Quantcast
Channel: ポルシェ356Aカレラ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 822

★1960年代 三菱ふそうフルトレーラー・トラック 英ディンキー ~ 自動車カタログ棚から370

$
0
0


★さて、もう今日は松の内も過ぎた1月21日ですが、みなさんはもう今年2018年の目標を決めましたか~??
ボクは一応ですが、以下のような今年の目標を掲げましたですよ~!!

今年の目標(1)●婚・・・これはまあ人として生まれてきた以上は誰しも人生最大の目標でしょう。しかし、ボクのように定年退職が僅か2年後に迫っても、まだ●婚を諦めないというのはかなりの少数派で、1人で生きていく方が何かと面倒がなくて気楽だし僅かな年金生活ではそもそも経済的にも●婚生活は成り立たないから、もう●婚なんかしないと考えている人の方が多数派のようです(大汗)。ボクの場合、人を愛する、あるいは愛されるということは、基本的には経済的なこと=お金の有る無しや年齢とは無関係だろうという思いがあるのですYO(大汗)☆☆

今年の目標(2)コレクション整理・・・ここ数年でモノが増え過ぎておりまして、創刊号から買い続けている雑誌オールド・タイマー、ノスタルジックヒーロー、モデル・カーズなども一部を残して処分しようかと思いまして買取値を幾つかの古書店&ショップに訊きましたところ、読み皺の少ない美品/切抜きなしなら1冊10円、100冊で1000円位とのことで、100冊売ってやっと1冊の代金程度ではちょっと勿体ないかもですね。しかし、ボクの場合、何故かヤフオクは永久出品禁止処分となっていて出品することが出来ませんのでメルカリなどで1冊100~200円位で自分で売った方がまだいいかもです。あるいは月刊誌なら1年分、隔月刊誌なら2年分の12冊を纏めて一括1500円~2000円位で売る方が1冊ずつ売るよりは手間は省けそうです。
雑誌と同じような超低額買取りの状況は1980~1990年代のミニカー(トミカを除く)の世界にもあり、伊ブルム(brumm)のポルシェ356は日本に初入荷した1985年(昭和60年)から、クーペ・カブリオレ・スピードスター等各種ボディの色違いは勿論、シートカラー違いなどのバリエーションに至るまで1台2500円~3000円超の定価で160~180台前後買って持っていますが、現在は全く人気がないようです。1980年代当時、ポルシェ356のミニカーはディンキー・キラル・メルクリンあたりのビンテージ品を除けば、カドーのスピードスターなど少量生産のホワイトメタルモデルしか存在しなかったためブルムの356の登場が嬉しくてバリエーションまで集めていたのです。ところが、比較的コレクターの多いポルシェ356であってもブルム製は売り値で現在は平均1000円、買取りは当時定価の10分の1の精々300円程度だそうです。足繁く専門店に通って40~50万円程度かけてコツコツ集めたものが、今売れば5万円程度にしかならない計算となりますが、ブルムの中でも値段が付くだけ356は良い方だと聞きますので、こんなモノはタダでも買い取らないと言われるよりはマシなんでしょうか。ブルムと同時代のトミカなら、例えばポルシェ959あたりは当時定価の軽く20~30倍程度で流通しているのとは好対照です。当時2500円~3000円程度のブルムの356を1台買う代わりにトミカのポルシェ959や356や930ターボあたりを8台(320円×8台=2560円)買って、今売ったなら大儲け出来たことになります。ポルシェ356の1/43スケールのミニカーは、1990年代に入り、ブルムより遥かに出来の良いモデルがディテールカーズやミニチャンプスから出た影響で現在のポルシェのミニカーコレクターさんでブルム製を買い集めるような人は殆どいないようです。
実はもっと困っているのは、書店売りのアシェットコレクション1/43スケールの国産名車と日産名車でして、ボクは国産名車は200号を超えて外車が混じってくるまで書店で定期購読していまして、日産名車は全号コンプリートに買っていますが、とにかく買取りは安いのです。現在、大半は未開封のまま部屋に山積みにして6畳間のほぼ半分が天井まで埋まったままなのですが、税込定価1790円で買ったものが買取りは頑張っても400円、ショップによっては嵩張って置き場所に困る上に800~1000円で置いておいてもなかなか売れないので買取り自体しないそうです(大汗)。1台ずつWebで自分で売れば、世の中にはピンポイントで欲しい車種・ミニカーがある人もいるはずなので、例えば他にミニカーが存在しないプリンスホーミーあたりは定価より高い3000円位でも買う人はいそうな気もします。ですので、ボクが出品禁止処分とされているヤフオクではなくメルカリで一定の値段を付けて売却するか、将来ショップをOPENするまでは保管しておくかといったところでしょうか。


