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Channel: ポルシェ356Aカレラ
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★1967年三菱ふそうT910前2軸大型トラック 高額カタログ ~ 自動車カタログ棚から 355

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東京では梅雨も明けて文字通り盛夏です。みなさんは夏と言えば何を連想しますか??かき氷?アイスクリーム?花火?肝試し?スイカ割り?海?プール?麦わら帽子?冷やし中華?甲子園?高校野球?盆踊り?浴衣?夏の日の恋?などでしょうか。ワタシは今でも東京音頭を聴くと小中学生の頃の夏休みの切ない恋を思い出しますYO。しかし、これだけ暑いと誰しも水が恋しくなって近所の公営プールは1日中混んでいたりもしますYO

みなさんは職場だとか会合だとかでは挨拶をする方ですか?
ワタシは勤め先では毎朝、「おはようございます!」と必ず挨拶をするのですが、私の声が聞こえているのに完全無視で全く返答しない人、返答があっても蚊の鳴くような聴こえるか聴こえないか判らないレベルの極めて小さな声で「・・・ざいます」と語尾だけが聞こえてくるような人が大半だったりしますYO。派遣のお姉さん達だけは、みなさんキチンと挨拶を返してくれるのですが、しかし、私が面と向かって明るく挨拶をすると普段から「キメー」「ヤベー」「スゲー」「ウチラ」を連発している毎日ジャージで来る40過ぎの独身女性SANなどは逆切れして、「キメーなー」などと言われることもありますYO。そんな時は、「キモくてどうもあいすみません (汗)」と謝ってみるのですがね。そうしますと今度は、「テメー、そういうことを言うところが益々キメーんだよー!」などと言われて収拾がつかない状況になりがちですYO(大汗)。
基本的には、現在の勤め先では朝来る時も声を出さずにヌーッと現れ、帰る時も「お先に失礼します!」などとは言わずに、やはり無言でヌーッといつの間にかいなくなっているという人が大多数(概ね9割以上)という感じなのですYO。私の場合は元々口ベタなのに、例えば、「今日はまた暑いですね」などと何気ないお喋りをしたり、何よりまずは挨拶をしないとどうにも気分が落ち着かないところがありまして、会話でコミュニケーションを取ったり挨拶をしたりしないのが当たり前、会話や挨拶は一切しないという人が大多数という中にいますと、どうにも息が詰まるようで居心地が悪くて仕方がありませんYO(大汗)。

閑話休題
さて、今日は「自動車カタログ棚から」シリーズ第355回記事として、1967年デビューの2代目三菱ふそうCOE大型トラック前2軸T910型のカタログをご紹介します。併せて最近ヤフオクで予想を遥かに超える高額プライスとなった1970年代の三菱ふそうのトラックカタログを記録として残しておきたいと思います☆☆


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★三菱ふそうの大型キャブオーバートラック(COEトラック)のルーツは1959年(昭和34年)9月に登場した2軸8トン積みのT380型と同年12月に登場した前1軸後2軸11.5トン積みのT390型である。この三菱ふそうの初代大型COEトラックは他社のCOEと同様に既存のボンネット型車をベースとして製作されたもので、エンジン上部が室内中央に大きく突き出していた影響で2名定員であった。
この初代COEトラックは1966年(昭和41年)~1967年(昭和42年)にかけて型式名称は従来型のままで新キャブ・デザインの2代目に順次変更された。この際、エンジンをシート下に納め乗車定員を3名とした。1967年4月には今回ご紹介する前2軸後1軸のT910が新たにデビューした。T910はT911へのMCを経て1973年(昭和48年)12月の三菱ふそう大型COEトラックの3代目F系へのフルモデルチェンジに伴い前2軸車はFT型に進化した。



