★もうすぐ10月も終わるのに日中は20度を超える日が多くて暖かいTOKYOです☆
11月に入ると一気に冷え込むのでしょうか。
今夜は簡単に初代クラウンのミニカーとカタログの記事をアップしておきますne☆☆☆
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★J-43 1/43スケール1961年観音クラウン1900スタンダード・ツートンカラーミニカー4種類と実車カタログの比較・検証
少量生産のアンチモニー製国産ミニカー「J-43シリーズ」は米澤玩具でダイヤペットを担当していた故・川端昭男氏が立ち上げた「川端企画」の製品として出発し、4代目クジラクラウン、5代目80系クラウンなどは1970年代に実車とリアルタイムに発売されたダイヤペットの金型を使用して各仕様50台以下の少量が製作されたモデルだったようです。
今回ご紹介するのは、J-43観音クラウン1961年最終型スタンダードRS30型のツートーンカラー仕様。川端氏逝去後の2010年代に入ってJ-43のブランド名は変えずにRS20/RS21クラウンの実車カタログに掲載されている4種類のツートーンカラー(正確には上下が同色で中央が異なるスリートーンカラー)がアイアイアドカンパニーより発売されています。今回はこの4種類のツートーンカラーのミニカーとそのカラーリングの元となった実車カタログを比較・検証することとします。
【J-43 1/43スケール1961年トヨペットクラウン1900スタンダードRS30型ツートンカラー仕様】
・素材：アンチモニー
・発売時期：2010年代初頭
・販売価格：税抜1万2000円
・生産台数：各色36台(3ダース)
・カラーバリエーション4種： 白/赤/白、オレンジ/白/オレンジ、白/青/白、深緑/うぐいす/深緑
●日本のモータリスト1960年10月号 表紙（B5判・146頁・筆者蔵）
日本モータリストクラブ(東京都港区芝新橋)が発行していた月刊誌の表紙を飾った東伊豆のスリートーン(上下赤に中央白)の1960年クラウンデラックス(RS21型)の珍しい実車写真。RS21型の色見本に掲載されている標準色は、黒(ブラック)・青メタ(ベルベットブルーメタリック)・緑メタ(リオンスグリーンメタリック)・金茶メタ(ゴールドブロンズメタリック)と単色が4色のみでセールスカタログに好んで描かれたツートーンやスリートーンといった派手なカラーはオプション扱いであったか、もしくはこのようなマスコミ貸出用のトヨタの広報車両のみに塗られたカラーだったのではないでしょうか。
●J-43を主宰した川端昭男氏による月刊ミニチュアカー誌1973年5月号/6月号に掲載された「知られざるダイヤペットミニカー」記事
米澤玩具社内でダイヤペットを担当していた川端氏以外は知り得ないダイヤペットの1970年代初頭までの試作品・特注品・バリエーションなどを紹介した大変貴重な記事。私はこの記事を1970年代後半の多感な高校生の頃に読んでミニカーコレクションの魅力や深みにどっぷりとハマったのでした(汗)。
●J-43 1/43スケール1961年トヨペットクラウン1900スタンダードRS30型「白/赤/白」と実車カタログ画
旭玩具のブリキ製品の箱絵にも使われた1959年クラウンデラックスRS21型カタログの有名な絵は白赤ツートン。
1959年発売クラウン初のディーゼル車CS-20型専用カタログの表紙も白赤ツートン
●J-43 1/43スケール1961年トヨペットクラウン1900スタンダードRS30型「白/赤/白」と当時物1/19バンダイ＆1/42モデルペット1959年クラウンデラックスRS21型の比較
当時物バンダイ製ブリキのクリーム/赤メタとモデルペットのアイボリー/赤は何れもレアカラーです。
●J-43 1/43スケール1961年トヨペットクラウン1900スタンダードRS30型「オレンジ/白/オレンジ」と実車カタログ画
1959年クラウンスタンダードRS20型カタログに描かれたオレンジ/白/オレンジ
●J-43 1/43スケール1961年トヨペットクラウン1900スタンダードRS30型「白/青/白」と実車カタログ画
トヨタ自販発行トヨタ純正部品シールドビーム専用カタログの表紙に描かれた夜の湖畔の1959年クラウンデラックスRS21型「白/青/白」。
●J-43 1/43スケール1961年トヨペットクラウン1900スタンダードRS30型「深緑/うぐいす/深緑」と実車カタログ画
1959年クラウンスタンダードRS20型カタログに描かれた緑/うぐいす/緑
●J-43 1/43スケール1961年トヨペットクラウン1900スタンダードRS30型ツートーン4種 全員集合！！
★オマケ： 今日のビートルズ「The Word」1965
ジョンのボーカルもコーラスもいいですyone♪