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★1965年バンダイ マツダファミリアクーペ トミカ新製品~ブリキ自動車コレクションから031

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同年代の知人で投票なんて何となくカッコ悪いからハタチになってから過去40年近く一度も選挙には行ったことがないという人もいます。今回の参院選の投票率は5割を割り込む可能性有とのことですが、例えば仮に投票率が5割でそのうち5割の支持を得て政権を得たとしても国民全体の4分の1にしか支持されていないこととなり、果たして民意を反映した選挙結果といえるのか疑問ですyone。
投票率が低いと経済団体や農村の組織票が多い自民や創価学会の組織票が多い公明あたりには有利ということになりがちです。まあ、私の周りには憲法改正や消費税増税の自民や公明に投票するという保守派の人は比較的少ない印象ですが、かと言って積極的に応援すべき政党は見つからないという無党派層が圧倒的に多い感じがします。
公明党で思い出すのは、私が20代後半の頃に勤め先で創価学会に入っている人から、「結婚相手も紹介するから」と言って何度も繰り返し会合に誘われたことがありました。幾ら誘われても、何しろご承知の通り私はジョン・レノン教信者ですから創価学会にはまるで興味がなく一度も行かなかったのですよne☆
しかし、あの頃、もし誘われるまま会合に行っていたら、30前に結婚して案外今頃は孫もいるような全く別の(バラ色の?)人生だったかもしれないと、ふと思うこともありますyo☆
いや、これから自力で人生をバラ色にするのだぞよ!!
と実は本気で思っていたりしますがne☆☆


閑話休題
あまり時間の余裕がありませんでして、しかし、週末1回更新のルーティンを崩さないよう、今日は「ブリキ自動車コレクションから」シリーズ第31回記事としてバンダイの初代ファミリアクーペをご紹介しますne☆☆☆
 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


1965年(昭和40年)11月に発売された初代ファミリア クーペは東洋工業(マツダ)初のスポーツカーでした。
フラットデッキの魅力的な初代ファミリアのデザインをベースにスタイリッシュかつスポーティーな2ドアクーペボディを身に纏い、セダンのOHV800ccとは全く別物のマツダ初のSOHCエンジンPA型985ccツインキャブレター付を搭載して、当時の1000cc級としては俊足と言える最高速度145km/h、0-400m加速18.9秒という動力性能を持っていました。
内外装もまた魅力的な車で、並みいるライバル達の中でファミリア クーペの小粒ながらパンチの効いたスタイリッシュなボディとリクライニングシートに4速フロアシフト、7000rpmまでのタコメーターを中央に配置した丸形3連メーター、3スポークの木製ナルディタイプのステアリングホイールなどスポーツライクな魅力に満ち溢れていました。ボディサイズは現行の軽自動車より全長は30cm長いものの全幅はホンダS660などより10mm狭く、現代の目で見ると異様に小さく見えることに驚きます。


●1965年11月発行 ファミリアクーペ本カタログより





【1965年マツダ ファミリア クーペ MPA 実車主要スペック】 (1965 MAZDA FAMILIA COUPE Type.MPA specification)
全長3700mm・全幅1465mm・全高1345mm・ホイールベース2190mm・車重790kg・水冷SOHCツインキャブ5ベアリング985cc・圧縮比10.0・最高出力68ps/6500rpm・最大トルク8.1kgm/4600rpm・前輪ディスクブレーキ・舗装平坦路燃費18km/ℓ・燃料タンク40ℓ・最小回転半径4400㎜・乗車定員5名・ゼロヨン18.9秒・最高速度145km/h・販売価格64万4000円


★初代ファミリアの模型玩具
初代ファミリアの実車とリアルタイムで作られた1960年代の製品には以下の5種があります。

1)バンダイ製 バン(ブリキ製。フリクション仕様のみ)
2)バンダイ製 セダン(ブリキ製。フリクション仕様及び後に電動ライト点灯仕様)
3)バンダイ製 クーペ(ブリキ製。電動ポケットリモコン仕様)
4)アサヒ玩具モデルペット1/42 セダン(アンチモニー製ミニカー)
5)三共ポリマー1/32 セダン(プラモデル)

バンダイはバン・4ドアセダン・クーペと初代ファミリア実車の発売順に何と3種も製品化しています。セダンはバンダイ・モデルペット・三共と当時3種も作られたのに対しバンとクーペはバンダイ製のみでした。バンは近年になってトミカリミテッドヴィンテージで製品化されていますが、クーペについては現在に至るまでバンダイ製以外の立体造形物が作られていないという大変貴重な存在です。
バンダイ製ファミリア クーペは1967年に入りポケットリモコンシリーズに追加されていますが、同シリーズの410ブルーバードやバリカンコロナ、日野コンテッサ1300あたりと比べて生産/販売期間が短く現存する個体が少ない製品です。


【バンダイ1/21スケール1965年マツダ ファミリア クーペ 主要データ】        
・基本素材: ブリキ
・バンダイ品番(管理番号): 不明
・製品名: ポケットリモコン「マツダ ファミリア クーペ」
・製造: 新生工業
・発売時期: 1967年(昭和42年)1月?~1968年(昭和43年)頃
・販売価格: 都内500円・全国530円(1968年に都内600円・全国630円に100円値上げ)
・全長18.0cm (実車比:1/20.6スケール)
・全幅7.1cm (実車比:1/20.6スケール)  
・ホイールベース10.2cm (実車比:1/21.5スケール)
・ボディカラー: 赤メタ・クリーム
・動力: 電動リモコン
・パッケージ: 台紙付金具開閉式ブリスター
・入手難易度: 10段階評価で9程度
・2019年現在のアンティーク・トイ市場の推定評価額: 5~9万円程度 (ブリスター付 未使用ミントコンディションの場合)


