★プラカード
近所にあるチェーン店系焼き肉店の駐車場はこの正月はいつ見ても満車でお店はコロナ禍にも関わらず繁盛しています。お正月くらいは思う存分、外食しようという御家族連れも多かった上に、これから緊急事態宣言が発出されてお店が閉まってしまう前に食べに行こうと考えた向きも大勢いたのではと思います。
しかし、クルマから降りて嬉々として焼き肉店に入る大勢の人達を見ていますと、「感染リスクの高い外食は控えましょう!!」と大きく書いたプラカードを持って店の入り口に立ちたい衝動に駆られるという向きは世の中非常に多いことと思います。勿論、私もそんな衝動に駆られる1人ですが、実際にそれを実行しますと、あえて自分から感染リスクのある人混みに行くことになる上、店側から営業妨害として訴えられそうなため何とか衝動を抑えているという向きも世の中非常に多いことと思います。
現在、緊急事態宣言が出されていなくとも都内の飲食店の22時までという営業時間の規制は時刻が遅すぎて規制がないに等しいと思えます。飲食店の営業はどんなに遅くとも20時までで終了と規制すべきと思います。健全な夕食の時刻は18時台とされることから個人的にはもし飲食店の営業を継続するなら、19時までとするのが望ましいと思いますが、勿論、店内での飲食は原則禁止としてテイクアウトのみ営業を許可するというのが望ましいと思います☆
★箱根駅伝
しかし、沿道での応援自粛が求められた今年の箱根駅伝でも沿道には意外に人が多かったことが巷で話題になっていますが、あのような場合にも「感染防止のため沿道での応援はやめましょう!!」と大きく書いたプラカードを持って応援する人の前に立ちはだかりたい衝動に駆られたという向きは世の中非常に多いものと思います。勿論、私もその一人ですが、あえて自分から感染リスクのある人混みに行くことになる上、プラカードを持って出動したところで抑止効果は殆どないと思われることから、応援する人を止めたい衝動を何とか抑えているという向きは世の中非常に多いことと思います☆☆
★緊急事態宣言
2021年1月2日に首都圏の知事が発出を要請したことに対し、国は特措法の改正が先との考えで経済のみならず教育分野までを含めて全面的に止める形での緊急事態宣言の発出には消極的と伝えられていましたが、1月4日になって、発出すべきとの世論も根強いことから、営業禁止は飲食店のみとし地域も首都圏に限定するとしても緊急事態宣言自体は発出せざるを得ない情勢になりつつあるようです。
経済を止めると日本の息の根が止まり日本という国が潰れてしまうという論理から発出には反対という向きも世の中多いようです。しかし、よくよく考えてみれば、そのように主張する人であっても感染し重症化して命を落とす可能性があり、誰しも命さえ助かればまた人生イチから出直すことも出来る訳ですから、感染者数、重症者数、死亡者数を抑えるために飲食店に限らず基本的に経済も教育分野も止める、出来れば首都圏に限定などと言わずに2020年の春と同様に全国的に止めることが今の状況では最も効果的ではないでしょうか。飲食店以外はこれまで通り活動して良いという形での発出となった場合には、大半の事業所や学校は通常のままであるため、「都内の通勤電車は緊急事態宣言が出されているのに相変わらず混んでいて危険」という何とも片手落ちの状況になってしまいます。
