★私のアメーバおみくじの結果
ブログはコツコツまめに投稿すべしだって。
まめに更新はちょっと無理かもw☆
\2022年のあなたの運勢/
★初詣
実はこれまで初詣には行かない年も多かったのですが、今年はゲロマブ奥様(→じゅんいちさん語)と一緒に行ってきました。有名なところは混むので、歩いて行ける近場のあまり大勢人が来ない神社に行って今年1年の幸せを祈り、おみくじを引いてきました。おみくじはアメーバと同じ小吉でした。
実は彼女とはどこに行くにも恋人同士のように手を繋いで歩きます。約2周りと歳は離れているのですが、幸い私がこの歳であまり白髪もなく剥げていないのと元々色白で人から肌が綺麗と言われたりして皺くちゃの絵に描いたようなジイサン風情ではないことから、多分、周りからは親子などには見えないと思います☆☆
★閑話休題
今日は「ブリキ自動車コレクションから」シリーズ第154回記事として、未紹介だった米澤玩具のクラウンエイト大サイズ(約36cm)のノーマル仕様のご紹介と米澤玩具クラウンエイト ノーマル仕様の大小サイズの比較をしてみることとしますne☆☆☆
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★1964年クラウンエイト
1964(昭和39)年10月の東京オリンピック開催の前に3ナンバー国産大型乗用車が相次いでデビューしています。先陣を切ったのは1963(昭和38)年2月にデビューしたニッサン セドリック・スペシャル、1年2ヵ月遅れて1964(昭和39)年4月にトヨタ クラウン・エイトとプリンス グランド グロリアの2車が相次いで市販に移されています。
この3車を比較すると、5ナンバーS4グロリアのボディをそのまま使用し2500ccエンジンに載せ換えたグランドグロリアが最も小さく、全長は4855㎜のセドリックスペシャルが最も長く、全幅は1845㎜のクラウンエイトが最も広くなっていました。クラウンエイトの全幅はセドリックスペシャルの後継として1965(昭和40)年12月にデビューしたプレジデントの全幅1795㎜より更に50mm広く、筆者が子供の頃、リアルタイムに見たクラウンエイトの印象は異様に幅が広いクラウンというものでした。40系クラウンをベースにストレッチしただけのように見えるクラウンエイトですが、V8エンジンを始め実は部品の互換性は左程ないようです。
●毎日グラフ別冊「`64新型乗用車特集」表紙(縦338×横260㎜・166頁+折込ポスター)
1963(昭和38)年10月の第10回東京モーターショー(当時の名称は全日本自動車ショウ)に展示されたクラウンエイトに愛知県の仮ナンバーを付けて屋外撮影した写真が表紙となっています。この写真ではクラウンエイトの幅が広いことがよく判ります。

●きくや書店きくやのスーパーえほん「じどうしゃ」表紙(B5判・12頁)
1965(昭和40)年7月のMC以降の後期型が表紙に描かれています(画家不詳)。赤いボディカラーのクラウンエイトに乗って家族でドライブという珍妙なシチュエーションの上、エイトの幅広感がなく普通のクラウンのボディのようにも見えますが、ナンバーは「品川3」と実車通り3ナンバーとなっています。前期型クラウンエイトが表紙に描かれた絵本は未発見です。

【1964年 トヨタ クラウンエイトVG10型 実車主要スペック】 (1964 Toyota Crown Eight Type.VG10 Specification)
全長4720mm・全幅1845mm・全高1460mm・ホイールベース2740mm・車重1375kg・V型8気筒OHV2599cc・最高出力115ps/5000rpm・最大トルク20kgm/3000rpm・コラム2速トヨグライド オートマ・最小回転半径5900㎜・電装系12V・パワーウインド標準(日本車初)・トランクタイプクーラー(オプション)・乗車定員6名・最高速度150km/h・東京店頭渡価格165万円
【米澤玩具1/13スケール 1964年 トヨタ クラウンエイト ブリキ玩具 主要データ】
(1/13scale 1964 Toyota Crown Eight Type.VG10 by Yonezawa Toys Tinplate model Toy KEY DATA)
・基本素材: ブリキ
・米澤玩具(ヨネザワ)品番(管理番号): ノーマルNo.439・フリクションパトカーNo.450・電動パトカーNo.479・消防司令車No.464
・発売時期: 1964年(昭和39年)12月頃(1964年11月27日付にて意匠登録)、緊急車仕様はノーマルより後の1965年夏頃発売?
・販売価格: ノーマル都内500円/全国550円・フリクションパトカー都内500円/全国550円・電動パトカー都内850円/全国900円・消防司令車 都内500円/全国550円
・全長36.5cm (実車比:1/12.9スケール)
・全幅14.5cm (実車比:1/12.7スケール)
・全高11.3cm(実車比:1/12.9スケール)
・ホイールベース21.0cm (実車比:1/13.0スケール)
・動力: 後輪フリクション・電動ミステリーアクション(警視庁パトカー電動仕様)
・ボディカラー: 青メタ(ノーマル)・赤メタ(ノーマル)・白/黒(警視庁パトカー)・白ドア/黒(警視庁パトカー)・赤(消防司令車)
・箱のバリエーション: ノーマル、パトカーフリクション仕様と電動仕様の2種、消防司令車
・シャシー再現: デフ・プロペラシャフトの浮彫あり
・入手難易度: 10段階評価で7程度
・2021年現在のアンティーク玩具市場の推定評価額: 8~15万円程度(ノーマル、パトカー、消防司令車共に箱付未使用美品の場合)
★クラウンエイトの立体造形物
リアルタイムでは、エイトを製造した関東自動車工業特注のアンチモニー製シガレットケースが前後期型数種(前期型にはボンネットが開閉しエンジンが再現されたタイプあり)、米澤玩具よりブリキ玩具として36cmサイズ(1/13スケール)と25cmサイズ(1/18スケール)の2種、そして、近年になってENIFブランドより1/43スケールの非常に出来の良い前後期モデルが発売されています。
●輸出玩具登録協会「ニューデザイン」1965年1月25日号掲載 米澤クラウンエイト意匠登録記事(国立国会図書館の蔵書より複写)
全長36.5cmサイズのクラウンエイトが昭和39年(1964年)11月27日付第157号として意匠登録されています。この登録年月日からすると1964年12月のクリスマス商戦向けに投入された商品だった可能性が高いと思われます。

