★2021年2月13日(土)23時8分の地震
福島県沖を震源とする先日の地震では東京は震度4とのことでしたが(体感的にはもう少し大きい気がしました)、東西方向の揺れはかなりのものでした。私の場合、基本的に大切なミニカーやブリキを仕舞い込まずにガラスケースに普段見られるように飾ってあるため、揺れと共にケースの中で暴れた後に3台が落下し、若干破損しました。地震での被害を避けるにはやはり普段から箱に入れて仕舞っておくのがbestということになると思います。しかし、人生の時間は限られているため、あまり見ないうちに死んでしまったらコレクションをしている意味がないと思って普段からケースに飾ってある訳ですので、多少の破損は止むを得ないかなあとも思います☆☆
★閑話休題
今夜は現在まんだらけ中野店で展示されている2021年3月1日(月)~3月7日(日)にかけて行われるまんだらけ大オークションのバットマン関連出品商品をメインにご紹介しますne☆☆☆
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●まんだらけZENBU 102号 バットマン特集
2021年2月10日発行(奥付)。B5判・502頁+。税込定価1000円のオークションカタログ。いつもながら資料価値を考えると激安と言える1冊。個人的には戸川昌士さんの連載コラムも毎号楽しみ。この最新号はバットマンに多少でも思い入れや想い出のある向きなら必携の内容と思います。

●バンダイ電動バットマンカー
全長28cm。当時定価:都内800円/全国840円。オークション開始価格75万円(消費税・手数料込90万7500円)。まんだらけのオークションでは消費税・手数料抜きで表示された開始価格75万円で落札しても消費税10%=7万5000円と税込価格82万5000円の10%の8万2500円の落札手数料が加算され、90万7500円を支払うこととなります。このバンダイ製品は少々寸詰まりながら凝縮感があって魅力的です。ダブルルーフ中央の赤色灯およびテールの赤色灯を光らせながらミステリー走行します。オークファンで検索しても過去10年で箱付は一度もヤフオクに出品された形跡がありません。ヤフオクでも箱なしの出品はあり、箱なしで46万4000円という落札価格だったことを考えると、本体以上に箱の方が貴重と考えれば箱なしの約2倍というこのオークションの開始価格は妥当なのかもしれません。



東京玩具商報1966年11月号 バンダイの広告に掲載された電動バットマンカー

年末本命シリーズと記載しポルシェ911や007アストンマーチンDB5等と共に掲載されています。バットマンカーが1966年の年末商戦向け商品だったことが判ります。

2019年1月25日(金)ヤフオク46万4000円で落札された箱なしのバンダイ バットマンカー


●バンダイ電動バットマンカー銀塗装30cm
これはまんだらけオークションの出品商品ではなく、ヤフオクで2012年11月11日(木)に箱なしながら81万3002円で落札された珍しいタイプのバットマンカー。出品タイトルにバンダイと明記されていますが、本体にバンダイのロゴが入っているのかどうかは不明。


●増田屋バットマンカー
全長31cm。フリクション駆動。当時定価:不明。オークション開始価格55万円(消費税・手数料込66万5500円)。箱絵が何とも魅力的。

東京玩具商報1966年7月号 増田屋齋藤貿易の広告に掲載されたバットマンカー。このバットマンカーは同じ増田屋の宇宙少年ソランカーやオバQレースカー等と金型を共用しています。

●アオシン バットマン モービルカー大型
全長37cm。当時定価:全国440円。ジャガーEタイプをバットモービルに造り替えた製品のようです。サイズが大きく迫力があり、他の出品商品と比較して箱無ながらレア度を考えるとオークションの開始価格15万円(消費税・手数料込18万1500円)なら安価に感じられます。


東京玩具商報1966年7月号 アオシンの広告に掲載されたバットモービル2種。

●野村トーイ ゼンマイ歩行バットマン試作品
全高21cm。当時の野村芳朗社長が迫力がないとダメ出ししてお蔵入りした1点モノの試作品。製品化されなかった理由が判るような迫力のないサイズ。オークション開始価格は900万円(消費税・手数料込1089万円)と高額です。1点モノの価値を認め、この価格以上で買う気合いの入ったコレクターが2人以上いて競れば更に高値となる可能性もあります。