【主要スペック】1967年 三菱ふそうT910Q型 前2軸11トン積み大型トラック (1967 Mitsubishi-Fuso Truck Type.T910Q)
全長10480㎜・全幅2480㎜・全高2695㎜・ホイールベース6280㎜・荷台長8160㎜・車重7325kg・FR・水冷4サイクル予燃焼室式V型6気筒9955cc三菱6DC20A型エンジン・最高出力200ps/2500rpm・最大トルク67kgm/1200rpm・最大積載量11000kg・乗車定員3名・変速機オーバードライブ付5速MT(2~5速シンクロ付)・電装系12V・燃料タンク容量100ℓ・タイヤサイズ10.00-20-14PR・最小回転半径11600㎜・登坂能力24.0%・最高速度95km/h


●実働中の三菱ふそうT910前2軸大型トラック
Web上で拾ったもので出典や詳細は不明ながら稼働中のいかにも「働くクルマ」といった雰囲気の魅力的な写真です。
実動写真



●1967年4月? 三菱ふそう11トン大型トラックT910専用カタログ (A4判・日本語12頁)
1967年8月の速度表示灯設置義務化前の初期型T910。1960年代後半の東名高速開通等に備え連続高速走行性能を重視して開発された。新たに開発された10リッターV型6気筒の三菱6DC20A型エンジンは200馬力の高出力を発した。ホイールベースは長短2種あり、5250㎜(全長9320㎜)がT910K型、6280㎜(全長10480㎜)のロングがT910Q型であった。
(1)表紙


【中頁から】

(2)見開き

概説
(3)概説

3人乗りとなった室内
(4)3人乗り室内

国際規格のベット(オプション)
(5)国際規格のベット

運転席
(6)運転席

大径スピードメーターの表示は100kmまで
運転席

ベンチレータ・ウインド
(7)三角窓

(8)シャシ

シャシー解説
(9)シャシ解説

片手で楽々操作のティルトキャブ
(10)片手操作のティルトキャブ

(11)シャシ写真

10リッターV6・200馬力エンジン
(12)V6・10リッター200馬力エンジン

エンジン解説
(13)エンジン解説

水冷式オイルクーラー、ACジェネレータ、エアクリーナー等解説
(14)水冷式オイルクーラーACジェネレータ他

タンクローリー等 特装車各種
(15)特装車各種

図面・スペック
(16)図面スペック

図面(T910Qロングホイールベース車)
(17)T910Qロング図面

図面(T910K標準車)
(18)T910Lショート図面

スペック
(19)スペック





★オマケ(その1): トミカ7-2他 1/127スケール 三菱ふそうT911前2軸大型トラック各種 
全長7.5cm。ダイキャスト/プラ製。当時定価220円~320円。トミカ7-2の三菱ふそうパネルバントラックの発売が1975年3月であるため、3代目FTのモデル化が間に合った時期ながら2代目T911をモチーフとしたようです。フロントウインドは中央で左右に分割されたモールドが入っています。90-1番(後に24-3に改番)の国鉄コンテナトラック、91-1番LPGトラックにも同キャブが流用され、特にパネルバンは横浜高島屋やダイエーの特注品、トラックフェアの限定品など膨大なバリエーションが出ています。今回はすぐに取り出せたものだけをアップします。
トミカ(1)

トミカ(2)

トミカ(3)

黄緑の国鉄コンテナがそそる90-1「ふそうコンテナ運搬車」
トミカ(4)90-1番

24-3ふそうコンテナ運搬車
トミカ(5)24-3番

フロントの造形
トミカ(6)



★オマケ(その2): 米澤玩具ダイヤペットT-83番 1/60スケール 三菱ふそうT911梯子消防車
全長15cm。ダイキャスト製。当時定価1800円。商品管理番号No.014-01791。1970年代から1990年代半ば頃まで売られていたダイヤペットのロングセラー製品。これはホイールが玩具然とした末期製品。
ダイヤペット(1)

ダイヤペット(2)

ダイヤペット(3)

ダイヤペット(4)



