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Channel: ポルシェ356Aカレラ
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★1963年バンダイ 2代目トヨペットクラウン ~ ブリキ自動車コレクションから 019

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今日3月21日(木)、予報通りにTOKYOの桜が開花したと発表されましたne
満開となるのは3月30日(土)頃とのことですyo☆桜の季節は井の頭公園や上野公園あたりはお花見の人で賑わいますyone☆


個人的な新元号案ベスト5!!
2019年4月1日(月)に平成に替わる次の元号が発表されますne☆発表者は平成発表の際の官房長官ではなく総理大臣になるのでしょうか。発表まで残り僅か10日程度ということは、既に新元号は確定しているのかもしれませんne☆
ボクが考えた新元号ベスト5は以下の通りですyo☆

【第1位】 麗音(れのん)・・・・・ジョン・レノンをリスペクトして☆
【第2位】 愛永(あいえい)・・・・・愛を永久(とわ)に♡
【第3位】 愛全(あいぜん)・・・・・愛こそはすべて☆
【第4位】 皆愛(かいあい)・・・・・みんな、愛し合ってるかい!
【第5位】 歩流(ぽりゅう)・・・・・ポルシェ最高!流れるように歩もうの意味も。

しかし、新元号を決めるに当っては以下の項目をクリアする必要があるようです。

1)国民の理想として相応しい意味を持つ。
2)漢字2文字。
3)書きやすく、読みやすい。
4)過去に元号として用いられていない。
5)俗用されていない。
6)明治以降の元号とはイニシャルが異なる(MTSHは不可)。

この条件からすると、第1位~4位にある「麗」や「愛」といった字画が多い文字は書きにくいということで、ちょっと無理かもですne☆しかし、国民の理想という面からはボクの第2位~第4位は、案外合格点かもですyone☆☆


閑話休題
今日は春分の日ということで、仕事が休みで時間ができましたので、「ブリキ自動車コレクションからシリーズ」の第19回記事としてバンダイ2代目クラウンを簡単にご紹介しますne☆☆☆



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


★1962年(昭和37年)の秋に相次いでデビューした国産フルサイズ(当時の小型車枠一杯)乗用車はどれも極めて魅力的でした。
即ち、2代目トヨペット クラウン、縦目を横目にビッグマイナーした通称「横目の日産セドリック」、そしてスカラインベースの初代から一新された通称「ハチマキグロリア」こと2代目プリンス グロリアの3車です。実車の人気を反映して、玩具・模型の世界でも3車は競ってモデル化され、何れもブリキ玩具やプラモデルなど多数の製品が実車とリアルタイムに市販されています。

1963年型として一斉にデビューしたクラウン・セドリック・グロリアの3車中、金属玩具(ブリキ玩具)の世界で最も沢山製品化されたのは2代目トヨペット クラウンでした。
今回ご紹介するバンダイ製のスタンダードサイズを始め、バンダイの小サイズ1964年式(警視庁パトカー・ポケットリモコン仕様のみ)、旭玩具(アサヒ)のスタンダードサイズ、イチコー(一宏工業)の中サイズ(1963年式及び1965年式)、バットマン・黄金バットが乗車したオープン仕様やクレイジーキャッツ・プリントのバリエーションも発売された米澤玩具(ヨネザワ)の1963年式BIGサイズ、野村トーイの1964年式BIGサイズと2代目クラウンのブリキだけ集めても立派なコレクションが出来る程の種類が発売されています。

★このように多数が発売された2代目クラウンのブリキ製品の中で最もスケールモデルとして出来が良かったのはバンダイのスタンダードサイズです。
シャープな造形とバランスの良さは、ほぼ同サイズでリリースされた旭玩具(アサヒ)製品を遥かに凌いでいます。バンダイのスタンダードサイズは実車のデビューから3ヵ月程度のタイムラグで1962年(昭和37年)のクリスマス時期にノーマル(フリクション)が発売された後、警視庁パトカー仕様(フリクション)を追加、1964年(昭和39年)5月には電動ハンドルリモコン版(ノーマル・パトカー共)を追加、更に1966年(昭和41年)には警視庁パトカーのみラジコン化され販売されています。今回はノーマル仕様のフリクション及びリモコンのバリエーションをご紹介しますne☆


【実車 主要データ】 1963年トヨペット クラウン デラックス(RS41型)
全長4610mm・全幅1695mm・全高1460mm ・ホイールベース2690mm・車重1265㎏・3R型 水冷 直列4気筒OHV1897ccエンジン・最高出力90ps/5000rpm・最大トルク14.5kgm/3400rpm・乗車定員6名・最高速140km/h・販売価格105万円


●1962年10月 第9回東京モーターショー トヨタブース出品案内パンフレット表紙 (縦30.8×横25.5cm・4つ折8面)
この年のモーターショーのトヨタブースの主役はNEWクラウン。


●1963年トヨペット クラウン デラックス 実車カタログより



雪原の涙目テール


初代観音開きのクラウンから大幅にモダナイズ


運転席


ボディカラー・・・・・1963年式ではデラックス6色、スタンダード5色(内、ブラックのみ共通カラー)。MCを受けた翌1964年式ではデラックスのブルーがより明るいブルーに変更され、更に新色グレイメタリックが加わります。この角度からは、デラックスは白タイヤで左右のフェンダーミラーやボンネット横のアンテナが付きサイドモールも豪華であることなど、デラックスとスタンダードの差異がよく判ります。バンダイは実車通りのカラーリングの製品も発売しています。