●東京玩具商報1967年2月号 バンダイ ポケットリモコン広告
国立国会図書館蔵書より複写。ポケットリモコンのマツダファミリアクーペとVWビートルが〈新発売〉として製品写真入りで掲載されています。当時のバンダイでは全長25cm前後のスタンダードサイズのリモコンを「ハンドルリモコン」、全長18cm前後のサイズのリモコンを「ポケットリモコン」のシリーズ名にて販売しています。ポケットリモコンシリーズは当時のヒット商品でしたが、ファミリアクーペ、130セドリック、トヨタスポーツ800の3車は滅多にヤフオクなどのアンティーク・トイ市場に現れることがなく現存する個体は少ない印象です。





●玩具商報1968年3月1日号 バンダイ ポケットリモコンを掲載した玩具問屋・大阪「松井栄商店」の広告
国立国会図書館蔵書より複写。ポケットリモコンシリーズのファミリアクーペ、2代目1964年クラウンパトカー、台紙付410ブルーバードの写真が掲載されています。「テレビ宣伝商品」「キャプテンスカーレット放送時間:火曜日19時~19時半」の印字があり、ポケットリモコンのテレビCMというものを一目見てみたい衝動に駆られます。




●バンダイ1/21スケール初代ファミリアクーペ
画像の手元にある赤メタとクリームの2台は共に一度は子供の手に渡り、後年、「スケールモデルらしくする」「展示しやすくする」等何らかの理由でリモコンが切られたと思われます。子供の手に渡ったものにしてはリモコン以外の欠品もなく比較的良いコンディションを保っています。
前後が寸詰まりでプロポーションはお世辞にも良くはなく、また、ファミリアクーペを示すエンブレムパーツや刻印等が全くないため、ファミリアの車名の印字されたブリスター台紙なしの場合には車種不明のブリキ玩具として市場に出る可能性ありです。



【赤メタ】


リア・ナンバープレートの「1967」は製造/販売された年を示しています。実車の年式(1966~1967年)にも合致しています。






室内プリント。残念ながら実車を正確には再現していません。






【クリーム】










【2台】













シャシー裏面。前輪の間にリモコンのハンドル操作に連動する第3輪付。


実車カタログと同じアングルで♪



●バンダイ ポケットリモコンシリーズの「トヨタスポーツ800」と「バリカンコロナ」
ファミリアクーペも当時このような台紙付ブリスターで販売されています。


台紙裏のラインナップ一覧に描かれたファミリアクーペの絵



※初代ファミリアクーペの実車カタログについては、2012年10月10日の「自動車カタログ棚から」シリーズ第69回記事をご参照ください。





★オマケ(その1): 1978年撮影の初代ファミリアクーペ
筆者撮影。1978年初頭、撮影場所は都下・練馬区内・新青梅街道近くの路上。子供の頃にリアルタイムで見て以来、初代ファミリアクーペとの久々の邂逅に懐かしさに胸が震えたことを思い出します。しかし、考えてみると当時はまだ新車から僅か10年少々しか経っていなかったことが何とも不思議というか意外。しかし、1978年の時点で既に初代ファミリアはレア車で路上で見かけることが稀であったことは確かです。埼5ナンバーのこの車両のその後は不明ですが、撮影時点ではフェンダーミラー、ホイルキャップなどオリジナルをよく保っています。






★オマケ(その2): 2019年7月トミカ新製品
7月20日(土)はトミカ発売の第3土曜日ということで、また一通り入手してきました。新製品は78番1/62日産GT-R NISMO2020モデル(白:通常、黒:初回)、GT-R50thアニバーサリーセット(50周年記念GT-R、2020モデル赤、ハコスカ、R32の4台セット)、67番1/66ホンダCR-V(白のみ)、トヨタジャパンタクシー「東京2020オリンピック・パラリンピックオフィシャル仕様」、トミカプレミアム14番1/62マクラーレン セナ(淡青:通常、オレンジ:発売記念)、同01番1/67トミカスカイラインターボ スーパーシルエット、同16番1/119陸上自衛隊16式機動戦闘車、ドリームトミカ150番ワイルドスピードBNR34スカイラインGT-R、トイザらス限定1/60スズキスイフトスポーツ・カスタマイズタイプと盛り沢山です。ミニカーを墓場まで持っては行かれないのに、こんなに沢山買ってどうするの?って感じです(汗)。今月の新製品で個人的に一番そそられるのは、陸上自衛隊16式。次いで時代を映したトヨタJPNタクシーオリパラ仕様。トイザらス限定のスイフトスポーツは販売価格も高い限定トミカにしては地味過ぎて購入意欲が湧きにくい感じがします。








メカニカルな魅力がそそります♪




今、都内でウジャウジャ見かけるトヨタジャパンタクシー「オリパラ仕様」


五輪マークは右側面のみ






★オマケ(その3): 独シュコー1/64ポルシェ930ターボ新製品
以前発売のライトグリーンやブラウンに次いで、2400台限定で赤(クリームシート)と魅力的なMARTINI仕様が発売になっています(都内の一部専門店)。












★オマケ(その4): 仏マジョレット/カバヤ イオン限定ポルシェ911 GT3 RSブルーメッキ
これがイオン限定で出ることは知っていましたが、発売するイオンの店舗と発売日も判らなかったのでヤフオクでとりあえず2台入手。更に!じゅんいちさんが1台譲って下さるとのことで、この綺麗なミニカーが3台になりそうですyo♪ポルシェ356&911は何台あっても嬉しいですne♪








★オマケ(その5): 今日のビートルズ「I Call Your Name」1964
1964年3月1日録音。15~16歳頃のジョン作。この曲でもジョンのボーカルは何とも魅力的ですne☆


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