★オマケ(その3): 1976年三菱ふそう大型トラックの超プレミア・カタログ達 
国産大型トラックのカタログは現在1960年代モノより1970年代モノの方が人気が高いにも係わらず絶版自動車カタログ市場での流通量が極端に少なく、10~15年位前までは殆ど人気がなく市場に出ても1部500~1000円程度でゴロゴロしていたのが、最近は1970年代の国産大型トラック人気からカタログも高騰しています。この年代の国産大型トラックのカタログは私も以前は殆ど興味がなく残念ながら値段の安い時期には殆ど購入しなかったため是非入手したいのですが、現在は高価過ぎておいそれとは手が出せないというのが正直なところです。以下のカタログ群は全て最近ヤフオクに出品されたものですが、東京モーターショー開催時に自工会(日本自動車工業会;Japan Automobile Manufacturers Association, Inc.)が業界関係者に乗用車・商用車に分けて国産全メーカーの車種別カタログを網羅し頑丈な表紙を付けて綴じた形で配布していた「カタログ合本」の恐らく1976年版をバラしたもので、表紙と裏表紙に合本バラ特有の貼り跡・剥がし跡が付いているものが大半という状態でした。それでも1部の単価が15000円超えのカタログが多く、100部以上のカタログが綴じられた合本1冊まるごとなら、猛烈な高値がつく計算となります。1970年代半ばあたりの国産大型トラックの含まれている商用車編であればバラして1部ずつ売れば軽く合本1冊7桁(100万円)以上のプライスになる可能性もあるのではないでしょうか。
知合いの60代の自動車カタログコレクターの中にはこの自工会のカタログ合本を1950年代のモノから乗用車編・商用車編の毎年全てを揃いで持っているといった強者もいますが、それはたまたま業界関係者から纏めて譲り受けたものであり、自工会のカタログ合本がバラされないままで市場に出ることは極めて稀です。1970年代の国産車カタログで以下の三菱ふそうトラック群以上の高値が付くものはケンメリGT-R専用カタログの本物(復刻も有)や初代セリカGTの幻の豹柄初版カタログ、各種パトカー等緊急車両のカタログといったあたりしかないのではないでしょうか。但し、個人的には時代の若い1970年代の国産大型トラックのカタログは幾ら絶版カタログ市場での流通量が少ないとはいえ、適正価格は1部3000~5000円程度のものだろうと思います。


●三菱ふそう構内専用ダンプFW型専用カタログ(4つ折)・・・・・19500円 (送料別)
この時代の国産ダンプの専用カタログはメーカー問わず何故か押しなべて人気が高いようです。合本として貼りつけてあった表紙左側がかなり剥がれている状態にしてこの価格。表紙の剥がれがなしの綺麗な状態なら3万円位でしょうか。1976年発行。発行月不明。
ダンプ


●三菱ふそう後2軸FU型大型トラック専用カタログ(22頁)・・・・・16750円 (送料別)
表紙は綺麗な状態ですが裏表紙右側は糊付け跡で剥がれています。1976年8月発行版。
FU型


●三菱ふそう前2軸FT型大型トラック専用カタログ(22頁)・・・・・16230円 (送料別)
表紙左側がかなり剥がれている状態です。1976年8月発行版。
FT型


●三菱ふそうFP型大型トラック専用カタログ(22頁)・・・・・15150円 (送料別)
表紙は綺麗ですが裏表紙右側は剥がれている状態です。1976年8月発行版。
FP型


●三菱ふそう高速トラックトラクタFP型 (8頁)・・・・・15240円 (送料別)
表紙左側がかなり剥がれている状態です。1976年11月発行版。
トラクタ


●三菱ふそうフルトレーラートラック(8頁)・・・・・15110円 (送料別)
これも表紙左側がかなり剥がれている状態です。1976年11月発行版。
フルトレーラー


●三菱 トラッククレーンキャリヤ K400 ワンサイドキャブ (3つ折)・・・・・14110円 (送料別)
これも表紙左側が少し剥がれ裏表紙の右側は酷く剥がれている状態です。1976年1月発行版。
クレーンキャリヤ


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