今年の目標(3)ライブ出演・・・これは例年のことですが、今年も3回程度は人前に出たいと思います。

今年の目標(4)バレンタインチョコ・・・これも例年のことですが、義理でもいいので1個以上貰うことが今年も目標です。長年、義理チョコさえもゼロという年が続いています(大汗)。

今年の目標(5)アメブロ週末1回更新・・・これは記事の内容を簡略化することさえ出来れば楽にクリアできそうですが、生来の凝り性的な性格と何か価値のある内容を残さなければという強迫観念が災いしまして、簡単にアップしたくてもすぐに長文&画像多数となってしまいがちです(大汗)。何とか週1回更新が止まらないように記事の簡略化にも取り組みたいと思いますYO☆☆


閑話休題
明日は東京でも雪となる予報ですが果たして積もる程に降るのでしょうか?記事の簡略化に取り組みたいなどと書きながら、既にここまでの前置きだけで結構な長文となっていますが(大汗)、今日は極く簡単に1960年代三菱ふそうのフルトレーラートラックのカタログをご紹介しますNE☆☆☆
 



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


★フルトレーラー・トラック(full trailer truck)というものを僕が知ったのは、円谷プロのウルトラQや初代ウルトラマンのテレビ放送が始まりビートルズが来日した1966年(昭和41年)のことだ。
その年にレゴ(LEGO)のトラック・ギフトセットを新宿・小田急で買ってもらったのだが、それはプラ製HOスケールのセミボンネット型メルセデスのトラックが7,8台入ったセットで、セミトレーラーのシェルタンカーなどと共にフルトレーラーの冷凍車などが含まれていた。繋げたり外したりという、連接遊びに僕は熱中したものだった。

★フルトレーラー車というのは、道路の整備が進んでいた欧米では戦前から存在したようであるが、日本での登場は名神が開通した1960年代のことと思われる。
尤も特殊用途に限れば、1937年(昭和12年)にいすゞTX重連トレーラー(4両程度の長大なトレーラーを牽引した通称「路面列車」)といった例がある。フルトレーラー車の場合、セミトレーラ車以上に走行可能な道路は限られ、元々狭隘路が多い上に高速道路どころか舗装道路も少なかった1960年代初頭あたりまでの日本でフルトレーラーの運行は考えにくい状況にあった。
日本では長年19mまでと規定されていたフルトレーラー車の長さ制限が2013年(平成25年)11月に21mに変更され、更に2017年(平成29年)秋からヤマト運輸や福山通運が全長25mのフルトレーラー車の新東名での実証実験を始めており、近い将来25mに変更となる模様である。この相次ぐフルトレーラー車長大化の背景には宅急便の配達個数の爆発的な増加(アマゾンや楽天といったネットでの物品購入の増加が大きな要因)と人手不足があるようだ。


【主要スペック】 1965年三菱ふそうT380-S フルトレーラトラック
全長15140㎜・全幅2480㎜・全高2830㎜・ホイールベース:前4700㎜/後3400㎜・荷台全長:前5940㎜/後5250㎜・車両重量:前6450kg+後3150kg=9600kg・最大積載量:前8トン+後7トン=15トン・車両総車重24710kg・FR・三菱6DB10AT型水冷4サイクル6気筒ディーゼル8550cc・最高出力220ps/2300rpm・最大トルク78kg-m/1400rpm・変速機5速フロアMT・エアブレーキ装備・乗車定員2名・燃料タンク容量130ℓ・電装系12V・登坂能力20%・タイヤ10.00-20 14PR・最高速度110km/h


