★11月なのに冷房
ここ数日の東京は窓を閉め切っていると冷房が必要となる程の陽気です。全国的には25度以上の夏日となったところも多いようです。昼間はTシャツ1枚でも出掛けられて、まあ、寒いよりはいいかなとも思いますが、この調子で年々気温が上がるとそう遠くはない未来に日本も熱帯化してしまうのでしょうか。
★ストリートピアノにハマる
都内のJRの駅で駅構内に自由に弾けるピアノが置いてあるところがあり、先日、ビートルズ・メドレーを弾いてみたら、足を止めて聴いてくださる人が大勢いたので、ちょっとクセになりそうです(汗)。
★バカヤロウは愛の言葉
というパール兄弟の曲が1980年代にありましたが、私がドジやちょっとおバカなことをすると家内がバカヤロウと言います。で、私が家内に女性がバカヤロウって言うと可愛い～♡と言うと、また、家内がバカヤロウと言います(爆)。ま、この事案はやはり、バカヤロウは愛の言葉という唄の趣旨と同じことのようです(大汗)。
★閑話休題
倉庫整理をして発掘した1970～1980年代にかけて購入したミニカーのダンボール箱から出てきた中から、最近1/24国産名車でもリリースされたことに因み、 今回はビンテージミニカーの記事としてダイヤペットと伊ブラーゴの1981年マツダサバンナRX⁻7スパ24時間優勝車をご紹介します。これらのミニカーは、あまり古いモノではないように見えて既に入手後40年前後の時が経っています。初代RX-7(SA)なんて旧車としては新し過ぎて興味がない、全然そそられない！と言う向きも居られるとは思いますが、宜しければお付き合いくださいne☆☆☆
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【マツダサバンナRX-7スパ24時間レースを制す！】
・日程： 1981(昭和56)年7月25日～26日
・場所： スパ・フランコルシャン サーキット（Circuit de Spa-Francorchamps）
・順位：
【1位】TWRマツダRX-7：ドライバー2名(ピエール・デュドネ、トム・ウォーキンショー）・平均時速132.74㎞(456周/3176㎞)
※TWR=RX-7のドライバーの1人トム・ウォーキンショーが主宰する英Tom Walkinshaw Racingの略称
【2位】BＭＷ520i：ドライバー2名(E.ジョーセン・J.C.アンドリュー)・454周
【3位】フォードカプリ：ドライバー2名(V.ウッドマン・J.バンカム)・453周
・スパ・フランコルシャン24時間レースの歴史等： 1924(大正13)年に「24時間グランプリ (Grand Prix de 24 Heures)」として第1回開催。フランスのル・マン24時間、アメリカのデイトナ24時間と共に『世界三大24時間レース』もしくは『世界三大耐久レース』と呼ばれる。スパでのRX-7以外の日本車の優勝は1991年のR32GT-R(ZEXELスカイラインGT-R No.25：RB26DETT型エンジン ・直6/4バルブ DOHC/ツインターボ2568cc550PS搭載)1台のみ。
ル・マンを初めて制覇した日本車は1991年のマツダ787Bでしたが、それより10年早く同じマツダロータリーであるRX-7がスパ24時間レースを制しています。国際耐久レースを最初に制した名誉ある日本車となりました。
【三栄書房 AUTO SPORT 1981年10月1日号】（A4判・170頁)
表紙はRX-7スパ優勝車
●1981年マツダサバンナRX-7スパ24時間レース優勝車の立体造形物
初代RX-7（SA22C【FB3S】型)は実車発売当初から人気があったため、当時物から現在に至るまで夥しい種類のミニチュアが発売されています。当時物の日本製ダイキャストミニカーに限っても、ダイヤペット・トミカダンディ・トミカ・トミカダッシュ・ジャパンマッチボックス・シンセイジェットマシーン・グリップテクニカ等多数存在します。
初代RX-7のダイキャストミニカーだけでも全てを網羅することは困難なため、今回は1981年スパ24時間レース優勝車に的を絞ってご紹介します。スパ優勝車の最初にリリースされたミニチュアはおそらく東洋工業特注で1982年頃にダイヤペットG-114番を改修して作られた1/40モデル、次に出たのは伊ｂuragoが1980年代半ばにリリースした1/24モデル、当時物は手元にこの2種しかありませんが、近年になって2009年に BizarRE(ビザール)の出来の良い1/43モデル、2023年10月18日(水)発売のスペシャルスケール国産名車Vol.184の1/24モデルが発売されています。
●東洋工業特注 ダイヤペットG-114番改修 1/40スケール1981年マツダサバンナRX-7 スパ24時間レース優勝車
全長約105㎜。非売品(通常品は定価950円)。1982年頃に東洋工業(現マツダ)が米澤玩具に特注したミニカーでG-114をベースに塗装を替え、箱にはスパ総合優勝記念の文字の入ったシールが貼られています。G-114は当時出来が良いと言われていたNo.12工場製で実車のフロント下部に付けられていたフォグランプなどの再現はなく、室内もノーマルのままながら良い出来のモデルです。このミニカーより14年程前の1968年にファミリアREクーペの発表会での配布用にダイヤペットのクロームメッキ仕様を特注した縁から米澤玩具への再度の特注となったようです。マツダディーラーのイベントでプレゼントとして配布されたのか配布方法の詳細は不明ですが、当時から入手が難しく1980年代半ばの時点で都内のミニカー専門店では5000円前後のプレミアが付けられていました。リアルタイムでの入手難易度の高さを勘案すると40年以上を経た2023年現在は安くても5桁以上の値打ちがあるように思いますが、非売品ミニカーとしてあまり認識されていないのか現在でも4桁以下で流通しているのを見掛けます。