という訳で、これまで何度も書いている通り、個人的には緊急事態宣言を出し飲食業に限らず生活インフラ関連事業以外は全面的に経済を止め出来るだけ人の流れを抑制することが現在最も望ましい方策と思います。勿論、有効なワクチンが普及し感染者が目に見えて減少(1日の全国の新規感染者数が2桁以下等)するような状況となれば、社会活動を元に戻してイチから出直せば良い話なのです☆☆
★閑話休題
今日は「ブリキ自動車コレクションから」の第103回記事としてアサヒ玩具及びバンダイのトヨタスポーツ800をご紹介しますne☆
トヨタスポーツ800=ヨタハチについては、あまりにもメジャー過ぎること、3種類発行されたオフィシャル・カタログのうち、2番目と3番目のカタログが入手困難という理由から、実は「自動車カタログ棚から」シリーズではいまだに未紹介車種となっています。今回はカタログではなく、リアルタイムに発売されたヨタハチのブリキ玩具をメインにご紹介することとしますne☆☆
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★トヨタスポーツ800
1962年(昭和37年)10月25日~11月7日に開催された第9回全日本自動車ショウにパブリカをベースに流体力学的な流線形ボディに戦闘機のようなスライディングルーフを持った試作車「パブリカ・スポーツ」が展示されました。デザインはダットサン110系や310ブルーバードのデザインを手掛けた佐藤章蔵氏、製作は関東自動車工業による車両でした。2年後の1964年(昭和39年)、東京オリンピックとの兼ね合いから例年より会期を1ヵ月早め9月26日~10月9日に開催された第11回東京モーターショー(この年より外国車の展示が始まり、イベントの名称が全日本自動車ショウを東京モーターショーに変更)ではスライディングルーフを取り止め一般的なドアと取り外し可能なルーフを持つ「パブリカ・スポーツ」が展示され、この展示車とほぼ同内容のまま「トヨタスポーツ800」に車名を改めた上、翌1965年(昭和40年)3月17日にプレス発表、4月1日より発売されています。
1968年3月2日に安全装備を中心とした内外観のマイナーチェンジが行われ、翌1969年(昭和44年)10月までに累計3131台が生産されています。
45馬力の特別高出力ではないエンジンながら空気抵抗が少なく580kgと軽い車重によりホンダスポーツの良きライバルとして活躍し、モータースポーツ史にも残る名車となりました。現在でも親しみを込めて「ヨタハチ」と呼ばれ、日本車の歴史に残る1960年代を代表する国産ライトウェイトスポーツカーといえます。
●二玄社「CARグラフィック」1964年11月号/通巻32号 (A4判・132頁)
CGのこの号は1964年秋開催の第11回東京モーターショー特集で表紙は翌年トヨタスポーツ800の名称で市販されたパブリカ・スポーツ。この年の東京モーターショーでは、翌年シルビアの名称で発売されたダットサンクーペ1500、同じく翌年発売されたダイハツコンパーノスパイダー、3年後まで熟成されて1967年にコスモスポーツの名称で発売されたマツダコスモが初公開されています。