●1965年6月 三菱ふそう高速トラック 総合カタログ(A4判・日本語3つ折6面)
掲載車両はT390型(高速型単車)、T380-S型フルトレーラ、T386-S型セミトレーラの3種。T380型/T390型(後ろ2軸)は1960年(昭和35年)に登場した三菱ふそう大型トラック初のC.O.E.車でキャブをティルト式として整備性を高めた。夕日をバックに登り坂を進むフルトレーラ車のシルエットという表紙写真が何とも秀逸なカタログ。
65年(1)表紙


【中面から】

65年(2)写真


高速トラック解説
65年(3)解説


T380-S型フルトレーラ
65年(4)T380-S


三菱6DB10AT型水冷4サイクル6気筒8550ccディーゼルエンジン
65年(7)ディーゼルエンジン


図面
65年(5)図面


ジャックナイフ防止装置
65年(6)ジャックナイフ防止装置


裏面スペック
65年(8)スペック



●1969年 三菱ふそう雑貨輸送用トレーラトラック総合カタログ(A4判・日本語14頁)
1967年(昭和42年)4月デビューの前2軸T910型ベースのフルトレーラT910Q-P型(全長17980㎜/18トン積/V8・265ps搭載)が表紙。中面にはキャンターベースのT626、ボンネット型T410、同T800FR、C.O.E.セミトレーラT811AR、C.O.E.フルトレーラT811N-P(全長17340㎜・14.5トン積)等の三菱ふそうのトレーラ車全種を掲載。
69年(1)表紙


【中頁から】

フルトレーラトラックT811K-P・T811N-P
69年(2)811


フルトレーラトラックT911K-P・T911Q-P
69年(3)911


トレーラ組み合わせと図面
69年(4)トレーラー組合せ図面


フルトレーラトラックの特長
69年(5)特長





★オマケ(その1):英ディンキー917番 1/43スケール メルセデスベンツ・フルトレーラートラック
全長39cm・全幅5.5cm。ダイキャスト製(幌:プラ製)。1970年代初頭に国内定価が2500円もした高額ミニカーで当時買えなかったので大人になってから入手したもの。両ドア開閉、ミラー可動、幌取り外し、荷台後部開閉などのアクション付。外箱を開けると背景の描かれた内箱が現われるなど箱も凝っています。一緒に写っている赤いポルシェは伊メーベ製912。本当は1966年に入手したレゴのメルセデス・フルトレーラーを紹介したかったのですが、簡単には見つかりませんでしたので今回はこのディンキーだけです。1960年代のミニカーではマッチボックスのレギュラーシリーズで出ていたメルセデスのフルトレーラーやキングサイズで出ていた各種フルトレーラーも思い出深いです♪
ディンキー(1)

ディンキー(2)

ディンキー(3)



★オマケ(その2):SSSインターナショナル商事 1/28スケール程度 1959年 ニッサン680型 幌付きフルトレーラートラック「US.ARMY」
これは2015年3月の日産680型トラックの記事で一度紹介していますが、3年も経っているので画像を替えて再度掲載します。全長54.5cm・全幅8cm。ブリキ製。当時定価:不明。フリクション走行。布製の幌が味わい深いです。非常にレアですが、黄橙塗装の日本通運仕様のフルトレーラーも出ています。画像のモノには本体・箱共に玩具メーカーを示す商標やロゴが全く入っておらず、箱に印字された「No.106-1-2-023(5358)」という独特の長い品番からすると、これはSSSインターナショナル商事から浅草玩具に金型が流れて売られた際の製品かもしれません。国産セミトレーラー車の玩具は沢山ありますが、国産フルトレーラートラックの玩具は非常に少なく、このニッサン680型以降は2010年のトミカいすゞギガダンプ(オマケ3)の登場まで存在しなかったかも(?)。
サンエス(1)

サンエス(2)

サンエス(3)



★オマケ(その3):トミカ127番 1/110スケール 2010年いすゞギガ・フルトレーラーダンプ
全長14cm・全幅2.3cm。ダイキャスト製。近年のトミカでは傑作の1台だと思います。赤茶メタはギフトセット「はたらくトミカセット」(2011年発売)に入っていたもの。1970年代のトミカ日野ダンプが高騰しているところからすると、これも将来は高値が付く可能性ありでは?
トミカ(1)

トミカ(2)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 822

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>