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Channel: ポルシェ356Aカレラ
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★1964年米澤玩具クラウン エイト25cmサイズ ~ ブリキ自動車コレクションから 017

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生暖かい空気。雨の夜のTOKYO☆
春の足音が確実に近づいていますne
東日本大震災から明日で8年。生まれたばかりの子は8歳に、12歳だった子が成人するまでの歳月ですyone☆


何とボクはパブロ・ピカソ(Pablo Picasso)と同じ10月25日生れ。1881年(明治14年)生まれのピカソより78歳年下ということになるのですが、最も遠い恒星が307億2300万光年離れている(光の速さで移動した場合でも到達するのに地球の年齢46億年の7倍近い307億年もかかるw)という時空間の中では大した歳の差ではないでしょう。
ピカソは1973年(昭和48年)4月8日に亡くなっていますので、ボクは生れてから中2の新学期となるまでの13年半はピカソと同じ地球上に生きていたことになります。ちなみにボクはジョン・レノンとは21年同じ地球上に生きています。しかも、ジョンは1970年代後半には東京のホテルオークラや軽井沢の万平ホテルに長期滞在していたのに一度も会えなかった(まあ当り前かw)ことが残念です☆


ところで、ピカソは生涯で7人の女性を愛したと言われています。最後の女性は、1953年(昭和28年)、ピカソが72歳の時に南仏ヴァロリス(Vallauris)の陶器工房で働いているところを見初めた46歳年下のジャクリーヌ・ロック(Jacqueline Roque:1927年2月24日~1986年10月15日)でした。ロックとは8年間の同棲を経て、ピカソが80歳となる1961年(昭和36年)の3月2日に入籍しています。そして、1973年(昭和48年)4月8日に亡くなるまでピカソは彼女をモチーフにした作品を400点以上も残しています。
何が言いたいのかというと、ピカソが歳を重ねてもエネルギッシュに創作を続けたように、正直に告白すると、ボクも生命力というかエネルギーが、maroさんじゃないですが、「永遠の18歳」的にいまだに溢れていましてw、綺麗な女性を見るとすぐドキドキしてトキめいたり、美味しものが食べたかったり、珍しいミニカーやブリキの玩具が欲しかったり、といったギラギラした欲望(煩悩とも言う?)は18歳の頃と何も変っていないのですyone☆☆


閑話休題
また週末1回更新が危ない状況になりましたので、週末1回更新が飛ばないように今日もまた簡単にアップしておきます。ブリキ自動車コレクションの第17回記事として、米澤玩具が1960年代半ばに大小2種類をリリースしたブリキ製1964年クラウンエイトの中でレアな全長25cmサイズのノーマル及びパトカー仕様をご紹介しますne☆☆☆
 


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★米澤玩具(ヨネザワ)はクラウンエイトを大小2種類、実車とリアルタイムにリリースしています。
全長36cmの大サイズは1966年~1968年版までの米澤玩具のカタログに掲載され、ノーマルの他に警視庁パトカー仕様と消防指令車仕様が発売されています。今回ご紹介する全長25cmの小サイズはノーマルが1966年版の米澤玩具のカタログにのみ掲載され、警視庁パトカー仕様についてはカタログ発行の狭間に発売されたのか、カタログには掲載されないまま絶版となったようです。何れにしても25cmサイズは製造/販売期間は短かったと思われます。そのため、25cmサイズはヤフオクを始めとするアンティーク玩具市場に現れることが稀な国産自動車玩具です。
25cmサイズのノーマル仕様は子供の頃に遊んだ思い出があり、1970年代末から買い戻そうと探し始めたのですが、モノが現われることがないまま時間だけが流れ、子供の時に遊んだ当時から35年位を経た21世紀初頭になって漸く買い戻しました。あまりエイトらしくない大サイズに比べて、25cmサイズはクラウンエイトの幅広感がよく表現されている好モデルです。

【実車 主要データ】 1964年 トヨタ クラウンエイト (型式VG10)
全長4720mm・全幅1845mm・全高1460mm・ホイールベース2740mm・車重1375kg・V型8気筒OHV2599cc・最高出力115ps/5000rpm・最大トルク20kgm/3000rpm・コラム2速オートマ・乗車定員6名・最高速150km/h・東京店頭渡価格165万円

●1964年クラウンエイト 実車カタログ画像



【米澤玩具1/18スケール 1964年 トヨタ クラウンエイト 主要データ】
・基本素材: ブリキ
・米澤玩具(ヨネザワ)品番(管理番号): No.468(パトカー:No.453)
・発売時期: 1965年(昭和40年)~1966年(昭和41年)
・販売価格: 都内280円・全国310円
・全長25.0cm (実車比:1/18.8スケール)
・全幅10.5cm (実車比:1/17.6スケール)
・ホイールベース14.7cm (実車比:1/18.6スケール)
・ボディカラー: ブルーメタリック・レッド
・動力: フリクション
・箱のバリエーション: ノーマル、パトカー共に1種類のみ(?)
・2019年現在のアンティーク玩具市場の推定評価額: 20~30万円程度(ノーマル、パトカー共に箱付ミントの場合)

●米澤玩具1966年版カタログより
この年のカタログにのみ掲載された25cmサイズのクラウンエイト



●米澤玩具1/18スケール 1964年トヨタ クラウンエイト(ノーマル)
福岡県飯塚市の玩具店「えびすや」のデッドストック品が21世紀初頭に発掘された中の1台。箱には経年の汚れや擦れが生じていますが、本体は作られたばかりのようなピッカピカのタイムマシーン・コンディションです。1966年に遊び倒して失くしてしまってから35年の時を経て再会♪


