中頁から

展示されたパブリカ・スポーツは1台ではなく2台(右上にもう1台確認できます)


運転席

●オフィシャルカタログ3種
フェリーから出てくるヨタハチを写したデビュー時の1965年4月版、チッカーフラッグ表紙の1967年6月版(車両は前期型のままカタログのみの改訂)、飛行機とヨタハチが正面を向いた表紙のMC後の1968年3月版後期型カタログ。デビュー版カタログと後期型カタログはトヨタ博物館で復刻版が売られています。ヨタハチのカタログの本物はデビュ―版以外は稀少であまり絶版カタログ市場で見かけません。

カタログの中頁より


どことなく戦闘機のようなムードを持つダッシュパネル

【1965年トヨタスポーツ800 UP15型 実車主要スペック】 (1965 Toyota Sports 800 Typ.UP15 Specification)
全長3580mm・全幅1465mm・全高1175mm・ホイールベース2000㎜・車両重量580kg・空冷2気筒水平対向ツインキャブ790cc・圧縮比9.0:1・最高出力45ps/5400rpm・最大トルク6.8kgm/3800rpm・最小回転半径4300㎜・乗車定員2名・変速機4速フロアMT(1速ノンシンクロ)・電装系12V・タイヤサイズ6.00-12 4PR・燃料タンク容量30ℓ・燃費31km/ℓ(平坦舗装路)・最高速度155km/h・0‐400m:18.4秒・東京店頭渡価格59万5000円
●トヨタスポーツ800のリアルタイムに発売された玩具・模型等
実車とリアルタイムに市場に出たヨタハチの玩具・模型等の立体造形物としては以下のような製品があります。
(1)ミニカー: 実車発売翌月の1965年5月に市場に出たモデルペット31番(アンチモニー製・全長90㎜・1/39スケール)
(2)プラモデル: 小暮模型(コグレ) 1/24スケール
(3)プラモデル: アポロ模型 1/20スケール(1980年代に日東科学が再販)
(4) ブリキ玩具: アサヒ玩具 大サイズ(全長365mm・1/10スケール)
(5) ブリキ玩具: アサヒ玩具 標準サイズ(全長245㎜・1/15スケール)
(6) ブリキ玩具: バンダイ ポケットリモコン仕様(全長175㎜・1/20スケール)
(7) プラ製スロット完成品: バンダイ チャンピオンレーシング(全長105㎜・1/32スケール)
(8) プラ製スロット完成品: バンダイ HOチャンピオンレーシング(全長75mm・1/48スケール)
以上の他にリアルタイム物としては、トヨタ純正ノベルティのアンチモニー製シガレットケース(全長180㎜・1/20スケール)も出ています。今回はこれらの中から(4)(5)(6)のブリキ玩具を中心にご紹介することとします。
【chapterⅠ】アサヒ玩具1/15スケール 1965年トヨタスポーツ800 標準サイズ ブリキ玩具 主要データ(1/15scale 1965 Toyota Sports 800 Typ.UP15 Tinplate Model Toy by Asahi Toy)
・商品名: トヨタスポーツ800(ノーマル仕様)、ミステリートヨタ800(電動レーシング仕様)
・アサヒ玩具 製品番号(管理番号): No.3771(ノーマル)、No.3882(電動レーシング仕様)
・基本素材: ブリキ
・発売時期: 1965年(昭和40年)9月頃(ノーマル)、1967年頃(電動レーシング仕様)
・販売価格: 都内300円/全国330円(ノーマル:1967年に都内330円/全国360円に値上げ)、都内530円/全国560円(電動レーシング仕様)
・全長:245mm (実車比:1/14.6スケール)
・全幅:95mm (実車比:1/15.4スケール)
・全高:80㎜ (実車比: 1/14.7スケール)
・ホイールベース:135mm (実車比:1/14.8スケール)
・スケール表記: なし
・箱サイズ: 縦100×横250×高さ90㎜(ノーマル)、縦110×横260×高さ98㎜(電動レーシング仕様)
・ボディカラー: 赤・青銀メタ(ノーマル)、赤・黄(電動レーシング仕様)
・動力: 後輪フリクション(ノーマル)、電動(レーシング仕様)
・シャシー再現: 軽微にあり(デフ・プロペラシャフトの浮彫表現あり)
・入手難易度: 10段階評価でレベル7程度
・2020年現在のアンティーク・トイ市場の推定評価額: ノーマル9~12万円程度、レーシング8~10万円程度(何れも箱付美品の場合)
●財団法人輸出玩具登録協会発行「NEW DESIGN」 1965年12月25日号より (国立国会図書館の蔵書より複写)
アサヒ玩具のトヨタスポーツ800標準サイズが1965年10月13日付にて意匠登録されています。

●東京玩具商報1965年10月号 広告 (同上)
NEWとしてトヨタスポーツ800が広告に初登場。


●東京玩具商報1966年1月号 広告 (同上)


●アサヒ玩具1967年総合カタログ英語版より (筆者蔵)
左右フェンダーミラーが付いていますが、ミラー付の個体は見たことがありません。

●アサヒ玩具1968年総合カタログ日本語版より (同上)
ノーマル仕様。これにもミラーが付いています。価格が登場時より都内・全国共に30円上がっています。

レーシング仕様は「10吋B/Oミステリー・トヨタ800」の品名で掲載されています。

●アサヒ玩具1/15スケール 1965年トヨタスポーツ800 標準サイズ 赤 (箱付・後輪フリクション動力付)
全体にバランスがよいアサヒ玩具が残したブリキ自動車の傑作の1台。未使用品ながらメッキパーツには経年による黒ずみが発生しています。









1/64スケールTLVとの大きさ比較



正確にプリントされた運転席

シャシー裏

●アサヒ玩具1/15スケール 1965年トヨタスポーツ800 標準サイズ 青銀メタ (箱なし・後輪フリクション動力付)
元箱なしながら遊ばれた形跡はなく、上掲の赤よりメッキパーツは良い状態。






●アサヒ玩具1/15スケール 1965年トヨタスポーツ800 レーシング 赤 (箱付・電動ミステリー走行)
1980年代まではノーマルよりも後から発売されたレーシング仕様の方をよく見掛けたものですが、近年はノーマルよりこのレーシング仕様の方が寧ろ見掛けなくなっています。