●1966年米澤玩具総合カタログに掲載された36cmクラウンエイト
No.439 クラウンエイト

No.479 クラウンエイト電動 警視庁パトカー

No.464 クラウンエイト消防司令車

★米澤玩具1/13スケール1964年クラウンエイト ノーマル(青メタ・箱付・並品)
米澤品番439。フリクション動力。寸法を計ってみると、ほぼ正確に1/13にスケールダウンされているにも関わらず、全体としてエイト特有のワイド感に乏しい印象です。この個体、遊ばれた形跡はないもののリアウインド枠のメッキパーツに歪みとシャシー裏に若干の錆が見られホイールのメッキにも経年劣化による黒ずみが発生しており、ウインド枠の歪みについては修復したいところです。







リアの窓枠がかなり歪んでいます。


手前は大きさ比較用1/64スケールTLV


リアエンドの「8」のエンブレム


正確な運転席周りのプリント


リアトレイに桜にYの字の米澤商標とクーラーのプリント

デフやプロペラシャフトが表現されたシャシー裏

★米澤玩具1964年クラウンエイト ノーマル仕様 大小サイズの比較
大サイズ1/13スケール(米澤品番No.439)と小サイズ1/18スケール(米澤品番No.468)の比較。大サイズの方が細部のパーツも多く丁寧に作られているにも係わらず、エイト特有の幅広感は小サイズの方が上手く表現されています。パーツは少な目ながら小サイズの方が凝縮感もあります。レア度、入手難易度は小サイズの方が大サイズより数段上です。米澤玩具では後年のダイヤペットで初代ローレルセダン、初代ローレルHT、ルーチェREクーペを何れも異なる下請け工場から2種類出すという妙なことをしていますが、他の玩具メーカーでは全くモデル化しなかったブリキのクラウンエイトを米澤玩具がサイズ違いで2種類リリースした理由は謎です。







手前は1/64スケールTLV





※米澤玩具クラウンエイト大サイズの緊急車仕様(パトカー及び消防指令車)については、2020年6月19日の「ブリキ自動車コレクションからシリーズ」第70回記事をご参照ください。
※米澤玩具クラウンエイト小サイズについては、2019年3月10日の「ブリキ自動車コレクションからシリーズ」第17回記事をご参照ください。
※クラウンエイトの実車カタログについては、2012年10月16日の「自動車カタログ棚からシリーズ」第72回記事をご参照ください。
★オマケ(その1): 大盛屋チェリカフェニックスPHE-26番1/40スケール1963年トヨペットクラウンデラックス涙目テール1stモデル赤エンジン
大盛屋のクラウンとセドリックの赤エンジンは、ビートルズの東芝アナログレコード赤盤のように古くから珍重されていますが、これまで見てきた26番クラウンの涙目テールモデルについては赤エンジンのものが多く、例えば同じ大盛屋の縦目セドリックの2ndモデルのように特別に数が少ないということはないように思います。ボディカラーは左から、黒・少し緑が混じった感じのガンメタ・ベージュ。



赤エンジン

380円の値札がそそります♪現在は大盛屋の相場が落ちたとは言え、箱付美品なら当時の100倍の値段でも買えません。

赤エンジン


★オマケ(その2): 2022年1月1日発売オリジナルトミカ3種
元旦にAEON限定日産スカイライン警視庁パトカー、イトーヨーカドー限定マツダロードスタートリコロールカラー仕様、トイザらス限定トヨタGRスープラ セーフティーカー仕様、アピタピアゴ限定S30フェアレディZ日本国旗タイプの4種が一気に発売されています。このうち都内に販売店のないアピタピアゴ以外の3種類を入手しました。都内のトイザらスでは1人1台だった台数制限が無くなり1人何台でも買えるようになっていましたが、元旦の午後に行ってもまだ見たところ50台位は山積みされていました。以前はブロ友さんの影響もあってショップ限定品は1種類3台入手していたのを保存orトレード用と自分用の2台あれば十分と思い2台入手に変更しました。同じものを複数持っていると有難みが薄れることと限定品は価格が安くはないことから今後は更に減らし1台だけ入手にするかも。AEONのパトカーは馴染みのない海外パトカーよりやはり今回の警視庁仕様など日本のパトカーの方が和物パトカーコレクションに加えることが出来て嬉しいです♪




★オマケ(その3): 今日のビートルズ「Dizzy Miss Lizzy」 1965
ライブ音源ですが、ジョンのボーカルがレコード以上にロケンロールしています。曲前のジョンのMCも良いです☆☆