に本社を置くクラウンモデルという会社がありますが、設立が1966年(昭和41年)と記載があり、これは株式会社等の法人組織となった年という意味かもしれませんが、1964年に国立競技場をリリースしたクラウンモデルと同じ会社なのかよく判りません(ご存知の人が居られましたら御教示ください)。
国立競技場のニチモ製プラモデルは既に2017年10月31日に「プラモデルコレクションから」第4回記事としてご紹介しています。その際には三和模型もしくは東京プラモからも出ていた国立競技場のキットもある旨を記載し、そのキットは行方不明でした。ところが、もう一つの国立競技場のキットというのは三和や東京プラモというのは全くの思い違いで、クラウンモデル製のキットが最近倉庫から出てきましたので、賛否両論の東京オリンピック2020の開会式が始まることに合わせてアップすることとします。


★旧国立競技場
1957年(昭和32年)1月に起工し、東京タワー完成と同年の1958年(昭和33年)3月に竣工しています。完成した1958年にはアジア大会を開催、翌1959年(昭和34年)には東京国体のメインスタジアムとして陸上競技が開催、1964年(昭和39年)の東京オリンピックではメインスタジアムとして使用されることとなり、オリンピック用に当時の金額で11億7800万円を掛けてスタンドの増築が行われています。
2014年(平成26年)5月31日をもって閉場し、2020年の東京オリンピックで使用する新国立競技場の建築工事のため解体されています。閉場前のビッグイベントとして、2014年5月17日・18・19日にポール・マッカートニーが史上唯一となる単独公演を開催する予定でしたが、ポールの体調不良により残念ながら中止となっています。筆者も5月17日に国立競技場まで足を運び、会場に行って初めて中止(17日の時点では延期)と知り驚いたことは記憶に新しいです。他の大多数のファンと同様にポールの健康が第一のため急遽公演がなくなったことについて、怒りや不満の気持ちは湧きませんでした。


●2014年5月17日 ポール・マッカートニー公演中止となった日の晴天の旧国立競技場 点景










【クラウンモデル 1/1200スケール1964年 第18回オリンピック東京大会 メインスタジアム国立競技場 プラモデル主要データ】
(1/1200scale 1964 18th TOKYO OLYMPIC JAPAN NATIONAL STADIUM by CROWN MODEL Plastic model kit KEY DATA)
・商品名: 1964東京オリンピック国立競技場
・クラウンモデル 製品番号(製品管理番号): No.101
・箱サイズ: 縦260×横350×厚さ40㎜
・紙製ベースサイズ:縦250×横335㎜
・スケール表記: 1/1200
・プラスチック成型色: クリーム色
・箱絵: 国立競技場俯瞰アングル+砲丸投げ選手
・動力/ギミック: なし
・組立説明書: 日本語/英語併記(裏面:東京オリンピック日程表・オリンピックの歴史解説)
・発売時期: 1964年(昭和39年)
・販売価格: 不明
・購入年月日及び場所:1992年(平成4年)1月・兵庫県神戸市内某所
・入手難易度: 10段階評価で7程度
・2021年現在の絶版プラモ市場での推定評価額: 2.5~5万円程度 (未開封/未組立美品の場合)



★クラウンモデル1/1200スケール1964東京オリンピック国立競技場
ニチモ製の国立競技場と同様に1964年の東京オリンピック人気に便乗したキットで生産期間が1964年の東京オリンピックの前後1~2年程度と短かかったと思われます。その割には、1960年代のプラモデルとしては未組状態で比較的現存しています。
1960年代、建築系プラモとしては東宝の東京タワー、霞が関ビル、国会議事堂、三和模型の灯台、三共の世界の家シリーズやプレハブ住宅、フジミ模型の清水の舞台や姫路城等の日本建築シリーズもありましたが、超巨大な建造物の周辺を含めた箱庭的な国立競技場のキットは異色の存在でした。同様の箱庭的なキットとしては1980年代末に出た童友社の東京ドーム「ビッグエッグ」が出ています。
このキットは1/1200スケールのため、20m級の鉄道車両なら17ミリ位、10両編成の国電なら17㎝程度、4~5mの自動車なら4ミリ位の豆粒サイズとなる計算です。
1960年代の国産プラモデルは輸出向けにはパッケージ・組立説明書共に英文のものを別に作成して売られたケースも多い中で、このキットはニチモ製の国立競技場と同様に国内向け・輸出向け双方に対応できるようパッケージ・組立説明書共に予め日本語と英語が併記されています。恐らく日本人向けの模型店や百貨店での販売と同時にオリンピックに合わせて来日した外国人が空港等でお土産として購入する場合を考慮し、日本語版/英語版の2種類を作るコストや時間も削減することとした結果なのではないでしょうか。






1/1200スケールの印字






厚紙製ベース。四辺を起こして出来上がり。


プラパーツは一つの透明ビニール袋に全て入れられています。経年により本品ではランナー外れも発生しています。


TOKYOの文字が入った電光掲示板シール








組立説明書


東京オリンピックを記念し屋内総合競技場2点セットも発売中と記載されていますが、果たしてどんなキットだったのでしょうか。


スタンドの組立て




表彰台の国旗は国旗シートから切り抜いて貼付ける。


英文解説


オリンピックの歴史、1964年東京オリンピックの日程、会場の解説が書かれた裏面。


日程表


国立競技場の解説


オリンピックの歴史。1964年の第18回東京オリンピックまでに1916年の第6回ベルリン・1940年の第12回東京・1944年の第13回ロンドンの3回が戦禍のため中止となっており、1964年時点では実質15回しか開催されていません。


参加各国の国旗カラー印刷シート。表彰台に切り抜いて貼ります。



1/2000ニチモ製国立競技場との大きさ比較。ニチモ製よりクラウンモデル製の方がずっと大きいことが判ります。










★オマケ(その1): 懐かしの商用車コレクションVol.19「1975年日産セドリックバンⅤ330JAFサービスカー仕様」
2021年7月21日(水)書店にて発売。1/43スケール・ダイキャスト製・spark製造。税込定価1999円。なかなか魅力的なミニカーです♪フロントウインドが実車と比べて寝過ぎているとの指摘もありますが全体としては悪くないと思います。




次号はエルフ「キムラヤのパン」と魅力的な号が続きます。






栃木ナンバー


細密な積荷も魅力的


トミカ47-2-3番330グロリアバン「東京ガス」(東京ガス荏原営業所特注品)との並び










★オマケ(その2): 1964年 東京オリンピックに向けて変貌する東京
いすゞベレル、初代/2代目クラウンなど当時のクルマも多数登場する旧車ファン必見映像。



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