ノーマル仕様と同じ室内プリント

シャシー裏。電動機構のためフリクション仕様のようなデフ等の表現はありません。

●アサヒ玩具1/15スケール 1965年トヨタスポーツ800 3種の並び


【chapterⅡ】アサヒ玩具1/10スケール 1965年トヨタスポーツ800 大サイズ ブリキ玩具 主要データ(1/10scale 1965 Toyota Sports 800 Typ.UP15 Tinplate Model Toy by Asahi Toy)
・商品名: トヨタスポーツ800(ノーマル仕様)、トヨタスポーツ800警視庁パトロールカー(パトカー仕様)
・アサヒ玩具 製品番号(管理番号): No.3854(ノーマル)、No.3891(パトカー仕様)
・基本素材: ブリキ
・発売時期: 1967年(昭和42年)頃(ノーマル)、1969年頃(パトカー仕様)
・販売価格: 都内500円/全国550円(ノーマル・パトカー仕様共)
・全長:365mm (実車比:1/9.8スケール)
・全幅:142mm (実車比:1/10.3スケール)
・全高:120㎜ (実車比: 1/9.8スケール)
・ホイールベース:202mm (実車比:1/9.9スケール)
・スケール表記: なし
・箱サイズ: 縦150×横380×高さ125㎜(ノーマル・パトカー仕様共)
・ボディカラー: 赤(ノーマル)、白/黒(パトカー仕様)
・動力: 後輪フリクション(ノーマル・パトカー仕様共)
・シャシー再現: 軽微にあり(デフ・プロペラシャフトの浮彫表現あり)
・入手難易度: 10段階評価でレベル8程度
・2020年現在のアンティーク・トイ市場の推定評価額: 10~15万円程度(ノーマル・パトカー仕様共に箱付美品の場合)
●アサヒ玩具1968年総合カタログ日本語版より (筆者蔵)
1967年秋以降発行と思われる1968年版カタログに「NEW」として大サイズのノーマルが掲載されています。ホイルキャップがプリント表現された市販版とは異なる試作品のようです。この68年版カタログには警視庁パトカーの掲載はないため、パトカーは後から発売されたものと思われます。

●アサヒ玩具1/10スケール 1965年トヨタスポーツ800 大サイズ 赤 (箱付・後輪フリクション動力付)
箱はボロボロの状態ながら、1980年代半ばに発掘した個体。標準サイズに負けず劣らず、この大サイズもなかなか良い出来です。ミラーパーツにバリエーションがありますが、ボディカラーは赤のみで標準サイズにある青銀は市販された形跡がありません。







1/64スケールTLVとの大きさ比較


標準サイズ同様、正確にプリントされた運転席


シャシー裏

●アサヒ玩具1/10スケール 1965年トヨタスポーツ800 大サイズ 警視庁パトカー (箱付・後輪フリクション動力付)
残念ながら箱のイラストは相当に焼けています。ノーマルよりパトカーの方が現存数は少な目です。






●アサヒ玩具1/10スケール 1965年トヨタスポーツ800 大サイズ ノーマル赤と警視庁パトカーの並び


ルーフ上は1/64スケールTLV

【chapterⅢ】バンダイ1/20スケール 1965年トヨタスポーツ800 ブリキ玩具 主要データ(1/20scale 1965 Toyota Sports 800 Typ.UP15 Tinplate Model Toy by Bandai)
・商品名: トヨタスポーツ
・バンダイ 製品番号(管理番号): 不明
・基本素材: ブリキ
・発売時期: 1966年(昭和41年)8月頃
・販売価格: 都内500円/全国530円)
・全長:175mm (実車比:1/20.4スケール)
・全幅:75mm (実車比:1/19.5スケール)
・全高:60㎜ (実車比: 1/19.6スケール)
・ホイールベース:99mm (実車比:1/20.2スケール)
・スケール表記: なし
・ブリスターサイズ: 縦310×横198㎜
・ボディカラー: 赤・白灰
・動力: 電動
・シャシー再現: なし
・入手難易度: 10段階評価でレベル8程度
・2020年現在のアンティーク・トイ市場の推定評価額:5~8万円程度(ブリスター付美品の場合)
●財団法人輸出玩具登録協会発行「NEW DESIGN」 1966年12月25日号より (国立国会図書館の蔵書より複写)
バンダイのトヨタスポーツ800リモコン仕様が「パブリカスポーツ」の名称で1966年9月7日付にて意匠登録されています。製造会社は新正工業(後のシンセイ)浅野社長、販売はバンダイ山科社長。