【バンダイ 1/17スケール 1963年 トヨペット クラウン デラックス 主要データ】
・基本素材: ブリキ
・バンダイ品番(管理番号): 不明
・発売時期: フリクション: 1962年12月~、リモコン:1964年5月~
・販売価格: フリクション: 都内350円・全国380円、リモコン:都内750円・全国790円
・全長27.3cm (実車比:1/16.9スケール)
・全幅10.0cm (実車比:1/16.9スケール)
・ホイールベース15.5cm (実車比:1/17.3スケール)
・ボディカラー(フリクション): ベージュメタ、ワインメタ、黒、グレイ、黒/クリーム、赤/クリーム
・ボディカラー(リモコン): クリーム/赤メタ、クリーム/青メタ、オレンジ/青銀メタ
・その他のバリエーション: フリクション仕様にはボンネット左上のアンテナの有無、フロントグリルに銀メッキと金メッキあり(リモコン仕様は銀メッキのみ)。発売時期の前後関係は不明。
・動力: フリクション・電動リモコン
・箱のバリエーション: フリクション、リモコン共に各1種類
・2019年現在のアンティークトイ市場の推定評価額: フリクション12~28万円程度、リモコン5~10万円程度(何れも箱付未使用ミントコンディションの場合)


●バンダイ1964年版製品カタログより

フリクション・・・3桁の数字は左側・都内価格、右側・地方価格


リモコン・・・・・電動リモコンはフリクションの2倍以上という高額商品ながら、現在のアンティークトイ市場での評価はより実車に近いフリクションの方が高いです。




●東京玩具商報1964年5月号バンダイ広告より
5月にクラウンのハンドルリモコンを発売と記載されています。




●ベージュメタ
実車のデラックス専用カラーであるコロシアム・ベージ・メタリック。このカラーはリアルタイムで大盛屋チェリカフェニックス26番や旭玩具のモデルペット20番でも発売されています。
















アンテナなしタイプ


Crown Deluxeの金バッチ


インパネも正確に再現された運転席


ドア内貼りまで再現されています。


シャシー裏面


TOYOPET CROWN DELUXEの浮彫



1/40スケール大盛屋26番、1/64スケールTLV03番の同色モデルとの大きさ比較








●グレイ
実車のスタンダード専用カラーであるウッドミスト・グレイ。デラックスをモチーフにした製品に実車スダンダードのカラーながら、渋くてリアルです。






●ワインメタ
実車のデラックス専用カラーであるインペリアル・マルーン・メタリック。このカラーも大盛屋26番・モデルペット20番でも発売されています。






●ブラック
実車のデラックス/スタンダード共通カラーだった高級車らしいブラック。この黒も大盛屋26番・モデルペット20番でも発売されています。






●黒/クリーム
実車カタログには存在しないカラーリング。






●フリクション仕様 全員集合!






●クリーム/青メタ(リモコン仕様)
1970年代の末、最初に入手したバンダイ2代目クラウンはこのリモコン仕様でした。リモコン仕様は全て実車には存在しないツートンカラーで発売されています。トランクにニョッキリ飛び出たウインカーがどうにも気になり、入手後、リモコンコードと共に外してあります。






●クリーム/赤メタ(リモコン仕様)
これもトランク上のウインカーとリモコンを外してあります。






●オレンジ/青銀メタ(リモコン仕様)






箱絵にはMC後の1964年型が描かれています。


左右にハンドルを切ると左右のウインカーが点滅




●リモコン仕様 全員集合!






●2019年2月24日(日)、ヤフオク24万9200円で落札されたグレイのバンダイ2代目クラウン
箱に剥がれ箇所有ながらタグまで付いた未使用品は高額になるようです。






※2代目トヨペット クラウンの実車カタログについては、2013年1月6日の「自動車カタログ棚からシリーズ」第102回記事をご参照ください。





★オマケ(その1): 1963年トヨペット クラウン デラックスの新車に乗った有名人

栃錦 清隆 (第44代横綱:1925年2月20日~1990年1月10日)
フロントにトヨグライドのバッチの付いたオートマ車。1960年3月場所で引退して約3年後。当時、栃錦37歳。


花柳 小菊(女優: 1921年2月26日~2011年1月26日)
1930年代から1960年代に活躍した往年の女優。当時、41歳。


浅丘ルリ子さん (女優:1940年7月2日~)
ジョン・レノンと同学年の浅丘さん。当時、弱冠22歳。




★オマケ(その2): 1964年10月 第18回オリンピック東京大会「東京オリンピック」の聖火リレー伴走車として活躍した2代目トヨペット クラウン
先導のパトカーはクラウンにF型エンジンを搭載したトヨタ・パトロール、オープン仕様は全て最初のMC後の1964年型クラウン。黒いセダン3台のうち、前2台は1964年前期型クラウンエイトのようです。








★オマケ(その3): 内田裕也 Yuya Uchida   Johnny B. Goode
裕也さん追悼。2004年9月19日/川崎クラブチッタでの豪華メンバーによるライブ。ジョン・レノンが1970年代後半に主夫生活を送り毎年のように軽井沢や都心のホテルオークラに長期滞在していた時期、ジョンに会うことの出来た数少ない日本人の1人。ジョンの精神的な継承者としては国内トップでしたne☆裕也さんと言えば、大晦日恒例のニューイヤーロックフェスを思い出しますyone☆


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