★しかし、昨日5月11日(土)の東京は暑かったですne
半袖Tシャツ1枚で過ごしましたyo
まあ気温が高くても今の時期はまだ湿度が低いからいいですyone☆
★1945年(昭和20年)8月の原爆投下候補地の変遷、決定に至る経緯は以下の通り。
・1945年4月27日・・・・・東京、川崎、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、呉、下関、山口、八幡、小倉、熊本、福岡、長崎、佐世保
・1945年5月10日・・・・・京都・広島・横浜・小倉の4都市に絞られる。
・1945年5月28日・・・・・京都、広島、新潟の3都市に絞られる。
・1945年7月25日・・・・・広島・小倉・新潟・長崎の4都市に絞られる(京都を候補地から外し新たに小倉を加える)。
このうち、小倉が投下を免れたのはよく知られるように、たまたま投下当日、靄による視界不良のため急遽、長崎に変更されたため。新潟は原爆投下候補地の情報が流れ無人となっていた。1945年5月中旬までは最重要目標とされていた京都が候補地から外されたのは1000年を超える文化財が多く、もし壊滅的な被害を与えた場合には、日本国民より大きな反感を買う懸念があることと戦後の国際社会においてアメリカが政治的優位性を保つことが困難となることが予想されたためとされ、決して貴重な文化遺産を後世に残すことの重要性を考慮して京都が投下地点から外された訳ではないのです。5月10日までの候補地・横浜については原爆投下候補地から外した代わりに1945年5月29日に大空襲が行われています。
★満59歳になると若い頃から今までの給与(標準報酬月額)と保険料納付額を詳細に記録し、貰える予定の年金額の記載された「ねんきん定期便」を日本年金機構が送ってきます。私の手元にも昨年2018年(平成30年)10月に届いたのですが、それをみて暗澹たる気持ちになりましたyo。男性の平均年金受給額は月18万円前後という中で、若い頃に職を転々としていた私は平均よりずっと少なく、東京23区の単身者の生活保護費13万2530円よりは少し多い程度なのです。60歳以上の日本人の平均貯蓄額は2415万円とのデータがあり、みんなそんなに貯めてるの?という印象ですが、私の預貯金はこの平均よりも少なく、殆どの資産がブリキ自動車やミニカー、プラモデル、自動車カタログなどのコレクションに化けているような状況ですから(大汗)、年金を補うために何の資格も持たない私のような大馬鹿でも雇って貰えるビルや駅の清掃などのアルバイトをするか、コレクションを少しずつ切り売りするか、はたまた、失敗するケースが8割とも言われますが思い切って起業するかといった選択を迫られることになりそうです。
★尤も生活保護は持ち家や自家用車があったり、その気になれば働くことが出来る心身状態であるのに働いていない場合や援助を頼める資産のある親類がいる場合には受給出来ませんyone。経済的に頼ることの出来る親類もなく家も自家用車も換金出来るものは全て換金しても尚、頑張ってアルバイトをしてみても、とても生活が出来ないという状況にならないと受給は不可能です。しかし、地方の山間部などの資産価値がなく転売不可能な一軒家や15年落ち以上の資産価値のない国産大衆車でかつクルマがないと生活が成り立たない地域といった場合には家や自家用車の所有が認められるケースがあるようです。
★まあ、御承知の通り私は「男子たるもの厨房に入るべからず」の世代でして料理は全く出来ませんので(大汗)、3食全て外食となりますが、老後の食費を1日1000円以内に抑えれば何とかギリギリ生活していけるかなという感じです。私は100円のカップラーメンを3食続けて食べても苦ではない方ですので(3食カップ麺は体を壊す危険あり?)、贅沢をしなければ何とか生きていけそうではあります。問題はむしろ持ち家に掛かる経費で固定資産税を始め庭木の手入れを植木屋さんを頼んだり不具合の修理をしたりといった経費が馬鹿にならない感じがあります。
5月は自動車税納付の時期ですが、自動車税だけで年1台当たり5万円程度というのは年金生活ともなると負担となり、そもそも年に2000~3000キロ程度しか自家用車には乗りませんし東京23区内であればクルマはなくても日常生活は出来ますので、好きなクルマはわざと車検を切らして1/1スケールのコレクションとしてガレージに置いておくというのも選択肢になりそうです。
★このような状況の中で、御承知の通り、この年齢となっても「人生最大の夢は結婚=恋女房と暮らすこと=愛の生活」な訳ですが(爆)、ギリギリの生活をするような貧乏人では所帯を持ってくれるような人が現われる可能性は極めて低いと考えるのが順当なところかもしれませんyone☆☆
でもね、私は真実の愛はお金では買えないとも思っているので、例え貧乏でお金がなくても他人様から愛される可能性は生きている限りゼロではないとも思うんです☆☆
・・・・・なんて、ちょっと強がりを言って見たりしてne☆☆
★閑話休題
さて、今日も時間がないのですが、しかし、週1回の更新を飛ばさないよう、「ブリキ自動車コレクションから」シリーズ第26回記事としてバンダイ1964年ホンダS500をご紹介しますne☆☆☆
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★本田技研工業株式会社(ホンダ)は1962年(昭和37年)10月の第9回東京モーターショーにホンダS500/S360のオープンスポーツと軽トラックT360の3台を発売予定として出品した。
S360はスポーツカーとしては排気量がミニマムに過ぎること、軽としてはトラックT360を発売したことなどから試作車のみの幻と終わり、T360に遅れること2ヵ月の1963年(昭和38年)10月、第10回東京モーターショーの開催と同時にS500(型式AS280型)のみが発売された。発売価格は予想を遥かに下回る45万9000円であった。
その後、S500はS600、S800と漸次排気量を増やし、更にS600以降はクーペボディも追加されたが、ディテールは異なるもののS500と基本デザインは同じまま1970年5月まで生産された。言うまでもなく、このホンダ・エスシリーズは1960年代の日本を代表するスポーツカーの1台である。
★1964年(昭和39年)3月 には排気量を増やしたS600に変更されたため、S500の販売期間は1963年10月~1964年2月の僅か5ヵ月のみであった。但し、実際の納車時期は殆どの車両が1964年が明けてからであったと言われる。S500の生産台数は500台強と言われ、現存する車両もホンダ・エスシリーズの中では最も少ない(現存車両なしと言われる試作だけで終わったS360を除く)。
【ホンダS500 実車 主要スペック】
全長3300㎜・全幅1430mm・全高1200㎜・ホイールベース2000mm・車両重量725kg・水冷直列4気筒DOHC531cc・最大出力44PS/8,000rpm・最大トルク4.6kgm/4500rpm・最高速度130km/h・販売価格45万9000円
●1963年10月 ホンダS500 セールスカタログ
国内向けカタログにも関わらず表紙は左ハンドル車です。