●東京玩具商報1966年9月号 バンダイ広告 (同上)
新発売としてパブリカスポーツと共に130セドリックが掲載されています。


●バンダイ1/20スケール 1965年トヨタスポーツ800 ポケットリモコン 赤 (ブリスター付)
バンダイのポケットリモコンシリーズではこのヨタハチと130セドリックは現存数が少な目。ルーフ上のゴールドラベルがないため、未使用と思われる綺麗な状態ながら完全未開封ではなく一度は開封されているようです。

●バンダイ1/20スケール 1965年トヨタスポーツ800 ポケットリモコン 赤 (ブリスターなし・リモコン欠品)
リモコンコードは切られています。




比較的正確な室内プリント


●バンダイ1/20スケール 1965年トヨタスポーツ800 ポケットリモコン 白灰 (ブリスターなし・リモコン付)





●バンダイ1/20スケール 1965年トヨタスポーツ800 ポケットリモコン3台

右端のミニカーは1/64TLV

●アサヒ玩具1/15&1/10スケール+バンダイ1/20スケール 1965年トヨタスポーツ800 etc 大集合!!
大きい順にアサヒ玩具1/10ブリキ、同1/15ブリキ、バンダイ1/20ブリキ、バンダイ1/48プラ製スロット、モデルペット1/39ミニカー、1/64TLV。一番小さなTLV以外は全て実車と同じ1960年代に製造/販売された当時物。





アサヒ玩具の箱4種(標準サイズ×2、大サイズ×2)



★オマケ(その1): アサヒ玩具 モデルペット31番1/39スケール1965年トヨタスポーツ800
今回はオマケとして当時物のヨタハチを一通り簡単にご紹介します。このモデルペットのヨタハチは出来が良いため、古くから人気の高いミニカーでした。全長90㎜。アンチモニー製。ボンネット・トランク開閉、タルガルーフ取り外しアクション付。実車発売直後の1965年5月発売。当時定価は450円(全国)と同じアサヒ玩具のブリキ標準サイズより高価でした。ところが、このミニカーは当時コレクターが買い求めて残っているのに対して当時安価だったブリキはコレクターが買い求めず大半が子供の玩具として消滅しているためモデルペットより高値となっています。




開閉アクション付ながらプロポーションの崩れが見られない傑作ミニカー

★オマケ(その2): バンダイ1/48&1/32スケール1965年トヨタスポーツ800 プラ製スロットレーシングカー完成品
2台共にバンダイ製ジュニア向けプラ素材のスロットカー完成品。大きい方が概ね1/32、小さい方が1/48スケール程度。当時コレクターが買っていないため、モデルペットのヨタハチより遥かに現存数は少ないと思います。




スロット仕様のシャシー裏

1/32(上)は巨大な箱の家庭用スロットレーシングセットに入っていたもので1個箱は元々ないようです。

★オマケ(その3): コグレ1/24&アポロ1/20スケール1965年トヨタスポーツ800 プラモデル
小暮模型とアポロ模型の当時物プラモ。コグレの画像のキットはゼンマイ版で当時定価250円。コグレからは高価なスロット仕様も出ています(スロットが初版)。アポロは当時定価550円、1980年代に日東科学が同一金型のキットを再販しています。箱の大きさはコグレが縦130×横310×厚さ45㎜、アポロが縦200×横345×厚さ55㎜。何れもオマケとして扱うには大物過ぎるキットのため、何れ改めて詳しくご紹介することとします。
右手前は1/64TLV


★オマケ(その4): 2021年(令和3年) 元旦発売 限定トミカ
イオンのNSX-R英国警察仕様、トイザらスのランボルギーニ アヴェンタドール ナツィオナーレデザイン仕様、イトーヨーカドーのRX-7(FD)トリコロールカラー仕様の3種を各2台入手。同じく元旦発売のアピタピアゴの初代Zは残念ながら通販分が完売していて未入手。


★オマケ(その5): 今日のビートルズ「Please Mister Postman 」 1963
カバーがオリジナルを遥かに超えてしまうビートルズの1曲。ジョンのボーカルが何とも魅力的♪