箱のウインド面にスパ総合優勝記念文字の印字されたシール。
ボンネット・ドア開閉アクション付
エンジンや室内はノーマルのまま
裏板
●G-114ノーマル緑メタ、G-120レーシング銀ラメ/橙シル、スパ優勝車 ダイヤペット3台の並び
何れも出来の良いモデルでノーマルはボディカラー4色、レーシングは橙と緑シールのシール2色のバリエーションあり。G-120レーシングは短期間で絶版になっており、当時から品薄で東洋工業特注品程ではないものの入手には苦労した想い出があります。
●伊Burago 0174番 1/24スケール 1981年マツダサバンナRX-7 スパ24時間レース優勝車
全長175㎜。1984年頃発売。国内定価2400円。カラーバリエーションは実車と同じ白/青以外に白/草色、白/赤の計3色。ダイヤペットと異なり室内にロールバーが付き助手席が外されているなどレーシング仕様にはなっていますが、巨大なリアウイングが付くなどスパ優勝車の実車とは大きく異なります。トイ的な造り故か古いブラーゴは不人気のため、2023年現在でも運が良ければ当時定価より安く入手できる可能性もありますが、箱が大きく傷み易いため綺麗な状態で保管されてきた個体は少ないと思います。
レーシーな室内
巨大なリアウイング付
●伊Burago 0174番 1/24スケール 1981年マツダサバンナRX-7 スパ24時間レース優勝車 白/青と白/草色
ボンネット、ドア開閉アクション付
●伊Burago 0174番 1/24スケール 1981年マツダサバンナRX-7 スパ24時間レース優勝車 白/赤（ヤフオク出品画像より転載）
残念ながら、当時この色は買い逃しています。
●伊Burago 0174番 1/24スケール 1981年マツダサバンナRX-7 スパ24時間レース優勝車 白/青・白/草色とKent Racing仕様キット
●1/24スペシャルスケール国産名車Nol.11 マツダサバンナRX-7ノーマルとVol.184 1981年スパ24時間レース優勝車の並び
シートベルトがリアルです。
●1/24国産名車Vol.184・1/40ダイヤペット東洋工業特注・1/24伊Burago 1981年マツダサバンナRX-7 スパ24時間レース優勝車 3種の並び
●マツダサバンナRX-7 スパ24時間レース優勝車 他ミニカー 集合画像
トミカダンディも当時多数のバリエーションが出ていますが、画像は今回発掘したトミカとダイヤペットとの並び。
レーシング仕様のみ集合
●マツダサバンナRX-7 スパ24時間レース優勝車 試乗動画
★1978年マツダサバンナRＸ-7 テレビCM
羨望のRX-7テレビCM。
★オマケ（その１）：懐かしの商用車コレクションVol.75 三菱ランサーバン「事務用品店仕様」1977年
2023年11月1日(水)書店発売の新製品。税込定価2299円。spark/ダイキャスト製。初代ランサーバンMC後の仕様。奈良ナンバーの文具店仕様。少しラメが入ったような派手なシルバーメタリックのボディカラーながら佇まいは妙にリアルです。
11月15日(水)発売の次号は、ホンダTN360凸版印刷サービスカー仕様。
★オマケ（その２）：スペシャルスケール1/24国産名車Vol.185 スバルヤングSS 1968年
これも2023年11月1日(水)書店発売の新製品。税込定価4499円。ダイキャスト製。ドア開閉アクション付。既発売のデメキンの金型を改修した製品のように見えます。このシリーズ、好評のため200巻を超えても延々と続きそうですが、大幅に生産数を増やしたのか以前のような極端な品薄状態が最近は回避されているようです。
ドア開閉
室内も良く再現されています。
デメキンとの並び。ヘッドライトが大きく少々バランスの悪いデメキンと比べてヤングでは程良いバランスに修正されています。
★オマケ（その３）： 今日のビートルズ「Now And Then」 2023
2023年にジョンの声が聴けるだけでも感涙ものですが、楽曲はジョンらしい内省的な深みと妙にノスタルジーを感じさせる1曲と思います。ジョンのオリジナル音源は1978年に録音されたとの情報から、同年6月5日～9月16日まで洋子さんやショーンと共に来日しホテル・オークラや軽井沢で過ごした時期の作品なのかもしれません。1977年・1978年・1979年と毎年来日していた時期にジョンに逢う夢を見たものですが、来日しているとの噂はあっても極秘来日だったため、リアルタイムでは日本のどこにジョンが居るのかは皆目判りませんでした。
１）The Beatles - Now And Then (Official Music Video) 4分35秒
２）The Beatles - Now And Then - The Last Beatles Song (Short Film) 12分24秒
※本日、この記事をUP後、本日深夜までPC環境のないところへ出掛ける予定のため、コメントを戴いた場合の御返事は遅くなります。