コクピット

●1962年10月東京モーターショーのホンダS500
上掲の市販車とは細部がかなり異なります。

●バンダイ1/17スケール 1964年ホンダS500
多くの車種が発売されたバンダイ製の国産自動車玩具の中で現存数が少なく、特に元箱付美品は滅多にアンティークトイ市場に現れない入手が難しい1台。ボディ色違いが赤・オレンジ・空色の3色存在するほか、後にビッグXとおそ松くんのイヤミが乗車したキャラクター仕様がリリースされています。バリエーションはキャラ仕様を含めて全部で5台となりますが、全てを元箱付で集めることは至難と思います。
当時定価は1964年のバンダイ製国産車の中で最も安価な150円(都内)。現在の市場価格は3000~4000倍程度となっており、もしもタイムマシーンが出来たなら、東京オリンピックの開催された1964年(昭和39年)の東京に戻ってバンダイ製ホンダS500を玩具店を沢山梯子して大量に買ってきたいところです。その場合、当時流通していた貨幣を持っていくことを忘れないようにしないといけません。しかし、タイムスリップした異なる時代に存在したモノを時空を超えて現代に持ち帰ることは簡単には出来ないかもしれませんne。
【バンダイ 1/17スケール 1964年 ホンダS500 主要データ】
・基本素材: ブリキ
・浅草玩具品番(管理番号): No.1027
・発売時期: 1964年(昭和39年) ※キャラクター使用の発売は翌1965年(昭和40年)
・販売価格: 都内150円/全国160円
・全長19.3cm (実車比:1/17.1スケール)
・全幅7.9cm (実車比:1/18.1スケール)
・ホイールベース11.7cm (実車比:1/17.1スケール)
・ボディカラー: 赤・オレンジ・空色
・動力: 前輪フリクション
・箱のバリエーション: 1種類のみ?
・他のバリエーション: ビッグX仕様、おそ松くんイヤミ仕様(何れも電動リモコン)
・入手難易度: 10段階評価で9程度
・2019年現在のアンティーク・トイ市場の推定評価額: 45~65万円程度 (箱付未使用ミントコンディションの場合)
●1964年バンダイ総合カタログに掲載されたホンダS500