室内


Crown Eightのエンブレム


シャシー裏面




●米澤玩具1/18スケール 1964年トヨタ クラウンエイト 警視庁パトカー
サイズはノーマルと同一。販売価格:不明(ノーマルと同一かやや安価?)。何故かアンチモニー製の大盛屋のミニカーのような味わいがあります。ホイールキャップがノーマルのクロームメッキからプリントに変更され、サイドモールとハンドルが別パーツではなくプリント表現となり、室内は上げ底の平板に変更されています。フロントグリル中央とリア両サイドのクラウンエイトのエンブレムとトランク上のエイトの丸いパーツも省略され、かなりコストダウンされています。フェンダーミラーは省かれ、フロントウインド寄りのミラーとは別の場所にサイレン2つが新たに取り付けられています。アンテナは左フェンダー上からリアに移され形状も変更されています。箱絵はエイトではなく普通のクラウンにも見えます。後継車センチュリーにはパトカーの実車が存在しましたが、クラウンエイトのパトカーは実車では存在しなかったものと思われます。














ハンドルもプリント表現となった室内



●ノーマルとパトカー、2台一緒に♪










※クラウンエイトの実車カタログについては、2012年10月16日の「自動車カタログ棚からシリーズ」第72回記事をご参照ください。





★オマケ(その1): トミカリミテッドヴィンテージ&NEO新製品
2019年3月9日(土)発売のTLV。元々、NEOは大型車以外は買っていなかったのですが、去年からRX-7(FD)はボディデザインが好きなため全て購入。1961年スバル360コマーシャル「#スバコミ」と1961年スバル360「#スバコミ」(共に中野シロウさん所有車)が各2800円(税抜)、1977年日野レンジャーKL545ライトブルー5800円(同)、RX-7エメラルド2300円(同)、RX-7群馬県警パトカー2500円(同)の5台購入。
スバル360は昨年出た初期型のフロント2分割バンパーが1本バンパーに変更され、フロントのSUBARUの文字も実車通りに省かれています。例によってリアエンジンフードが開きエンジンが見られます。今月は1990年マークⅡも2色発売されましたが、全くそそられないクルマのため未購入。しかし、今月中にまだフェラーリ ディーノ2種類(各税抜4800円)とフェラーリF40(税抜6800円)の発売があり、発売されるTLV&TLV NEOを1台ずつコンプリートに買うとなると結構な出費になりそうです。





●新刊 トミカリミテッド ヴィンテージ大全2019
2019年3月13日発売の新刊書籍。162頁(ポスター付)。定価税込2000円。TLV5周年、10周年にも出たTLV大全の15周年を記念する3冊目。ネコパブ・モデル・カーズ編集部 秦氏の力作で2004年~2014年は写真付の製品リスト、2014年以降は文字のみの製品リストが付いておりコレクションする上での資料価値は高いです。TLVに関心のある向きは必携の1冊。リストを見ると、こんなに出てるのかというのが第一印象なのですが、一方、バリエーションによる品番拡大が多いこと、そして、例えばライセンス生産の日本車ではいすゞヒルマン(の2代目)は早々にリリースしているのに日産オースチンや日野ルノーが何故か全く製品化されていないアンバランスに気付きます。NEOについてはトラック・バス等の大型車以外(乗用車系)は個人的にそそられないので買わずにスルーしたものが多いです。しかし、TLVは当初から大人のコレクターを対象にして売られているため、今から遡ってでも容易にコンプリート可能なミニカーのようにも感じます。






★オマケ(その2): トミカ117番 ポルシェ911(991型)がいっぱい♪
3月31日消印有効で2017年以降に発売されたトミカのパッケージのバーコード5枚を貼って応募すると1万名にオリジナルトミカ「シビックタイプR 2018年仕様フランクフルトモーターショー出展車」(黒)が当るプレゼントキャンペーン2019のために購入した117番ポルシェ911ばかり10台。2口応募するとして、どのトミカの箱のバーコードを切り取るかと考えた末、もし当らなくてもバーコードを切り取ったショックが少なく、何台手元にあっても嬉しいポルシェ911を沢山買うことにw
実車が992にフルチェンジしたので、このミニカーも遠からず絶版になるかもしれません。ちなみにあるショップで訊いたところ、現行トミカ通常品の買取り額は基本1台50円(初回でも在庫が多いものは同じく50円になるとの由)で、バーコードが切り取られている場合は難有のため箱なしと同じ1台10円での買取りになるとのことでした。




★オマケ(その3): セブンイレブン限定ドリームトミカ頭文字D 3種
AE86トレノ藤原とうふ店、FD3S RX-7赤城レッドサンズ、S13シルビア秋名スピードスターズの3種 各1台756円。ブロ友さんの記事で知って慌ててセブンイレブン7,8店に行ってみたものの、どこの店にも影も形もなく1車種3台ずつ9台セット販売のWeb上でも完売していたので、止む無く1台930円のプレ値で日暮里の某店で購入。あちこち探し回る手間と時間を考えれば、高くはないかも。2月28日発売ですが箱裏の表示は2018年製を示すST18です。一昨年あたりにも似たモノが出ていたようですが、以前のモノとは若干異なるバリエーションのようです。


嬉しいドア開閉のギミック♪


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