★さて、11月も残り僅かとなりました。師走に入ると仕事も忘年会やらの用事も多くて忙しいという人が多いことと思います。通勤途中で毎日見かける路上暮らしの方など無事に年を越せるのか心配であったりもします。 →ホントに心配なら君がその人が年を越せるように10万円くらい寄付したらどうなんだい?って話にもなりますがw
★5億や7億など平成に入ってからでも延べ740億円の当たりが出ていることから日本で一番人気の高い宝くじ売り場「西銀座チャンスセンター」の前を通りかかったところ、宝くじを買う長蛇の列に何と「5時間待ち」の表示が出ていて驚きました。5時間も待つなんて凄い気合いだと思います。しかし、この寒空の中、もしトイレに行きたくなったら列を離れてまた最後尾に並び直すのでしょうか。
年末宝くじで億単位の当たりの出る確率は、自分が年内に交通事故で死ぬ確率と同じか、どちらかと言うと交通事故死する確率の方が宝くじで大当たりが出る確率よりは高いと思っている私などは、宝くじは滅多に買わないのです(全部ハズれてもショックを受けない少額3000円位を時たま買うことがあります)。それはRCサクセションのデビュー曲で忌野清志郎が歌ったように、愛してくれる人がいたり恋をしていてお金を沢山持っている以上に幸せだから買わないという訳でもないのです。まあ宝くじを数百万買えば億単位の大当たりが出る確率は多少上がるかもしれませんが、それでもまだまだ確率は低いだろうと思います。まあ、宝くじは夢を買うものであって、例え全部外れても夢を見させてもらった代金と思えばそれでいいのかもしれませんよね☆☆
★先日会った赤門出の知人が40年近くも中央官庁に勤めても退職金が4000万を切りそうだとひどく嘆いていました。「次官級になった友達だと退職金8000万は貰えるのに日本って格差社会だよね」と嘆いていたのですが、今の日本には退職金が殆ど出ないという中小企業は幾らでもあり、そもそも自営業の人だと退職金など元々ないので、4000万近くも貰えるなら充分恵まれている方で格差社会だなんて嘆き悲しむのはおかしいんじゃないのかなと思ったりしました。まあ、人間、下を見ずに上だけを見れば自分が情けなくなるということなのでしょうね。貯金(現金預金)が100万円の人は貯金1000万の人を羨ましく思い、貯金1000万の人は貯金1億の人を羨ましく思い、貯金1億の人は貯金10億の人を羨ましく思い、貯金10億の人は貯金100億の人を羨ましく思い・・・・・、というように人間というものは現在のランクがどこにあったとしても上を見れば欲望はキリがなく続くのです☆☆
★閑話休題
さて、今日は昨日観てきた2016クラシックカー・フェスティバルin神宮外苑の画像を駆け足でご紹介しますNE☆☆
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★2016年(平成28年)11月26日(土)、明治神宮外苑 聖徳記念絵画館前 (東京都新宿区霞ヶ丘町1-1)にてトヨタ博物館主催の「2016クラシックカー・フェスティバルin神宮外苑」(略称:CCF)が開催された。
2007年(平成19年)に始まった東京での開催は今回が記念すべき10回目となる。午後には雲が出たものの空が泣き出すことはないイベント日和の1日で、ギャラリー(見物無料)は例年以上に多いように思いました。
★イベントの参加資格は「1986年以前に生産された国産車・輸入車(除く、二輪車)」とされており、86レビン/トレノやA70スープラあたりでも参加資格ありということになります。
この「車齢30年以上」という参加資格のハードルは毎年同じで1年ずつハードルが下げられることから、3年後の2019年には1989年のR32や初代ロードスター(NA)にも参加資格が与えられることとなります(お弁当付の参加費1台3000円とのこと)。個人的には1980年代半ばあたりの自動車をクラシックカーと呼ぶのはどうにも違和感があり、1975年以前の生産車というあたりまでに限定した方がクラシックカーと呼ぶに相応しいと思うのですが、将来は参加資格のハードルが車齢30年ではなく「20世紀に生産された自動車」といった形となるのかもしれません。
例年、一般参加車(募集台数100台前後)と共に愛知県長久手市から大型トラックで陸送されてきたトヨタ博物館所蔵の貴重な車両も併せて展示されます。今回はトヨタ2000GTタイムトライアル50周年ということで、2000GTタイムトライアルカー(但しレプリカ)などが展示されました。
また今年は開会式の中でCG誌創刊時のメンバーで自動車歴史研究家の高島鎮雄(1938年-)氏が、トヨタ博物館の在り方を示した自動車史/自動車文化史研究の第一人者であった五十嵐平達氏の功績を称えた内容のスピーチが感動的でした。ミニカーなどを売る物販がトヨタ博物館のオフィシャル・グッズコーナー以外なく、その分、絵画館前の落ち着いた雰囲気の中でじっくりと1台ずつ古いクルマを見て回れるのはこのイベントの美点です。他のイベントの場合にはプロ・アマ入り混じった大量の物販(実車パーツ、実車カタログ、ミニカー・プラモデル等)を漁ることでマニアの方々の目の色が変わってしまい、どうしても実車をじっくり見るのは後回しとなりがちです。