●バンダイ1964年ホンダS500赤







室内



シャシー裏面: HONDA SPORTSの浮彫

ホンダエンブレムもキッチリ再現


ノレブ製1/43、プレイアート1/45(黄緑)との比較



●バンダイ1964年ホンダS500オレンジ
2018年12月ヤフオク出品画像より。ミラー欠品、傷有・箱無で9万円。



●バンダイ1964年ホンダS500空色
2015年5月ヤフオク出品画像より。ウインド欠品、箱無で14万9000円。


●東京玩具商報1965年4月号に掲載のビッグX仕様
国立国会図書館の蔵書より複写。販売価格:都内500円・全国530円。


●バンダイ ホンダS500ビッグX仕様





●バンダイ ホンダS500おそ松くんイヤミ乗車リモコン仕様
2013年12月ヤフオク出品画像より。箱無で15万1000円。ビッグXよりもレアです。箱付は滅多に見かけません。


●本田技研ノベルティ1/15スケール1964年ホンダS500
全長21.5cm。ズッシリと重いダイキャスト製。ボンネット、トランク開閉、ルーフ取り外しアクション付。実車を買った人に配られたノベルティとも言われますが、ホビージャパン誌で1960年代末頃まで代々木のポストホビーにて3000円で販売されていたため、バンダイ製に比べるとそこそこ沢山現存しています。





シャシー裏面

バンダイ製1/17、ノレブ製1/43との比較





※1964年ホンダS500の実車カタログについては、2012年8月23日の「自動車カタログ棚からシリーズ」第43回記事をご参照ください。
★オマケ(その1): 近年の1/43スケール ホンダS500ミニカー
ホンダ初の乗用車、ホンダの原点ということもあり、近年、ホンダS500のミニカーは沢山出ています。書店売り国産名車の2009年7月1日Vol,90としてダイキャスト製のノレブ(税込1790円)、レジン製のエブロ(税込7992円)、ポストホビーのマーク43(税込9936円)とS500だけで3種類もリリースされ、最後に出たマーク43のモデルが高価なだけに出来は最も良い印象です。


左:マーク43、中:ノレブ、右:エブロ

ノレブ国産名車

エブロ・・・・・ナンバープレートがTLVのようにノッペラボウなのが残念。

マーク43

★オマケ(その2): フランスディンキー1408番ホンダS800クーペ2種
前面のホンダのHマークが天地逆に裾広がりに造られたことで有名な仏ディンキーの左ハンドル エスハチクーペですが、例によって近年アトラス(ノレブ)より精巧な復刻が出ています。オリジナルと比べると復刻はホイールがメッキされ、ナンバーに数字が入りボディカラーも若干濃いなどの違いが見られますが、安価(国内流通価格3000円~)でオリジナルの味を楽しめることは良いのですが、オリジナルの市場評価は大きく落ちそうです。箱は復刻もオリジナルと同じデザインながら大きく造られています。



復刻もオリジナル同様、天地逆に裾広がりのHマーク