●多田製作所バットマン
全高32cm。箱付はかなりレアなようです。オークション開始価格200万円(消費税・手数料込242万円)。上掲の試作品の税・手数料込1089万円を先に見ていると、感覚が麻痺して安価に感じてしまいます。

●多田製作所ロビン
全高32cm。バットマンの姉妹品でこれも箱付はかなりレアなようです。オークション開始価格もバットマンと同じ200万円(消費税・手数料込242万円)。

●バンダイ電動バットマン
全高26.5cm。箱なし。オークション開始価格180万円(消費税・手数料込217万8000円)。このバンダイの電動バットマンの箱付はヤフオクで2018年7月に265万7250円で落札されているため、この金額を出すのであれば箱付が出るのを待った方が良いように個人的には思いますが、箱付が次に出るのは何年後になるか判らない10年待っても出ないかもしれないと考えれば、とりあえずは箱なしでも入手しておきたいという人もいるかもしれません。

●バンダイ電動バットマン箱付
これはまんだらけオークションの商品ではなく、2018年7月14日(水)にヤフオクで箱付が265万7250円で落札された際の画像。

バンダイ製は胸のライトが点灯

東京玩具商報1966年7月号 バンダイの広告に掲載された電動バットマン(都内750円/全国790円)とビニールバットマン(全高50cm・全国250円均一)。バットマンのテレビ放送の第2回の視聴率は21.4%と記載されています。


●バンダイ ゼンマイ歩行バットマン
これもまんだらけオークションの商品ではなく、2018年1月24日(水)にヤフオクで455万8000円で落札された画像。電動版とは全く金型は異なるものの全高は電動版と同じ26.5cmとの記載があります。専門外のためよく判りませんが、落札額からすると電動版よりもこのゼンマイ歩行版の方が遥かにレアということでしょうか。



●今井科学バットマンカーNo.3 プラモデル未組立品
箱サイズ:横36cm。今井科学KIT No.752。オークション開始価格65万円((消費税・手数料込78万6500円)。イマイのバットマンカーのプラモデルは大中小と3種類あったうち、これは最も大きなもの。イマイでは当時バットマンボートのプラモデルもABCと3種類出しています。


★オマケ(その1): 英CORGI ギフトセット3「バットモービル&バットボート・オン・トレイラー」 1973年
膨大なバリエーションのあるCORGIの1/43バットモービルで手元にあるのは、この1973年製のGS3のみ。ハスキーまたはコーギージュニアの小スケールのバットモービルとバットボートのセットもどこかに仕舞ってありますが、すぐには見つかりませんでしたので、またの機会に。





★オマケ(その2): JADATOYS 1/24バットモービル1966年テレビ版
2016年12月発売。ダイキャスト製。定価税抜5500円。再生産もされていて、現在も新品の市場在庫があるようです。バランス的にタイヤが少し小さい感じですが、ドアも開閉しバットマンとロビンのフィギュアも付く上、ズッシリ重いダイキャスト製のためTLVあたりと比べると割安感あり。ライムグリーンは1/25スケールAMT製1956年リンカーンコンチネンタル・マークⅡプロモーションモデル。日本車では長いこと金メッキのアンチモニー製煙草入れが実車メーカーのノベルティとして作られましたが、アメ車のオフィシャルモデルは金属製ではなくこのような1/25スケールのプラ製完成モデルでした。





オマケ1と2

★オマケ(その3): バットマン1966年 劇場予告編
★オマケ(その4): アシェットコレクション週刊「鉄の城 マジンガーZ」
2021年2月24日(水)創刊。創刊号299円。以降、100号まで各1999円。100号まで買えば約20万円で全高75cmのマジンガーZが完成。

★オマケ(その5): 1952年オートサンダルFS型エンジン始動~走行動画
2018年(平成30年)11月18日、お台場「旧車天国」で撮影して私がYoutubeにUPしたこの動画、26万9000回と何故かアクセスが多く、海外からも頻繁にコメントが入ります。ここ数年は新たな動画を全くUPしていないのに、チャンネル登録者もほぼ毎日増えています。この動画へのコメントは「ミスタービーン」みたいという一言コメントが大半ですが、セルモーター非装備のため、エンジン始動が2輪のようなキック式なのもウケてるのでしょうか。