今回はイベント参加車両の画像を個人的な視点からピックアップして掲載します。果たして1台くらいはお好みのクルマがあるでしょうか。
【外国車】
●1956年ポルシェ356Aクーペ
やはり最初はポルシェから。これは水滴型テールライトになる以前の初期型356Aクーペ。356Aはどこから見ても美しいパーフェクトなデザインです。
フラット4
室内
フロントエンブレム
●1965年ポルシェ911
911Sデビュー以前の初期型911。
●1984年ポルシェ911ターボ
930型911ターボ
●1970年アストンマーチンDB6 mkⅡ
アストンマーチンと言えばやはりこのデザイン。
DB6mk2のリアバッチ
●1965年アルファロメオ・ジュリアスパイダー・ヴェローチェ
運転席
●1971年アルファロメオ・ジュリアGT1300ジュニア
●1964年ボルボ1800S
●1954年MG-TF
●1959年MGA
●1955年ジャガーXK140ドロップヘッドクーペ
運転席
●1955年シトロエン2CV
●1969年フィアット600D
●1959年キャデラック・エルドラド・ビアリッツ
●1958年エドセル サイテーション
●1962年フォード・サンダーバード
●1970年シボレー・コルベット (C3)
コルベットの前を走るのは前期型ベレットGTR
【国産車】
●1960年トヨペットクラウンデラックス(RS21型)
トヨタ博物館収蔵車両。初代クラウン後期型。
アポロ式ウインカーと運転席
●1966年マツダ ファミリア1000クーペ
初代ファミリアのスタイリッシュなクーペ。
●1969年スバル1000スポーツセダン
長いホイールベース
●1971年マツダ コスモスポーツ
●1971年ニッサン フェアレディZ
初代Zのサイドビューは美しい。
●1967年トヨタ2000GT
●1966年トヨタ2000GTボンドカー
●1966年トヨタ2000GT「スピードトライアル」(レプリカ)
レプリカであっても本物の2000GTをベースにトヨタが製作したのであれば本物とあまり価値は変わらない気もします。
絵画館をバックにボンドカーとの並び
●グッズ販売コーナー
●番外1: ウニモグ除雪車?
絵画館裏の駐車場に首都高の保守用車両が沢山停めてあったうちの1台。
●番外2: トヨタ博物館から車両を運んできたと思われる大型トラックたち
★オマケ(その1): トヨタ博物館オリジナル hpi 1/43スケール トヨタ2000GT 2台セット
全長各9.5cm。レジン製。360セット限定販売。1966年タイムトライアルカーと1967年前期型の2台入り。今回のクラシックカーフェスティバルでは会場特価で売られていたので入手。1億円もする実車の購入は庶民には叶わぬ夢となった今、2000GTのミニカーを集めてみるのも楽しい。トヨタ2000GTの2台セットは2009年にもトヨタ博物館開館20周年としてエブロ製の前期型ノーマルとボンドカーのセットが出ている。hpi製2000GTではSCCA23号車と左ハンドル後期型の2台セットも出ている。hpiは2013年末でミニカー事業から撤退しているため、現在販売中のトヨタ博物館特注のセットも再生産はされずに間もなく完売となる模様。
2009年トヨタ博物館開館20周年トヨタ2000GT 2台セット(エブロ製)
HPI製トヨタ2000GT左ハンドル2台セット
1/43トヨタ2000GT 2台セット3種類
★オマケ(その2): 「宝くじは買わない」 RCサクセション 1970
忌野 清志郎 作詞作曲。RCのデビュー曲。2005年のデビュー35周年ライブから。清志郎さんが生きていれば今年65歳!それにしても、清志郎の歌う声はどうしてこんなに優しくて胸に響くのだろうか。
【歌詞】
宝くじは買わない だって僕は
お金なんかいらないんだ
宝くじは買わない だって僕には
愛してくれる人がいるからさ
どんなにお金があったって
今より幸せになれるはずがない
宝くじは買わない だって僕は
お金で買えないものをもらったんだ He Hei
400万円があたっても
今より幸せになれるはずがない
宝くじは買わない だって僕は
恋をしているから 何もいらない
宝くじは買わない だって僕は
お金で買えないものをもらったんだ
お金で買えないものをもらったんだ
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★2016トヨタ博物館クラシックカー・フェスティバルin 神宮外苑 ~ 宝くじは買わない清志郎
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